FGO DLC実績『鬼血の継承者』獲得   作:秋の自由研究

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第百章

 東部の体制を刷新する実況、はーじまーるよー。

 

 西部をどげんかせんといかん、と思っていた所で、先ずどうにかするべきは、発明家がトップやってる東部だった件。

この乱世乱世の中で、会社の社長を王に据えてる暇なんざないって事で。ここは乱世に慣れたネロ陛下に頭を代わって貰う……のは流石に出来ずとも、大統王に背後から指示を出す、フィクサー的な立ち位置についてもらおうと。なんという事、政治の腐敗の臭いしか致しません。

 

という事で(目逸らし)、特異点攻略の暁にはネロちゃまとエリちゃん、二人による地獄のコラボイベントの開催が確定し。その絶望の事実と引き換えに、東部を取り仕切ってくれることになったようです。

 

『ふふん。その大統王とやらに、如何に効率化しようとも埋められぬ部分があるという事を、統治者の先輩たる余が! 余自らが! 教育してやるとしよう! 余に全て任せるが良い! うむ!』

 

 当然、ネロちゃま単騎で向かわせるのもアレなので、レジスタンスメンバー全員ぞろぞろと引き連れて、東部へ向けて進軍を開始しました。いやぁ、原作に置いては、西部ケルト陣営に暗殺に向かい、しかしながらラスボス野郎の力業の前に全滅してしまう愉快な仲間達が、コレで助かる可能性が出てまいりましたよ。

 

 まぁ別にこっから行く先も全滅しないとは限らないんですが……何せ東部にも、ケルトとのサーヴァントの不足を補えるだけの、強力なサーヴァントはいるのです。

宝具を撃ち合った余波で、こっちを壊滅寸前まで追い込んでくれたランサー君が居るんですよ。あの白髪のインド系が……

 

『――とはいえ、そこに行くまでただ只管に突進、敵を全部蹴散らす……って訳にもいかないでしょ。東部もケルト程じゃないにせよ、敵の数はまぁキツイ』

『んで、ケルトと違ってこっちの合衆国さんは、防備キッチリ固めてるし、無理に突っ込んで見つかったら、それこそ袋叩きに会うよね。機械兵にも、あの白いランサーにも』

 

 流石にロビン、ビリーのアウトローコンビ的にもその辺りは気になりますよねぇ。一切の策なしで特攻してどうにかなるわけが無い……という事で、事こうなれば『何時もの』でございますよ皆様。

 

 そう、ホモ君有するカルデアの得意技――隊を分ける作戦! 至極当たり前のやり方なんだよなぁ……という事で、陽動を引き受ける部隊と、その隙を突いて敵地に侵入する部隊に分けます。

 ホモ君が連れて行けるのは……潜入工作の得意なロビン、アメリカのフィクサーとなる予定のネロちゃまと、あと一人、自分のサーヴァントから。

 

『――彼女でいいんだね?』

 

 はい。

 やっぱり……こういう時は、自分が最も信頼しているサーヴァントで行きます。というかまぁ、単純に他の二人が陽動、というか敵の攻勢を受け止めるのに適し過ぎてるので半ば消去法ですね……

 

『必ずや、任を果たしましょう』

 

 という事で。はい。式部さんです。ある程度は相手にデバフもかけられますし、ホモ君の礼装を組み合わせれば、実質高倍率の攻撃力アップのバフを付与する事も可能ですのでまぁ普通に強いです。

 上記の三人に、瞬間的ではありますが火力の底上げが出来る要員のハゲマスターも加わって、一応最低限の陣容にはなったかと思われます。

 

『と言っても、マスターから離れたサーヴァントは、全力を出し切れない部分もある。何時までも時間は稼げないから、行動は迅速に、ね』

 

 と、おっしゃってはいますが……要するにターン制限があるという事でしょう。承知しました。その辺りも留意して、短期決戦で行くとしましょう。

 

『――さぁ、見えてきたよ。敵首都デンバーだ! どうやら彼らもこっちを捕捉したらしいね。それじゃあ、手筈通り……健闘を祈る!』

 

 という事で、パーティから陽動作戦のメンバー、『ジェロニモ』、『ビリー・ザ・キッド』、『酒吞童子』、『ゴルゴーン』が離脱。残った三人のサーヴァントでデンバーへの侵入を目指します!

 ……なんか普通に陽動側が敵戦力全部削り切って終わりそうな盤石が過ぎる面子なのは置いておきましょう。当然、カルナさんも出てくるでしょうし、そう簡単にはまぁ、勝ち切れない、とは思います。多分。

 

『――さて、こっちはこっちで気張らないとね……そら見つけたよ! 暗殺警戒の歩哨部隊だ! 連絡が本陣に行く前に、速攻で仕留めるとしよう!』

 

 まぁこっちはこっちで気張らないときついので、頑張りましょう。というかターン数制限がある戦いで、全体宝具が一人しかいないという中々クソな状況でございますので。

 幸い、道中の敵は、数自体は三人以上はいないので、式部さんしか全体宝具がいなくても、ある程度は何とかなるでしょう。

 

『……陽動部隊の方も会敵したみたいだ! 戦況は……おや、意外とこっち有利?』

 

 でしょうね。

 ここの台詞、サーヴァントの編成次第である程度変わるらしいですが、まぁ神話クラスのモンスターサーヴァントが二人、全体宝具を振るっているのですから、勢いで勝ててしまっても不思議じゃないです。

いや、ここで勝ってしまうと東部アメリカ合衆国崩壊なのでダメなんですけど、

 

負けるのは当然として、普通に勝つのも駄目、相手の心をへし折る以外の勝利以外は認められないという……中々クソですねこの任務。

 

『うーん、何と大戦果。こっちに目を向ける余裕は、あんまり無さそうかなー……であれば、こっちも急ぎ過ぎず、じっくり行っても良さそうだ……その分、バレる確率を下げるように、念入りに索敵して行こう』

 

 んで、向こうの戦況次第で、こっちの戦況も多少変わります。具体的に言えば、敵と会敵する数が減り、敵自体の数も減っていきます。制限ターン自体は変わらないので、実に楽になりましたね。

 

『――見つけた。やっぱりあると思ったよ……物資の搬入口。あそこから改めて内部に侵入し、大統王閣下の元まで一直線! ここからは慎重さは要らない、どうせ入った時点で遅かれ早かれバレるんだ、速度優先で行こう!!』

 

 ……という事で、ロビンの不意打ちの弓矢で、見張りの兵隊を仕留め、内部に潜入。昭和のギャグチックに、土煙を巻き起こしながら廊下内に陣取る兵隊をぶっ飛ばしてそのまま一気に敵司令部へ! 先頭のネロちゃまが完全に勢いに乗っております。

 

『わはははは!! 進め進めぇーい!』

『はいはい失礼しますよー……あ、そこのアンタはちゃんと気絶しててな』

『えっ? あうっ』

 

 そして吹っ飛んだ兵隊さんの中で、ガッツのある人たちはロビンが丁寧に意識を落として行くと……此方の奇襲によって、完全に城内は大混乱状態、これだけ激走しているというのに、寧ろ兵隊が寄ってこないまであります。

 

 そのまま直進! 只管直進行! 此方にカルナさんもエレナ女史も来ていないのは、外の陽動部隊が頑張ってくれているお陰です。その努力を無駄にすることなかれ、障害はすべて蹴散らして進みましょう!

 

『ぬぅ、こんな壁など……こうである!!』

 

 ど が ん!

 

『ダ・ヴィンチ、方向は此方で合っているな?』

『あ、うん。間違いないです』

『ではこのまま直進である! もはや余は止まらぬぞ~!!』

 

 だからって壁ぶち壊してまで先に進む事はないかと陛下……ああいやなんでも無いですネロ陛下が楽しければなんでも……おや?

 

『――というか、ここが本丸だね』

『な、何という……せめてドアから入ってきたまえ! 壁を破壊して入室など、君達はケルトの脳筋連中か!』

 

 どうやら我々の目標の元には辿り着いていた模様です。ネロちゃまがぶっ壊した扉の先に、白いライオンヘッドの大統王が……しかし至極真っ当なご意見かと思われます申し訳ないエジソン閣下……

 

『ぬぅ、まさか表の大暴れは陽動か! カルナ君とエレナ女史に対応して貰って一安心と思っていた所だというのに……!』

『ふふん。やはりその辺りの発想が足りぬな。自陣の最高戦力で迎え撃つのは良いとしても、自らの喉元に刃が付きつけられる想像等、統治者ならば何時でもしておくものだぞ大統王とやら!』

『なにぃ!? そ、そう言う貴女は……』

『なぁに、お主の先輩である――お主の無駄を、切り落としに来たぞ!』

 

 そんなホワイトライオン向かい合うは、白無垢の花嫁。くしくも白と白、王と皇帝の対決となります。この戦いに勝った奴が、アメリカのトップを張る事となる……強い奴が頭張る、西部開拓時代らしい、ストロングスタイルで良いじゃないですか!

 

 という事で、今回はライオンヘッドを見つけた所でお終いです。

 次回は、エジソン戦から。果たして、発明王エジソンにこれ以上の切り札は残されているのか、ご期待ください。

 




どっちも白いし……どっちが仕切っても大して変わらんな、ヨシ!!(大問題)
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