大勢の作者様達とのコラボです!
そして、コラボしてくださるのはこの方々!
ゆっくり霊夢 様
戌眞呂☆ 様
白白亜 様
単細胞微生物 様
クロスヘアーズ 様
です!それでは!どうぞ!
第一話
〜葵side〜
私が境内を掃き終え、神社の中へと戻ってみると、縁側で鬼灯がお昼寝をしていました。
「・・・ふふ」
「どうした?葵」
私は鬼灯の寝顔を見ながら癒されていると、ルカが後ろから私を呼んだので、口に人差し指を当てながら・・・
「しー」
と、『静かに』と伝えました。
「?」
ルカは最初はどうしたのかと頭を傾げながら縁側の方を見ると、鬼灯がお昼寝をしているのに気付き、理解してくれました。
「・・・」
私が鬼灯の寝顔を見ていると・・・
「・・・え?」
鬼灯が紫さんのスキマにより、何処かへと落とされるのを目の前で目撃してしまいました。
「・・・」
ルカも同様で、呆然としていました。
「・・・え、えぇぇぇぇえ⁉︎鬼灯⁉︎」
私は突然の事に驚き、少しの間パニック状態に陥りました。
〜レティシアside〜
私は自分の趣味である読書をしながら紅茶を飲んでいた。
何処で?図書館よ。パチュリーのね。
「マリア」
「?はい、何でしょうか?」
「クスクス、紅茶のお代わり、あるかしら?」
私は空になってしまった紅茶のティーポットを指差しながらそう言った。
「あ、はい!少々お待ち下さい!直ぐに入れてきます‼︎」
「クスクス、走らなくて良いわよ♪貴女、直ぐに転けちゃうん・・・」
私がそう言うと同時に本当に転けてしまったマリア。
「うぅ・・・」
「クスクス、あらあら」
私は本を閉じると、マリアに近付き、立たせてあげた。
「クスクス、大丈夫かしら?マリア」
「ご、ごめんなさい、ごめんなさい」
「クスクス、これぐらいで謝らなくて良いわ♪それよりも、紅茶をお願いね♪」
「は、はい‼︎」
マリアはそう言うと、また走って行ってしまった。・・・あれはまた転けるわね。
「クスクス♪」
私は笑ってから読書に戻った。
・・・しかし、その直ぐ後に紫のスキマによって落とされてしまった。
「・・・クスクスクスクス、コレはO☆HA☆NA☆SHIしないとね♪」
私は落とされながらそう言った。
・・・マリア。貴女の紅茶、飲めそうに無いわ。
***
私はそのまま落ちて、地面とも呼べない地面。つまりはスキマの中に落とされた。
「クスクス、あら?鬼灯も落とされたのね」
「・・・ああ、さっき迄気持ち良く寝ていたのに・・・紫の所為で・・・」
と、鬼灯が恨み言の様に言った。
というか、恨み言ね。
私はふと、別の気配に気付き、気配がする方に顔を向けた。
鬼灯も気配に気付いたみたいで、顔を向けた。
そこにいたのは、銀髪の長い長髪に、分厚いトレンチコートで身を包み、鎖が付いたベルトをしている男が居た。
ただ、特徴的なのは頭から二本の小さな角が生えていて、目の色もドス黒い緋色をしている所ね。
「クスクス、どうやら他にも人が居たみたいね♪」
「みたいだな。それで?お前は誰だ?」
鬼灯が警戒しながらも男にそう聞いた。
「私は・・・二つ名があるが・・・ここでは月読 陽炎とでも名乗っておこう。宜しく」
「クスクス、よろしくね♪鬼さん♪私はレティシア・スカーレット。吸血鬼であり紫と同じ妖怪賢者。あと、貴方と同じ不老不死よ。よろしくね♪」
「私は孤天 鬼灯。『こてん』じゃないぞ?『みてん』だぞ?葵という少女が巫女をしている神社の神をしていて、こいつと同じ妖怪賢者だ。よろしくな、陽炎。あと、こいつに普通に呼んで欲しいなら、こう呼んで欲しいと言わないとずっとそう呼び続けるぞ?」
私達がそんな風に会話をしていると、またスキマが開き、そこから七人の人間達が落ちてこようとしていた。
〜葵side〜
「鬼灯⁉︎何処に居るの⁉︎」
「なあ?葵。鬼灯は紫のスキマに落とされたんだろ?なら、この幻想郷にいないんじゃないか?」
私達は、紫さんのスキマに落とされた鬼灯を探しています。
その途中でルカがそう言ってきました。
「・・・うん、分かってるけど、一応・・・」
私がその先を言おうとした時、私達の足元にスキマが開きました。
「「・・・え?」」
私達はそのまま落とされてしまい、地面について周りを見渡すと・・・
「・・・え?レティシアさんもですか?それと、そちらの方は・・・」
鬼灯と何故かレティシアさんも居ました。
「クスクス、それはまた後でね。まだ来るから」
レティシアさんにそう言われ、周りを見渡してみると、他の人物もいましたが、他の所にもスキマが開いていました。
「?」
私が少し気になった場所がありました。
そこでは一人の男性がスキマから落ちそうになっているものの、それも胸の当たりまでで、誰かに手を掴まれているのか、中々落ちてきません。
そして、少ししてから落ちてきました。
その人が落ちたと思ったら、今度はまた別の人物が別の場所から落ちてきました。
「お前ら、誰だ?」
私達にそう話し掛けてきた人物は、紅髪に碧い目をした男性。
「・・・そっちこそ誰だ」
ルカがその人を睨み付けながらもそう聞きました、って!何初対面の人に言ってるんですか⁉︎ルカ‼︎
なんですか?何でこうなるんですか⁉︎
ルカと紅髪の男性の喧嘩が始まった所でレティシアさんが銀髪の『女性』とお茶会みたいなのを開いていましたが、今はそんな事を気にしている余裕などありません!
何とか止めないと‼︎
〜レティシアside〜
今、私の目の前に紅茶とケーキが置かれた。
「クスクス、ありがとね♪」
私が鬼さんにそう言うと、今度は銀色の髪に黒いスカーフを着けた男・・・龍神さんにコーヒーとケーキを渡した。
そして、私達はお茶会(鬼さんと龍神さんはコーヒーだけど)を開いている。
姿勢が咲夜ととても似ていたわよ♪
そして、私達は今飲んでいるってわけ。
あ、龍神さんだけど、龍人でもあるみたいね。まあ、両方合っているのだから呼び方に意味は無いのだけれど。
それにしても、やっぱり紅茶は美味しいわよね♪
「優雅にお茶を飲んでる場合か!」
あら?鬼灯に突っ込まれてしまったわ。良いじゃないの、別に。
私と鬼さんと龍神さんがお茶を飲んでいると・・・
「名前を聴くならまず自分から名乗れ。それが常識だ」
「初対面の奴を睨み付ける様な奴が常識を語るな。それとも初対面の奴を睨み付けるのがお前の常識か?理解し難いな」
「・・・すまない。私は霜月 ルカだ」
クスクス♪どうやら喧嘩は止まったようね♪
「ルカが失礼な事をしてしまいました。すみません。私は神無月 葵と言います。よろしくお願いします」
葵がそう自己紹介をすると、人外さんも漸く自己紹介をした。
「・・・俺の名前は白亜 翔。種族は人外。それだけだ」
あらあら、まだ険悪な雰囲気ね。どうしましょうか?まあ、私は何もしないのだけれどね。
「あー!もう!このままじゃ埒があかねぇ!」
と、どうやら険悪な雰囲気に耐えられなかったようで、黒いコートに弱々しい羽が着いていて、黒い髪(先端が少し色落ちしているわ)の男。
「俺はクレア・スカーレット。只の吸血鬼だ。まぁ、少ない時間だろうがよろしく頼む。つーか鬼多くないか?ココ・・・」
あら?あの吸血鬼さんも分かってたようね。それが能力なのかしら?まあ『見透かさない』けれど。
すると、次は私とお茶会をしていた鬼さんがまた自己紹介をすることになった。
「私は・・・二つ名があるが、よく呼ばれる月読 陽炎と言う名で頼む。種族は鬼だ」
さて、じゃあ私が次に自己紹介しましょうか。
「クスクス、初めまして、皆さん♪私はレティシア・スカーレット。吸血鬼であり、紫と同じ妖怪賢者。あと、そこにいる鬼さんと同じ不老不死よ♪よろしくね♪」
私はそう自己紹介した。
その後、一瞬の間があったのち・・・
「えーっと・・・皆さんこんにちは。写真屋の葉月 欧我です。もし時間があれば・・・皆さんの笑顔を撮らせて下さい!」
青い帽子に濃い色の銀髪にエメラルドグリーンの目をして、文みたいに首からカメラを下げている写真屋さんが自己紹介した。
そして次は、私と鬼さんと共にお茶会をしている龍神さんが自己紹介した。
「俺はレイザ・アルタイル。龍人であると同時に龍神だ」
そして、次に自己紹介するのは、今、一歩前に出た男・・・何かしら?分からないわね。能力で見た結果は『博麗の神主』。でも、それだけじゃ説明出来ないものもある。
・・・『本気』の時なら、こんな事も『見透かす』ことが出来たんでしょうね。
「僕は、博麗 蒼真。博麗神社で神主をやってる・・・まあ、今は人間だよ。話すと長くなるからね」
・・・どういう意味かしら。
『今は人間』・・・ということは、人間じゃない?
まあ、その辺は何と無く理解出来ていたけれど、一体・・・
・・・まあ、いいわ。気にしないでおきましょう。
神主さんが自己紹介後、また元の位置に戻ると、今度は鬼灯が一歩出た。
「私は孤天 鬼灯。葵が巫女をしている神社の神をしていて、こいつ・・・レティシアと同じ妖怪賢者だ。あと、こいつはこう呼んで欲しいと言わないとニックネームで呼び続けるからな?」
クスクス♪流石、鬼灯。長い付き合いだから私がどういう人物・・・いえ、吸血鬼なのか知ってるのね♪
まあ、言わない限り、変えるつもりなんて無いのだけどね♪
・・・さて、この場所に呼び出した紫が来るまでどうしてましょうか?
・・・紅茶を飲んでましょう。
ハァ、マリアの紅茶、何時飲むことになるのやら・・・。
私達が暫くその場で待っていると、スキマの中にまた一本の線が表れた。
・・・紫がスキマから現れる時と同じ特徴の線が。
そして、やっぱりそこから現れたのは紫だった。
〜no side〜
「・・・さて、全員集まった様ね。人間、吸血鬼、鬼、人ではない何か・・・まあ、種族は疎らだけど」
そう、スキマの中で八雲 紫は全員の目の前で言う。
「改めまして。こんにちは・・・いや、『初めまして』かしら。異世界の強者達さん。各々何かしていたかと思うけど、勝手に誘わせて貰って御免なさいね」
と、八雲は一礼する。彼女の目の前には、とある鬼神や、吸血鬼。種族は違えど、同じ共通点を持つ・・・『異世界の強者』が立ち並んでいた。
「さて。これから貴方達に一つ、頼み事をさせてもらいますわ・・・」
そう言いながら、彼女は自らの後ろに一際大きな『スキマ』を展開させる。このスキマは色々な用途に使われ、各地点の点と点を繋いで移動手段としたり、また異世界への通行手段にも使われる。現に、異世界から彼らが連れて来られたのだ。
そのスキマには、一つの映像が映し出された。其処には、全てを超越するかの様な絶望。邪悪な何かが映っていた。その四本の脚は、幻想郷の大地を惡へと染め上げ、口から漏れる吐息は空気を汚し。
ーーーーーーー素直に言えば、それは邪悪なる竜だった。
「・・・貴方達には、コレを討伐してもらう。そうしないと、幻想郷が全て『惡』で染まってしまうから・・・」
と、紫は俯きながら告げる。
「だけど、貴方達なら信じてる。どうか、幻想郷を守って下さるかしら?『異世界の強者達』ーーー」
「一つ、いいかな?」
と、一人の青年が言葉を放った。腰あたりまで届く白い髪をうなじで纏め、通常の官司服の青年、博麗蒼真だ。その彼は、周りの強者達の間をぬって紫の前へと姿を現す。
「その竜・・・で良いのかな。ソレは、一体何をしようとしてるの?」
「そうね・・・簡潔に言えば『自身の強化』かしら。あれには『魂を糧とする程度の能力』が有るから」
「自身の強化・・・つまり、魂を自分に取り込む、って事かな?」
そうですわ、と彼女は目を瞑って頷いた。
「・・・魂を取られるヤツの、目星は付いてるのか?」
と、もう一人が質問する。分厚いトレンチコートに身を包み、腰には鎖の付いたベルト。とても長い髪を携えた鬼神、『月読陽炎』だ。
「いいえ、でも、『強い魂』へと向かって行くでしょうね。定義や人物は分からないけど、生き物と言うのは貪欲な者へと向かう・・・必然ですわ」
「そうか・・・ちょっとキツイな、これは」
「でも、大体の目星は付いてます。貴方達も知っている、『異変解決者』・・・」
その言葉を聞いた瞬間、また一人が声を上げた。
「『異変解決者』?・・・もしかして、霊夢さんや、魔理沙さん?」
「その通り」
ぱちん、と紫は何処からか取り出した扇子を閉じて、またある青年へと向ける。青い帽子に、茶色のゴーグルが印象的な、首からカメラを掛けた青年。ブン屋である、『射命丸文』の助手兼写真屋の、『葉月欧我』だ。
「・・・霊夢が危ない?」
「大丈夫。あの子は私が責任をもって守らせて頂きます。博麗の神主といえど、今回はばかりは他に回って貰いますわ」
へぇ、と蒼真が腕を組んだ。その隣では、欧我が聞き忘れないように、と自身の手帳に書き込みを行っている。
「これから貴方達には各々護る対象の元へと向かって貰うわ。
普通の魔法使い、霧雨魔理沙。
完璧で瀟洒なメイド、十六夜咲夜。
半人半霊の剣士、魂魄妖夢。
崇められる風の人間、東風谷早苗・・・
好きな所へ行きなさい。まあ、決まっているでしょうけど」
と、紫は自分のスキマを4つ、展開させる。
「さあ、防衛線の始まりよーーーーー」
〜葵side〜
紫さんの説明を受けた私達はと言うと・・・
「それで、どうしましょうか?」
「クスクス、私は咲夜よ。当然じゃない♪」
「私は妖夢だ。弟子が危ないのに見捨てるなんてしたくないからな」
「ならそこの二人はそれで決定だ。私は魔理沙だ。顔も名前も知らない奴を守る気なんてない」
「・・・分かったよ。なら、私が早苗さんという方の所だね。それじゃあ、皆、気を付けてね」
「クスクス、分かってるわ」
「「ああ、勿論だ」」
そして、私達はそれぞれの所へと歩き始めました。