【裁判再開】
取りあえず犯人が現場で行ったことの概要は推測できた。ここからが本番だ。ここから犯人が誰なのかを推理していかなくては・・・!
議論開始
「さて、ここからは犯人の推理だね」
「つってもなー、」
「犯人に繋がりそうなものなんて」
「特には【なかった】ろ?」
「いや、それはどうだろうな?」
「直接【犯人に繋がる】ようなものじゃなくても」
「何か証拠があるかもしれない」
「せめて犯人じゃない人を」
「少しずつでも【絞っていける】といいよねー」
ほんとにそんなものは存在しなかったのか?
【朝食後のタイムテーブル)→【なかった】
「それは違うぞ!」
「いや、犯人に繋がりそうなものは無いわけじゃない。」
「そうなのか?」
「ああ。これを見てくれ。」
「これは今日のタイムテーブルか。」
「ああ。全員の話を元にまとめたんだ。もちろんできる限り裏付けを取れているものを書いた。このタイムテーブルを元に考えていけば犯人そのものには繋がらなくても犯人じゃない人間を絞っていくことができる。」
「それは優秀ね。」
「じゃあ、ちょうど死亡推定時刻あたりの行動が分かっている人物はまず犯人から外せるね。」
「そこに当てはまるのは・・・。」
死亡推定時刻は8時20分。ちょうどこの時間の行動が分かっているのは・・・
選択肢セレクト
1.九鬼
2.玉城
3.太宰
→1
「これだ!」
「九鬼のことだな。」
「オレか?」
「ああ。九鬼はちょうど美上の死亡推定時刻に食堂の席を立った。それは俺と同じテーブルにいた奴が確認してる。」
「なるほどな。それならば九鬼はほぼシロだな。」
「それで?あなたはその後何をしていたの?」
「ああ、食休みもかねてラウンジでくつろいでたんだ。」
「そうだな。そして九鬼がくつろいでいたことが今回の推理の大きなヒントになる。」
「どういうことだい?」
「九鬼はラウンジにいて食堂から出て行くメンバーを見ていた。ついでに言うと校舎から来る人間もラウンジから全部見えるから九鬼がラウンジで見た人間で校舎以外の方向から来た奴は全員それまでは食堂か自室にいたと考えて良いだろう。」
「じゃあ九鬼ちゃんに聞いてみよっか!ラウンジに戻ってからって誰がどの方向に通っていったの?」
「えーっとだな。まず前提としてオレは20分ちょい過ぎにはラウンジにいたからクロがオレがラウンジに居座る前にどこかに戻ってる可能性はないって考えてくれよ?その前提の上で話していくと、まず30分頃からバラバラと5分くらいにわたって水泳大会の出場者の奴らが全員じゃねーが食堂から部屋に向かってった。具体的なメンバーとしては薬師、山吹、比嘉に涼風だ。」
「つまりこの4人は除外して大丈夫ということだね。」
「他には?」
「後は35分くらいに水島が食堂から出てきたな。同じくらいに部屋の方から涼風が出てきて合流して2人がプールに向かってったんだ。」
「じゃあ水島も除外だな!」
「取りあえずこれでクロの候補は残り7人だね。」
「じゃあ残りのメンバーを絞っていくか。」
他に除外できるメンバーか・・・。
議論開始
「他に【除外できるメンバー】か・・・」
「つっても思いつかなくねーか?」
「とはいえ、証明できないアリバイじゃ意味が無いね」
「と言ってもそれは【かなり難しい】ですね」
「食堂にいたメンバーはともかく、」
「それ以外の場所にいた人は」
「各々【1人で過ごしていた】訳ですし」
「そうだよね・・・」
「さて、どうやって絞ったものか・・・」
本当に誰もアリバイがないのか・・・?
【太宰の証言)→【1人で過ごしていた】
「それは違うぞ!」
「そうなんですか?」
「ああ。他にもアリバイがある奴らがいる。」
「それは・・・?」
アリバイを持っている奴ら、それは・・・
選択肢セレクト
1.アンリと畔田
2.玉城と久見
3.太宰と有浜
→3
「これだ!」
「太宰と有浜だ。」
「そうなのか?」
「ああ。さっきのタイムテーブルも見てほしいんだが、まず太宰は10分になる少し前に食堂を出て図書室に向かっている。恐らくちょうど10分頃に図書室に着いている。そして15分頃に有浜が図書室に来たことを太宰が証言している。その後は死体発見アナウンスまで2人で本を読んでいたらしい。お互いにアリバイが確認できている以上、この2人は一度犯人の候補から外して良いだろう。」
「ちなみに有浜さんはそれより前ってどこにいたの?」
「普通に部屋にいたけど?その後まっすぐ図書室に向かったの。九鬼さんがラウンジに出てくる前だったから証明できないのは心苦しいけれど。」
「ううん、大丈夫!」
「そうすると、アリバイがねーのは?」
「えーっと、甘寺ちゃんでしょ?久見ちゃん、玉城、アンリちゃんと後は畔田だね!」
「この5人の中から犯人を捜さなくてはならないのか・・・。」
「でもさ、甘寺ってずっとキッチンにいたよな?」
「うん、そうだったよ。食堂に残っていたみんなにガトーショコラを渡すのに食堂に出たくらい!後はずっと片付けとかしてたよ。」
「そーいや、オレ達はコイツがキッチンに戻ってくとこを見たよな。」
「そうだな。」
「キッチンには他に出口もないし、こうなると甘寺は外して大丈夫そうだな。」
「ああ、あと私はずっと晴香の姿を食堂で確認していたから彼女も大丈夫じゃないかな。」
「僕もー、アンリちゃんは食堂にいたのを見てるよー。」
「お互いに姿を見てるのか。」
「じゃあ可能性は低いな。ってことは畔田、アンタもかい?」
「いえ、私は・・・。」
あれ、そう言えば畔田は・・・
「そう言えば美上が出て行ったころにはもういなかったよな?どこに行ってたんだ?」
「えっと・・・、準備です。」
「おいおい、そんな取って付けたような言い方ないだろうよ。もしかしてアンタ・・・?」
「いえ、そんなことは・・・!」
「ごめんね、ちょっと信じるのは難しいかな。」
「オメーホントに美上を殺したってのか?」
「ならばどこにいたのか言ってみろ。それとも誰かアリバイを証明できる人間がいるのか?例えばお前が敬愛する主殿とかな。」
「私は・・・、すまない。どこにいたのか知らないんだ・・・。」
「決まりかしら?」
「おい、落ち着けって!まだ決まったわけじゃねえだろ!?証拠もない!」
「だったらー、逆に畔田君じゃないって証拠もないでしょー?」
「みんな落ち着いて!冷静になって!」
「俺でも分かるぞお!今決めるのは早計だ!!!」
「でも・・・、アリバイはないんだよね・・・?」
「それでも畔田は人殺しなんかする男じゃない!頼む、みんな信じてほしい!」
駄目だ、みんな真っ二つにぶつかってる・・・!でも本当に畔田が犯人なのか・・・?
「おお?なんだか真っ二つみてーだな!!そういうときにゃいいモンがあるぜ!!前回にゃ使うタイミングがなかったが、コイツがありゃオマエラは存分に意見をぶつけられるぜ!ってな訳で裁判場変形!!」
「・・・は?」
俺達が呆気に取られていると急激に裁判場が変形する。俺達一人一人がいる席が移動し、ちょうどそれぞれの意見によって対面する構造になった。
「さあ、その真っ二つの意見を存分にぶつけ合え!!」
議論スクラム
〈畔田鋼之助は本当に美上三香子を殺したのか?〉
殺していない 殺した
水島 涼風
甘寺 玉城
薬師 有浜
アンリ 山吹
畔田 太宰
比嘉 久見
九鬼
開始
有浜「事実、美上さんの死亡推定時刻当時の彼の【行動】は分かっていないわよね?」
「甘寺!」
甘寺「でも【行動】が分かってないのって私も同じだよ?」
久見「だけどー、食堂にいた僕たちは誰も心愛ちゃんが【出て行くところ】を見てないよー?」
「比嘉!」
比嘉「【出て行くところ】を誰も見ていないのは畔田も一緒だろう!!」
九鬼「だがオレは【ラウンジ】で1回も畔田の姿を見てねーぞ!」
「アンリ!」
アンリ「だが私は水島君達が出た後に【ラウンジ】で畔田と合流したんだ」
涼風「うまく【校舎】から戻ってきただけかもしれないじゃん!」
「俺が!」
水島「俺達は【校舎】で誰ともすれ違ってないじゃないか!」
太宰「君たちが合流する【前】に寮に戻っていただけかもしれないのに?」
「薬師!」
薬師「合流するより【前】なら九鬼が見てないわけがねえ!」
玉城「どうあれ畔田に【アリバイ】がないのは変わらんがな」
「畔田!」
畔田「私以外にも【アリバイ】がない人はいるはずです!!」
CROUCH BIND
SET!
「これが俺達の答えだ!!」
「みんな結論を急がないでくれ!確かに畔田にアリバイはないかもしれないけど他にもアリバイがない奴もいる!そっちの可能性も考慮して損はないだろ?」
「それもそうか・・・。」
「で、その他にアリバイがない奴ってのは誰なんだ?」
「玉城だ。」
「!!」
「これまでのアリバイの話の中で1回も玉城の話が出てきていないんだ。」
「確かにそうだな。」
「すげー落ち着いてやがる・・・。」
「それはそうだろう。俺はずっと寮の部屋にいたからな。疑われたところでアリバイを証明する人間もいなければ逆に俺がクロだと証明できる人間もいない。まあ、俺をクロにしたところでお前等全員が死ぬだけだがな。」
「・・・!」
「・・・やっぱ畔田なんじゃねーか?だってコイツが部屋にいたってのをひっくり返す要素がねーだろ?」
「待てって!絶対何かあるハズなんだ・・・!何か矛盾が・・・!もしくは2人どちらかの潔白を示す何かが・・・!」
くそっ・・・!何か手掛かりはないのか・・・!
議論開始
「2人それぞれの潔白を証明する何か、か・・・」
「誰か【見てない】のか!?」
「それならさっさと出てくるだろう」
「だったらー、逆にー、」
「【クロって証明する】何かとかー?」
「ソイツもあるなら苦労はしないな・・・」
「だーっ!!」
「全然【手掛かり】がねえっ!!」
「これは堂々巡りね・・・」
いや、アイツは確か・・・!!
【アンリの証言)→【見てない】
「それは違うぞ!」
「なあアンリ、今朝誰かの姿を見かけたって言ってたよな?」
「ほんとか!?」
「あ、ああ。誰かがシーツを持って校舎に向かっていくのが見えたんだけどそれが誰かまでは暗くて全然・・・。」
「ダメじゃねえか!」
「いや、この誰か分からなかったってのがキモだ。誰か分からなかったとはいえシーツを持っているのは確認できた。つまり、手元は見えたわけだ。でも誰かは分からなかった、つまり今回のクロは服装、特に袖口に関しては特殊なものを着ていなかったってことになる。その点においては」
「そっか!着物を着てる玉城は当てはまらないんだ!」
「確かに、着物だったらさすがに気づける程度の明るさではあったね。」
でも同時にこのことが示すのは・・・
「じゃあ、やっぱり畔田がクロってことなのか・・・?」
「消去法的にはそうなるな。」
「そんな・・・!」
「じゃあ投票に行くか!」
確かに、ここまでの推理を総合したらそうなるんだけど、何か引っかかる・・・。本当にそうか・・・?何が引っかかってるんだ・・・?
「なあ、みんなもうちょっと考えてみないか?」
「水島君、さすがに考えすぎじゃあないかい?ここまでの推理はみんなで導き出してみんなで検証してきたものだ。これ以上何かあるとは思えない。」
「でも何かが引っかかるんだ。それもそれがとてつもなく致命的な何かな気がするんだ・・・!この違和感を無視して進んだら絶対にダメだって予感があるんだ・・・!」
「予感?そんな曖昧なもので流れを止めたのか?」
「そうだ。でもそれはきっと虫の知らせだ。俺達がこのまま進んだらヤバいっていう、そういう。」
「おいおい、そんな適当な・・・」
「じゃあ、もうちょっと考えてみない?」
「心愛ちゃん?」
「実はね、私もこの結論にはどこか違和感があったんだ。何かを見逃してる、そんな気がしてならないの。」
「このまま投票に進んだとして、そしてそれが当たりだったとしてそれってホントに正しいのかな・・・。オレも何かこのままじゃダメな気がする・・・。」
「九鬼まで!」
「こうなっちゃもうちょい話してみた方が良いんじゃねえか?たとえその結果同じ結論で、そんでその結論が正しかったとしてもみんなが納得してるかどうかで俺達の未来は全然違うんじゃねえかな。」
「薬師君も・・・。」
「はあ、仕方ないね。全員が納得するまでとことん話し合おうか。」
議論開始
「とは言ったが、畔田のアリバイはない」
「無実を証明するのは【難しい】と思うがな」
「でも無理じゃないと思うんだ」
「つっても誰も畔田を見てないんじゃなぁ」
「何も彼自身を『見てる』ことが」
「アリバイ証明の全てじゃないと思うよ?」
「じゃあ、畔田が話してるのを『聞いた』とかか?」
「いや、考えるな、『感じるんだ』!!」
「みたいなー?」
「畔田君が『何かした結果』があった、なんてのもあり得るかな?」
畔田の無実を証明しうるもの、それって・・・!
【九鬼の証言)→『感じるんだ』
「これに賛成だ!」
「は?水島何言ってんだ?考えすぎておかしくなったか?」
「いや、俺はいたって真面目だし、まともだ。正確には感じる、というよりそこにいたのが畔田しかあり得ない、ということになるんだが、そのためにはまず九鬼、お前に確認したいことがある。」
「何だよ?」
「お前は8時20分頃、ラウンジに行く前にトイレに行ったらカギが閉まってて入れなかったって言ってたよな?」
「ああ。でも緊急性はなかったから別に気にはしなかったけどな。っつーか水島、仮にも乙女のそういう事情をこんな公衆の面前で言うんじゃねえ!!」
「わ、悪い・・・。」
「やーい、デリカシーゼロー。」
「うるさい!それに重要なのはそこじゃない!このカギが閉まってた時間を考えてみてくれ!」
「8時20分・・・。あ!美上が殺された時間!」
「そうだ。さらに畔田がトイレに行くのを習慣化していたと考えられる証拠もある。」
その証拠は・・・!
証拠提出
【畔田の“準備”)
「これだ!」
「アンリが言うには畔田は大きな勝負の前には何かしら“準備”をしているらしい。」
「その“準備”とやらがなぜトイレに繋がる?」
畔田の“準備”がトイレに繋がる理由、それは・・・!
選択肢セレクト
1.畔田はきれい好きである
2.畔田はおなかが弱い
3.畔田は瞑想が趣味である
→2
「これだ!」
「畔田はおなかが弱いんだ。」
「は?」
「畔田はおなかが弱い。だから大きな勝負の前、言い換えると大きなプレッシャーが掛かる場面ではトイレに行かないと耐えられないと考えられる。これは俺が以前畔田に胃薬を渡したこともあるし信憑性は高い。」
「なるほど!“準備”って言ってトイレにこもってたんだね!」
「お恥ずかしながら・・・。」
「で、ここまでの状況や証拠を踏まえてその時間帯にトイレにこもりうる人物、言い換えれば行動が分かっていないのは?」
「畔田君しかいないねー。」
「つまり、美上が殺された時間、ちょうど畔田はトイレに入っていたってことになる。」
「本当かい?」
「・・・はい。水島さんの言うとおりです。」
「何で言わなかったんだよ!」
「言ったら信じてくれました?」
「う・・・。」
「ってことは畔田も玉城もシロ・・・?」
「そうだね・・・。」
これはつまり推理が白紙に戻ったってことだ。
「じゃあ、誰がクロなのかしら・・・?」
有浜の疑問。これが現状の全てだ。
「と言ってもみんなアリバイなりクロであることがあり得ない理由があるんだよね・・・?」
「恐らく何かを見逃してるんじゃないかな?それも犯人に繋がるようなおっきな何かを。」
俺達が見逃してる何か・・・?それって一体何だ・・・?
議論開始
「見逃したものと言ってもなぁ」
「特に思いつかねーな」
「見逃してるとしたら・・・」
「アリバイの【綻び】とかかな?」
「つってもよ、」
「みんなのアリバイが【証明されてる】訳だろ?」
「綻びなんて見つかるのか?」
「見つかるはずだよー。」
「きっと誰かが何かを【隠してる】」
「そうじゃなきゃ全員が犯行不可能なんて」
「【不自然】だよー」
俺達は一体何を見逃したんだ・・・?
【止まった時計)→【証明されてる】
「それは違うぞ!」
「いや、いた・・・!正確にはアリバイが曖昧な奴・・・!」
「!?」
「太宰と有浜、2人は正確にはアリバイが確定しているわけじゃない・・・!」
「どういうことだい?」
「実はな、図書室の時計が8時15分で止まってたんだ。」
「何だって・・・?」
「だから有浜が来た時間が実は15分とは限らないんだ。」
「なるほど、時計が止まってしまっていることで僕たちがアリバイがあると思っていた時間が実はそうではない可能性があるって訳だね。」
「そういうことだ。まあ、正確にはどっちが犯人かほぼ目星はついているんだがな。」
「それはどういうことかしら?」
「冷静に状況を整理して推理していけば犯人がどちらか、自ずと答えが出てくるんだ。」
そう、犯人はアイツしか考えられない。
指名しろ!
【アリハマスズナ】
「お前しかいない!」
「私?」
「おめー何言ってんだ?コイツにそんなことできる訳ねーだろ?」
「いや、逆に有浜しかあり得ない。」
「あら、どうして?」
「さっきも言ったとおり、時計が止まっていたことで有浜が8時15分に図書室に来たというのは嘘だと考えざるをえない。かといって2人の話から2人が来た順番は前後しないだろう。」
「その推理、棒読みね。」
「有浜・・・!」
「残念だけど、あなたが私の行動時間の矛盾を突いたところで意味はないわ」
反論ショーダウン
「残念だけど、」
「どれだけ私の行動の時間に」
「矛盾があったところで」
「私が美上さんを殺したという」
「裏付けをすることは」
「不可能よ」
-発展-
「お前の言う矛盾が」
「あまりにも大きいんだ!」
「お前以外考えられないんだよ!!」
「あなたは久見さんの」
「検死を忘れたの?」
「美上さんの首は綺麗に」
「骨のところで切られてた」
「【専門知識も無しに】」
「そんな芸当は不可能よ」
普通はそうだ。でも有浜の場合は違うっ!
【人体図鑑)→【専門知識も無しに】
「その言葉、斬らせてもらう!」
「普通ならそうだな。だが、お前ならできたんじゃないか?」
「何を・・・?」
「図書室には人体図鑑が置いてあった。そしてその中でも人体の骨の構造のページだけが異常に読み込まれた跡があった。これって図書室で急いで知識を入れた奴がいるってことじゃないのか?」
「でもそれは私よりも図書室にいた時間の長い太宰君でも当てはまるんじゃないかしら?太宰君の線が消えてもいないのに私だけを疑って掛かるなんて、水島君、焦っているのよ。」
話を聞いてくれないか・・・!それなら何としても話を聞いてもらう状況を作る・・・!
パニックトークアクション
「残念ね」
「焦っているのよ」
「私ではないわ」
「一旦落ち着くべきね」
「太宰君の可能性もあるわ」
「詭弁ね」
「証拠もないでしょう」
『どう時間が変化しても私が部屋から直接図書室に行った事実は変わらないわ』
《ラウン》《ジに》《いた》《九鬼》
「これで終わりだ!!」
「!!!」
「残念だけど、時間が遅れたらお前のその主張は崩れる。」
「・・・なぜ?」
「もし太宰がクロだったとしよう。そうなると太宰は30分前後に図書室に行ったことになる。でもそれより5分遅れて図書室に行ったとしたらちょうどラウンジにいた九鬼と出会っていないとおかしくなる。でもさっきお前は九鬼がラウンジに出てくるより前に図書室に行ったと言った。つまりお前が九鬼に会わずに図書室に向かったと言った時点でお前は太宰は犯人じゃないと言ったも同然なんだよ。」
「・・・!」
そのとき、顔を真っ青にした有浜は1歩後ずさった。瞬間、彼女の制服から何かが落ちた。
「!!」
「これは・・・!」
「刺し身包丁か・・・。」
「決まり、だな・・・。」
「なあ、有浜。これから事件の内容をまとめるから、それに納得できたら罪を認めてくれ・・・。」
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【生存者】
超高校級の??? 水島輝(ミズシマアキラ)
超高校級のショコラティエ 甘寺心愛(アマデラココア)
超高校級の射撃選手 薬師弾(ヤクシダン)
超高校級の棋士 玉城将(タマシロショウ)
超高校級の長距離ランナー 涼風紫(スズカゼユカリ)
超高校級のドラマー 山吹巴(ヤマブキトモエ)
超高校級の女優 有浜鈴奈(アリハマスズナ)
超高校級の資本家 アンリ・シャークネード
超高校級の執事 畔田鋼之助(クロダコウノスケ)
超高校級の漫画家 久見晴香(ヒサミハルカ)
超高校級の図書委員 太宰直哉(ダザイナオヤ)
超高校級の海賊 九鬼海波(クキミナミ)
超高校級の空手家 比嘉拳太郎(ヒガケンタロウ)
残り13人
今回で2章の犯人が分かったかな?って感じになりました!ここまで時間が掛かってしまい申し訳ないです!有浜さんは一体どのような意図があって美上さんのことを殺してしまったのでしょうか?真相は次回です!
今回の設定裏話は九鬼さんの話をしていきます!
九鬼さんは幼いころから海の上で過ごしてきました。両親が海賊をしていて、彼女が海賊として活動するようになるのも自然な流れだったのです。更に一人称のオレも男社会の海賊の中で過ごすうちに馴染んでしまった、って感じですね!あまり使ってこなかった、と言う意味では彼女はあまり頭が良いとは言えないのですが、実際のところ頭の回転はすごく速いので、もし普通に暮らしていればまた別の学問分野の才能で希望ヶ峰学園にいたのでは、とは水島の弁です。あと実は彼女もアンリと同じく、男女比の関係で初期設定から性別が逆転したキャラクターです。
名前はまず実在した日本の海賊の苗字から「九鬼」、そしてしたの名前は海がイメージできて女の子っぽい名前、ということで「海波」になりました。
さあ、第2章も大詰めです!この事件を経て彼らはどのように未来へ進んでいくのでしょうか?次回もお楽しみに!!
最終盤まできておいてなんですが、皆さんの推しを教えてください!!
-
水島輝
-
甘寺心愛
-
薬師弾
-
玉城将
-
二木駆
-
涼風紫
-
山吹巴
-
有浜鈴奈
-
アンリ・シャークネード
-
畔田鋼之助
-
久見晴香
-
太宰直哉
-
美上三香子
-
青山蓬生
-
九鬼海波
-
比嘉拳太郎