ポケットモンスターレジェンド ~最強博士と宝石姫~ 作:ヒイラギ。
俺達は無事に3体のポケモンを捕まえ、黒耀の原野から戻りそのままの足でシマボシ隊長の所に来ていた。
「称賛する。良くやったな。
これで調査隊の一員だ。
宿舎は今まで通り使うと良い。
それでは早速だが初任務といこう。
ヒイラギよ、団長に挨拶して来い。」
シマボシ隊長が言った。
団長?
シマボシ隊長がリーダーでは無いのか。
「ギンガ団はいくつかの部隊に別れています。
調査隊、建築隊、医療隊って感じですね。
そして、それらを纏めるのがデンボク団長です。
団長は3階にいらっしゃいますから。」
ラベン博士が教えてくれた。
俺とディアは早速3階へと向かう。
そこには黒を基調とした壁の部屋があり、中央には大柄な男性が仁王立ちしていた。
「お前がヒイラギだな。
話はシマボシより聞いている。
ポケモンの捕獲に長けているとか。
だが、この村の者達は空から落ちてきたと言うお前を不審に思っている。
その疑いを晴らせるのはお前だけだ。
お前の行動がお前自信の身を潔白な物だと証明するだろう。
その為にもギンガ団に忠勤せよ!」
「お任せください、デンボク団長。
俺とディア、拾って貰ったからには精一杯働かせて頂きます。
ポケモンを捕まえるのもバトルするのも得意ですから。」
俺が言った。
シマボシ隊長よりも厳格な雰囲気を感じる。
団長としての威厳だろうか。
凄まじい覇気だ。
「うむ。その言葉に偽り無い事を己の行動で証明して見せよ。
調査隊の任務はポケモンの調査。
ポケモン図鑑の完成がこの村とポケモン達との共存の道にもなる。
この村の発展の為にも頼んだぞ。」
「はい!」
俺とディアは団長の部屋を後にしてシマボシ隊長の元へと戻る。
「シマボシ隊長、挨拶を済ませて来ました。」
「そうか、ご苦労。では、命令する。ラベン博士と共に図鑑の完成に忠勤せよ。」
「了解しました。」
シマボシ隊長に言われて俺は頷くと隣のラベン博士の研究室を訪れる。
「これがポケモン図鑑です。」
そう言って渡されたのは紐で綴られた横開きの本だ。
捲ってみると何体かのポケモンが描かれており、身長や体重、タイプや生息地、特徴が載っていた。
だが、その殆どが白紙だ。
図鑑は1体のポケモンにつき3ページ。
姿や生態の載るページ、タスクと書かれた様々な行動の書いてあるページ、生息地が地図付きで載っているページだ。
「この図鑑にあるタスクを達成する事でそのポケモンを深く知る事ができ、研究が進みます。
まぁ、言ってしまえば私が研究したい内容ですね。
例えばヒノアラシならひのこを見る、でんこうせっかを見る、進化を見る等がありますね。
このタスクを達成していく事で図鑑に必要な情報が揃って行きます。
そして、図鑑レベルが10になったポケモンの図鑑は完成です。
私の目標はこのヒスイ地方に存在する全てのポケモンの図鑑レベルを10にする事。
その為に沢山のポケモンを捕まえる必要があるのです。」
ラベン博士が言った。
確かに、1体だけではそれが種としての特徴なのか個体としての特徴なのか判断できないしな。
種としての特徴を見つけるためには複数体観察する必要があるだろう。
「取り敢えず今日はもう夕方ですし食事をとって休みませんか?
私ももう疲れちゃいました。」
ヒカリがそう言って微笑む。
俺達はイモヅル亭で食事をとって解散になった。
本格的な活動は明日からだ。
原作沿いだけどどうしても原作と全く同じ台詞にはならないですね。
原作主人公無口ですし。
ディアンシー連れてませんし。
なんで、本筋のスストーリーは沿いますが会話は殆ど一新してます。(今更)