ポケットモンスターレジェンド ~最強博士と宝石姫~ 作:ヒイラギ。
アヤシシは高台から降りて来るとヨネの隣に並んだ。
ヨネの事を信頼しているのが良くわかる。
「アヤシシ様もあなたを試したいって。」
ヨネが言うとアヤシシが静かに頷いて前へと歩みでた。
キングとのバトルか。
こちらは消耗してるしブイゼルでは難しいな。
なら、最初はニンフィアからだ。
「ニンフィア、ようせいのかぜだ!」
俺がニンフィアを繰り出しながら言った。
「フィア!」
ニンフィアのようせいのかぜが当たるも全然効いていない様にも見える。
やはり、今の俺の手持ちでは勝てないか。
今の手持ちではニンフィアが一番火力が高い。
そのニンフィアであの程度のダメージとなるとかなりキツい戦いになりそうだ。
「アヤシシ様は強いよ。勝てるかな。」
ヨネがそう言って微笑む。
どうやら、アヤシシへの指示はしない様子だ。
キングとキャプテンはトレーナーとポケモンの関係では無いのだろう。
キングは野生のポケモンの様だしな。
「ニンフィア、もう一度ようせいのかぜだ!」
「フィア!!」
再度ようせいのかぜを放つもやはり効いていない。
これは不味いな。
アヤシシが攻撃してこないから良いものの攻撃してきたらどうなるか。
「ヒイラギ博士、ここは私が出ますわ。
バサギリ戦の練習と参りましょう。
バサギリ戦のトドメは私なのでしょう?」
ディアが言った。
確かに、バサギリ戦ではトドメをディアに任せようと思っている。
と言うよりディアでなければ意味がない。
「わかった、ディア本気をだそう。」
「えぇ、久し振りに腕がなりますわね!」
ディアが前に出るとディアは首からさげているネックレスを握りしめた。
「行くぞ!ディア!絆を力に!宝石姫の力を解放せよ!ディア、メガシンカだ!!」
「お任せ下さいませ!私こそが宝石の姫。ディア!!
我が力、今ここに解放いたしますわ!」
俺のネックレスのキーストーンとディアのネックレスのディアンシーナイトが反応してディアの体が光始める。
そして、ディアの姿が変わりメガディアンシーへと変化した。
「本気で参りますわよ。舞え、岩達よ!」
ディアがそう言うといくつもの尖った岩がアヤシシの周りを浮遊し始める。
「なにそれっ!?」
皆驚いている。
やはり、メガシンカはヒスイ地方には無いものの様だ。
シンオウ地方でもメガストーンは見つかっていなかったしな。
「進化を越えた進化、メガシンカだよ。」
俺がそう言うとディアが微笑む。
「押して参ります!吹き荒べようせいのかぜ!」
ディアが叫ぶとニンフィアの物とは比べ物にならない威力のようせいのかぜがアヤシシを襲う。
メガシンカする事でポケモンは強力になる。
いくらレベルが低いディアでもメガシンカすればアヤシシと互角、いや互角以上になるだろう。
「アヤシシ様!」
アヤシシはオーラを待とって突っ込んできた。
「アヤシシ様のバリアーラッシュよ!」
ヨネが言った。
やはり、野生らしくヨネがアヤシシに指示をする事は無いらしい。
「ディア!」
「もう一度参ります!ようせいのかぜ!!」
ディアがそう言うとようせいのかぜがアヤシシに直撃する。
「そこまで!!」
と、そこでセキが声を発した。
その瞬間にディアもアヤシシも動きを止める。
「強さは充分わかった。だろ?
なら、終わりだ。
無駄な体力使っちまうからな。」
セキが言った。
「久し振りのメガシンカはやはり疲れますわね。」
ディアが元の姿へと戻って言った。
確かにこの頃はディアもメガシンカしてなかったからな。
久し振りだと体力を使うのだろう。
元々メガシンカ自体が体力の消耗が激しい技だしな。
「お前の実力は充分にわかった。少なくともバサギリ相手でもやれるだろう。
後はシンジュ団がどう動くか、だな。」
セキがそう言って森の方を見る。
あの森にバサギリがいるとの事だ。
「それと、ここシシの高台に高台ベースの設置を許可するよ。
ここは本来アヤシシ様の場所なんだけどね。
アヤシシ様も認めてるみたいだから。特別にね。」
ヨネが言った。
俺達の利益になると言うのはそう言うことか。
確かにバサギリと挑むのに近い場所にベースがあった方が楽だ。
ここは黒耀の原野の丁度中心辺りだからどこへアクセスするにも行きやすそうだしな。
「カイの方の準備が整うまでの時間潰しにはなったみたいだな。」
セキがそう言って指差した方を見るとカイがこちらへ歩いてきていた。
ディアンシーのメガシンカ回です。
今回、原作とは違いメガシンカ出来ますがこのメガシンカが鍵を握ります。
詳しくは次回かな?