ダンガンロンパR~おかえり絶望学園~   作:パルティアン

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CHAPTER3 (非)日常編4

キーン、コーン・・・ カーン、コーン・・・

 

「おはようございます。7時になりました。今日も1日元気で頑張りましょう。」

 

今日も何だかすっきりと目が覚めた。なんだかんだで俺は今日のゲーム大会を楽しみにしているらしい。何となくウキウキした気分で食堂に向かう。

食堂に入ると中では九鬼が朝食の準備をしていた。何だか九鬼の様子もウキウキしているように見えた。

 

「おはよう九鬼。」

「オッス水島!!今日だろ?ゲーム大会!」

「ああ。11時集合だ。」

「よーし、負けねーぞー!」

「意外と自信ありげだな。」

「確かに頭使うゲームは苦手だけどよ、ダーツはよく船の仲間とやってたんだぜ?腕前にも結構自信があるんだ!だから今日は結構楽しみにしてたんだ。」

「そうか。俺もダーツには結構自信がある。」

「何ー?負けねーかんな?」

「そいつはこっちのセリフだ。」

 

そんな話をしている内にみんなが食堂に入ってきた。どうやらみんなも結構この大会を楽しみにしてくれているらしく、各々自分が腕に自信があるゲームについて語り合っていた。玉城ですら珍しく将棋についてちょっとだけ饒舌に語っていた。

 

そうして食事を終えて片付けも済ませると11時まで時間ができてしまった。わざわざ一人でいることもないので食堂に留まって近くにいたメンバーと何となく今日のゲーム大会について話をしていた。

 

「水島君は結構ゲームが上手いんだって?」

「甘寺に言わせるとそうらしい。」

「私もね、結構腕に自信があるんだ。まあ、将棋は玉城君には敵わないし、ダーツも畔田には敵わないけどね。」

「確かに色んなゲームも嗜んでそうなイメージはあるな。」

「だろう?私の腕前、楽しみにしていておくれ。」

「ああ。」

 

そんな話をしているとそこに久見が甘寺と薬師を引き連れてやってきた。

 

「ねーねー、水島君。太宰君には伝えたんだけどさー、今日この後準備したいから30分前くらいに遊戯室に来てもらえるー?」

「ああ、いいぞ。」

「なんだ、準備なら私も手伝うよ。」

「アンリちゃんいいのー?」

「ああ。みんなでやる大会だ。手伝いくらいいくらでもするさ。畔田も呼んで一緒に手伝ってもらうよ。」

「とても助かるよー。」

「気にしないでくれ。」

 

その後甘寺はその場に残って3人で今日のゲーム大会が楽しみだ、という話で盛り上がった。すると、気付いたら10時20分を過ぎていた。

 

「おっと、そろそろ準備に行く時間だね。」

「ああ。」

「じゃあ、行こっか。」

「あ、でも畔田も呼んでくるから先に行ってておくれよ。すぐに追いつく。」

「ああ、分かった。」

 

こうして俺は甘寺と一緒に遊戯室に向かうことにした。2人きりになった瞬間、少しだけ昨日の朝のことを思い出してしまい、少しだけ気まずい気分になったが、楽しいゲーム大会の前だ。できる限り表に出さないように気を付けた。

 

 

 

 

 

遊戯室に入るともう既に久見と薬師は遊戯室に来ていた。

 

「すまない、少し遅れた。」

「ううん、ほぼ時間通りだし、全然やることが多いわけじゃないから気にしないでー。」

「それならいいんだが。ああ、アンリは畔田のことを呼んでいるから少し遅れる。」

「あれ、ところで太宰君は?」

「トイレにこもってるみたいだぞ?俺が会った時はちょうどトイレに向かうときだったけど、準備に間に合うか分かんないから時間に来なかったら先に始めててくれってさ。」

「そうか。じゃあ先に始めているか。」

 

こうして作業を始めた直後、アンリと畔田が来た。

5分ほどすると涼風が来て、更にその5分後に九鬼が来た。

この2人も準備を手伝ってくれている内に時間はいつの間にか過ぎており、気付いたらもう集合時間の11時の直前になっていた。

 

「ほう、かなり集まってるじゃないか。」

 

その集合時間の直前に悠々と現れるのは玉城。これは全然想定内。なんだかんだ参加してくれるあたりコイツは悪いやつじゃない。でも太宰、山吹、比嘉の3人がまだ来ない。太宰はもしかしたらまだお腹の調子が悪いのかもしれない。そんなことを思っていると、

 

「ごめん、すごくギリギリだね!」

 

10時59分、集合時間1分前に太宰が遊戯室に駆け込んできた。どうにかお腹の調子は回復したらしい。しかしそのまま11時を迎えてしまった。どうにも山吹と比嘉がやってこない。ゲームの得手不得手は知らないが、この手のイベントには一番に乗ってきそうな2人なだけに心配だ。別に今日は欠席だという話も聞いていない。

 

そのまま10分が過ぎた。いつまで経っても2人が来ないので本気で心配になってきた。それは他のみんなも同じだったようだ。

 

「なあ、2人のこと探しにいかね?」

「ちょうどそれを提案しようと思っていたところです!」

「じゃあ行こう!!」

 

こうしてすぐに2人を捜索する流れになった。するとそこで太宰が提案した。

 

「それならそれぞれの階に人数を分けるっていうのはどうかな?みんなで1カ所を探すのも非効率的でしょ?」

「確かにそうだな。」

 

ということで太宰の提案に乗ってみんなを3つのグループに分けて各階を捜索することにした。内訳は、

 

3階:俺、甘寺、涼風

2階:玉城、アンリ、畔田

1階:薬師、久見、太宰、九鬼

 

という感じになった。それぞれが自分の思い思いに捜索場所を口に出したが、その割には綺麗に分かれたのではないかと思う。

 

それぞれの階に向かうみんなを見送った後、俺達は3階の捜索を開始した。

 

 

 

俺達がいた娯楽室はちょうど3階の真ん中にある。なので俺が物理室方向、甘寺と涼風が美術室方向に向かっていった。

 

 

 

息が詰まる。なんとも言えない重苦しい空気が3階を覆っていた。そしてそれは物理室に近づけば近づくほどに重くなっていった。

そんなわけはない。だって,動機がない。今回、モノトラはほとんど介入していない。昨日の朝だって交わした言葉は二言三言。ちょっとだけショックだったけど、それでも俺は甘寺を殺してやろうとは思わなかった。だからそんなはずはない。

 

そう言う思いを抱えながらいつの間にか物理室の前に到着していた。大して走っていない息を整えようと立ち止まったが、物理室の自動ドアはその少しの猶予すら許さなかった。無情に開いたその扉の先にそれはあった。

 

 

 

 

 

 

そして俺はそこで思い知ることとなった。

 

 

 

 

 

 

奴らは俺達に与えるつもりなんてない。俺達が生きるために大切にする希望なんて。

奴らは俺達に押し付けてくる。俺達の人生をズタズタに傷つけるための絶望を。

 

 

 

 

 

 

それを象徴するように彼はそこにいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

腹から大量の血を流し、うつ伏せに息絶えた状態で、“超高校級の空手家”比嘉拳太郎はそこに・・・いた。

 

 

 

 

 

 

「!!!」

 

2人を・・・!!

 

「甘寺!!涼風!!ここにいたぞ!!!」

「え・・・!?」

「今行く!!!」

 

程なくして2人も物理室にやってきた。するとそこで非情な宣言がもたらされた。

 

 

ピンポンパンポーン・・・!

 

 

「死体が発見されました。一定の捜査時間の後、学級裁判を行います。」

 

 

 

「死体発見アナウンス・・・!」

「甘寺、みんなを・・・!」

「うん!」

 

 

ピンポンパンポーン・・・!

 

 

「!!?」

なぜか流れる二度目の宣告。

 

 

「死体が発見されました。一定の捜査時間の後、学級裁判を行います。」

 

 

 

「これって・・・!!」

「水島君!甘寺さん達も!ここにいたのか・・・。!?これは・・・!比嘉君・・・!?」

「太宰!!今のは!?」

「取りあえず寄宿舎までついて来てもらえるかい!?」

 

太宰に言われるがまま俺達は寄宿舎へと行った。

 

 

 

寄宿舎に入ると既に寄宿スペースに他のみんなが集まっていた。

 

その人混みをかき分ける。

 

 

 

 

人混みの中心は山吹の部屋だった。

 

 

 

 

 

ゴクリと息をのみ、1つ息を整えて部屋の中へ踏み込む。

 

 

 

 

 

分かっていた。分かっていたことだった。

 

 

 

 

 

 

それでも・・・。それでも・・・。

 

 

 

 

 

俺は、思考を止めざるをえなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

部屋の真ん中で自分の腹を何かで突き刺して息絶えた、“超高校級のドラマー”山吹巴のその亡骸に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

CHAPTER3 その感情は最も遠く 非日常編

 

 

 

「山吹っ!!!」

「山吹さん・・・!!」

「僕が寄宿舎を捜索したらこんなことに・・・。」

 

クソ・・・!まさかこんなことに・・・!!

 

「まさか2人も殺されるなんて!!!」

「おい待て。どういうことだ?2人だと?」

「上の物理室で比嘉も死んでた。」

「・・・は?」

「腹から血を流してた。恐らく殺された。」

「それが2回の死体発見アナウンスですか・・・。」

「ああ。」

 

2人も殺された、その事実に打ちひしがれている俺達の前に奴は上機嫌で現れた。

 

「よおオマエラ!!いい調子じゃねーか!!2人も殺す奴がいるなんてよ!!」

「なんのつもりだ。」

「そう睨むな!例の奴を持ってきてやったんだからよ!!」

「・・・モノトラファイルか。」

 

奴の手からまたファイルを受け取ると、さっさと上機嫌でモノトラはいなくなってしまった。

 

「アイツの態度に腹を立てても仕方ない。捜査を始めよう。」

「・・・そうだな。」

 

 

 

-捜査開始-

 

 

 

まずはモノトラファイルだな。

 

モノトラファイル3。1人目の被害者は“超高校級の空手家”比嘉拳太郎。死体発見現場は物理室。死因は腹部を刺されたことによる失血死でそれ以外の外傷はない。死亡推定時刻は午前11時ちょうど。

2人目の被害者は“超高校級のドラマー”山吹巴。死体発見現場は山吹巴の自室。死因は腹部の刺し傷による失血死。死亡推定時刻は午前11時5分。

 

 

コトダマゲット!

【モノトラファイル3)

被害者は“超高校級の空手家”比嘉拳太郎と“超高校級のドラマー”山吹巴。死因はどちらも腹部の傷からの失血死。死体発見現場は比嘉が物理室、山吹は寄宿舎の自室。死亡推定時刻は比嘉が11時ちょうど、山吹が11時5分。

 

 

「とりあえず手に入る情報はこんなところか。」

「じゃあー、まず先に巴ちゃんの検死から始めちゃうねー。」

「おう、任せた!」

「さて、現場保存をどうするか・・・。」

「ではこちらは私がやりましょう。」

「あたしも手伝う!」

「物理室の方は・・・。」

「じゃあオレ行くよ!」

「一応俺もついていくな。」

「おう!」

 

それぞれの提案によって物理室は九鬼と薬師、山吹の部屋は畔田と涼風が現場保存をしてくれることになった。

 

「でもこれで捜査できるメンバーがかなり限られてしまったね。」

「じゃあ、仕方ないしそれぞれで捜査しよっか!」

「ああ。」

「じゃあ、み・・・」

「水島、まずはこの部屋から捜査するぞ。」

「ああそうだな。後の奴らも複数人の組になってくれ。」

「むー。」

 

甘寺は何だか不満そうだ。だけどそれを気にしている余裕はない。捜査を開始しよう。

 

「取りあえずこの部屋で気になるのは・・・。」

 

そう思い部屋を見回すと、死体のそばに何かが落ちていた。

 

「ガムテープか。切れ端みたいだがな。」

「そうみたいだな。」

「なんでこんなところに?」

 

 

コトダマゲット!

【ガムテープの切れ端)

山吹の死体のすぐそばに落ちていた。 

 

 

「あ、水島君ー。これ預かって-。」

「ああ。」

 

久見から受け取ったものを見ると、それは血のついた短い槍だった。

 

「久見、これは?」

「巴ちゃんが握ったまま死んでたんだー。お腹に刺さってたんだよー。」

「つまりこれが凶器の可能性が高いということか。」

「そう考えて良さそうだな。」

 

 

コトダマゲット!

【腹部に刺さった槍)

山吹が握ったままの状態で死体の腹部に刺さっていた。

 

 

「検死はどうだ?」

「あんまりいいことじゃないんだけどー、3回目ともなると慣れてくるよねー。もうそろそろ終わるから待っててー。」

「ああ。」

 

それなら少しここで待たせてもらおう。

 

「水島、お前に聞いておきたいことがある。」

「なんだ?玉城。」

「お前は今回の動機はなんだと思う?」

「と言ってもなあ。モノトラは特に何も言ってなかっただろ?」

「だが心当たりならあるはずだ。」

「それってアレか?モノトラが急に来て誰かの秘密とか陰口みたいなのを話してった奴。」

「ああ、それだ。それが今回の動機と考えていいだろう。」

「ならみんなから聞いてみるか?」

「ああ。恐らくだが、今回の殺人は陰口を言われた側が殺した可能性が高い。陰口を言われた側から言った側に向かって“殺意の向く方向”としてまとめていくぞ。」

「ああ、分かった。」

 

 

コトダマゲット!

【動機)

今回モノトラは動機だと明言していないが、お互いの猜疑心を呼ぶ発言は今回の動機であると考えられる。

 

 

「じゃあまず俺と玉城からだな。俺は甘寺だ。内容も言うか?」

「いや、関係ないなら聞く必要はないだろう。重要なのは誰が誰に殺意を向ける可能性があったのか、という点だ。ああ、ちなみに俺は九鬼だ。」

「じゃあお互いに今回の動機は薄そうだな。」

「ああ。お互い一番厄介な相手がとりあえずの犯人候補から外れたな。」

「はは、そうだな。」

 

玉城とこんな冗談を言い合う日が来るとはな。

 

「何だか楽しそうー。」

「ああ、久見。検死は終わったのか?」

「うん!」

「じゃあ話を聞いてもいいか?」

「おっけー。じゃあー、まず最初にー、巴ちゃんの傷は急所を刺したものではなかったよー。」

「つまりそれは即死ではなかった、ということか。」

「うんー。具体的にどれくらい掛かったかは分からないけどねー。あと他にはねー、手首に赤い痕がついてたよー。」

「赤い痕?」

「うんー。ちょうど7~8cmくらいの幅の痕が両手首にー。」

「何の痕だ・・・?」

「最後にー、巴ちゃんの手なんだけどー、左手の小指側だけ血がべっとりと付いてたー。そんなところかなー。」

「死体からもそれなりに情報は得られたな。」

 

 

コトダマゲット!

【山吹の死体)

死体の傷は急所にはなかった。恐らく即死ではなかった。

 

【手首の痕)

両手首に7~8cmほどの赤い痕が残っていた。

 

【山吹の手)

左手の小指側のみに血がべっとりと付着していた。

 

 

「よし、じゃあ次・・・の前に、久見、あと畔田と涼風もちょっといいか?」

「うんー。」

「いいよー!」

「どうしたんですか?」

「昨日の朝、もしくはおとといの夜とかかもしれないが、モノトラに何か吹き込まれなかったか?」

「!」

「あー、あれかー。」

「誰について言われたか聞いてもいいか?今回明言しなかっただけでアレが動機だった可能性がある。内容までは言わなくていいからさ。」

「そうですか・・・。そういうことなら、私は久見さんに関して言われました。」

「えー、そうなのー?それならー僕はー、太宰君についてー。」

「なるほどな。涼風は?」

「・・・。」

「どうした?何か不都合なことでもあるのか?」

「・・・はあ。どうせ事実は変わんないもんね。あたし山吹ちゃんについて言われたの。でも全然関係ないよ?」

「それは裁判になれば分かる。事実だけ分かればいい。」

「そうですね。」

「じゃあー、次は物理室だねー。」

「こちらの現場保存はどうしましょう?」

「一通り捜査は終わったからいいんじゃないか?ここからは捜査に参加してくれ。」

「わかった!」

 

 

 

とりあえず山吹の部屋を調べ終わった俺達はもう一つの現場、物理室に向かうことにした。物理室では、正確には奥の物理準備室ではアンリと太宰が何だか大騒ぎをしていた。

 

「・・・何してるんだ?」

「いや、この棚の下の引き戸が開かなくてね・・・!モノトラが壊すななどというから困っていたところなんだ。」

「薬師、これモノトラが言ってた奴だよな?」

「俺もそう思って手順通り一瞬手伝ったんだけど全然開かねんだ!」

「どういうことだ?」

「ちなみにそのモノトラが言っていた、というのは?」

「ああ、そこの棚の引き戸は立て付けが悪いらしくてな、開けるためのコツを教えてくれたんだが・・・!開かないな・・・。これは立て付けだけの問題じゃないかもしれないな。」

「そうかもしれないね。まったく、モノトラの奴、そんなコツがあるなら教えてくれればいいのに・・・。」

 

アンリにはコツを教えていない・・・?どういうことだ?

 

 

コトダマゲット!

【物理準備室の棚)

1つの棚の下の引き戸が開かなくなっている。誰がどうやっても開かなかった。

 

【モノトラの証言)

物理準備室1つの棚の引き戸は立て付けが悪い。引き戸を開けるにはコツがいるが、アンリには教えていなかった。

 

 

「じゃあー、僕は検死してくるねー。」

「ああ、任せた。」

「りょーかーい。」

「さて、アンリと太宰に聞きたいことがあるんだがいいか?」

「ああ、構わないよ。」

「僕もだよ。で、なんだい?」

「モノトラに誰かのことを言われなかったか?特におとといの夜から昨日の朝にかけてくらいの時間だ。」

「ああ、畔田がどうのこうの、って言っていたね。戯れ言だと思って聞き流してしまったから内容は覚えていないけど。」

「それなら僕は涼風さんについてだね。ま、その通りすぎることを言われたから気にしてはないけどね。でも、なんでだい?」

「恐らくそれが今回の動機だ。」

「!」

「名言はしていないが、俺達の猜疑心を煽ってコロシアイを起こさせようとした可能性が高い。」

「だから誰が誰について言われたか、聞いているという訳だね。」

「ああ。そういうことだ。」

「そう言えば、もしかしたらアレもそういうことだったのかもしれないな・・・。」

「アレ?」

「いや、実はここ2日くらい巴が比嘉君のことを避けていてね。恐らくだし、真偽を問うことはもうできないけどもしかしたらこの動機に関係していたのかもな、と思ってね。」

 

これは十中八九山吹の動機は比嘉に関してだな・・・。

 

 

コトダマゲット!

【アンリの証言)

ここ2日山吹は比嘉のことを避けていた。動機に関連しているかもしれない。

 

 

「そう言えば、山吹に関して思い出したことがある。」

「ほんとか、玉城?」

「ああ。確か昨日だ。山吹が誰かとコソコソ話していた。何の相談をしていたかまでは知らんがな。」

 

相談・・・?誰と・・・?何を・・・?

 

 

コトダマゲット!

【玉城の証言)

山吹が誰かとコソコソ話しているのを見かけた。相手や内容は不明。

 

 

山吹がここ数日でかなり色々抱えていたのが分かったな。

 

「水島くーん!検死終わったよー!」

「ああ!今行く。」

 

さて、久見の検死を聞きに行くか。何か情報が得られるはずだ。

 

                   ・

                   ・

                   ・

 

【生存者】

超高校級の幸運?      水島輝(ミズシマアキラ)

超高校級のショコラティエ  甘寺心愛(アマデラココア)

超高校級の射撃選手     薬師弾(ヤクシダン)

超高校級の棋士       玉城将(タマシロショウ)

超高校級の長距離ランナー  涼風紫(スズカゼユカリ)

超高校級の資本家      アンリ・シャークネード

超高校級の執事       畔田鋼之助(クロダコウノスケ)

超高校級の漫画家      久見晴香(ヒサミハルカ)

超高校級の図書委員     太宰直哉(ダザイナオヤ)

超高校級の海賊       九鬼海波(クキミナミ)

 

残り10人




さあ、第3章非日常編突入致しました!!第3章もここから話が動いていきますんで、ぜひ次回もお楽しみに!!


それでは今回の裏話は第2章サブキャラ設定紹介です!1章は関連人物が外にいなかったため、このパートができませんでした笑。ということで行きましょう!
今回紹介する人物は2人です!
まず1人目は、美上二葉さんです!まあ、見ての通りなのですが、美上三香子さんの母親に当たる人物です。彼女はとある日、絵画教室に娘を迎えに行った帰り、交通事故に遭い、死んでしまいます。娘は生き残り、“超高校級の画家”となるわけですが、その絵画観のようなものに大きな影響を与えた人物である、と言えるでしょう。
そして2人目は永瀬美春さんです!彼女は人気女優であり、有浜鈴奈さんの動機となった親友です。元々芸能関係の仕事もしていた彼女は中学の同級生だった有浜さんを事務所のオーディションに誘い、女優の道へと進むもう一つのきっかけを与えました。それからはお互いに切磋琢磨し、支え合いながらここまで来た、一心同体の存在となっていきました。でも有浜さんにとってはこの希望ヶ峰学園の仲間達も同じくらいに大切な存在になり得たかもしれない、そのような後悔もどこかあったようですね・・・。

ということで今回はここまで!次回もお楽しみに!!

最終盤まできておいてなんですが、皆さんの推しを教えてください!!

  • 水島輝
  • 甘寺心愛
  • 薬師弾
  • 玉城将
  • 二木駆
  • 涼風紫
  • 山吹巴
  • 有浜鈴奈
  • アンリ・シャークネード
  • 畔田鋼之助
  • 久見晴香
  • 太宰直哉
  • 美上三香子
  • 青山蓬生
  • 九鬼海波
  • 比嘉拳太郎
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