FGO DLC実績『鬼血の継承者』獲得   作:秋の自由研究

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第三十三章

 船で敗北した瞬間ほど悔しい事はない実況、はーじまーるよー。

 

 何の成果も……得られませんでしたぁっ!!

 はい。それは言いすぎにしても盛大に負けましたねクォレハ……ドレイク船長が悔しがるのも分かる程のこの手痛い敗北。黒髭の船の性能に相当にめっちゃくちゃにやられた試合でございました。

 

 結局の所、船の上での殴り合いをする以上は、足場の船の性能で差を付けられていると相当苦しい事になる、という良い見本になる試合でございました。FGOやってると分かっていた事ですが、恐らくは初めて、真っ向から敵とぶつかり合った結果の、手痛い敗戦だと思われます。

 撤退間近で船を持ち上げてくれたアステリオス君達が居なかったら多分普通に海の底だったと思いますから、相当にピンチだったのは間違いありません。

 

『回復もロクにしないで、無茶をやるからよ。何処の世界にガレオン船を持ち上げて立ち泳ぎし続けるバカが居るの、このバカ!』

『ここに、いる』

 

 カッコいい(KONAMI)

 そんな漢なアステリオス君ですが、此方との戦闘でボロボロになった後の大奮闘だったせいで傷が開いて弱ってしまうという事態。

 

『ドレイクさん。船の方は――』

『ダメだね。動きゃしない』

 

いや、より正確に言うのであれば、僕も私も全員ボロボロのボロなんですけれども。船などは船底に穴が開き、マトモに航行も不可能な程です。

先ず、あの黒髭をぶん殴るにしても、そこからどうにかしないといけません。こんな敗残兵みたいな状態でマトモに黒髭と戦える訳がありません。マトモにやっても勝てなかった相手なので。

 

 しかし、実際のバトルも船の揺れを再現した前衛後衛交代ギミック、正に悪夢としか言いようがありませんでした。第七章のギミックを参考にして実装したのでしょうか。

偶然、本当に偶然にもゴルゴーンさんと、そして牛くんを後衛に下げて戦っていたのが幸いしました。後衛に居てもらう予定だった式部さんが戦線に引きずり出されましたが、しかしながらゴルゴーンさんの石化の魔眼で一人の敵の動きを拘束しつつ、ソイツ以外を先ず撃破してしまえば実質ターンスキップ。被害は最小限です。

 

後は後衛に改めて藤丸君を置いて、んで前衛をそのままゴルゴーンさんと牛くんに努めて貰えば問題なく。もし前衛に式部さん以外の全サーヴァントを置いていたらと思うと冷や汗しかかけません。

さて、そんな厄介な黒髭様方ですが、まぁ今の最大戦力でも結構苦しいという事で何か突破口ないの? ロマニ?

 

『ちょっと待って。君達が撤退する前に、何か無かったかい? 向こうに何かしらの損害を与えたような――』

『ああ、確かあの時は……エイリーク血斧王を倒したはずです』

『そうだ。うん。此方でも完全に消滅した事を確認しているな……ああ、つまりそう言う事か!』

 

 どういう事だ?(KRYUちゃん)

 さて。ロマニの分析、というか推理して曰く。

 

 黒髭の船は宝具であることは間違いないのですが、しかし最大の問題はその船の単純な性能ではなく、その性質。ロマニが観測したデータによると、その船の魔力量が、エイリークを倒した時に大きく減少したとの事で。

 まぁ要するに一杯船にサーヴァント載せてれば強くなるって感じです。

 

 つまり黒髭がこれ以上仲間を増やすと余計に倒しにくくなってくるという事実。ええいクソ何という面倒な……! 

 という事で、ここから特異点を巡りって戦力を集め、態勢を万全になるまで立て直してるよりも、寧ろこの島で出来る事だけやったら素早く反撃した方が勝ち目がある模様なのです。そして、この島で出来る限りの事をする為の大切な素材が、今――

 

『どうやらワイバーンの様だ! 気を付けて!』

 

目の前に。

フランス特異点ぶりのワイバーン君でございます。このワイバーンこそ、今、現状我々が一番必要としているモノなのです。より具体的に言えば、此奴らの素材だとかが。

要するに船がボロボロになって黒髭に対抗できなくなっちゃった……元からもどうしようもない……なら強化すりゃあ良いじゃん!! という事で。

 

船をドラゴン、というか竜種の素材で強化して黒髭にぶつけるんだよ!!! やってみる価値はありますぜ! 化け物には化け物をぶつけるという話。

因みに加工は力強いアステリオス君にお頼み申す。あ、その前に君は皆でご飯食べて傷を癒そうねぇ……鍛冶のおじさんにも会おうねぇ……皆と交流しようねぇ……海賊のお兄さんと肩組んで歌でも唄おうねぇ……エウリュアレを肩に乗せようねぇ……

 

 という事で、アステリオス君が皆と仲良くしている間、カルデア連中はここからはワイバーンの素材集めを開始いたします。当然分かれて。やっぱり一緒に行動するより分散した方が効率良いからな!

あ、因みにドレイク船長を何方かに付ける事も出来ますが……藤丸君、行けヤァ! オラオラ仕事しろっ! お前がドラゴンを集めるんだよ!

 

はい。こっちはこっちで仕事しようか。

 さてこのドラゴン素材集めなのですが、島全体を示したマップ内を駆けずり回ってワイバーンを叩いて一定数を倒すとドラゴンが出て来る……と言った感じです。まるでFGOのイベントの如く。

 

『まだドラゴンが姿を現す兆候はないね。ドンドン行こう!』

 

 あとこのドラゴン狩りの男! をしている間は、此方のサポートにダ・ヴィンチちゃんが付いてくれます。ロマニは藤丸君側で頑張っているので。

 こうしている間にも、向こうは問題なく仲間を発見するんだろうなぁ……と。まぁまぁこっちはドラゴンを順調に狩っていくといきましょうか。向こうが質ならこっちは数なんだよオラァ! 素材落とせ!!!

 

 素材を順調に狩って戻ってくれば、白い女神様とクマがご同行してらっしゃいます。ああやっぱりお仲間を増やしたねぇ。

 

 さて、この白い女神様とクマのぬいぐるみって誰? って言う話なんですけれども。此方のお二方が『オリオン』です。

 ん? 聞き間違いカナ? と思った方。安心してください。間違いなく彼女と彼のペアがオリオンでございます。あの可愛い白い髪のお嬢さんが。後、クマのぬいぐるみ。

 いやいやいやいや、オリオンって言ったらギリシャ神話における狩人でもっとゴツイ奴なんじゃないの!? と思っていらっしゃる方。それは後期生産型のオリオンになるのでもうちょっとお待ちいただければ。

 

 後期生産型のオリオンはまぁ相当にゴリゴリマッチョメンのギリシャスーパーマンではございますので。

 

『ダーリン、今どこ見てたの?』

『イヤドコモ』

 

 ……で、場面を戻して先行生産型のオリオンでございますよ。

 彼女が『オリオン』の本体だとするならクマのぬいぐるみって何?

 

 ここで、今ぬいぐるみがダーリンと呼ばれていた時点で、訓練された型月の民なら『あっ……』と察しが付く方もいらっしゃると思うのですが。あのクマのぬいぐるみ、彼こそがオリオンの本体なのでございます。

 ではあの可愛いお嬢様の方は? オリオンと一緒に居らっしゃる女性、という事で分かる方は分かると思いますが、彼女がオリオンの奥方、アルテミスでございます。

 

 本来『オリオン』として呼ばれる所を、奥方が旦那を傷つけないように代わりに出張って来たのが今の彼女でございます。

 とはいえ、ダーリンが居ないのは寂しい。という事で、ぬいぐるみっぽい感じに霊基を弄って連れてこられたのがぬいぐるみのオリオンでございます。

 何という哀れな……まぁ彼も奥様が傍らに居るのにナンパするようなダメ男なので別に問題無いかなぁ(震え声)

 

 さて、そんな彼女を仲間に加えつつも……さぁ、ドラゴン狩りの男、再開と参りましょうか。まだまだ素材が足りねぇぞオラァン!?

 




ドラゴン狩りの組織! カルデアッ!!
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