FGO DLC実績『鬼血の継承者』獲得   作:秋の自由研究

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第四十一章

 目玉狩り、はーじまーるよー。

 

 前回は、イアソン様に遂に殴り勝ったところからの、続きです。礼装で汝は魔性、罪ありき! からの特攻乗せクリティカルはやっぱ強えぇわ……暴力は正義。慈悲は無い。

 あ、前回イアソン様を殴り倒したカラクリ、というのはこの礼装三つ目のスキル。魔性特性付与です。○○特性付与、というのは竜特性だったり悪特性でFGOにはよく出てきていますが、今回はその魔性バージョン。

 

 コレの何が良いかと言うと……式部さんの特攻がホモ君の攻撃に乗るんですよ。

結局の所、ホモ君自身で出力を上げるのは基本やっぱり限界があるのですよね。外部からの補助が必要にはなってくるんですが。まぁ外部サポートできるキャラクターって意外と来てくれないんですよ。

 式部さんが来てくれた時点でこうするのは予定していました。クリティカル威力に特攻を乗せると、結構威力が跳ね上がるんでございますよ。乗算は正義。

 

試験運用でイアソン君をあそこ迄一発でボコせるなら十分な威力、ビルドがちょっとずつ実を結んで来た雰囲気がありますめぇ!!!

 

 経験値もがっぽり、自尊心も回復、やっぱこの、ガッチリ想定が当て嵌まってふつう信じられない位の威力をバチっと叩きだした時の脳汁ダバダバな状況になってこそのマスター戦闘ビルドなんやなって……みんなも、やろう!!!(クソデカボイス)

 で、この戦いは大将が倒れてしまえば此方の勝ち……つまり、初めてホモ君が特異点の戦況を左右したんですよ皆さん!!!!!! ビルド!!!!! 頑張った!!!!! 甲斐が!!!!!! あった!!!!!!

 

 メディアさん、ヘクトール氏も、マトモに戦わずして突破。そしてヘラクレスは藤丸君が仕留めてくれる。これぞ完全勝利と言わずして何を勝利と申すのか……と言う事でオケアノス、完!!!

 

――ではありませんです、はい。

 

『……エウリュアレを『契約の箱』に捧げるなんてバカな考え、誰に吹き込まれたんだい?』

 

 そう。此処からは宝具本来の持ち主、ダビデ王のターン。ドロー!

 バーサーカーソウル発動後、モンスターカードで只管殴るかの如く、矢継ぎ早に事実を叩きつける王。契約の箱に神霊を捧げれば無限の力を得られるだなんてあり得ない。時代そのものに死をもたらす終末装置。

 契約の箱がただの『世界ぶっ殺し機』だった事に狼狽するいあそんくん(死後)の姿は滑稽だなぁオイ!!

 

 さて、そんな滑稽な道化を生み出した張本人をご紹介しましょう。此方の方です!!

 

『――メディア、今の話は……嘘だよな?』

『……』

 

 はい。奥様は魔女。と言う事で今回の特異点の真の黒幕、のフィクサー、メディア様です。いやーこんな虫も殺せない様な清純可憐な美少女がしれっと夫を操って、世界一つ丸ごと滅ぼそうとしているという事実。情緒壊れる。

 

『神霊を『契約の箱』に捧げれば無限の力が与えられるんだろう? だって、あのお方はそう言って――』

『はい。嘘などついておりません。だって、時代が死ぬという事は世界が滅ぶ。世界が滅ぶという事は敵が居なくなる。ほら――無敵ではございませんか』

 

 ……えー、これを正気でおっしゃっているのですよこの奥さん。敵を世界諸共皆根こそぎやっちまえば敵が居なくなるとかいうジェノサイド理論止めろくださいオナシャス! 環境を考えろォ!(明後日へのホームラン)

 等と、色々言っていますが。イアソン君とかの事情を考えると、コレが一番丸い可能性もあるという事実。

 

 イアソン君としては、此処に自分の理想の王国を築きたかった訳です。まぁ王族だった頃に親戚に酷い扱いされたんで見返してやるために自分の思う理想郷を作りたいって言う感じの野望です。生前もそんな感じでした。

しかしメディアさん曰く『それをやるにはオメーの魂は捻じれ過ぎやろ現実見ろや』との事だそうです。此処まで酷い言い方して居ませんが凡そこんな感じです。

 

『俺は自分の国を取り戻したかっただけだ! 自分だけの国が欲しかっただけだ! それの何が悪いというのだ、この裏切り者が――!』

『……残念です。召喚されて以来、ずっと私は本当の事しか言ってませんでした』

 

 実際イアソン君、騙されていた……いや、誤解があったとはいえ、此処まで丁寧に尽くしてくれたメディアさんをバリバリ罵倒する辺り、性根は間違いなく捻じり曲がり切っております。アウトです。

 

『彼の王に選ばれてしまったアナタを、こうしてお守りして来ました』

『例えば、今しがた守るといったでしょう? どうお守りするかと言うと……』

 

 だからこういうやり方をされる。

 取り出されたるはイアソンの持っていた聖杯。これを使い、執り行われるはこの特異点のラストボスを召喚する邪悪なる儀式でございます。

 

 FGO本編では到底描写されなかったこの状態、人を目玉だらけの立派な柱に変えるメディアさんがしっかりとムービーに映し出されています。そんなサービス要らないから……(良心)

 

『なっ! おま、おまえ!? やめろ! 何をする! ひっ、やだ、からだ、とけるっ……!』

 

 物凄い情けない悲鳴してますが、実際自分がこんな事されたならば間違いなくこれ以上の悲鳴を上げる自信がございます。なんなら悲鳴すら上げられず意識を失って終わりっ! 閉廷! 以上!

 

 なんでかって変生までの過程がまぁグロイ!! 人が『とける』と言うのが、溶解されていく、と言うのではなく……なんて言うか、本当に『とける』としか言いようがないんですよね。初代Fateのアニメ化第二作『UBW』においての間桐慎二君なんかがなっていた状態が近いです。

 

 んで、その『とけた』肉体が一体どうなるかと言えば……そこから再構築されて、ぐにょぐにょ膨らんでいって……最後には目玉だらけの柱に変化するのですよ。うわきっもち悪いなぁオメェ!?(罵倒)

 まぁしっかりを描写されている所為でプレイヤー自身の気力をゴリゴリと削ってくるんですよね。ここ。

 

『さあ、序列三十、海魔フォルネウス! その力を以て、アナタの旅を終らせなさい!』

 

 と言う事で、ホモ君は前回の特異点においては、別行動を取っていたのでコレが初顔合わせでございますね。この、肉の柱周囲に目玉塗れとかいう文字通りのモンスターな見た目をしている怪物こそ、黒幕の尖兵たる自称『ソロモン七十二柱の悪魔』、魔神柱でございます。

 こんな人間のSAN値を削りきる様なデザインしてるクリーチャーが序盤から出てくるっていうのがFGOの凄い所だと思います。

 

 なれど、この尋常の存在じゃねぇと一目でわかる化け物相手に、何の躊躇いもなく二丁の弾丸を叩き込む姐御が一人。

 

『当たった! ようし、当たるんだったら倒せるさ!』

 

 はえーすっごい胆力……他の人だって『こんなん倒せるのか』っていう雰囲気だったところに、何の躊躇いもなく鉛玉を打ちこめるという。例え目の前に絶望が立ち塞がっていようと『まず進む』って言う選択肢が取れる。さすがは『星の開拓者』。不可能を可能にする英霊に与えられる綺羅星の如き希望。

 彼女の一喝で、怯んでいた船の空気もビシッと喝が入ってますよ。

 

『マスター、この時代最後の敵を確認。修正を開始します――!』

 

 マシュちゃんの申す通り。

 目の前のメディア、及び彼女がイアソンを媒介に召喚した魔神がこの特異点最後の敵。とはいえ、イアソンとのサシという大博打を乗り越えた後のコイツなど、実質此方にとっては消化試合でしかありません。

 折角の海ですし、捌いて刺身にでもして海にリリースして上げましょうや。対戦、宜しくお願いします。

 




慎二君が変化していくシーンは若い頃マジでビビって泣きました。(小声)
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