TIGA~ULTRAMAN anotherstory~ 作:かねい
~sideダイゴ~
メルバを倒したのを確認しゴルザにもとどめをさそうとしたがゴルザのいた場所には大きな穴があいているだけでゴルザ自身はどこにもいなかった
(逃げられちゃったかな?)
ひとまずこれで安心かと変身を解こうとすると
飛んでからにしろという声が聞こえた気がした
(ウルトラマンみたいにってことかな?)
取り敢えず上空へ上がりしばらくすると体が光の粒子のようになり、気づけば倒壊した博物館の中にいた
手には例の道具"スパークレンス"が握られていた
(すごいな 短距離だがテレポーテーションも出きるのか
これなら僕の正体もばれなくて済む
この道具はあの鎧を身につけるための変身デバイスのようなものなのか?
まぁ、いい 取り敢えず皆の所へ…へ?)
ダイゴは"あれ?なんでこんなにも下半身がスースーするんだ?" と思った 下を見ると
ダイゴのダイゴがこんにちはしていた
(あぁ~~そういえば僕下半身ふっとんでたわ
いや、それはそれとしてなんで足あるの?
そりゃもちろんあるほうがいいけども)
と疑問に思っていると
「ダイゴォ!!」と遠くからレナの声が聞こえた
(スマホは…そうだ!ズボンにっ!ってズボンないんだった)
レナにはこんな自分の姿を見られたくないと慌てて近くにあった木片のようなものを手に取るが炭化しておりすぐにぼろぼろになってしまった
(まずいまずいまずいまずい
もう一度変身は…"ピカーン"あっ、よかったできた
これでさっきのテレポーテーションが…できないのか…あっ、1日に1回だけなんですね)
と聞こえる声と会話していると
「ダイゴォ!」と聞こえる声が近くなってきて
ダイゴは
(…逃げよう)
逃げた
(僕の家まで行くよりはヤズミの家の方が近そうだ
そのままズボンも貸してもらおう)
とヤズミの家に向けて勢いよく飛び出す
(うぉっ!?すごい早い もう見えてきた
っていうかさっきはそれどころじゃなかったけど、空飛ぶのすごい楽しいな)
そのままヤズミのマンションのベランダに降り、この姿じゃ誰かわからないか、と変身を解いて窓ガラスをノックする
このときダイゴは空を飛ぶのに夢中だったので完全に忘れていた
ダイゴのダイゴがキャストオフされていたことを
~sideヤズミ~
(あ、ありのまま今起こったことを話すぜ
僕はもともと家でやることがあって急なシンジョウさんの誘いにはのらず、家で作業をしていたんだ
やるべきことを終えテレビをつけたら、ニュースではダイゴさん達が行った博物館で巨大生物が暴れていたらしい
不安になり電話をかけようとしたら"コンコン"と窓ガラスのほうから音がしたんだ
鳥でもガラスを叩いているのかと思って閉めていたカーテンを開けたら
ちん○丸出しで上着もボロボロなダイゴさんがベランダに立っていたんだ
何を言ってるのかわからねぇと思うが僕も何を、いやナニのことをいっているのかわからねぇ)
「いや、ホントに意味わかんないですよダイゴ…さん?」
「なんでちょっと疑問形なのよ?僕だよ僕!君の1つ年上で同じ大学に通ってるマドカ・ダイゴだよ」
「僕の知り合いには下丸出しで人の家にベランダから入ろうとする人はいなかったはずなんですが
っていうかここ地上15階ですよ!?
マジでなんでいるんですか?」
「取り敢えず中に入れてもらいたいなぁ…なんて」
「…僕のフルネームは?」
「ヤズミ・ジュン」
「僕の誕生日と血液型は?」
「誕生日は○月×日、血液型は△型
そういえば、冷蔵庫にあった高いアイスはこの前シンジョウさんが勝手に食べてたよ」
「あの先輩めっ、今度箱で買わせてやるっ!
…本物みたいですね、今開けます」
「今服持ってきますね
これとこれ使ってください」
「ありがとう」(あぁ、やっと服が着れる!)と服のありがたさを実感していると
「リーダーに電話していいですか?」
「えっ?どうして?」
「誰かにこの未だに謎の残る僕の気持ちに共感して欲しいんです」
「なんか…ごめんよ、ホントに
あっ、じゃあそのまま皆にはこっちに来てくれるように頼めるかな?」
「説明は皆が来てからってことですね、分かりました」
この後に共感して欲しいヤズミは電話の向こうの相手にカオス爆弾を投下し、カオスは拡散した
~side???~
闘いが終わってから少しして、白い着物のようなものを着た白い長髪を持つ女性は倒壊した博物館の中にいた
周囲では科特隊の回収班が作業しているが、誰も女性に気づく様子はない
落ちていたメルバだったものを撫でながら女性は言う
「復活を遂げる超古代の闇
多くの命が失われ、世界が終焉へと向かっていく
人類が闇に対抗するための手段はたった1つだけ、それは
"マドカ・ダイゴが光となること"
闇の邪神の復活は近い
頼みましたよ 光を継ぐ者よ」
博物館の中へ入ってきていたムナカタ達は知らなかったが外にいた人達は飛び去ったはずの小さいウルトラマンがしばらくしてもう一度博物館の中から飛びたつのを見ていたとか
なんででしょうね