コラボさせて頂く小説はsinonn様の『東方神人録』!
面白い作品なので、是非読んでみてください!
それでは!どうぞ!
〜異世界からのお客様〜
〜葵side〜
私達は、私が昨日見た予知夢で、紫さんのスキマから落とされる三人の方々を神社で待っています。
落ちて来た時に何時でも助けられる様に。
「・・・葵、どうだ?」
「もうそろそろだよ」
そして、時間がきました。
「「「うわぁ!」」」
紫さんのスキマから三人の方が落ちてきました
「鬼灯!」
「分かっている!」
鬼灯は能力を使って皆さんを浮かばせました。まあ、突然の事だと飛ぶなんてこと出来ませんよね。
「・・・あれ?」
「・・・なんで?」
「鬼灯、降ろしてあげて。混乱してるから」
「ああ、その方がいいようだな」
そして鬼灯は、三人の人達を降ろしてくれました。
「ありがとう、鬼灯」
「いや、お礼を言われるほどでもないだろう、コレは」
「そうだな。当然だな」
「お前がそれを言うな、ルカ」
「ま、まあまあ、二人とも落ち着いて・・・」
二人がちょっとしたケンカを私が諌めていると・・・
「なあ、ちょっといいかな?」
相手の方から話しかけてきました。
「あ、はい。何でしょうか?」
「君達は誰だ?後、此処は何処なんだ?」
「それは中でお話しします。ですから、無理なお願いだと分かっていますが、私達を信じて神社の中に入ってもらえないでしょうか?」
私は男性の方の目を見ながらそう言いました。
「・・・ああ、分かった」
それのお陰なのでしょう。男性の方は私達を一応信用してくれました。
「それでは、どうぞ。着いて来てください」
私はそう言うと、神社の中へと案内した。
***
「それで君達は?」
男性の方は、客間に案内して座って待ってもらい、私が粗茶を持って来て座ったと同時に聞いてきました。
「すみません、申し遅れました。私はここ神無月神社で巫女をしております、神無月 葵といいます。どうぞよろしくお願いします」
私はそう言って、頭を下げながら挨拶をしました。
「初めましてだな。霜月ルカだ。よろしく」
「私は孤天鬼灯だ。此処、幻想郷の妖怪賢者の一人であり、神無月神社の神様をしている。よろしく」
ルカと鬼灯は普通に挨拶をしました。
「ああ、よろしく・・・はあ!?幻想郷!?」
「はい、そうです。此処は幻想郷ですよ」
皆さんはとても驚いています。まあ、あのやり方で此処まで連れて来られたら分かりませんよね、普通。
「・・・マジかよ」
「本当に、あのスキマ妖怪は・・・」
男性の方と黒い髪をポニーテールにしている女性は頭を抱える様にしてそう言いました。
「・・・で?そっちは誰なんだ?」
ルカは警戒しながらそう言いました。・・・ルカは信用出来ていない様です。
「ああ、俺は如月 翔。よろしく」
「如月様のメイドをしております、奈々瀬 沙月と申します」
「翔様のメイドをしている、奈々瀬 夏希です!」
「分かりました。如月さん、沙月さん、夏希さんですね。よろしくお願いします」
如月さん、沙月さん、夏希さんの自己紹介を終えると、鬼灯は訝しげな目で如月さんを見て、それから私を疑問に満ちた目で見てきました。・・・まあ、何を言いたいのかは分かるのですがね。
「・・・なあ、お前達」
「ん?なんだ?・・・鬼灯と言っていいのか?」
「ああ。それでだ・・・」
鬼灯は如月さんの質問にちゃんと答えてから目を細め、如月さんに問いかけました。
「お前の中にまだ一人、紹介していない奴がいるのだろう?私達に紹介しろ」
すると如月さんは少し驚いた顔をしていました。
・・・いえ、如月さんだけではなく、沙月さんと夏希さんもですね。
すると、如月さんの体から出て来る様にして出てきたのは、白髪の長髪で、とても綺麗なエメラルドグリーンの目をした、とても綺麗な女性でした。
「ほほう?お主、妾が出していた微量の力だけで妾の存在に勘付くとは・・・。だが、そこのお主も最初から妾の存在に気付いていたのであろう?」
さっきまで鬼灯に向けられていた目が、今度は私に向けられました。
「え?な、何のことでしょうか?」
「とぼけるでないぞ?それに、お主よっぽど嘘がつけない質なようじゃな。とても分かりやすいぞ?」
「うっ・・・」
すると、如月さん達の目も私に向けられました。
「本当か?葵」
・・・目が嘘を付くなと言っているような気がします。これ以上、嘘がつけない様ですね。
「・・・はい。そうです」
「どうやって知ったのですか?私達は先程会ったばかりの筈では?」
今度は沙月さんが疑問を投げかけてきました。
「私の能力です」
「ねえねえ?葵さんはどんな能力を持ってるの?ルカさんと鬼灯さんは?」
夏希さんがそう問いかけると・・・
「「断る」」
「えぇ〜!」
二人が同時に断りました。ルカの場合は少し睨みつけながら。
「じゃ、じゃあ、せめてどうやって私達を浮かしたのか言ってよ?ねえ?」
夏希さんが鬼灯に懇願すると、その対応で諦めたのか、
「まあ、それだけならいいか。アレは私の能力の一つ『超能力を扱う程度の能力』でお前達を浮かしただけだ」
鬼灯は説明しました。
「超能力?超能力ってあの超能力か?」
「ああ。勿論、スプーン曲げも出来るぞ」
鬼灯はそう答えました。
「それで?葵は?」
・・・やっぱり、答えなければいけませんよね。
「・・・私の能力は『癒し、治す程度の能力』と『未来と過去を見る程度の能力』です。前者はそのままの意味ですが、後者は初対面の相手だと、勝手に過去を見てしまう能力です」
私はそう説明しました。
「・・・そうか。すまない」
「え?なんで謝るんですか?如月さんは悪い事をしていないでしょ?」
「いや、嫌な事を無理やり言わせてしまった訳だし・・・」
如月さんは暗い顔をしてそう言いました。
「気にしないで下さい。それに、気になることがあるなら聞くことはいいことですよ」
「だが・・・」
「それと、これは最初から説明しなかった私のミスですので気にしないで下さい」
私は如月さんにそう言いました。
「・・・そうか。だが本当に済まないことをした」
「いえ、ですから気にしないで下さい」
それから、結局はルカと鬼灯も能力を話し、危なく凛華さん(先程、正体と共に知りました)と鬼灯の戦闘が行われそうになりましたが、鬼灯が断ったことでそれは防がれました。本当に危なかったです。
あれ?今回だけでは終わりそうにないみたいですね
キャラが崩壊していましたら申し訳ありません
あと、夏希さんと凛華さんの存在もちょっと薄くなってしまいました・・・
そ、それでは!さようなら〜!