機動戦士ガンダムSEED〜ラスティ生存√リメイク〜 作:残月
早くストーリー進めないと、と焦っています(要は早くFREEDOMを書きたい)
サイコパスなパイロットってガンダムシリーズじゃ厄ネタでしかないよなぁ!
そんな事を思いながら俺は黒いフォビドゥン、インサニティを相手取る。
「つうか、速ぇ!」
『ヒャーハッハッハッ!』
殆どの攻撃が速くて正確。ビームライフルとビームサーベルの攻撃が主流だが高速機動とこの場のデブリや障害物を巧みに利用しての奇襲がかなり厄介だ。
俺は嫌な戦い方をしやがって!と思いながらもインサニティの攻撃を捌きながら周囲の確認をする。
三馬鹿はキラとアスランが相手をしていて、ムウさんとニコル、ディアッカがメインで数機のストライクダガーの相手をしている。アストレイ隊は動けない戦艦の救出や直援に回っていて、トールはさっきイージスリペアの補給に向かわせたから暫くは出てこないだろう。となれば俺がコイツを墜とさないと状況は好転しなさそうだな。
「けど……キツい!」
『逃がすかよぉ!』
愚痴も溢したくなる。インサニティの性能とゲールとかいうパイロットの腕が異常なまでに高い。今までは俺のジンやテスタメントの速度に追い付いてくる奴なんかいなかったけどコイツは高速機動戦に慣れてるのか俺の動きに完全について来てる。
それにインサニティは従来の三馬鹿のMSと違って特殊な兵装や重武装じゃない。スタンダードな強さでこっちを圧倒出来る技量と速度を待ち合わせてやがる。
俺は周囲のデータと照らし合わせてマッピングを進める。
『チョコマカと良く避ける……だがそっちの弾も当たっちゃいないぜ!』
「ったく……そろそろこっちも本領発揮と行くか!」
武装をバズーカに切り替えたインサニティから放たれる砲撃をロールアクションで避けながら頭部のバルカンで周囲のデブリを破壊しながら突き進む。目当ての物を見つけたからには即実行しないと気取られそうだからな。
『目眩しのつもりか?だが、ぬぅっ!?』
「よいしょっと!」
目眩しは当然予想されていたが俺はテスタメントでインサニティにタックルをした。タックルされたインサニティは勢いそのままに周囲にあった戦艦のデブリに叩き付けられる。
『成る程、周囲のデブリの場所を把握しながら移動して俺のインサニティを吹っ飛ばす事を考えていたか。主戦場から距離も空けて他のMSの戦闘に影響が出ないように仕向けるとは中々やるな。だが、この程度で俺とインサニティを殺れると思うなよ!』
「思ってねぇよ!」
デブリに叩き付けられたままのインサニティがバズーカを手放してビームライフルを構えそうになったので俺は先にインサニティの横を撃ち抜いた。
『何処を狙……うぐわぁぁぁぁぁぁぁっ!?』
「うわっ!?思ってた以上の爆発になった!?バズーカにも弾が残ってて誘発したか?」
デブリと化していた戦艦から閃光が走り大爆発が巻き起こる。上手くいって良かった。あのインサニティを叩き付けた戦艦はまだ一部の電力が残って熱を帯びていた。だから俺はインサニティを戦艦に叩きつけ、その背後にあったエネルギーユニットを撃ち抜いて爆発を誘発させたんだけど思ってた以上の規模の爆発になった。
「倒すとまでいかなくてもノーダメージって事はないだろ……デブリが増え過ぎてレーダーもマトモに使えなくなってる。奴を探すよりもキラ達の援護に行った方が良さそうだ」
インサニティを探して戦闘を継続するよりも他の様子を見に行った方が多分良いだろう。そろそろザフトが介入してコロニーメンデルの中でムウさんVSクルーゼ隊長。ディアッカVSイザークが始まってる頃合いだし。
俺は色々と考えた結果テスタメントをメンデルに向けて走らせた。