銀河機攻隊 マジェスティックプリンス 君は生き残ることができるか   作:てこの原理こそ最強

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#010

クリス達が遊び疲れてお昼寝タイムとなったのでソウはラクスやプル達を連れてショッピングに来ていた

 

「ソウ、さん...どうでしょう...?」

 

「うん、思った通り似合ってるね。カワイイよ」

 

「そ、そうですか...ならこれにします」

 

「本当にオレが選んだのでいいのかい?」

 

「はい。ソウさんが選んでくれたやつがいいので」

 

「そっか」

 

「ソウ、これはどうですか?」

 

「いいんじゃないかな」

 

「これはどうでしょうか?」

 

「それもいいと思うよ」

 

「なんでもいいみたいですわね...」

 

ソウは本当に似合ってるからそう返答しているとラクスが欲しがっていた返答とは違ったようで呆れられしまった

 

「なぁメイリン」

 

「はい?」

 

「何か間違えたのかな」

 

「そうですね。女の子からしたらソウさんのさっき返しって自分に興味がないかもしれないって不安になっちゃうかもしれないです」

 

「そっかぁ〜どうしたもんかな」

 

「何かあの服装に似合うアクセサリーを見繕ってみてはどうでしょう」

 

「それだ!メイリン天才!」

 

ソウはメイリンの提案を採用しラクスに「ちょっと待ってて」と言ってその場を離れた。そして数分としないうちに戻ってきて手に持っていたバックやらアクセサリーを渡した

 

「ラクス、これつけてみてくれない?」

 

「わかりましたわ」

 

ラクスはソウから渡されたヘアピンとブレスレットをつけバッグを腕にかけた

 

「わぁ、すごく似合ってます!」

 

「よかった」

 

「ありがとうございますわメイリン」

 

「ラクス、よかったら着てるもの一式購入してそのまま街を歩こうか」

 

「そうですわね」

 

「すいませーん」

 

「は、はい!」

 

「これこのまま着て帰りたいんですけど」

 

「かしこまりました!」

 

ラクスのあまりの美貌に見惚れていた女性店員はソウに声をかけられて正気に戻り、急いで会計の準備をした

 

「お兄ちゃん終わった?」

 

「もうすぐな。あとお会計済ましたら終わりだから」

 

「わかった。プルケーキ食べたい!」

 

「なら帰りにローズ堂に寄ってみようか。もしかしたら満員で入れないかもしれないけど」

 

「ローズ堂って前にニールお兄ちゃんがお土産で買ってきてくれたやつ!?」

 

「そうそう。多分ミリー達も食べたがると思うからお土産で買って帰ろう」

 

「わーい!お兄ちゃん大好き♪」

 

「だからもうちょっと待っててな」

 

「わかった!プルツーとデュオで遊んでるね!」

 

「またか」

 

「ちょっと待て!()ってなんだ()って!」

 

プルはプルツーとラクスの護衛兼荷物持ちで同行していたデュオの手を引っ張っお店を飛び出した

 

「マリーダはどう?着れた?」

 

『着れはしたんだが、これ私には合わなくないか?』

 

「そうかな?普通に似合うと思うけど。とりあえず出てきてみてよ」

 

『あ、あぁ...』

 

シャーッと試着室のカーテンが開かれソウとメイリンが選んだ服を身に纏ったマリーダが登場した。

 

上は黒の大きめなニットで丈が長いため下は何も履いていないと思えるがちゃんとショートパンツをチョイス。靴は白のスニーカーもいいと思ったのだが敢えて黒のショートブーツにしてみた。おまけにキャスケットを浅めに被ったシンプルながらもソウはやり切った感丸出しの表情を浮かべた

 

「マリーダさん、とても似合ってます!」

 

「まぁ~!本当によくお似合いですわ!」

 

「こういうのにはあまり馴染みがないから不思議な感じだ...」

 

マリーダは少し恥ずかしがりながらもチラチラとソウの方を見て返答を望んでいた

 

「うん、すごいキレイだよマリーダ」

 

「そ、そうか...」

 

ソウに褒めてもらって嬉しい反面恥ずかしさも倍増されたためキャスケットで目元を隠した

 

「マリーダもこのまま着て歩こうか。すみませーん!これもお願いします!」

 

「あ、ありがとうございます!」

 

店員に再度声をかけてお会計に進もうとしたソウがふと外を見てみるとラクス達に魅入られてしまった歩行者が足を止めて店内を見ていた。それはもう芸能人がファッションショーでもするのかってほど集まっていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ソウは何も買わなくてよかったんですの?」

 

「特にこれと言って欲しいものはなかったからね」

 

「ソウさん、やっぱり自分の荷物は自分で持ちます」

 

「大丈夫だよ。こういうのは男に任せなさい」

 

「でもぅ...」

 

「メイリン、こういう優しいところも兄さんのいいところだ」

 

「それはそうですが...」

 

「ねぇプルツー、そろそろ変わってよ〜」

 

「まだダメだ。今日はプルに引っ張り回されたからな。当分お兄ちゃんの左手は私のものだ」

 

「ぶーぶー!」

 

「なぁ、今日俺必要だったかー?」

 

「何言ってんだよデュオ。お前だってショッピング楽しんでたじゃないか」

 

「そうだけどよー」

 

「デュオの趣味には誰もついていけない」

 

「いつも思うんだが、ひでーなマリーダ...」

 

ある程度の買い物を終えプルお待ちかねのローズ堂へ向かう途中、ソウ達とすれ違う通行人はカップル問わず全員が振り向くのだった。それはソウとデュオの男前さにかラクスやマリーダの美貌にか、はたまたメイリンの純粋なカワイさにか。それともプルとプルツーに向けられるマニアックな性癖の持ち主からか。どれにしてもソウ達はとても目立っていた

 

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