銀河機攻隊 マジェスティックプリンス 君は生き残ることができるか   作:てこの原理こそ最強

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#006

ケレス大戦には相当な戦力が投入され、本部が開発を進ませていた新兵器も投入されている

 

プトレマイオス隊は前の戦場から途中の補給ポイントで補給を受けてからの合流であるため遅れていた

 

「作戦開始まであと1時間です」

 

「ありがとメイリン。みんな、少し早いが第一種戦闘配備」

 

「ソウにしては早いじゃないか」

 

「敵の戦力もわからずさらにこっちの総指揮はあのコミネ参謀次長というんだから、なにがあっても不思議じゃない」

 

「そうだった。やだねぇ上司を信頼できない組織ってのは」

 

「そう言うなって。準備は早いに越したことはないし、パイロット各員はいつ出撃できても大丈夫な態勢を取っといてくれ」

 

『『了解』』

 

「さぁて、行こうか兄さん」

 

「やれやれだぜまったく」

 

「お兄ちゃん!」

 

「ほいほい」

 

ソウは抱きついてきたプルを優しく受け止める

 

「行ってくるね!」

 

「あぁ、気をつけてな」

 

「大丈夫!今日はみんないるから!」

 

「そうだな」

 

「お兄ちゃん」

 

「プルツーもおいで」

 

「ん」

 

プルを羨ましそうに見ていたプルツーも一緒に抱きしめる

 

「危なくなったら戻ってきていいからな」

 

「うん。ちゃんと帰ってくるよ」

 

「帰ったらクレープ食べたいな〜」

 

「わかった、用意してもらえるよう頼んどくよ」

 

「ホント!?やったー!」

 

「プル、そろそろ」

 

「はーい。じゃあねお兄ちゃん」

 

「行ってくるぞ」

 

「おう」

 

ソウとハグしてテンションが上がった2人はこれから戦場に向かうとは到底思えないほどルンルンで出て行った

 

「に・い・さん♪」

 

「はいはい」

 

「ぶぅ〜、プル達と反応違くない?」

 

「そんなことないぞ」

 

「ホントかな〜...えいっ」

 

ジト目をしながらも笑顔を向けるラフタもプル達と同じようにソウとハグをする

 

「ん〜やっぱり落ち着く」

 

「そりゃよかったよ」

 

「ねぇ兄さん」

 

「ん?」

 

「大好き♪」

 

「オレもラフタのこと大好きだぞ」

 

「えへへ知ってる。帰ってからもちゃんと構ってね、チュッ♡」

 

ラフタは最後にソウの頬にキスをして部屋を後にした

 

「兄さん」

 

察しのようにこれは大きな作戦の前のおまじないのようなものである。特に出撃する女性陣は絶対にソウとハグをする。本人達はソウから勇気をもらっているとのこと

 

プル、プルツー、ラフタときて最後にマリーダ。しかしマリーダは前の3人とは違いソウの後ろから抱きついている。そして十分に堪能するとスッと離れる

 

「もういいのか?」

 

「私はこれで十分だ」

 

「プル達みたいにもっと甘えてもいいんだぞ?」

 

「それは2人きりのときにそうさせてもらうよ」

 

「そうか」

 

「行ってくる」

 

「あぁ、頼んだよ」

 

これで出撃する面々は全員準備に行った

 

「ソウ」

 

「どしたティファ?」

 

「ん」

 

「はいよ」

 

ティファは待ち望んでいいたかのようにソがいつも座っている座席を指さす。ソウはそれがなにを意図しているのかすぐに理解しそこへ腰を下ろす。すると当然のようにソウの膝の上にティファが座った

 

全員戦闘態勢を維持したまま進んでいると、本部から伝令があった。なんでも作戦開始前に敵が侵攻が始まったらしい。そのため作戦は前倒し発令され、予定時間より早いため戦場は混乱している模様

 

「...以上が本部からの通達です」

 

「こういう作戦って本来なら受け身に回ることはよくないんだけど。クリス、目標までは?」

 

「あと7分!」

 

「メイリン、味方の戦況は?」

 

「チームドーベルマン及びチームラビッツの奮闘により態勢を一時後退中」

 

「なら保つか。よし、各機発進!敵の側面から攻撃をかける。ニール、ライルの2人は後退中の味方に合流し援護」

 

「「了解」」

 

「その他は全機止まるな、そのまま駆け抜けろ!」

 

『了解!』

 

ソウからの指示があり全機発進した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「レッド5、暗礁区域にて戦闘中」

 

「チームラビッツも戦闘を継続していますが...」

 

「どうしたの、報告ははっきりしなさい!」

 

「全員バラバラで全然連携が取れていません。はっきり言って最悪です」

 

「意外とイズルちゃんがリーダーしてたってことね」

 

「...」

 

ジークフリートからの報告を受けてゴデニオン艦長であるスズカゼ少佐は顔を顰める

 

「っ!9時の方角よりエネルギー反応!高速で近づいてきます!」

 

「敵!?」

 

「いえ、コードMJP。プトレマイオス隊です!」

 

「ソウ大尉...」

 

「すごい、敵がみるみる減っていく」

 

「モニターに出せる?」

 

「はい」

 

モニターが起動すると敵機が絶え間なく破壊されていく映像が映された

 

「これは...」

 

「すごすぎて言葉が出ないわね...」

 

映像ではラフタがプルとプルツーの援護を受けながら、ヒルダ、マーズ、ヘルベルトの3人が持ち前の連携にマリーダの援護が加わり敵を次々と撃沈しており、敵も気づいたときには落とされているという感覚がしっくりくるほどだろう

 

「状況は!」

 

「プトレマイオス隊による側面からの攻撃で相手の進行速度は激減。陣形も崩れ始めています」

 

『こちらプトレマイオス所属ニール・ディランディだ』

 

「ゴデニオン艦長スズカゼ少佐です」

 

『お、リンちゃん』

 

「...ライル・ディランディ中尉、その名前で呼ばないでいただきたい」

 

『そう固くなるなよ。俺達の仲だろ?』

 

「...」

 

『ライル少し黙ってろ。本題だ。ラビッツを下がらせろ。俺らの攻撃の邪魔だ。連携の訓練とかはどうした』

 

「返す言葉もありません。リーダーが不在のため混乱しているようです」

 

『リーダーなんて戦場でいついなくなるかわからないんだ。それでダメとなるとこの先死ぬぞ』

 

「おっしゃる通りです」

 

『とりあえずラフタ達の邪魔をしないよう伝えてくれ。戦いに夢中なのか通信が繋がらない』

 

「了解しました。ジュリアーノ」

 

「了解」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ミリー、フェルト、戦況は?」

 

「防衛艦隊の70%が第三次防衛ラインにて集結、再編成中。いくつかの艦隊が戦線を離脱していくよ」

 

「被害は?」

 

「そんなにないみたいだけど...」

 

「なら戦力保持に出たのかな。ここが突破されて地球まで到達されたら戦力もないのに」

 

「敵艦隊、ラフタ達の機動力に追いつけていない様子。進行速度激減」

 

「それは上々。メリイン、プル達のエネルギー残量は?」

 

「ラズベリー103、グレイ107残り50%。他は残り70%」

 

「プルとラフタ、はしゃぎすぎだな。メイリン、2人の残量40%切ったら帰還指示よろしく」

 

「わかりました」

 

「後で説教かな」

 

「あまりキツく言ってはいけませんわよ?」

 

「2人とも、ソウにいいところ見せようと頑張ってる」

 

「わかってはいるがな。ラクスとティファがそう言うんなら軽めにしておくよ」

 

プトレマイオス隊の奮戦にて地球側は態勢を立て直し反撃に打って出ようとした

 

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