エレベーターの扉が開く。この裁判場には二度と来ることはないと思っていたのに・・・。それはみんなも同じ想いだったようだ。でもこの中には一人だけ美上を殺した犯人がいる。ソイツはどんなつもりでそんな思い詰めた顔をしているのだろう。そう考えたらまだ正体も分からぬクロに対する怒りがふつふつと湧き上がってきた。
「お、オマエラいい顔してるじゃねーか!!絶望と怒りの入り交じった顔、いいじゃねーか!学級裁判はそうじゃねーとな!!」
・・・。悔しいがその通りだ。今俺たちは再びコロシアイが起こってしまった絶望とクロに対する怒りでここに立っている。でも止まるわけにはいかない。
俺たちはクロを、事件の真相を暴き、美上が安らかに眠れるように、戦わなければならない。その思いで俺たちはそれぞれの席に向かった。
コトダマ一覧
【モノトラファイル2)
被害者は美上三香子。死亡推定時刻は8時20分頃で発見現場はプール。遺体はプールサイドに頭部の無い状態で放置されていた。死因は不明。
【綺麗なプールサイド)
死体の首を切り落とした割には綺麗すぎるプールサイド。
首を切り落とした後、何かでプールサイドを綺麗にしたのかもしれない。
【濡れた死体)
死体とその周りが濡れていた。しかし、モノトラファイルでもわかるように死亡推定時刻はわかるため、その偽装のために死体を冷やそうとしたわけではなさそうだ。
【消火器)
プールの底に沈んでいた。その側面が凹んでいる。
モノトラによると昨晩までは何ともなかったらしい。今日になってから人為的に誰かが凹ませたと思われる。
【涼風の証言)
ウォーミングアップのために早めにプールに入ろうとした。
そこで水島・畔田・アンリと一緒に8時40分頃に美上の死体を発見した。
水島と別れて再び出会うまでの間に更衣室では誰も見かけなかった。
【太宰の証言)
8時10分ごろに太宰は図書室に来た。その後15分ごろに有浜が来た。その後は2人ともずっと一緒に死体発見アナウンスまで本を読んでいた。
【人体図鑑)
人間の骨の構造のページにだけかなりめくった跡があった。
どうやらこのページだけかなり読み込んだ奴がいるようだ。
【落ち武者)
遺体の頭部を持っていく連続殺人鬼で未だ捕まっていない。日本刀のようなもので首を一撃で落としていると考えられている。そしてこの被害者の首は未だ行方不明である。
【止まった時計)
時計が8時15分を指したまま止まっていた。
調べたところ電池が取り外されていたようだ。
【久見の検死)
死体の手の爪に皮膚片が見られた。しかし体にはどこも目立った傷は見られなかった。
首は骨の継ぎ目のところで綺麗に切り落とされており、犯人はあまり時間をかけていないと思われる。
切り落とされた頭部の首に縦方向の引っ掻き傷。死ぬ前に付けられたものだと考えられる。爪の皮膚片はこの傷のものか。
頭部に大量の血が付着していた。しかし、頭部には傷は見られなかった。
【血痕)
死体のあるプールサイドの方からロッカーの方向に向かって伸びている。
途中で途切れているが、犯人がそちらへ向かって歩いて行ったと判断するには十分だ。
【シーツ)
倉庫に置いてあったもの。特段加工された跡などはないが、全体的に大量の血がついている。
恐らく美上の頭部をくるむために使われたもの。
【シーツの皺)
同じ方向に何本も皺が入っており、これは一度細長くロープ状にしたと考えられる。
だが、頭部をくるんだだけではそのような皺が残るとは考えにくい。
【バケツ)
中からシーツにくるまれた美上の首が見つかった。実際に血がこぼれた跡が残っている。
また、中が水でも濡れており、近いところで水を入れるのに使ったようだ。用途は不明。
【無くなった刺し身包丁)
山吹曰く昨日まではきちんと置いてあったはずの刺し身包丁がキッチンから無くなっていた。
元々は引き出しにしまってあり、他の通常の包丁とは別の場所に保管されていた。
【九鬼の証言)
8時20分頃トイレに行ったら閉まっていて使えなかった。
その後九鬼自身はラウンジでくつろいだ後、水島と涼風が合流した直後に部屋に戻った。
【アンリの証言)
朝食の前に誰かがシーツのようなものを持って校舎の方にいたが、暗くて誰かまでは判別することができなかった。
【畔田の“準備”)
甘寺曰く、8時10分から20分のどこかで畔田がいなくなっていた。
アンリによると畔田は勝負事の前には必ず何かしらの“準備”を行うようだ。
【朝食後のタイムテーブル)
8:00 玉城、有浜が食堂を出て行く。
8:10前 太宰が図書室へ向かう。
8:10 美上が絵を描く準備のために食堂を出る。
太宰、図書室到着
??? 畔田、“準備”のため食堂を出る。
8:15 有浜、図書室に。
8:20 九鬼が食堂を出る。その後ラウンジに居座る。
8:30 ここから約5分にわたって水泳大会出場者がバラバラに食堂を出る。
メンバーは薬師、山吹、比嘉、涼風。
8:35 水島、食堂を出てプールに。ホールで涼風と合流
九鬼、ラウンジを出て部屋に戻る。
??? アンリと畔田が合流。プールへ向かう
??? 美上の死体発見。
8:40 死体発見アナウンス。
アナウンスを聞いて甘寺、久見がプールへ。
8:45 全員が集合。
【学級裁判開廷】
「まずは学級裁判の流れを説明するぜ!オマエラには美上を殺したクロを議論によって指名してもらうぜ。そしてそのクロを正しく指摘できた場合にはクロのみが、間違った人物を指摘した場合はクロ以外の全員がおしおきとなるぜ。てな訳で議論を始めてくれ。」
美上を殺した奴・・・。それは一体誰なんだ・・・?
「最初に何から話していこっか?」
「うーん、それなんだよなー。」
「えー、でも犯人は分かってるじゃーん。」
「え!!?」
議論開始
「だってー、今回の犯人はー」
「【落ち武者で間違いない】よー」
「落ち武者ってあの【殺人鬼】かい?」
「そうだよー。」
「きっと実はー、」
「落ち武者が学園の中に」
「潜んでいてー、」
「【美上さんを殺した】んだよー!」
ホントに犯人はソイツで良いのか・・・?
【落ち武者)→【落ち武者で間違いない】
「それは違うぞ!!!」
「いや、それは考えにくい。」
「そうなのか?」
「ああ。まず落ち武者の使う凶器は日本刀だとされてる。でもこんなとこに日本刀はないだろ?」
「確かにな。」
「それに、落ち武者の被害者の首はどれも見つかっていないんだ。」
「それって・・・。」
「ああ。本当に落ち武者が犯人ならそもそも捜査中に首が見つかること自体あり得ないんだ。」
「ほんとだー。僕の早とちりだったねー。ごめんねー。」
「でも可能性を一つずつ潰していくのも大切なことさ。」
いきなり犯人に行こうとしたのが間違いだったな。もうちょっと推理可能なところから推理していくべきだろう。
「とりあえずさ、美上さんの死因から議論していかない?それによって見えてくるものもあると思うよ?」
「そうかもしれんな。」
議論開始
「美上の死因か・・・。」
「やっぱ『首を切られた』ことじゃねーか?」
「それが一番分かりやすいと思うぜ?」
「いんや、『撲殺』じゃねえか?」
「頭にべっとり血がついてたしな。」
「確かに!!」
「私は何となくですが」
「『絞殺』じゃないかと踏んでいるのですが」
「いかがでしょうか?」
あの証拠を見れば美上の死因が分かるはず・・・。
【久見の検死)→『絞殺』
「それに賛成だ!!」
「絞殺ぅ?」
「私も言ってみただけであまり確証はないのですが・・・?」
「いや、ちゃんとその証拠もある。久見の検死だ。」
「うん、恐らく美上さんは絞殺されたんだと思うよ。」
「なぜだ?」
「あ、そういうことねー。えっとじゃあねー、まず美上さんの爪の中に皮膚片が挟まってたんだけどー、体にはどこにもそれらしき傷はなかったんだー。だからー、最初は犯人の皮膚なのかなー、って思ってたんだけど-、首の方を調べて見たらしっかり引っ掻き傷があったんだー。」
「その傷がなんだい?」
「えっとねー、簡単に言うとー、首を絞められたときに首にかけられた索状物を外そうと被害者が首元でもがいて首を引っ掻いちゃうときがあるんだよねー。で、それと同じ傷が美上さんの首にもあったってことー。つまり美上さんは首を絞められて、そこから脱出するためにもがいた形跡まで残ってるってところかなー。」
「つまり縄みたいなもんで絞め殺されたときの特徴があったってことだな!」
「まあ、そういうことになるな。」
「そんなんじゃ溺れちまうぜ!!」
「九鬼!?」
「わりーな、でもオレにはどうにも美上が絞め殺されたとは思えねーんだ。」
反論ショーダウン
「たしかによー、」
「死体に絞殺された後が残ってたのは分かった。」
「でもよ、そいつが」
「犯人の偽装工作の可能性も」
「あんじゃねーのか?」
-発展-
「でも他にはアイツの死因に繋がる証拠はないんだ!」
「普通に考えたら」
「アイツは絞殺されたとしか言えないじゃないか!」
「それはそうなんだがよー、」
「どうしてもさ気になるんだ」
「絞殺だったにしても」
「これまでの捜査の中で」
「その凶器になりそうなモンが」
「【見つかってない】ってことがさ」
【シーツの皺)→【見つかってない】
「その言葉、斬らせてもらう!」
「は?シーツ?なんでんなモンが凶器になんだよ?ソイツは切り落とした後の首をくるむのに使っただけじゃねーのか?」
「いや、それだけじゃなかったんだ。このシーツをよく見てほしい。」
「これは・・・、首をくるんだだけにしては変な皺だね・・・。」
「皺?」
「ああ。アンリの言うとおり、このシーツには不自然な皺がある。」
その皺って言うのは・・・
選択肢セレクト
1.全く皺がない
2.同じ方向に細かく皺が入っている
3.ぐしゃぐしゃに皺が入っている
→2
「これだ!」
「ほんとだな!!細かく皺が同じ方向に入っているぞ!!」
「付け加えるとシーツの長い方の縁に沿うようになっているわね。」
「つまりこれって・・・!」
「ああ。犯人はこのシーツを細長くしてロープの代わりにしたんだ。」
「なるほどな!そりゃ見つかんねーわけだ!凶器も一緒に隠されてたんだもんな!」
「では少し整理すると犯人は美上さんをシーツをロープ状にして絞殺、その後その首を切り落として絞殺に使ったシーツに首をくるんでバケツに隠した、ってことですね。」
「ああ。そういうことだろうな。」
これで美上に起こったことは大体分かった。次は・・・。
「被害者に起こったことも分かったし、次は現場で起こったことを推理していこっか!」
「そうだな。」
「具体的には、美上さんの殺害後だね。」
「美上さんの殺害後に起こったことか・・・。」
議論開始
「まずはー、」
「さっき畔田君が言ってくれたとおりー、」
「美上さんの【首を切り落とした】んだよねー?」
「そしてその後は、」
「首を【シーツにくるんで】、」
「更にそれをロッカーに隠したんだよな」
「あれ、その後は・・・」
「【現場をそのままにして】逃走したんだったかな?」
ほんとにそのままになっていたのか・・・?
【綺麗なプールサイド)→【現場をそのままにして】
「それは違うぞ!」
「やっぱりそのままじゃなかったのか。」
「ああ。それを証明するためにも最初の現場の写真を見てほしい。」
「これは・・・!」
「異常に綺麗だな。」
「これってまさか・・・?」
「ああ。恐らく犯人が綺麗にしたんだ。その証拠もある。」
犯人がプールサイドを綺麗にした証拠、それは・・・
証拠提出
【濡れた遺体)
「これだ!!」
「これを見てほしい。」
「コイツは死体の写真か?」
「そうだ。この写真をよく見ると美上の死体がびしょびしょに濡れていることが分かる。」
「あれ、確か首の方は血以外では濡れてなかったよね?」
「うん。そうだったよー。」
「ってことは首を切り落とした後に濡れたってことだよな。」
「つまり、首を切り落とした後に現場を綺麗にしてごまかしたってことか!」
「でもそれって変じゃないかい?」
「変?」
「ああ。だって現場を綺麗にしたところで首を切り落とした事実はごまかせないだろう?ならどうして犯人はわざわざ死体を綺麗にしたのかなって思ってさ。」
「確かにそうだな・・・。」
確かにどうしてわざわざ現場を洗い流すようなことをしたんだ・・・?
議論開始
「確かにどうして」
「犯人は現場を綺麗にしたんだろうね?」
「血が綺麗になったところで」
「首を切り落とした事実は『変わらない』のにな」
「他に何か理由があったとかじゃないか?」
「例えば自分が『通りやすいようにした』とかさ」
「いや、きっとそうじゃない!」
「『頭についてた血』に関係があるんだろうな!!」
「いや、水を撒くことで」
「『議論の攪乱』を試みたんじゃないかな?」
「ちょうど今みたいにさ」
犯人が現場を綺麗にした理由に繋がりそうなものって・・・
【消火器)→『頭についてた血』
「これに賛成だ!」
「比嘉、お前の言う通りかもしれない。」
「お、やっぱりそうか!!」
「どういうこと-?」
「消火器だよ。プールの底に沈んでた横の凹んだ奴。」
「ああ、あれか!」
「ですがここまで絞殺の線で話を進めてきましたよね?これがどう事件に関係しているんですか?」
「簡単に言うと偽装工作だよ。今回のクロはまず美上の死因を偽装しようとしたんだ。絞殺の他に撲殺の線を残したかったんだよ。そのために犯人は美上の頭に血を付けたし、消火器を凹ませて凶器であるように偽装工作をしたんだ。」
「でもそれだけじゃ水を撒いた理由にはならないよね?」
「そうだな。でも消火器を凹ませたときに犯人にとってのイレギュラーが起こってしまったんだ。」
そのイレギュラーって言うのは・・・
選択肢セレクト
1.粉が漏れた
2.上手く凹まなかった
3.元々凹んでた
→1
「これだ!」
「恐らく消火器の粉が漏れてしまったんだ。」
「粉が?」
「ああ。この粉が想定以上に漏れて床にこぼれてしまったが故に犯人はこの粉を掃除せざるをえなくなってしまったんだ。」
「それはまたどうして?」
「単純に床のタイルにぶつけたからだろう。頭より固いものにぶつけて凹ませたことで消火器が思いの外破損してしまった。それによって消火器から漏れた粉の量が人間の頭を殴った時より多くなってしまって偽装工作が失敗になりかけたんだ。」
「それなら最初から切り落とした頭にぶつければ良かったんじゃないか?」
「いや、それはできなかったんだ。だって撲殺の偽装工作をそもそも殺そうとしている美上にバレないように行うためには美上を殺した後に行う必要がある。殺した後、つまり横たわっている美上の頭を消火器で殴ったらどうなると思う?」
「多分ー、床の堅さも相まって-、頭蓋骨全体が砕けちゃったんじゃないかなー?そしたら確かにいきなり後ろから襲いかかったって偽装工作にはならなくなっちゃうねー。」
「なるほどなー。」
「だから床にぶつけて偽装工作をせざるをえなかったし、それによって漏れてしまった粉を処理する必要があった。だから犯人は美上の死体とその周辺に水をかけて粉を洗い流して偽装工作を完成させたんだ。恐らく水は首が入ってたバケツを使って運んだんだろう。」
「ついでに言うと、粉が漏れてしまったからプールに消火器を沈めたのかもねー。」
「確かに、漏れたまんま放置したらプールサイドを綺麗にした意味が無くなっちまうもんな。」
「これで現場で起こったことは大体分かったな!」
「いや、まだだ。首を切るのに使った道具がまだ分かってないだろう。それらしきものは現場には残されていなかった。」
「確かに・・・。」
「いや、それらしきものは推測できる。」
犯人が美上の首を切り落とすのに使ったと思われる道具、それは・・・
証拠提出
【無くなった刺し身包丁)
「これだ!」
「山吹なら分かるんじゃないか?」
「アタシか?」
「ああ。山吹が気付いた無くなってたものを思い出してくれ。」
「無くなってたものか・・・。あ!刺し身包丁のことか!?」
「そうだ。」
「どういうことだ?」
「実はな、刃物で思いついたのが厨房の包丁しかなかったんでそこを捜査してみたら昨日はあったはずの刺し身包丁がなくなってたんだ!!」
「刺し身包丁って他の包丁とは別に引き出しにしまってあった奴?」
「ああ。昨日使った後確かにしまったはずなのになくなってたんだ。」
「しまったところは俺も確認してる。」
「なるほど・・・、つまり今回の犯人が山吹が昨日しまってから今日の朝最初に厨房に来た奴が来るまでの間に刺し身包丁を持ち出してそれで美上の首を切り落とした、という訳か。」
「恐らくな。」
「あと現場の事件に関係しそうなものは何か他にあったかな?」
「あとは犯人の逃走経路とかじゃないか?」
「逃走経路か・・・。」
議論開始
「犯人の逃走経路か・・・。」
「普通に『入り口』じゃない?」
「でもよー、」
「それじゃ『リスクが高いぜ』?」
「『更衣室』を通る必要があるし、」
「そこに誰かいたら終わりだろ?」
「とはいえ、」
「他の経路なんて」
「『体育館に繋がる階段』くらいしかないだろうに」
恐らくあそこを使ったんだ。
【血痕)→『体育館に繋がる階段』
「これに賛成だ」
「なぜ?」
「単純な話だよ。わざわざ首をロッカーに隠しに行ったのにどうしてまたそっちから遠い入り口の方に戻る必要があるのか、って話なんだ。時間をかければかけるほど誰かが来てしまう可能性が高いのに。」
「それはそうね。」
「現に犯人は血がこぼれてしまったことに気づけないほど焦っていた。ならばわざわざ入り口に戻るより体育館に繋がる階段を使って戻った方が効率的だろ?」
「それは納得したわ。」
「つまり現場で起こったことをまとめるとこうだ。まず殺した美上の首をあらかじめ盗んだ刺し身包丁で切り落とした。その後死因の偽装をするために消火器を床で凹ませた。でもその際粉が漏れてしまってそれを掃除するためバケツで水を汲んで現場を綺麗にし、消火器自体はプールに沈めた。その後犯人はバケツと一緒に首をロッカーに隠したんだ。恐らくバケツに首を入れておくというのは咄嗟に思いついたことだったんだろう。その証拠にバケツから血がこぼれてそれが残した血痕が首の発見に繋がってる。そして首を隠し終えた犯人はロッカーから一番近い、そして付け加えるとプールに行くに当たっては誰も使わないであろう体育館に繋がる階段を使って脱出したんだ。」
「これなら事件のあらましとしては矛盾がないな。」
「で、その後犯人はどう行動したんだ?」
「それは犯人を推理していかないと分からない。犯人が誰かによって行動経路は変わるからな。」
そう、ここまでやって初めて本番。やっとここから犯人の推理には入れる・・・。でも、一体誰が犯人なんだ・・・?
【裁判中断】
「今回の裁判は中々順調のようだな!」
「え?犯人の目星がついてないって?」
「いやいや、今回はこれでいいんだよ!!」
「中途半端に事件経過を解いちまうとその結末は」
「絶望しかないんだぜ・・・?」
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【生存者】
超高校級の??? 水島輝(ミズシマアキラ)
超高校級のショコラティエ 甘寺心愛(アマデラココア)
超高校級の射撃選手 薬師弾(ヤクシダン)
超高校級の棋士 玉城将(タマシロショウ)
超高校級の長距離ランナー 涼風紫(スズカゼユカリ)
超高校級のドラマー 山吹巴(ヤマブキトモエ)
超高校級の女優 有浜鈴奈(アリハマスズナ)
超高校級の資本家 アンリ・シャークネード
超高校級の執事 畔田鋼之助(クロダコウノスケ)
超高校級の漫画家 久見晴香(ヒサミハルカ)
超高校級の図書委員 太宰直哉(ダザイナオヤ)
超高校級の海賊 九鬼海波(クキミナミ)
超高校級の空手家 比嘉拳太郎(ヒガケンタロウ)
残り13人
はい、またまたお久しぶりです!また時間が空いてしまい申し訳ありません・・・。
ということで今回は裁判の前半ということで、めちゃめちゃ文量が増えました笑。現場で起こったことが取りあえず分かってきたところで次回から一気に推理が進んで参ります!ついでに原作にあったあのシステムも文章でどうにか表現していきたいと思いますので、どうかお楽しみに!!
それでは今回の設定裏話は、青山君です!!
青山君は1章の被害者となったわけですが、その分あまりキャラの掘り下げが本文中ではできていなかったので今回はその話をば。青山君は元々の生まれはそんなに裕福じゃありませんでした。昔ながらのテーラーに生まれた彼でしたが、その経営状況は厳しく、いつ潰れてもおかしくありませんでした。ですが父の高い技術を目で見て盗み、それを更に高いレベルに昇華させた彼の作るスーツは瞬く間に話題のスーツとなっていき、今や世界中のセレブが彼の作るスーツを身につけるほどとなったのです。更に彼のすごいところはスーツだけでなく、大概の服なら何でも作れてしまうことです。そのため、ちょくちょくセレブの普段着も依頼を受けて作ることがあります。そんな天才テーラー青山君の津売る服がもう世の中に出回ることがないと思うと絶望的ですね・・・。
名前の由来ですが、まず苗字は分かりやすいですね!あの有名なお店です。名前の方は「縫製」です。その音をどうにか良い感じの名前にできないかといろいろ調べまくった結果、「蓬生」という字に行き着きました。要はダジャレです笑。
ということで今回はここまで!次回衝撃の犯人が判明していきます。ということでお楽しみに!!
最終盤まできておいてなんですが、皆さんの推しを教えてください!!
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水島輝
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甘寺心愛
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薬師弾
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玉城将
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二木駆
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涼風紫
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山吹巴
-
有浜鈴奈
-
アンリ・シャークネード
-
畔田鋼之助
-
久見晴香
-
太宰直哉
-
美上三香子
-
青山蓬生
-
九鬼海波
-
比嘉拳太郎