FGO DLC実績『鬼血の継承者』獲得   作:秋の自由研究

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第二十一章

 女神様に教えてもらった実況、はーじまーるよー。

 女神様のお戯れに無事に付き合あった結果、無事に重要な情報を入手する事が出来ました。ここまで女神様に付き合って、一体どれだけのお宝情報が転がり込んできたというのかと申しますと。敵の本拠地の場所が抜けました。

 

 ……えっ? それだけ? って思った方。そもそも現状、此方は敵の本拠地が何処からすら分かってなかったんですよ。

ネロちゃま的には、急に現れた敵方のローマに領地を食い荒らされた挙句に、その対応に右往左往させられて、向こうの状況など探る暇など無かったと思われます。ガリアというローマの要地迄奪われていた訳ですし。

 

 今、漸くガリアという要地を取り返し、戦力を立て直し、そして勝利という士気を上げる結果を納めた。ネロちゃまとしては、漸くここから反撃に移れる……といった所だと思われます。

 そんなタイミングで敵の本拠地が割れたのです、この情報は正に値千金でしょう。此処から反撃、という発想にもなり得ますよねぇ。

 

『なぜ馬に乗らぬのだ。そうだ、戦車でも用意すれば良かったか?』

『ならば、皇帝陛下。次の遠征には戦車を用意しましょうか』

『自ずと必要になってくるであろう。何せ次の遠征は連合首都への本格侵攻だからな!』

 

 ホラごらんなさい。ネロちゃまも兵士さんもノリノリです。今までやられっぱなしだったのが、一気に敵に迫れるような情報を手に入れて、要地を手に入れて、向こうの勢いも落ちる……そう分かっている様な状況です。テンションも爆上がりですよ!

 ……とまぁ、敵の勢いが落ちる、って思ってる訳ですよ。この現状は。

 

『っと、皇帝陛下。敵襲だ』

 

 ですが、現状こうして敵がガンガン送り込まれてきている訳ですね。敵もそう容易くやられてやるつもりもない模様で

 しかもレ/フは更にサーヴァントを召喚すらしています。今強襲をかけてきている部隊もそのサーヴァントの仕切りによるものなんですよね。中ボス倒してもそれに匹敵するボスが更に即装填されるとか言うクソゲー。

 これが、聖杯の力という奴です。ヤッパ聖杯ってチートだわ……

 

 で、今回の敵ですが……珍しくホモ君の稼ぎ時だったりします。ああいえ、強さ的には普通に結構危ないレベルではないんですが。

 その強さに見合わない位結構経験値が入るんですよ。ある理由から。

 

 相手は、レオニダス王率いる三百人のスパルタ兵です。そのスパルタ兵なのですが、その強さは、全員がサーヴァントとか言うチート性能。えっ、レオニダス王って個人のサーヴァントじゃないんですか!?

 いいえ、そんな事はございませんよ。群体のサーヴァントも居ない事は無いんですけどそんな何百人も百鬼夜行みたく引き連れるサーヴァントいる訳ないでしょう。常識的に考えて。

 

 アレは、レオニダス王の宝具なんですよ。

 自分達が最後に指揮していた戦力、三百人のスパルタ兵士を召喚するという効果を持つ宝具です。受けた攻撃を跳ね返すカウンターの様な効果を持つ、守勢を得意とした宝具なんですけれども……

 しかし、敵指揮官の無能ぶりが発揮される遊撃隊運用。攻め寄せる戦いに宝具を使わせるとか言う。

 

 確かに三百人のサーヴァント相当の兵士の戦力は確かに脅威ですが、それを有効に活用できないようではマスターとしては無能以外の何物でもございません。やーいやーい、この無能!

 

 防衛に置けば突破に異常に苦しむ事になる様な優秀なお兄さんですが、下手な扱いしたせいで台無しなんですよね。

 お陰で、こう言うプレイヤーに取っては良い感じの稼ぎ場として利用される感じになってしまっています。

 腐ってもサーヴァントクラスの存在で、しかも宝具。撃破すればそりゃあボーナスも乗りますよ。経験値が入らない、なんて事はありません。ホモ君が一人でも撃破出来ればそれ相応の経験値が手に入ります。

 

 しかも、通常のサーヴァントよりも比較的弱く設定されているので、式部さんの攻撃で多少削ってからホモ君で漁夫る……といったやり方も十分に可能です。それを考えるとここが稼ぎ時だと言っている理由もお分かりだと思います。

 

 レオニダス王自体が強いかと言えば、まぁ普通に強い近接戦闘のエキスパートではあるのですが彼自身も攻撃的な戦闘スタイルをしている訳では無く、運用され方も間違っていると。

 ので、現状の此方の戦力を考えれば、倒せなくてはいけないレベルの相手ではあります。

 という事で、レオニダス王には取り敢えず此方の経験値になって頂く事になります。本当に申し訳ない……

 

 

 

 はい。取り敢えず、レオニダス王には普通にご退場頂きました。あの、本当に申し訳ないと申しますか……どうしてもうちょっとサーヴァントを尊敬した様な編集を出来なかったのか。

 でもTNPの事を考えない訳にも行かず……大変申し訳なく……いや、レオニダス王の活躍とかお見せしたかったです。めっちゃ防御カチカチになって最後まで粘るレオニダス王とかそう言う凄い抵抗を見せていたんですけども。全てはデータの虚構海洋行きです。

 

 さてレオニダス王を撃破し、ローマの首都へと凱旋。いよいよ、女神様からの祝福を以て進撃を開始いたします。目指すは連合ローマ首都でございます。

そして連合ローマへの反撃に打って出るという、正に完璧タイミングで……新たなる戦力が合流を……

 

『恐れながら皇帝陛下に申し上げます! 特別遠征軍、首都ローマへ機関の途にあるとの事!』

『なに――あの者達が、帰って来たか!』

『はっ。将軍、両名ともご健在! しかし現在、連合の大攻勢に遭って足止めを受けているとの事です!』

 

 なんで俺に気持ちよく連合ローマへの反撃をさせねぇんだ(決闘者)

 そりゃあ向こうからしてみれば気持ちよく反撃されたくないでしょ(正論)

 ……はい、という事で、えーネロちゃまが先んじて味方にしていた二人が戻ってきた模様でございます。しかし、合流する前に襲われているとの事で。ネロちゃまと一緒にお迎えに行きましょうか。

 

 敵に関しては、まぁそんな強い訳でもなく、シャドウサーヴァントも居ないので戦闘に関しては気軽に全カットしますけど……

 

 で、ネロちゃまがお味方に付けたお二人というのは。

 

『私はアサシン、荊軻。君達と同じくネロ・クラウディウスの客将をしている』

 

 はい。先ずは中国は始皇帝の時代。

 彼をあと一歩の所まで追い詰めた伝説の暗殺者。荊軻でございます。無頼漢にて酒豪。反体制派筆頭みたいなサーヴァントでございます。白い装束を着こなす、少女とも少年ともとれる美貌が本当にお綺麗ですね。

 

『■■■■■■――!』

 

 そしてもう一人。中国は三国志の時代。

 多くの君主を裏切りながらも、その圧倒的な武力で多くをねじ伏せ、しかし最後にはそのしっぺ返しを食らって死に絶えた三国志最強の武人にして、もっとも義に欠けるとすら言われた武将、呂布です。

 そして流れるようなバーサーカーでございます。

 

 このお二人だけで、恐ろしい事に数人の『皇帝』を討ち取って来たいわば『皇帝キラー』でございます。サーヴァントの強さという者が良く分かりますよね。ネロちゃまが帰還の報告を嬉しそうに聞いたのも間違いではありません。

 

 ……一つ言って良いですかね。

 なんで一応は、この時代の体制側の将が悉く反体制側か、裏切りの伝説の残る武将なんでしょうか。皮肉なんでしょうか。

 




体制側ローマ(人材が悉く反体制派)
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