FGO DLC実績『鬼血の継承者』獲得   作:秋の自由研究

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第九十五章

 強硬なやり方でボロボロにされた実況、はーじまーるよー。

 

 はっはっはっ……君本当にもうちょっと、もうちょっとだけ手加減して貰えませんかねお嬢さん……あの、サーヴァントの皆様ではなく、マスターへ一直線に突撃するのは勘弁してもらえませんかね。

 

 カルナさんとはまた別の脅威だったんですけど。どれだけアサシンちゃんとかゴルゴーンさんとかぶつけてもそれでも尚、静かにホモ君に切りかかって来るという恐怖。

 と言うか、前衛、中衛、後衛、何処に配置しようとも、只管に切りかかって来るんですよ。なんなんですか君は、カルデアオリジナルマスター絶対切り殺すウーマンなんでしょうか。原理主義か? 藤丸君しかマスター許さないマンか? 気持ちは分かるぞ(握手)

 

 僕はね……ぐだメルが凄い好きなんだ……だから万が一このホモ野郎が間に挟まろうもんなら即座にガメオベラにして……いや、なんでもありません。

 まぁ、とはいえそのぐだ原理主義のお方は、私の手で叩き潰したんですけれども。なんと同士をこの手で……まぁ敵ですししゃーないか(切り替え)

 

 といってもまぁ、三人だったらマジでホモ君と敵サーヴァントで等価交換されてガメオベラの可能性もありましたが……ジェロニモさんマジで助かったッス!! いやー、途中で参戦してくださったとき、神様かと思いましたよ。

 流石に四対一の連携には敵わず、撃退には成功いたしました、と言う形です。

 

『――逃がさぬ。源氏……我が一族の恨み、この景清が、必ずや……!』

 

 コワイ! やっべガチで切れてるじゃんけ……消される! 消される! まぁ殴り倒したの此方なので何も言えませんけれども……無事に撃退した代償は余りにも大きかった。

 再戦の約束をされて震えが止まりません。うーんこれどーすんの……まぁ明日は明日の風が吹くって事で(雑) 結局のところ、手持ちの札でどうにかするしかないって言うのは変わりませんからね。

 

 それに、これからは漸くカルデアチームも合流出来ますし。今度あのサーヴァントがやって来ても、カルデアの総戦力で迎え撃つことも可能……次は、今回の二倍の戦力がいる訳で、流石に今回よりは楽になる……と信じたい、です。

 

 さて、漸くアメリカと謎の敵勢力を振り切って……ジェロニモさんについていったその先には、町が一つ。

 

『……お、漸くおいでなすったか。アンタらが、カルデアの残りの人員だな。歓迎するよ。ようこそレジスタンスへ!』

 

 ウェスタン映画で良くある、町の入り口のモニュメント、ポツンと荒野に立つゲート。そこに単発式の長筒を携えたガンマンが一人、見張りについていました。ああ、漸くまともな特異点の住人に出会った気がいたします……

 

 という事で、ここがジェロニモさん達、レジスタンスが拠点の一つとしている街ですね。藤丸君達と、ようやくここで合流でございます……長かった。ホモ君チームで戦力万全じゃないままに、強敵のサーヴァントを二人相手にすることになるとは思っておりませんでしたからね……えぇ、一人は想定してましたけど。

 

『お疲れ様。色々と危ない役目を任せてしまって、申し訳なかった』

 

 兎も角、最近は連絡の取れなかったロマニと漸く再開、お褒めのお言葉を頂きました。もう第五特異点の序盤も終わりそうな勢いですよね……だというのにこんなに逸れまくってるの本当に慈悲もクソもないなぁ特異点……

 藤丸君達とも感動の再開を済ませた所で。さて、先ずはこっちの状況をロマニと一緒に考えましょう。既に情報は共有してますから、後は顔つき合わせて話すだけです。

 

 因みにFGORPGのキャラクリシナリオの一番のツッコミどころとして『なんでマスターそれぞれにチームが分かれると、二人の司令塔の内、何方か一人としか連絡が取れなくなるのはどうしてなのか』と言うモノがあります。なんででしょうね。

 

 まぁそりゃあ特異点なんていうイレギュラー地帯で、二人いるマスターをちゃんと手厚く見ないといけない、だから一人に一人、ちゃんとした大人が付いているっていう事なんでしょうけれども……情報共有してるなら頑張ればなんとかなるのでは……?

 

『――アメリカ側の追手では確実にない。かと言って……アレ、ケルトっぽくはまぁ見えないよねぇ。明らかに。刀に、大鎧かな。アレは』

『そこから考えるに……鎌倉時代から平安時代の出身、と言ったところかな?』

 

 まぁ、そこは置いておくとして。

 どう足掻いてもジャパニーズですねぇ、我が同士の方は。なんだったら相手の首を刎ねればハッピー♡時代のジャパニーズ・蛮族時代の方臭いんだよなぁ……ん? つまりジャパニーズ・ケルト? 実質ケルト陣営だな! うん!

 

 いやまぁ、流石に蛮族括りは不満ではあると思うので言いませんけれども……兎も角何れの陣営にも属さない第三勢力である事は間違いない模様です。

 

『僕らに味方してくれるレジスタンス。西部のアメリカ、東部のケルト、そしてもう一つ勢力が……か。ちょっと一旦状況を整理したい所だねぇ』

『それは確かに……』

 

 本来はアメリカおよびケルトの二勢力だけなんですけれどもねぇ……もう一つの軍勢は一体何を目的とする集団なのか、まぁ司令塔のお二人としても気になるところではあるでしょうか。

 ……うん。気にはなりますが。

 

『だけどその前に、目の前の一つの問題を解決しよう――マシュ頑張って! 貴重な戦力をキラキラ(退去)させちゃ駄目だ!』

『はいっ! な、ナイチンゲールさん、落ち着いてください……!』

『いけません。最早その心臓では血液を送る役割は……!』

 

 先ずは目の前の狂人の所業を何とかしなきゃ(使命感) いたいけな田舎少年に向けて両腕を広げ襲い掛かってるナイチンゲールお姉さんが怖すぎるっピ! 片手に握ったメスを振り上げる姿はシリアルキラー重点!!(震え声)

 

 いや、その襲い掛かられている少年が割とイケメン……ならぬイケショタっぽい雰囲気があるせいで、わりかしちょっと、あの、見た目が青少年の育成的な事案だったりするのだけれども……

 

『さっきからそっちの方が騒がしかったのは、アレが原因かい?』

『うん……彼を治療できるようなサーヴァントを探していたらしいんだけども、その可能性がありそうなお人そのものが、冷静どころか情熱に目覚めてしまって……この通りだようん……』

 

 見た通り、ナイチンゲール女史が暴走を初め……この始末☆ いたいけな少年にむちっ♡むちっ♡なえちえちボディを振りかざしながら迫る看護婦さんとは、コレはおねショタ本の表紙ですね間違いない……片手でメスが左胸に切り込める最適の準備態勢になっていなければですけれども(事実確認)

 

 えー……なんなんだこの闇のおねショタ本。

 当然ながら、ナイチンゲール女史がウ=ス異本のショタ喰い旧支配者になっている訳でもございません。婦長がここまで熱意を上げるのは誰かの命を助ける医療行為だけでございます。という事で、これもそこのイケショタを助ける為の医療行為でございます。

 

 んで婦長、その子をどうやって治療すんの?

 

『だからと言って手から何から全て切除されては困る!』

『いいえ! 貴方はこの大地に一つの命としてまだ生きている……どんな方法を取ったとしても、必ずやその命を繋いで見せる……!』

『いや患者本人がそれを望んでいないのだから諦めてくれ!!』

 

 ……だ、ダルマですか(震え声) ああいけないいけない頭がウ=ス異本の浸食を受けている……いやまぁ、でも普通じゃない治療をするのは、普通じゃない患者と言う証。

 今回の患者なのですが、何と心臓を抉り取られた状態で『何とかならんか』と運び込まれて来たんですよ。いや、心臓を抉り取られて普通に生きたまま担ぎ込まれてくるな。そこは素直に死んでおけよ人として……まぁサーヴァントなんでね?

 

 という事で、心臓がボロボロになっている状態。新鮮な血液が全身に巡らないと、巡らない部分がどんどんダメになっていくから『切りましょう』ってなるのは分からないでもないです。

 にしたって肺以外全てを切除する勢いで詰め寄るな()

 

『まぁ、そりゃあ……『ラーマヤナ』の主人公、かのコサラの王のラーマだ。最悪手足を失っても、色々アドバイス貰えたりとか期待は出来るけど』

『よ、余は王である以前に戦士だ! いだだっ、戦う術を奪われては、たまったモノではないぞ!』

 

 まぁでも心臓抉られても耐えるってのは、当然ながら普通のサーヴァントでは不可能でございます。此方のサーヴァント、というかイケショタ君も普通のサーヴァントとは一つも二つも格の違う(つわもの)

 インドに伝わる聖典の一つ、そして、アメリカ側において最強の英雄と名高い、かのカルナが描かれた『マハーバーラタ』に並ぶ二大叙事詩、『ラーマーヤナ』の主人公。

 インドの最高クラスの神格、ヴィシュヌの化身と謡われる伝説の王にして、インド最高格の英雄の一人、名をラーマ。数多の武具を自由自在に扱ったとされる武術の達人でもあります。

 

 まぁ要するにカルナさんと同格のバケモンです。火力は向こうに分があるかもしれませんがしかし、単純な武術の腕では此方の方に分があるやもしれません。まぁ高次元過ぎて他から見れば誤差みたいなもんですけど……

 

『しかし……そのラーマがこの有様とはね』

『仕方ないだろうレオナルド……ラーマーヤナにラーマがいるなら、ケルト神話には彼がいる――しかも、聖杯のバックアップを受けてるとなれば、僕は彼が人理焼却の黒幕と言われても疑わないさ』

『狂える王様、クー・フーリンか』

 

 んで。

 それをこんな状態に追い込んだ敵がいる事実。

 

 とはいえ、格としちゃあ負けちゃいませんよね。こっちが神話の主人公なら、向こうも神話の主人公。

 その名を――クー・フーリンと言います。

 




カルナさんと同格なのにどうしてか影が若干薄い気がするラーマくん。だから第二部四章すっごい嬉しかったゾ……(感涙)
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