「うっ……?…ここは……病院…か?」
…まずは状況を確認しようか
今俺が居る場所……病院のベットの上かな?
うんそのはずだ、しかも見ればわかるが
この白に統一され清潔間を保った物達、窓からの光でうっすらだが見えるドラマ等で見る機器
うん、ここが病院なのは確かで自分は助かったということだ、さてまずはナースさんに、あの後何があったか聴かないとな
「(ナースコールは何処かなっと、……おっ!あったあった…時間的に少し迷惑かな?)」
現在の時刻は4時、ようするにここで一夜は少なくとも過ごした事になるな、うん。まだ明け方で申し訳ないんだけど良いのかな?まあ夜勤の人が居るだろうから良いか
と思いながらナースコールを押す俺だったが
正直に言おう俺はこの行動を結果的にだが後悔したのだ
にしても体全身で衝撃を受けたはずだけど?、あまり体も痛くないし包帯もあまりにも少ないような?
さて、体の事を深く考えても仕方ないナースさんが来るまで今回の事故を自分なりに考えようか
まず始めにどうしてこんな事になったかの原因だな、自分が考えられる原因は多分3つかな?
1つ爆音でイヤホンをし音楽を聴く俺
2つ多分?居眠り運転のトラック(もしくは故障)
3つ
まあ~うん、なんか引っ掛かるが結果
交通事故が起きたと思う、今回の事故は多分だがトラック運転手の居眠り運転だと思う、まあ運転手を見ていないため確かな事は言えないがね
まあ幸いにも俺が五体満足?で今いる事が重要だ……けど、保険大丈夫かな?あと仕事、今日が昨日の翌日なら休みなんだが、もし数日寝たきりだったら……深く考えても意味ないk
コンコン
男が思考を巡らせているとドアの方からノックが響いた
(ん?早いな、まだ数分も経っていないのに……まあたまたま近くに居たのかな?)
「○○様、失礼します」
そう言いながら一人の女性が入室してきた
「あっ、すいません、こんな時間に呼び出したりして」
ベットから上半身を女性に向けお辞儀をしながら言う男
「いえ、大丈夫ですよ、患者様の体調が重要ですので、何処か具合が悪いのでしょうか?」
そう言いながら、扉を閉め此方に向かって歩いてくる
「ありがとうございます、いえ、少し気持ちが落ち着かなくてね、少しお喋りに付き合って下さいませんかね?」
「ええ、良いです患者の精神を落ち着かせるのも私の仕事の一つですからね♪」
そうにこやかに頬笑みながら言い返す彼女は、ベットに近くにある椅子へ腰を下ろす
「ハハっ、確かに仕事ですしね~」
「フフ、そうですよ」
そうして男と彼女は数十分間、談議に花を咲かせていた
アハハ、ソウデスネ
エエ、ソウデスヨ
~数十分後~
(さてそろそろ本題に入るか)
「…………いや~にしてもあんな大きな事故にあったのに全身包帯まみれじゃないなんて、すごいですね今の医学って、まるで
「…確かに奇跡かもしれません………ね」
「えっ!?、冗談のつもりだったのに、……本気で言ってます?」
(まさか…)
「ええ、本職の私が言うのもなんですが患者様が運ばれた時の状況なんですがね、確かに血だらけの状態で打撲に切り傷も多数あったんですが、骨だけが
「確かに‥それは奇跡と言えますね…」
(…本当に、アイツが?)
「それにしても、よく意識が覚醒しましたね」
「えっ、それってどう言うことです?」
「…非常に言いにくいのですが、患者様は後数日間は意識が覚醒することは無いと聞いていたんですよ」
「そうだったんですか!?」
「ええ、だから驚きました寝たきりになるっているはずの患者様の部屋からコールが来るなんて、だからこそ
「えっ?ええ動きます、ただ力が入らないので立つのは難しいそうですがね」
「そうですか……そう言えば、言っていませんでしたが患者様、今日で入院2日目になんですよ」
・
・
・
えっ?
「ふ、2日…目………アハハ、……最悪だ‥」
(ハーーなんで2日も寝てるんだオレ要するに今日月曜って事でしょ)
「あの~患者様?、えっと申し上げていなかった事がまだあるのですが少し良いでしょうか?」
「……良いですよ」
「えっとでは、まず会社の方々からなのですが、【今は治療に専念しろ、そして早く帰ってこいお前が居ないと仕事が進まん】とのことです、後ご家族の方々からは【もう治療費は払ったから心配するな】とのことです」
「そうでしたか、いろいろとありがとうございます」
(会社の方は上司か、まったくあの人も素直じゃない、家族の方もありがたい後で電話をするか)
「いえ、仕事ですので」
「そうでしたね、もう5時近くですか、じゃあもう一眠りしますね?」
「そうですね、眠って早く体調をよくして早く退院してくださいね」
「はい、ではありがとうございました」
「いえいえ此方も楽しかったですから、では失礼します」
そう言い彼女はお辞儀し、病室を後にした
だがこれが彼女との最初で最後の会話となる
…この女危険ね早めに対応しなくては……フフ…ハハハハ そうね新しい入れ物にけってー
~1ヶ月後~
ふー明日で退院か、1ヶ月って早くない?自分の事とは言え少し怖くなるねだってこんなに早く回復するのは自分でも初めてだったんだよ、まったく本当に自分の体ながら恐ろしいと思っていてね
ってなんで誰も居ないのに言い訳をしてるんだ俺は?
コンコン
「○○様、失礼します」
そう男が思考していたら、ノックをし一言いいながら彼女が入室してくる
「ああ、お久しぶりですね、1ヶ月ぶりですかね?」
(ん?何か雰囲気があの時と違うような?、気のせいかな、いやでもこの感じ何処かで感じたことが在るような?)
「はい、そうですね本当は私が貴方を担当したかったんですが、どうしても他の人の担当で手が離せなくて、1ヶ月経ってしまいましたね」
そう言っている彼女は笑みを此方に向けてくれるが
「(!?、
「あれ?どうしましたカ?」
「あっ、いえ、何か初対面時より少し印象が変わった気がしたもんで…あっもしかして化粧でも変えました?」
(とても今の
「…‥へー、そうですか?、私は何処も変わっていませんが」
そういうと彼女はドアの鍵をかけた
「…あの、なんでドアの鍵をかけたんですか?」
(えっちょ、なにどうして?!)
「え~何のことですかーーフフフ」
コツコツ
そう言いながら、男に近付く彼女
「あーえーー、何を喋りましょうか?明日自分が退院する事とかですかね?」
コツコツ
(なんで~、近付いてくるんですか!?どうにかして気を紛らわさないと、なんか身の危険を感じる)
「………」
コツコツ
何も答えず以前、近付いてくる彼女
「えっとですね…何か自分にご用があって来たんですよね?だったら、えー外を散歩しながらとかどうですかね?」
(頼む、のってくれ)
男が彼女を外へ誘うが以前無言のまま男に近付いて行く
そして目の前まで来た
「……」ジー
「……」ジー、プイっ
(んー、無言の圧力、少しキツイね、てか怖いんだけど、何か言ってよ)
そう思っていた男だったがその沈黙はすぐに断たれた
何故なら
ベットの真ん前まで来ていた彼女が、男に向かって飛び付いたのである、突然の事であった為男はそれを回避することが出来なかった
「………あの、体が動かしにくいのですが…」
(彼女なんでいきなり馬乗りになってきたの!?在る意味怖いよ!!)
「……」
何も言わず男を見続ける彼女、先程から表情が無と言っていいほどに変化が先程からない
「えっとですね?、うら若き乙女?がいきなり男子に馬乗りなるのはちょっと大胆すぎるかな~なんて」
(頼む~そろそろ何か喋って下さい)
「……そうですか?、私今年で30後半だから、うら若きって所、訂正して下さい」
彼女は両手で男の顔を正面に向かせ言う
(あっ、そっちの方!?)
「そうでしたか、でも正気私の目から見た貴方は、私より歳上とは思えないほどに若いのでつい言ってしまいました、ごめんなさい以後訂正します、……所でそろそろ離れてくれませんか?」
男が言う、離れてほしいと、すると首元に一瞬だが痛みが走る
「ッい、た」
(なんだ?、一瞬だが首元に何か刺された…よう…‥な)
「……フフフ、ハハハハハ、やった上手く行った、ハハハ」
彼女否、女は嗤う今、
「クソ、なにをした!!…チッ、毒でも盛ったか」
(どうなってやがる、やっぱり彼女は1ヶ月前の人と別人か?、それとも双子か、ドッペルゲンガーとかな、どちらにしろやられた)
困惑しながら男は目の前の女を退かそうと腕を動かす抵抗しようとした、しかし
「なん‥だ…‥から…だ‥が……?………動…かない‥だと??」
(神経系の毒か?それとも麻痺薬とかか?)
「フフ、効いて来ましたね、ハハハ、どうです?私が調合した即効性の麻痺薬は…良すぎて感想も出ませんか?フフフ、先ほど首元へチクっと注射をしましたからね」
いまだ男の上に乗りながら嬉しそうに言う女
「…そうかよ、で?なんだよ俺を動かなくさせて何が目的だ?」
(……この感じ…まっ、まさか
男は痺れが引いた口で聞く何が目的なのだと、しかし女から帰ってきた答えは、あまりにも意味が不明だった
「……そんなの、解っているのでしょう、私の正体含め…ね」
そんな意味のわからないことを言いながら男の首元に手を乗せ、首を少し強く絞める
「クっ、…ちょっと苦しんだけどな……もう一度聞く!、お前の目的はなんだ?」
(…ああ、嫌だが…何が目的は大方検討が、ついてるよ……)
こんな事を言っている男だが、思考の方ではもう大方目の前の女が何を求めているかの答えが出ているようだ
「…‥そんなの決まっているでしょ?
低くしかし目の前の男にはしっかり聞こえる声で言う
「…それに……そろそろ答えを…こんなにも思っているのに何故答えて下されないんです、もうこれで
此所とは違う理の人々には理解も出来ないうちに、二人の会話は進んでいく
(…‥……やっぱりお前か、
「ああ、聞いてるよクソ野郎」
心底嫌そうに言う男、対する女は
「まったく、貴方様と言う人は、私が今貴方の事をどれ程愛しているかをもっと語ってあげようとしましたのに、なんですかその口の聞き方、まあ?貴方様は特別ですから安心してくださいね♪他の有象無象がやったら、その存在事消していますよ今頃」
まるで
「……ぅッ…お前、…その人をどうした…」
睨み付けながら言う男
「あら、この肉人形のことですか?」
あっけらかんに言う女
「ッ、…ああ、そうだ」
(……コイツ!!)
「安心して下さい、ちゃんと生きてますから、まあ魂の方は知りませんがね、アハハ、ハハハハ♪」
愉悦に浸るかのような良い表情をし笑っていた、この部屋を埋める程の笑いを上げる
「………何故、またこんな事をした!!」
(コイツ変わってない、あの頃から、一つも)
「……そんなの決まっているでしょう、貴方の周りに煩わしい蟲をつけない為ですけど?、ああ確かにこの肉人形と貴方様は一回しか会っていませんが、もし万が一いや億が一にでも惚れてしまったら?そんなの…耐えられる分けないでしょう? だって貴方は私のモノなんだから」
女は顔を近付けながら言う
「…おいおい、もう人語を喋れないのか?、興奮するのは勝手だが、対話出来なくなるのは勘弁なんだが?」
(やっベーな、これは今までの比じゃないほどに危険だ、どうやって対処する?、今のコイツは危険すぎる、逃げようとしたら最悪殺しに来るぞコ「ニガサナイ」!?)
そう男が思考していた彼の思考に介入してきた
(コイツ、俺の脳内に入って来やがった、やべーまじで、もう正体隠す気がねえ、最悪だこうなったと言う事はもう仕込みは粗方終わったって事だろう、本当に最悪だ、!?おい…なにを持ってやがる!!)
慌てながらもいかにしてこの場を切り抜けるかを考える男だったが男はこの場に似つかわしくない物見た、そう見てしまった、
(コイツ、もう人目が俺だけしかないからって、
「がっ……ぅぐ……」
男はまず首の苦しさから解放されようと、麻痺して動かない手に無理言って精一杯の力で動かし、首にある女の左腕を退かそうと試みるが
思った異常に麻痺が強力だった為、己の手を女の手まで持って行く力はあったが、拘束を外す程の力は出なかった
(くっそ力がでねぇ「貴方は私のモノだ」誰がオマエなんかn「この世界で愛し合いたかったが仕方がない」俺の頭ん中でしゃべるな「魂だけでも持って行く!!」いちいち頭中で喚くな!!)
じゃあ、さようなら
ハッキリとしたクリアな声で言い男の喉へと刃物を伸ばすその際、手に握られた刃物を
その際、一瞬がが首の拘束が解かれたため、力の入らない腕で守ろうと動かす男だったが
「やっと喋ったと思ったら、そん、ァガ?ゥグーーーーー」
(コイ‥ツ……喉に…刺しや…‥がっ…た………サ…い‥アク……だ………)
意味がなかったどう足掻こうと、力が出ない腕では女の腕の力にも負ける、そうして刺さった刃物によって俺の人生に幕を降ろした
(………本当、に……………最悪だ……まった……く………………)
その後も女は男が意識を完全に失うまで刺し続け、その血で体を彩っていたのが
男が見た最後の光景となった
間に合わなかった……
でも、せめて彼の魂だけでもこっちで!!
ごめんなさい、せめて次は確実に……貴方を幸せに