FGO DLC実績『鬼血の継承者』獲得   作:秋の自由研究

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第六十一章

 黒髭君の宝具で海を逝く実況、はーじまーるよー。

 

 さて、前回は黒髭君から『えっ、拙者紙とか知らんでござるけど?』とかいう衝撃的過ぎるお言葉が飛んで参りまして。船から突き落としてやろうと思いましたが、幽霊船が沈んでしまった以上、裏切ってこちらについてくれた彼の船を運用するしかないのでそうするわけには参りません。

 

 とはいえ、この特異点について色々喋ってくれたりして色々情報は集まりました。なんだったらプレイヤー的にはくろひーが加入してくれただけで本当にありがたいんですけれども。

 

『さーて、拙者の船で大海を渡しますぞー。何処へ行きたいですかな?』

 

 足が加わったので、我々がいける範囲が大きく広がりました。これで紙片を回収できるぜやったー……とはなりませんで。

 

『因みに、バカみたいに島が点在してますし、それ一つ一つ回るのクッソ面倒なんで、その辺りは賢く行きましょー』

 

 そういう事だよ! 本来の目的である問題の紙片については一切が謎のままだねぇ(謎の万国長女) この海の何処かに安置されているのは間違いない、というだけで。足を手に入れても足を解決しただけでそれ以外を何も解決してないっていう。

 ここで『足で探そう』という事ならプレイヤーお得意の全島巡りが始まるだけでいいのですが……やっぱりそれでそう簡単に見つかる様には出来ておりませんよねぇ。

 

『うーん、そうは言っても、賢く行くための情報を得られなかったのは痛いねぇ』

『何か、手がかりが欲しい所だが……紅の都の様な何か、分かりやすい場所があればいいんだけれども』

『分かりやすい場所~?』

『あぁそうだ。何か目印というか、そんな感じの――』

『……ありますぞ? それなら』

 

 めっちゃ簡単に見つかるようにできてた!?

 

『あるのか!?』

『拙者もこの辺りで色々暴れるつもりだったもので。一つ下見をしてまして。まぁその時にねぐらとか、暇潰す為のリゾート地的なモノを見繕っておりましたら……』

 

 黒髭君!? そんな真っ当な海賊みたいなことしてたのかい!? 実際の海賊も、全員という訳ではありませんが、自分のナワバリに何があるかって言うのは、やっぱり態々島をしっかり隅まで見ていたらしいですよ。その辺りはやっぱり人間なんすねぇ。

 

 という事で黒髭君の情報網ならぬマメな地形把握により、まさかの行き先の候補地が判明いたしました。どうやら、遺跡らしいものの入り口があるそうです。

 

『というか、明らかにそこが怪しいじゃないか……なんで言わなかった?』

『聞かれませんでしたし~? 拙者只の海賊ですので、そう言うのは聞かれんと今一歩分からんのですよ』

 

 もーくろひーったらお茶目さん! 思わず滅っ☆(いかりのじゅもん)

 そういう所は直ぐに教えてもらわないと困るんですけれども。まぁいいや、この後徹底的にこき使う事でこの苛立ちは晴らすとして。

 

 んで、案内された島へ無事に上陸――しようと思ったんですよ。ですけれども、しかしながら当然と言わんばかりに妨害を行ってきておりますはシャドウサーヴァントの皆様。普通に海の底から這い上がってくるんじゃねぇ!!

 

『いやー凄い数ですなー!』

『落ち着け。グレイ、相手は海の亡霊、フライングダッチマンを組み込んだ相手だ。君の得意分野だと思うのだが……』

『つ、通じるかどうかは分かりませんが、やってみます!』

 

 しかしながら今回に関しては、対霊戦闘を得意とするグレイちゃんが居るお陰で、こいつらはただのカモにも等しい。徹底的にすり潰してやるから覚悟の準備をしておいてください!(黄金の風)

 勢い任せで叩き潰して最高にハイって奴だァ!!(全滅)

 

『――いやー、やっぱこっちについて良かったわ。圧倒的にボロカスにされてて草なんだリンボ殿マジで』

『まぁ相性もあっただろうけれど。君の援護が無ければ厳しかった。君を拾ったのは想像以上の収穫だったらしい』

『ま、集団戦ならそこそこの心得ありますしー?』

 

 因みに海の上での集団戦なら、英雄王よりも強い人のお言葉です。なのにそこそことか謙虚だなーあこがれちゃうなー。なおその本性はナイトどころか忍者にも劣るレベルの畜生の模様。汚いな黒髭流石汚い。

 という事で島に無事上陸成功……したんですけれども? ちょっと待ってくださいよ海から昇って来た奴らが砂浜にもいるんですけれども!? あれ? さっきも似たような流れをしたような?

 

『多いです!?』

『今までとは熱が違うな、これは』

『強力とはいえシャドウサーヴァント一騎だけ、って言う状況とは明らかに色々違うよね。うん』

『ふむ――何か心当たりは? 黒髭』

『さぁ? ただ、あのエセキャスター殿ならこれくらいやりかねないなー、という()()なら?』

『……成程、参考にはなりそうだな!』

 

 画面いっぱいに並ぶ刀を構えた影法師。

 絶対に突破させないという密度を感じますねぇ。

 

『――ンンン! やってくれましたな黒髭殿! この裏切り者!』

 

 そしてその中の一匹、頭に札を張った一匹が前に出て来て突然の『裏切り者!』宣言でございます。実に特徴的な喋り方をなさっていますが……しかしながら、この特徴的な話し方ですよ。知ってらっしゃいますぅ? 黒髭殿。

 

『おんやーリンボ氏。拙者がシレっと裏切ってしょんぼりしていると思ったのですけれども。意外とそうでもなさそうですなー』

『当たり前でしょう。貴方が裏切るのはまぁ想像つきますし』

『じゃあなんで裏切り者呼ばわり?』

『こういうのはやはりお約束かと?』

 

 意外とユーモアに溢れた御仁ですね。リンボさんって。意外と話し合えば通じるかもしれませんね!!!!(希望的観測)

 

『そもそも裏切りそうって言うならアンタもそうでしょリンボ氏』

『――ンンン、何のことやら』

『アンタみたいな獣が欲を我慢できるわけないっしょ? 下手な言い訳する前に、諦めてさっさと噛みついたら?』

『ンンン風評被害も良い所ですぞぉおお?』

 

 風評被害ちゃうやろ(素)

 おっと、初めて会った方になんという失礼を。まぁ、目の前の……いえ、目の前には居ませんが、それでも胡散臭いと分かる様な男ですからね。そりゃあこんな感想も出ちゃうしね、しょうがないね♂

 

 それは兎も角、どうやら出て来てくれたようですね。ホモ君をここへと連れて来た黒幕らしい男が。

 

『さてさて。お初にお目にかかります、カルデアの皆様。恐らく黒髭殿から聞いているとは思いますが、一応、名乗らせて頂けば――拙僧、キャスター・リンボと申す者。主の名代として、この特異点の仕切りを任されております。以後お見知りおきを』

『これはこれはご丁寧に。カルデア、万能の天才たるレオナルド・ダ・ヴィンチだ』

『ほほう? かの万能の天才殿。しかしながら、はて? 随分と様相が、想像していたのとは違う様な?』

 

 はっ、舐めるな変態坊主。お前もさぞ名の通った変態だろうが、此方に負わすは自分の理想の肉体になるために自分が掻いた絵の美女になり果てた至高の変態だぞ。お前とは変態としての純粋さと格というものが違う。

 

『――カルデアばかりを見ていてもらっては困るな。特異点の黒幕』

『っと、これは失礼……あまりにもちっぽけな物で、目にも入らず』

『ほう?』

『あぁ……貴女の背丈とかそういう事を言っているのではないので、ご安心を』

『それは明らかに余計な一言だったなリンボとかいうの!!』

 

 そしてマナーも宜しくないと。身長の低さを取って煽る等、程度が知れるな。黒髭殿ならその身長の低さは寧ろペロペロする為の大切な材料になっているぞ! ふ、所詮は傀儡を通してしか喋れぬ三下か……

 とかいろいろ言ってますが、そこは気にするべきではなく。なんで我々の前に態々姿を現したかですよ。

 

『まぁ、些事は兎も角として――』

『カルデアの皆様、並びに協力せし者共、我が主からの伝言は一つ――『()()()()、でなければ死して屍晒せ』との事……我が主は、皆様がこの試練を乗り越える事をお望みになっておられるのです。決して、容易く死んではくれぬよう、お願いいたします』

 

――そのリンボの言葉と共に、無数のシャドウサーヴァントが戦闘態勢に入りました。

 

 どうやら黒幕は、此方に対して圧迫感強めの就職面接でもしたい模様です。であればこちらも暴力を持って面接に臨むとしましょう。

 

 




彼って分かりやすいように見えて掴みにくいキャラしてますよね。誰とは言いませんけど。
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