FGO DLC実績『鬼血の継承者』獲得   作:秋の自由研究

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第八十二章

 地雷踏んだ実況、はーじまーるよー。

 

 まぁ、考えてみればおかしかったですよ。聖杯のバックアップがあるにしても、天候を操り、アサシンちゃんを一撃で討ち果たすバカみたいな出力。

そもそも聖杯は特異点を維持する為に使われている都合上、頼光さんを無敵にするだけの力がある訳でもないんですよ。

 

だってのに、とんでもない雷がバーリバリ降り注いでこっちを削って来るし、物凄いパワーで上から削って来ますし、普通の雷とは違う金色の雷を使って削って来るしで、絶対なんかインチキしてるでしょ……というのはアサシンが気が付いたわけですが。

 

『――ひっどい様やねぇ』

 

 んでそこ突っついた結果……突如として頼光さんがダークなオーラを身に纏い、大地を揺らしながら、激おこぷんぷん丸になりました。

わー凄い、雷がじゃんじゃんバリバリ降り注いでるぅ……うーんイイ焦げ目ついてんじゃん。グラタンみたい(小並感) 大地でやるグラタンとはさすが頼光ママ、スケールが大きい。コレが母性か……(現実逃避)

 

『―― ―― ――』

『ッ……あかん!』

 

 あっぶぇ!(震え声)

 

 ええい、いきなり雷を落とすな!

 全くお母さんのお叱りってのは何時オツムに降って来るか分からねぇ……冗談は兎も角として、咄嗟にアサシンちゃんに突き飛ばされて、助けてもらって事なきを得ました。うーん、流石は第一特異点からホモ君と一緒にいてくれたサーヴァント!(白目)

 

『こんな遠くまで落とせるようになるなんてなぁ。厄介な坊なこと』

 

というか先ず間違いなく我を忘れてますねクォレハ……個人的に、どうして地雷を押したんですか?(確認猫)したい所ではあるんですけれども、多分ですが、精神的に追い詰めてから彼女を叩き潰そうと思っていたんだと思います。アサシンちゃんは。

単に問いかけてるっていうより、ねちっこく責めてるようにも取れるような口ぶりでしたからねぇ彼女。

 

 んで追い込んだ結果がこれだよ!!!

 どうすんですかコレ! どうやって突破するんですか!? 天から降り注ぐ雷がまるで檻の様にみっちりとございますねぇ!? 触れれば焼け死ぬぞあの出力!? アサシンちゃん!? どないするんですか!?

 

『ん~……これアカンねぇ。一旦退散するぅ?』

 

 あっそっかぁ……であるなら即座に退散しようかなぁ!!!!(激ギレ) アサシンちゃんが言うなら仕方ないねぇ! あっはっはっはーどうしようもなく殺し切れんやん!! ここまで追いつめても尚、倒し切れないどころか、更にパワフルに暴れるようになっちゃったねェ!!! 状況悪化ぁ!!

 

 ……しかし、状況が悪化した代わりに、とんでもない可能性が浮上しましたね。

一体何の話なのかといえば、まぁ、京から出てくる人も、特異点に呼ばれたカウンターのサーヴァントもなんもおらん、その代わりにと言わんばかりに、たった一人でどうしてか化け物染みて強くなってる頼光さん。

 

おい頼光……その強さ、一体何処から手に入れた?

 君の様に勘の良いマスターは嫌いだよ……

 

『うーん、まぁ自分が『小僧ら』を糧に強うなった、なんて。そんなん聞いて正気保てるほど太うは無いと思てたけど……正気失ったら坊みたく泣いて暴れるやなんてなぁ』

 

 まぁ、凡そアサシンちゃんの言う通りです。

 

 要するに、頼光さんは『カウンター』として呼ばれていたお味方のサーヴァントや、京の皆様を薪として、アレだけの馬鹿みたいな強化をされた、と……その可能性が非常に高いと言わざるを得ないと。

 

 先に言った通り、聖杯は特異点成立の為のリソース。それを使ってサーヴァントを強化するのは先ず出来ません。

 ならばその代わりとして選ばれたのが……恐らく、頼光さんと共に召喚されていた特異点が呼んだカウンターのサーヴァント達だったのでしょう。

 

 高濃度のエーテルで編まれたサーヴァントは、同じサーヴァントにとって最高の強化の為のリソースとして運用出来るのです。

 んで、今回呼ばれたサーヴァントとして可能性があるのが……特異点の国に関係があるか、それとも頼光さんに関連したサーヴァントで。

 

 その中で、頼光さんが放ってきた『黄金の雷』の使い手には、アサシンが心当たりがあったのですよ。

 

『四天王の中で、ウチが一番ようしっとる小僧……坂田金時。多分やけど、それをあの女を鍛える為に使ったんやろねェ』

 

言わずと知れたおとぎ話のヒーローたる『金太郎』。

 

鉞担いで野山で過ごし、動物たちと戯れて過ごした、気が優しい力持ち。お話の中では少年でしたが、しかし彼はその後成長し、立派な武士として、京を守るお役目に着いたのです――その名こそ、坂田金時。

 

頼光さんが率いた頼光四天王の一角、京の脅威足る物の怪どもを討ち果たす、選ばれし源氏武者の一人。

大斧を一つ携え、金色の髪を逆立てて、豪快に笑うその姿は、正に剛力無双、轟雷一閃、豪放磊落の快男児。

 

正しく『英雄』、『正義の味方』、『ヒーロー』と呼ぶにふさわしい益荒男。どんな聖杯戦争に出しても『お前が出たら型月じゃなくて熱血ヒーローモノになっちゃうから……』と専らな評価を受ける言わずと知れた『主人公気質』。

 

『よう知っとる、って? あぁ……小僧とは、ようけ遊びもしたし……最後に殺されもしたからねぇ』

 

そして。かつて、アサシンを討ち取った張本人でもあります。

因みに真っ向から戦って、ではなくお酒を飲まされた後に、酩酊状態で倒されたらしいのですが……主人公の戦い方じゃねぇなぁ!?

というか、坂田金時と源頼光がお酒飲ませて討ち取った鬼って確か……うん! 偶然かな!(目逸らし)

 

 まぁ兎も角、アサシンはそんな彼の事をよく知っているんですよ。

 それこそ、戦い方から、彼が振るう雷に至るまで……そんな良く知っている彼の稲妻を、頼光さんが振るっていた、って言うのはあんまり納得はしかねる訳ですよ。彼女からしたら。はい。

 あの頼光さんのダークオーラの大爆発の仕方を見る限り、多分ですが、金時が頼光さんの強化の為に使われたというのはほぼ確定といえるでしょう。

 

『ウチを焼いた雷やしなぁ、あれは……ふふっ、間違う方が難しいわぁ』

 

 おうおう、ビビるくらいにえぐい話を嬉しそうにお笑いなさる……! 自分の死因ですよ? そんなニコニコ話しちゃぁ……ダメだろ! とはいえ自分の死因であれば、先ず間違えないか(掌返し)

 

 んで、坂田金時は源頼光にとっては四天王として一種に過ごした大切な部下でもあり仲間でもある……うん……仲間……ともかく、相当に大切な存在だったわけで。そんな彼を含む、四天王他を『使われた』となると、頼光さんも動揺するかもしれない。

 まぁ、そこを突いてどうにか出来ると思った結果として、さらに状況が悪化した模様なのですけれども。どうするんですかあの暴走頼光さん……

 

『……まぁ、せやけど上手くはいったんちゃう?』

 

 はっ?(素)

 

『そりゃあえらい暴れてはるけど……()()やったら獣が暴れてるみたいなもんやし。いなすのも躱すのも難しくもないやろ?』

 

 ……あっ、それは……成程ねぇ。

 今の頼光さんは、要するに完全に暴走している状態な訳で。ゲームでもない限りは、ブチ切れて暴走しているだけの状態なんて、それこそ付け入る隙ばかりと。

 いやこれもゲームだと言われてしまうと全てが破綻しかねないのでそれは置いて頂けると幸いでございます。はい。

 

『今なら、あの女の首取るくらいは難しくもないわぁ』

 

 おー。頼もしいこと言ってくださる!

 相手が暴走してとんでもない暴力を振りまいているのは間違いないですが、しかしながら付け入る隙は出来たという事で、今回のデバフ囁きには確実に意味があった模様です。

 であるならば、次の戦いで決着が付くのは決定的に明らか……まぁ目の前のこのアサシンちゃんの謎はデカデカと未だ残ってるけど、大丈夫! 素直にスムーズに分かれられるってヘーキヘーキ、ヘーキだから……(震え声)

 

 と言ったところで今回はここまで。

 ご視聴ありがとうございました。

 




なお現状以上に酷い暴走する可能性は残されている模様。
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