FGO DLC実績『鬼血の継承者』獲得   作:秋の自由研究

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ただいま(小声)


第八十一章

 四戦目に考え無しに突っ込むとか頭が猪なのですか? な実況、はーじまーるよー。

 

 だってよー……しょうがねぇじゃんか。アサシンちゃんが固定のサーヴァントとして出て来て、ホモ君の方の能力も半ば故障している都合上、向こうの思うツボで動いてやるしかないんです。

 とはいえ、一応、現状残っている戦力で何とか出来るように設計されている都合上、頑張ればなんとかなりますので頑張りましょう。サーヴァント固定するタイプのクエストは案外と好きです。頭回している気になれるので。

 

 しかし前回、此方のアサシンが致命打を浴びるように設計されているのは間違いなく。半ば強制的に令呪を一画使うように仕向けられたのは厳しいですね。令呪なんて三画あってナンボみたいなところありますし……まぁ残る後二画、上手に使って攻略していきましょう。

 

『――旦那はんは、あの女の事、どう思う?』

 

 さてそんな攻略に入る前の会話パート。早速酒吞ちゃんとの会話からスタート。

 うーん……頼光さんですか。そうですねぇ。

 

 まぁ、アサシンからのご要望ですし、ここらで改めて頼光さんを更に深堀りでもしてみましょうか。どうせ対決までは時間もかかりますし。

 頼光さんはこの平安の時代の出身の英霊で、この平安京を守護するお役目を果たしながらかの『酒吞童子』をはじめとする魑魅魍魎の物の怪たちと幾度となく衝突してきたのは以前話しましたが。

 

 実はその当時、頼光さんが平安貴族の皆様から多大な信頼を置かれて重用されて、栄光に満ちた人生を送っていた――かといえばそうでもなく、実は意外と(予想通り)苦しい人生を送っていたりします。英雄なんて悲劇的な人生で上等だろ(悪意発露)

 というのも当時、頼光さんのお父さんがかなりの毒親(火の玉ストレート)で、先ず女の子として生まれた頼光さんに向けて、

 

『お前は男になって源氏の棟梁になるんだよ!!!(性別偽装)』

 

 とか脅迫染みて言い聞かせていた上に。

 

『源氏の棟梁としての激務を熟しながらさっさと世継ぎ産むんだよあくしろよ』

 

 とかマジで脳味噌トリカブトな要求をしていたという。現代で考えるなら初手球団解雇って言ったところか……(廃棄される豚を見るような目)

 まぁでもこんだけ言われても、とってもいい子だった頼光ちゃんは、去勢からの首切り根切りして当人から感謝すらしてもらいたいレベルなクソ親のエゴに振り回されて、色々鬱屈した人生を送る事になってしまって。

 

 それが原因で、嘗ての理想、というか、憧れだった『普通のお母さん』としての生にとんでもない(ここ重要)執着を、密に抱くようになっていて……バーサーカーとして現界した彼女は、その秘めた野望を全て吐き出してくるのです。

 

 その発露を具体的に言うと……狂戦士の状態の彼女にとって、愛おしい人、大切な人はすべからく『自分の子』と認識してしまう様になってしまうんですよ。なんだって!? 強制母子プレイ!? あぁ!(ガンギマリアイ)

 とか言っていますがこの状況、そんな呑気な話でどうにか出来るものではなく……そもそもの話、彼女の『お母さん』への憧れは、本当に小さい頃に抱いていたもので。それをずーっとずーっと、お父さんとの諸々の間も、英霊になるに至るまで……

 

『私を母と思い、甘えてくださいませ』

 

 ゲーム内で上記の台詞をマジで言うんですよ。頼光さんは。そりゃあもうとっても優しい笑顔で。

 

 お分かり?

 彼女は、小さい頃からの憧れを決して捨てずに、ずぅっとここまで来ちゃったわけなんですよ。戦いにおいては練達の実力者なのですが、しかし一転、内面を覗いてみれば、彼女は実に『幼い』……

 

 小さなころの夢を、キラキラとした目で見つめている。そんな弱い部分を、まるで鋼の鎧で覆う様に、源氏の棟梁としての自分で隠している……それが彼女なんです。

 バーサーカーの頼光さんは何処か寂しがりで涙もろいのですが、それは内面の幼い部分が、源氏の棟梁としての要素が薄まった結果、そこの幼い部分が少しずつ出て来てしまっている……という考察もあります。

 

 つまり、圧倒的な強さを持っている人で、精神的にも同じように強いように見えて……致命的な脆さを持っている人でもあるのです。

 

『――強いように見えるん? ふふ。旦那はんも、意外と騙されやすいんやねぇ』

『そう言えば、年喰った果物ってどうなるんやろ……旦那はん、知ってはる?』

 

 えっ何急に。知らなァい(目反らし。)

 

『外は無駄に硬ぁくなるくせに、内はえらいグズグズ。一皮むいたら、まぁ見てられへんようなモノが出てくる……まぁ、それはそれで乙なもんではあるんやけど』

 

 ……んで、アサシンはどうやらその事を話題に出しているようです。んで、なんでそんな話題を出しているかと言えば……お許しください!!(震え声)

 

 まぁ、あの人を真っ向から倒そうとすると、マジで血で血を洗って血で漂白するようなエゲツナイ戦いになりますからね。戦力で劣る(?)此方が弱い所を突いて叩く隙を作りそこから崩していく事こそ最も効率が良いですからね……

 

『あの女は『京の守護者』っていうお役目を演じて、悪酔いしとる。せやったら、うち等が優ぁしく、酔いを冷ましてやらんとあかんのとちゃう、旦那はん?』

 

 うわぁイイ顔なさってるぅ……ここまで、何というか『上っ面』なお言葉も珍しいというか。そんな事欠片も思ってらっしゃらないでしょうに。

 なんでしょう。アサシンが若干不機嫌な気がします。

 FGOにおいて、このアサシンはは、文化人として、雅と風流を愛で、筋という物を理解している人外として描かれているのですが、妖としての荒々しく、恐ろしい一面を秘めた一面もあり、今はそれが全面的に出ている様な……

 

『……昨日の今日で、良くもまぁあっさりと顔を出せたもの。殊勝にも首を刎ねられに来ましたか、蟲』

『そんなそんな――そちらはんのお手煩わせる様な真似、ウチ、出来ひんわぁ』

『でしょうね。そんな生易しい訳がありませんでした』

 

 ……なんと申しますか。

 アサシンから繰り出される凍り付く様な皮肉のお言葉と、源氏の棟梁たる源頼光殿の妖一匹位なら消し飛ばせる様なド迫力一睨みの応酬。

 お二人の仲が悪いとか通り越してとんでもない地獄の有様だって事を殊更に表していて怖いよぉ……鬼だよぉ……ジョバりそう(小並感)

 

『であれば。首を刎ねるのではなく。二度と蘇る事すら出来ぬように……念入りに、討ち果たしてあげましょう。生中なやり方では殺し切れないのは、誰よりも私が知っていますから』

『ふふ、よう吠えるわぁ――ほんま狗みたいやねぇ』

 

 弱い狗程って事ですかアサシンさん(震え声) マズいマズい、いきなり唾飛ばす位のとんでもない挑発だよぉこれぇ……あぁ頼光さんの目が睨むのを越えて単純に細められてるぅ! 知ってる! これ怒り過ぎて、表情が若干抑えめになったやつだ!!

 

『旦那はん、何呆けてるん? こっからやで? あの女を抉るだけの隙、頑張って作らへんと。ほら、きばりや♡』

 

 アンタが挑発して全力出させてるんですけれどもねぇ!?

 はい、という事でアサシンが余計な事を言ってくれた事でブチ切れた頼光さんとの戦い四戦目、張り切って行ってみましょうか……

 

 とはいえ、今回のバフは前回よりも比較的控えめ、とはいえ攻撃力アップのバフが三重で付けられてるんで殺意しか感じられないんですけれども……『蟲風情が……!』って台詞と共に三つバフが乗るの恐怖でしかない。

 

 とはいえ、クリティカルが乗って一撃ドカーン! とか宝具で一発ずんばらりん、とかではないだけ有情ではあります。引き続きアサシンにバフも乗ってるので、まぁ耐えきれない事も無いと思いますが……

 攻撃だけしかバフが乗っていないのが、意外とちゃんと挑発に乗せられてしまって冷静さを失っている感じを醸し出してますね。

 

 とはいえ、やっぱり攻撃の削りが痛いので、キッチリガッツとかを使ってターンを稼ぎつつ……覚醒出来たらもうちょっとターン稼ぎとかも出来ない事はないんですが、今の頼光さんの前で覚醒したら余計に怒られそうだし……(震え声)

しかしまぁ、相手には防御バフとかもなく、無事に体力ゲージを一本削り切りました。

 

『ぐっ、おのれちょこまかと……!!』

『どないしたん? まだ、首も、落ちてへんねぇ』

『――っ!!』

 

 ひぃっ! 怒ってる! 黄色い稲妻が! 凄い勢いでこっちに襲い掛かってくるぅ――ん? あれ?

 

『――やっぱりなぁ?』

『っ、何が!』

『それ、アンタの雷ちゃうやろ……冷たーい、相手を絡繰りみたくすり潰す、紫電がアンタのそれ。せやけども、その、悪党を痺れさせる轟雷は、ちゃうやろ?』

 

 ……私が感じた違和感ですが、どうやらアサシンが口にしてくださるようです。というか、あぁそっか。頼光さんの内面を攻めるって、先ずそっち方向から削っていくんですねとは思わないでもない。

 

『それは小僧のもん。一体、何時小僧から奪い取ったんや? 牛女』

 




という事で帰還しました。
今回は短い連続更新になると思われますが、それでも頑張ります。よろしくお願いいたします。

追記:修正前の奴投稿してた……急ぎ修正しました……申し訳ナス……
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