FGO DLC実績『鬼血の継承者』獲得   作:秋の自由研究

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第七十七章

 デバフとは何なのか哲学する実況、はーじまーるよー

 

 さて、神秘レベルが一定レベル……とかいうしっかりとした基準も分からぬままに俺たちはここまでやって来た訳だが――気分はどーだーい!? 事ここに至ってノリ切れてない奴はいるか~い!?

 

 まぁ特異点に入って直後にノリもクソも無いんですけれどもね(冷徹) デバフの解除条件が分からないって言う不安しかない状況で、ここに来てしまうとは思いませんでしたよはい。まぁ、敵が目の前にいるとかは無い様なので、取り敢えずは安心。

今回はホモ君がクソ雑魚ナメクジなので、サーヴァントの皆さんが頼りの綱(本来のスタイル) という事で、式部さん、ゴルゴーンさん、一つド派手に――

 

『――あら? どないしたん? 旦那はん』

 

 んっ?(心拍停止)

 

『そんな、蛙が鉄砲水浴びたみたいな顔しはって……れいしふとで、酔うたり、なんぞしたん? ふふっ』

 

 ……んー……日本系……反英霊……黒髪で可愛らしい……スゥゥゥウウウウウウッ……ン゛ン゛ン゛ン゛ン゛……(目力リンボ) 和服……HOT LIMITファッション……はんなり……ン゛ン゛ン゛ン゛ン゛……(二度漬け目力リンボ)

 ヨシッ!!!!!(迫真)

 

 という事でね。今回は、頼れるサーヴァントのこの『名称不明』さんと一緒に戦っていきたいと思います!!! 対戦よろしくお願いします!!! ……誰なんでしょうねこの人は一体(困惑)

 というか名前欄に『アサシン』としか記されてないのが怖すぎるんですけれども。

 

『平気? せやったら、さ。はよう行こうやない』

 

 えっ? なんだって?(難聴並感)

 

『……旦那はん、やっぱり平気ちゃうみたいやね。お医者はんにアレだけ口酸っぱく言われたないの、うち等はここに出来た『門』を打ち壊しに来たんやろ?』

 

 門、門、門の破壊……成程! それが今回の目標かな!(適応最速)

 特異点に入って、取り敢えず特異点の原因を探って、どうにかする、っていう流れが多い筈なのに今回は初めっから特定できてるなんていつになく有能だなーカルデア!! そういう事ならホモ君目標に一直線に頑張っちゃうぞ~!

 

『――ふふ、ええ顔になったわ。漸く目ぇ覚めたんちゃう?』

 

 そうだな! という事で、我らが頼れる相棒、和装露出度高め鬼っ娘アサシンと共にこの特異点、攻略してまいりましょう!!!

 

 ……え~……さて。皆さま。一応確認しておきますが、今回、別データによるプレイとかではありません。キッチリと私が取って来た赤得と青得がホモ君に搭載されておりますし、更に言えばレベルもイベント開始時ホモ君と同じです。

 

 しかしながら、契約サーヴァントの欄が謎のアサシンに置き換わっています。絆レベルも低いままの(震え声) 怖いわ!! 信頼できるサーヴァントが急に『あ、初めて会った方ですか』レベルの人に入れ替わってたら怖すぎるわ!!!

 

『しっかし、まぁ本当にそのまんまやねぇ……ウチが忍び込んだ時の小僧の顔、思い出すわぁ。小僧が泡吹いてウチ隠そうとしたのとか。ほんまにおかしくて』

 

 さて、身に覚えのない方から早速の思い出話をして貰っている訳ですが。周りは白い壁と広いそれなりに整備された大通り。なんといいますか、平安時代の大通り、って言われると正にそのまま思い浮かべる形をしてますね。幅四車線位ありますよ。

 

 今回の舞台は日本、平安京、のようなのですが……しかし、だーれもいません。人が。その代わりに、なんか……異様な妖気? 的なもんが漂っている気がします。

 

『――ほぅら、見えて来た。アレや』

 

 そんな大通りを真っすぐ進んでいきますと――なんぞ見えてきましたね。

 朱くて……デカくて……デカくて……デカァァァァァいッ説明不要!! 広い広い大通りにたっぷり広がってるんですけれども(震え声) なんだったらその横の幅と見合う位にガッチリ高さもあるんですけれども。

 

『アレがうち等を阻む――『鬼』の住む門、羅生門や』

 

 うわぁああああ羅生門だぁああああ! 羅生門イベだぁあああああ! しかしながら相棒が本来のラスボスというか元凶というかそんな感じの方だぁあああ! なんもかんもがちげぇぇぇぇええええええ!

 

 ……えー、取り乱しました。申し訳ない。

 さて。羅生門イベ……っぽいモノが来ましたね。

っぽいものってどういう事? と思う方にご説明しますと……ほんへにもこれと似たようなイベントがあったんですよ。イベント、っていうか当時のマスターから言えば恐怖でしかない初の『高難易度レイドイベント』だったのです……。

 

レイドボス。

その圧倒的な体力と、馬鹿みたいな破壊力を持ち、一対一では(普通は)絶対に太刀打ちできない筈の馬鹿みたいな強敵を『だったらこっちは数で攻めればいいだろ!(筋肉式解決法)』で殴りあうイベント。

因みに世の中にはレイドボスじゃないと敵にもならないっていう極まり切った修羅もいらっしゃいますけれども。

 

 ……まぁそれは兎も角。今回の特異点、っぽいイベントは本来、馬鹿みたいに強いとあるバーサーカーを只管殴ってゲージを削り戦う、お祭りみたいなイベント……だったんですよね。

 

『ほんま、ええ色なのに、あーんな無駄に大きかったら雅もなにもないわぁ……』

 

 んで、そのイベントで案内人を……ではなく、言わば原因というか、聖杯モドキというか……そんな担当になっていらっしゃったのが、この隣のセンシティブ少女。『エッチ』って言うより『エロ』、っていうか『妖艶』な鬼娘ちゃんなんですよね。

 

 もしこれが羅生門イベントであるならば……先ずはつよつよレイドボスちゃんの方が先に出て、彼女は最後に出てくるんですよ。というかその前に、めっちゃカッコいいゴールデンな漢がお味方に付いてくれる……筈、なんですけれども……

 

『ん? ウチ? 何時から? いややわぁ。最初に喚び出してから、ずぅっとウチのこといろぉんなトコ、連れ回して、乱暴に扱ってるくせに……いけず』

 

 そんな馬鹿な話があるか……! 俺が……最初に呼び出したのは……っ! 全然別の物腰柔らかい……! 話の通じる人だった……!

 ちがう……そうじゃないっ……! 大体……マスターが、そんな、サーヴァントを……好き勝手出来るなんて……幻想……! 真っ赤な幻想……!

 

 いきなりまぁまぁな重ためのボディブローが辛いですが、仕方ありません。この子はこういう子なんです。

取り敢えず画面では真名を明かしてないのでアサシン、と呼んでいますが、アサシンが何者か分かっている方は、『これくらいならまぁ言うやろ』と思っていると思います。本へでもこういう方なんですよ……

 

『ま、周りとかぜぇんぜん気にしはらず、好き勝手にするんは、ウチ、好みやけどね。さぁさぁ、そろそろ出てくるで……おっかなぁい『鬼』が』

 

 兎も角、若干(個人差)困った人と共に、巨大な門の目の前で上を見上げますと……あっ、誰か立ってますね。門の上に。

 しかし羅生門イベントなんでね。多少案内人が変わったとしても、立ち向かう事になる相手は変わらないでしょう。そう、そこには黄金に輝く髪を靡かせ、着物をいなせに着こなした、背中に焔を背負う可愛らしい鬼の少女が――

 

『あぁ……凄いわぁ、源氏の大将。震えが来るわぁ。偉い顔、してはるねぇ』

『――来ましたね』

 

 ンンンンン……ンンンンンッ!!!!(激震)

 金髪! イズ! 何処! 目の前! 黒髪! ボインッ! 刀! ゲイシャ!! ラバースーツ!!(発狂)

 

 ……さて。落ち着いた所で現実を見ましょう。

 えー、巨大な門の上に立つのは、私が想像していたサーヴァント……『茨城童子』という黄金の少女、立派な鬼っ娘、バーサーカーの彼女ではなく、寧ろ背丈から体型まで全てが真逆な凛として、しかし何処か母性を感じる女性。

 

『都の――頼光が守護するこの門を通ろうとしたのが運の尽き。大人しくここで、塵芥と化しなさい。蟲風情が』

 

 でも迫力は負けてねぇですよ……まぁそれも当然。皆さま、頼光という名前からお察しでしょうが目の前の彼女は、日ノ本におけるマジモンの『バケモノ』に分類して言い英霊の一角です。

 

 頼光……氏は源。

 源頼光。平安時代において、都の守護に着いた『四天王』と呼ばれた優れた武人たちを束ねた都の武士の棟梁。

 日ノ本最強の『怪異殺し』の一角である『源頼光』様が、今、此方を睨みつけていらっしゃいます。

 




どうせまたこういう感じなら、派手にやってやるぜ!!!(ヤケクソ)
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