FGO DLC実績『鬼血の継承者』獲得   作:秋の自由研究

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第百五章

 神話大戦――開始、な実況はーじまーるよー

 

『――進軍開始だ諸君! 後の事など考えるな、全身全霊を賭して戦えば良い! この戦いが終わった後を考える必要はない! 何せ勝つにしろ負けるにしろ、決着が付けば、すべてお終いなのだ!』

 

 エジソン大統王の号令の下、アメリカ及びレジスタンス連合軍進軍開始です。

真っ白な体毛が太陽に眩いエジソン殿の演説を、彼の乗った演説台の下から中継中のこちら、我らプレイヤーホモ君は、『大隊』所属でございます。

いやぁ、非情に周りの機械化兵士の皆様の熱量が凄まじいです。折角なので私もウォォオオオオ! ケルトの髭モジャ共の髭を狩れぇぇえええ!!(毛狩り隊)

 

『進軍開始だ。全員を気を引き締めて敵へ向かえ』

『カルナの言う通り! やる気を出すのは良いけど、焦らない事! 事を急いて余計に被害増やしたら本末転倒だからね!』

 

 アッハイ(神速の鎮静化)

 クールダウンした所で、さて現状、我々大隊チームですが、敢えて大きく開けてどこからでも奇襲しやすいような、そんな広い荒野をのんびり行軍中です。

 

 ワシントンに向けて急げって? いやむしろ急がなくていいんですよ、この無防備な進軍に向こうが引っ掛かってくれれば万々歳なので。

 我々囮部隊の役割は勝つ事ではなく、じっくりと時間をかけて相手を泥沼の戦いに引きずり込み、向こうに援軍を出来るだけ送り込まれないようにするのが目的。敵がいくら無限に敵を送り込むにしろ、それだって出来るだけ引き付けきゃ……(必死)

 

 因みにアメリカ側の将、ホモ君のお仲間のサーヴァント以外でこちらに合流しているのは、ネロ陛下だけです。まぁ現状のアメリカ合衆国の、実質的な支配者だしこっちでええやろ(適当)

 大隊を指揮するのは、アメリカ合衆国の首脳ばかり。即ち、こっちが壊滅するとアメリカ合衆国の崩壊がその時点で確定いたします。はえーハイリスクな戦力分散だァ……

 

『この大隊は作戦の要である。故の一点集中ではあるんだが……しかしながら余りにもオールインと言うかないなコレは! はっはっはっ!』

『ハイリスクハイリターンの勝負は人の上に立つ者のたしなみである! しかしここまでのオールインは余もやった事はないがな! リスクがハイどころか青天井である!』

『成程! つまりリターンも天井知らずか!』

『おぉ、賢いな大統王!』

 

 どっちも馬鹿だよ!!!(激ギレ)

 一体どんな超理論の比翼連理なんですかねぇ……まぁ、実際この戦場を突破できれば全部解決するのは間違いないですけれども。

 まぁこれくらいバカみたいな囮使った方が敵を引き寄せるというのは否定しかねますけれども……それにしたってリスク掛け過ぎでは?

 

 ……まぁ勝てばいいか!!(脳筋堕ち) リスクとかそう言うものは俺達が全部粉砕すればノーリスクだし。よし、勝つか!!(思考停止)

 

『そこ! 徹夜明けの死んだ脳味噌で反射的な会話しない! 敵、来てるわよ!』

『おぉ来たか! であれば! うむ! 余達は、勝つ!』

『殺?』

『勝つ!(思考停止)』

『勝つ!(即断即決)』

 

 お二人も真理に辿り着いたみたいですし! 此方に行軍してくるケルト連中を殴り倒して終わりっ! 平定!(乱の終わり) やっぱり脳味噌じゃなくて脊髄で会話するのが一番なんですから(脳筋の鏡)

 と言う事で、我らいよいよ、ケルトの敵勢と接敵セリ、です! アメリカ軍の戦列歩兵の強化型ガトリングが、地平から攻めてくるとんでもない数のむさいおっさん達を薙ぎ払っていきます。

 

 うーん、見かけ上はモロ現地人をなぎ倒す悪のアメリカ軍なんですけど……しかしながらやってる事はどっちかと言えば無限に押し寄せる人外の敵をなぎ倒す架空戦記物的な感じなんですけれどもね?

 

『――第一陣、サーヴァントの姿は無し。一切の呵責なく、一気呵成に薙ぎ払う』

 

 はい、と言う事で先ずはカルナさんをゲストとして敵の第一陣を迎撃します。

後は我々のゴルゴーンさん、酒吞ちゃん、式部さんの三連全体宝具が全てを押し並べて流しますのでそれで終わりっ! 髭のおっさんを打ち払うだけの簡単なお仕事でした。

 

『――はいはい、油断しちゃダメ、次来るわよ!』

 

 続いてはエレナママをお味方として第二陣を迎撃……なんですが、全体宝具四人がかりの四連続波状攻撃は文字通り、敵にとっては余りにも過剰戦力らしく、どんどん敵が溶けていきます。因みにホモ君へ入る経験値の量は減ります。当然ながら。悲しみ。

 まぁ経験値諸々の事以外に関しては、実に順調極まりありません。進軍は破竹の勢いにて。あれぇ? このままいったら藤丸君達がクー・フーリンを討ち取る前にケルト軍殲滅できちゃうんじゃないですかぁ?(歯茎)

 

『ここまでは順調ではあるな』

『うむ。サーヴァントとも遭遇していない……まさか、此方に余り戦力を回していないのか奴らは……?』

 

 それじゃダメだって言ってんだルルォオ!?(自己猛省) いかん、破竹の勢いって事は囮としての役割全然果たせてないって事じゃんヤバイヤバイ……早くサーヴァント見つけて泥沼の戦いに引きずり込まなきゃ……!

 

『――いいえ。そうでもありません』

 

 サーヴァントいるじゃない!(歓喜)

 髭モジャの進撃する兵士たちの中から、此方に向けて進み出る褐色白服の青年……雰囲気が圧倒的に違う、これは幹部の風格……!

 

『何奴だ』

『今はケルトの将……アルジュナと言います』

 

 ――とうとう来ました。ケルト側においては、恐らくはこの特異点において一、二を争う最高戦力……!

 

『ネロ様! 我々の機銃掃射、あの男に一切届いていません! あの強さは――』

『――サーヴァント。それも、油断しかねる強い戦士である事に間違いはあるまいよ』

 

 そして、アルジュナ、と言う男が現われた途端に、此方からも進み出でる一人のサーヴァント、あり。これは強敵が現われたが故に、前線に現れたのか――いいえ、そうではありません。

 

 彼が出てくるなら、カルナが相手をする。そう言う関係なのです。彼らは。

 

『――居たか。居るな。そこに。カルナ』

『あぁ、俺は今、ここにいる……俺としては、貴様がなぜ『其方』に付くのかが、理解しかねるが。矜持すら捨てたか、アルジュナ』

『それほどまでに……お前との決着を、望んでいるという事だ』

 

 かつて、カルナとアルジュナとは、神話の中で激突し……そして、勝負の綾を決める天秤はアルジュナに傾きました。しかし、明らかにアルジュナ贔屓というしかないこの勝負に彼は、未だ納得がいっておらず……まぁその辺りの詳しいと事は置いておくとして。

 

 兎も角、彼はカルナさんとの決着を求めて、ケルト側に与して現れたという事です。その実力は……カルナさんと互角。文字通り、神話級の強さを誇る弓兵です。

 FGOの性能で言うと、何というか、何でもできてしまうが故に、若干器用貧乏感が否めないのですが……それでも尚、高性能と言う言葉が似合うアーチャー。尖った部分はないですが、その万能故に、王道の真っ向勝負なら普通に厄介な持久力と火力を持っています。シンプルな強敵ですね。

 

『なんと……敵方の戦力は、ケルトの勇士ばかりではなかったのか……!?』

『奥の手、っていう奴でしょ! 幸い、アイツはカルナに釘付けみたいだし、『仕事』は出来ていると考えましょう!』

『――う、うむ! そうだな……!』

 

 しかし……か か っ た な ア ホ が ッ !!

 お前が大隊側に来た時点で、こっちの作戦は成功しているのだよ……大物がこっちに来れば来るほど、藤丸君の作戦成功率は高まるというわけだぁ……! シナリオ的にもプレイ的にも大勝利、と言う事で、カルナさんには思う存分宿敵との決着を――

 

『――逃がさん!!』

 

 あぁん!?(恐怖)

 だ、誰だっ! カルナさんとアルジュナの宿命の争いガン無視してこっちに切りかかって来るアホは!

 

『逃がしはせんぞ……カルデアのマスター、ここで貴様の首を取るっ!』

 

 あっ、アヴェンジャーだ!(震え声)

 か、景清ちゃん……このタイミングで乱入してきます!? いやまぁ、このままサーヴァント殲滅してるだけで済むわけが無いっていうのは分かってましたけど……ここまでプレイヤー単騎を殺そうとする敵もいないでしょうに……!

 

 ケルトとアメリカの大戦。いよいよもって混迷を極めて行っています……!

 




暗殺計画が発動しなかったので、ここが実質初登場なジュナ……
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