ポケットモンスターレジェンド ~最強博士と宝石姫~ 作:ヒイラギ。
その日の夜。
俺が宿舎で眠っていると大きな落雷の音が聞こえた。
慌てて外に出てみるが周囲に異変は無い。
皆心配なのか、外へ出てきていた。
「ヒイラギさん!」
ヒカリが駆け寄ってきた。
「今の雷は?」
「わかりません。落ちたのは黒耀の原野の方ですね。
状況確認に行くにも夜に行くのは危険ですし明日にしましょう。」
ヒカリが言った。
ま、そうだな。
こうも暗くちゃ調査するにも見えづらい。
それに、夜と言えばゴーストタイプのポケモンが動き回る時間。
シンオウ地方ならムウマやフワンテ、ゴース辺りだろうか。
それくらいなら相手になるかもしれないが彼らには進化形がいる。
進化形なんて出てきたら今の俺の手持ちでは間違いなく勝てないだろう。
どんなに種族値が高くてもレベルが低いからな。
「明日一番にシマボシ隊長に指示を仰ごうか。」
「そうしましょうか。」
俺とヒカリは話し合ってもう一眠りする事にした。
次の日、コトブキムラは昨日の雷の話で持ちきりだった。
俺とヒカリがシマボシ隊長の元へ向かうとシマボシ隊長とラベン博士が話し合っていた。
「来たか、ヒイラギ。早速だが調査に赴いて欲しい。
デンボク団長より直接の命令だ。
昨夜の雷により、凶暴化したポケモンが確認された。
通常のポケモンより一回り以上体が大きく、目が赤くなっているらしい。
ラベン博士がこれをオヤブンポケモンと名付けた。
君にはオヤブン以外に異変がないか調査をお願いしたい。
ヒカリと共に黒耀の原野へ赴きポケモンを捕まえながら実地調査だ。
話は以上だ。任務へ迎え。」
シマボシ隊長が言った。
オヤブンポケモンか。
出会ったら今の戦力では厳しいかも知れないな。
出来るだけ多くのタイプのポケモンを捕まえておきたいな。
出来ればひこうタイプ、みずタイプは欲しい所だ。
ひこうタイプはムックルがいたし後数体捕まえて図鑑を埋めつつだな。
みずタイプはすぐ近くに川があった。あそこで探そう。
ピッパをビーダルに進化させるのも良いがそれでは時間がかかるからな。
後はコリンクも連れて行こうか。
「昨日捕まえたポケモン達は牧場にいますよ。
ポケモンを預けたり預けたポケモンを連れていく時は牧場に行って下さいね。」
ヒカリが言った。
早速俺はヒカリと共に牧場へ向かう。
牧場には1人の女性がいた。
「私はオハギ。この牧場の管理を任されてるよ。
連れていきたいポケモンや預けたいポケモンがいたら私に言ってね。」
オハギと名乗った女性が言った。
「俺はヒイラギだ。
早速だがコリンクを連れていきたい。」
「あいよ。連れてくるから待っててね。」
そう言ってオハギは牧場に入るとコリンクを抱き抱えて連れてきた。
オハギは他の人と違いポケモンが恐くない様だ。
「はい。コリンクだよ。
これがこのコリンクのボールだね。」
そう言ってボールを渡される。
コリンクはオハギにも懐いている様で大人しく抱かれている。
「それじゃ、コリンク行くぞ。」
俺がそう言って優しく頭にモンスターボールを当ててボールに戻す。
「あぁ、そう。
ポケモンは6体までしか持てない。
越えたポケモンは捕まえた時にケーシィが牧場にテレポートさせるからね。
悪いけど勝手にテレポートさせるから手持ちと交換は出来ないよ。
手持ちと交換したいならベースにいるギンガ団に頼みな。
ベースにいるギンガ団がケーシィを使ってこの牧場とのポケモンの行き来をしてくれるからね。」
オハギが言った。
ふむ、ポケモンの預かりシステムと似たシステムだな。
それなら気にせず捕まえまくって問題は無さそうだ。
「ありがとう。
今日から本格的に調査をするから1日にかなりの量のポケモンを捕まえると思う。
悪いけど俺のポケモン達を頼む。」
「あぁ、私に任せな。この牧場のポケモンに不便はさせないからね。」
なんとも頼もしい人だな。
これなら安心して預けられる。
俺はオハギと別れ、黒耀の原野へ向かった。
ゲームだからで片付けられる6体以上のポケモンの移動に無理やり設定を付けました。
ケーシィなら出来そう。
丁度シマボシ隊長の部屋にいますしあのケーシィがやってくれてます。
他にもゲームならではの設定は勝手に改編して行きます。