FGO DLC実績『鬼血の継承者』獲得   作:秋の自由研究

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ただいま(小声)


第六十五章

 海を抜けて――な実況、はーじまーるよー

 

 前回、シャドウサーヴァント、ミノタウロスを(非常に個人的な私怨で)撃破! 海の都を脱出する準備も整ったので、さぁいよいよ次です。次ですよ。霧の都へと突撃をかけるのです!!

 

 まぁ道中敵には襲われるんですけれどもね。偶に半魚人とか出て来たり、海魔が主力だけどその中にゴーストタイプの敵が混ざっていたりと、今までで一番の敵の種類の多さが特徴ですね。この海の都は。後、クラスが統一されてねぇからやりにくい事この上ねぇなあオイ(恨み言)

 

 ここまで今までの都の在り方、というか敵の分布とかと色々違うと、ここだけなんか他と違って、誰かの手によって特別に設定されたのではないか。とか考えたりしますけれども。まぁそんな事はないんでしょうね。

 

 後、海坊主(聖杯の泥の巨人)をランダムで出してくるのをやめろ。全体クリティカルとか出されると普通に死にかけるんですよ。

 これで悪意が無いとか逆に世界からの悪意を感じる。絶対髪型ゼンマ的な野郎が悪さをしているに決まっているはずなのです。他人を改造して自分のしもべにしたり、計画を途中で物凄い速度で大アドリブ変更する、策士としては二流な平安陰陽師の気配がするのですけれども。

 

 ですがそんな事は無いのです。おのれおのれおのれ……!

 そして海坊主が無駄に硬いのもめっちゃめんどい。普通に現状のサーヴァントの宝具一発じゃ押し切れないレベルなのがクソ面倒。一発で仕留められず、体力が微妙に残ったりすると非常にうざいのです。

 

 で、そんな海を渡る最中、見ている光景もまぁ大きく変わってきていますよ。

 

『……海の色が、灰色になっていますね』

『所々水ですらない所も見えますなぁ……海が陸地になるとかどんなマジック?』

『恐らくはここが一番、無理やり成立させられたのかもしれない。陸地も無い大海原をロンドンの街並みに被せようとか、とんでもないやり方だよね』

 

紙片を回収したからまたぞろ世界に縫い付けられたテクスチャが剥がされて……海の中に忽然とロンドンの道路が、なんか、離れ小島みたくボンと浮いてる、みたいなのがいっぱいあるんですよ。

んでもって、何処までも広い青い空は灰色の霧に覆われて、ちょっと先が見えない漢字となっております。うーん、今までで一番変化が大きいと申しますか。最早、ちょっとした『異界』に迷い込んだ気分でございます。

 

木造船に乗っているのも相まって、物凄い不気味な雰囲気。しかしこれで漸く藤丸君側と同じ空気になっただけだと思うと……これに加えて、霧そのものが毒性っていう。藤丸君がどれだけ大変な所を駆け抜けているのかと。

 

『拙者の操船があるからまぁイケてますが、普通だったら迷子の迷子の小猫ちゃん確定ですなー、これは』

『まぁ流石にそれは海に関しては素人の私も分かるが……あぁ、そうだ。そう言えば身代わり人形は結局役に立ったのかな。マスター君?』

 

 まぁこちらも十分大変と言えば大変ですけれども。向こうが毒性の霧ならホモ君には謎の紙切れでございます。触れたらどうなるか……今の所どうなるかも分からないまましかしながらこの特異点を解決に導くには必要な事らしく触りまくって参りましたよ。これで三回目です。

 あ、藤丸君は毒の霧大丈夫だから危ないのはホモ君だけ? やっぱオリ主の扱いなんてこんなもんですよね。と。それは兎も角として。

 

『――ふむ、良く分からない、か。まぁ体に明確に出るようなダメージやら呪詛やらを肩代わりする為のモノだし……そういうモノは結局なかったという事かな。流石にちょっとは心配してたし、うん。何もないならそれに越した事はないね』

 

 まぁ今の所ホモ君にシステム的なダメージは無いので、攻略には差し支えないので気にはなりませんよね。

 とはいえ、その事についてライネスちゃんの小悪魔スマイル、ではなく普通の優しい笑顔で『心配してた』と言ってもらえると思うと……うっ、持病の借が(股間を抑えつつ)

 可愛いしサポーターとしても優秀だし欲しいなぁライネスちゃん。

 

『ライネス殿、拙者もちょっと長旅で酔ってしまって……』

『トリムマウ、取り敢えず気持ちよく吐けるようにシェイクして差し上げたまえ』

『承知いたしました』

『NOッ! シェイクノゥ!』

 

 そして黒髭への対応も慣れていてたいへん好ましい……やっぱり、個性的なパーティ極まってますからね今は。

 ストッパーたる藤丸君は別の特異点、常識人的(比較的)なマシュも一緒とあれば、最早此方カルデア側の突っ込み役は式部さんのみ。余りにも戦力が足りなさすぎる(確信)

 

 となれば場を回す役割と案内役、更にシレっとどぎついツッコミを熟してくれるライネスちゃんが余りにも頼もしく……特に黒髭はボケとボケとボケの塊、時に応じてツッコミ役にもなれますが、まぁ今はボケ役でしょう。ライネスちゃんの黒髭へのド辛辣対応は正に完璧だと言わざるを言えません。

 

『いやー美少女にすげなくされるのも、これまた風流でございますれば。くろひー感激しちゃって……ほ? おんやぁ?』

『船長、美少女だからと言ってトリムに吐しゃ物を混ぜるのだけは許してくれたまえよ』

『拙者に一体どんな性癖があると思われてらっしゃる? 前方になんか、ひと際デカい影が浮かんで来ているんですけれども!』

 

 まぁそのレベルじゃないと対応できないのがかの変態黒髭なわけですけれども。いくら超美少女ライネスちゃんとはいえ、いや超美少女だからこそゴミみたいな目で見られたら心に来ません……? 来ない? あっそう。

 しかしながら、変態船長の業の深さは有能さとは一切関係なく。トリムさんにシェイクされながらも黒髭氏、どうやら船の向かう先の水平線上、というかその下に潜んでいる何者かを捉えた模様です。

 

『――気を付けてくれ! 此方の探知に感アリ! 船の前方に大きな反応だ! 妨害が大分なくなったからねぇ、これくらい察知するのも難しくないとも!』

『大変申し訳ないが船長の五感に負けているよその探知!』

『……えっ? マジ?』

 

 今回ばかりは黒髭殿が有能だったとしか……ダ・ヴィンチちゃんドンマイ。ま、まぁ兎も角いつも通り、接近している脅威を先んじて探知できるくらいには諸々の探索能力も復活している、という事で。

 

 さて、そんなダ・ヴィンチちゃんと黒髭氏が捉えた影とは……海から浮上し、波を引き裂き、飛沫を上げて目の前に出てくるのは巨大な黒い影――結局の所は海坊主(偽)じゃねぇか! ストーリーでも出てくるやつを普通に道中での確率次第的な難敵で出すな!!

 ……とか思ったんですけれども、ちょっと違いますね。あの、ひと際デカいです。後は、変わった装飾とかついてますねぇ。オイ、ちょっと待ってくれよ、この海の都のラスボスってうしくんと違うんですか? クソ、ここに来て更なるボスとは一体何者が……!

 

『ンン――ンンンッ!! 逃がしませぬぞォ!』

『で、デカいッ!』

『それに……喋った!?』

 

 あっ(殺気)

 ほーん……大変と見覚えのある喋り方ですねぇ。そこのデカイ海坊主。おうお前さん名乗りなよ。

 

『恐らくは遠くから声を届けてるんだろうけど……問題はそこじゃない、あのデカブツを解析してみたんだけど、出力だけならファブニール級じゃないか!?』

『お待ちになって貰いましょうか、星見の方々! この海の都が最後のもてなし、カラクリを仕組んだ責任をもって、このリンボが勤めましょうぞ!』

 

 言ったな(歓喜)

 取り敢えず、将来殴り飛ばす為の拳の量が三倍近くになるのは確定でございます。いやーシステムとか難易度の都合とかじゃなくて、この海の敵の出現具合とか、面倒なクラス編成とか、時々現れる微妙に硬い敵とかは、ホントに君が頑張って仕組んでくれてたんだねぇ……楽しくなっちゃうなぁ(殺意) お礼しなくちゃ(使命感)

 

 しかし、態々巨大な海坊主を作り出して、自分で操ってこっちを沈めに来るとか、変に律儀ですよねあの白黒ゼンマイ。この海の都は攻略された訳ですし、もう一旦ここは放って仕切り直すタイプな奴な気がするんですけれども。

 

『あ、リンボ氏ちーっす。お元気?』

『えぇ、貴方に裏切られた事で大変に!!』

 

 さては黒髭君にあっさり裏切られたのが割と腹に据えかねてたな? そういう所が平安最強陰陽師との差やぞリンボ。

 

『いや、別に逃がしてもなんという事もないのですが。しかしながら拙僧の渾身のもてなしがここまで好き勝手に突破された挙句、召喚されたサーヴァントまでもっていかれたとなれば……! 流石にこのまま逃がすには些かと! 業腹!』

『要するに八つ当たりか!?』

『そうとも申しますなぁ!!』

 

 分かりやすい小悪党で草も生えませぬわ。という事で。海坊主の奥からどんどん上ってくる水棲生物(怪物)共と合わせて、巨大な海坊主が押し寄せてまいります。どうやら海の都本当のラストバトルは、ここの模様です。

 

『一応、襲う時の為の、主への言い訳もございますれば、存分にぃいいイイ!』

 

 今までの恨みも込めて、ここは奴のケツ穴に確定させてあげましょうか。ガバガバにしてやるから覚悟しろ(殺意)

 




二月中にはこの辺りを完結させたいですねぇ。

後、前回からキャラが違い過ぎるのは一応ワザとです。はい。
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