機動戦士ガンダムSEED〜ラスティ生存√リメイク〜 作:残月
クルーゼ隊長率いるヴェサリウスと合流したガモフ。イザークは前回の戦闘の影響で未だに医務室に篭っており、俺はニコルと共にジンとデュエルの追加装甲装備を眺めていた。
「デュエルにもジンのアサルトシュラウドが換装出来るとは思いませんでした」
「MSとしての互換性は兎も角、追加装甲はパーツの組み合わせだからな。後付けなら改良すれば装着は可能なんだろうよ」
俺のジンとデュエルにはアサルトシュラウド装備が追加されていた。アニメで見たのと同じ装備に組み上がっていくデュエルと本来のジンアサルトとは若干違う仕様になっていく俺のジン。
現在、俺のジンは通常のジンアサルトの装備に加えて試作された対ビームシールドと手持ちの試作型大型マシンガン。盾の内部に忍ばせた試作のハンドガンにアーマーシュナイダー。背面のブースターは試作品で大型化されており、外部パーツに冷却剤パイプで繋がっている。更に追加装甲の内部には稼働時間を伸ばす為のバッテリーが備わっていた。
「まさか、俺が引いた図面の試作品を全部、開発して持ってくるとは思わなかった……」
「クルーゼ隊長の計らいだったみたいですね。でもこれでラスティのジンもイザークのデュエルもパワーアップしましたね!」
以前、ミゲルに鍛えられていた頃に「こんな武装はどうだろう?」なんて装備やMSの図面を書いた覚えは確かにある。しかも、その図面をクルーゼ隊長が「ほう……興味深いな。そのデータは私が預かろう」なんて持っていってしまったのだが、まさか形にして持ってくるとは誰が予想出来るよ?
しかしニコルの言う通りジンアサルトも相当パワーアップしたな。通常のジンアサルトは手持ちの装備はなく固定武装のみだったけど手待ちの武器があるのは有難い。オマケにあの試作型マシンガンは俺が望んだ高速機動戦に適したマシンガンで集弾率の向上がなされたそうだ。まあ、PS装甲にはダメージが無くて意味が無いんだろうけど当てる事には意味があるから良いのだ。
作業を眺めていた俺とニコルだが、クルーゼ隊長に呼び出されたのでブリーフィングへ。うん、もしかしなくてもこの後、大気圏間際の戦いだよね。アークエンジェルも第八艦隊と合流したって聞いたし。
「イザーク、負傷したとのことだが傷はもういいのかね?」
「はい、問題ありません!次こそは足付きを堕としてみせます!」
ブリッジに到着するとアスラン、イザーク、ディアッカは既に来ており、顔面に包帯を巻いて顔の半分が見えないイザークがクルーゼ隊長と話をしていた。おいおい、もう起きあがってんのかよ。
「わかった、君の奮起に期待しよう」
「ハッ!」
クルーゼ隊長にリベンジのチャンスを貰ったイザークはビシッと敬礼をした。やる気に満ち溢れてんな、おい。
「なら装備の確認をしておけよ、イザーク。デュエルの追加装備のスペックだ」
「感謝する。見てろよ、ストライク!」
俺がデュエルのアサルトシュラウドのデータが映し出されてるパッドを渡すとイザークは鼻息荒くデータを漁り始めた。
「来たかラスティ、ニコル。先程、アスラン達にも少し話したが我々はこれから足付きと第八艦隊と一戦交えるぞ。アレを地球に降下させる前に沈めてやろうじゃないか」
「了解です!」
「俺のジンアサルトを試す良い機会……って事にしておきます」
クルーゼ隊長の笑みにニコルと俺は敬礼する。うん、間違いなくヤバい事態になるから気を引き締めないと。取り敢えず、ジンアサルトの作業を手伝ってこよう。大気圏間際の戦いって死亡フラグが乱立しやすいんだから。
『ラスティ専用ジンアサルト改』
ラスティ専用ジンにアサルトシュラウドを装備した状態の機体。
全身に追加装甲が施されており防御力が向上している。背部と脚部に追加されたスラスターにより推力も強化されている。
固定兵装として肩部にガトリング砲、胸部と腕部にグレネード弾、脚部にミサイルポッドが追加されており火力も向上している。この追加装備は被弾時や不要時にパージすることが可能となっている。
更に試作型マシンガン、試作型対ビームシールド、試作型ハンドガン、アーマーシュナイダーと通常のアサルトシュラウド装備よりも武装が充実しており、背面のブースターは試作品で大型化されており、外部パーツに冷却剤パイプで繋がっている。更に追加装甲の内部には稼働時間を伸ばす為のバッテリーが備わった。