とりあえず現場の捜査を終えた俺と甘寺は久見の検死が終わるまでの間、他のところを捜査することにした。そして最初に向かったのは今回の被害者、青山蓬生の寄宿舎の部屋だった。
「でも青山の部屋のカギって開いてんのか?」
「さあ・・・?」
「おい。」
「心配はいらねえぜ!!!」
「うわっ!モノトラ!?」
「捜査に来る奴もいると思ってな、あらかじめ開けといたぜ!!」
「意外と良心的なんだな?」
「言われてから開けるんじゃ癪だろ?」
「自分のためかよ・・・。」
取りあえず部屋のカギ問題は解決したみたいだ。
「じゃ、行こっか。」
「そうだな。」
青山の部屋に入るとまず机の上に置かれた手帳だった。
「これは青山の手帳か?」
「そう、みたいだね。」
文庫本のような紐のしおりがついているタイプの手帳だ。中を開いてみると、普段から様々なことを目もしていることがよく分かった。ちょうどしおりの挟まっているところの内容が目に入ってきた。
「これは日記か?」
「みたいだね。しかもここに来てからの日記もあるみたい。」
「一応中身を見てみるか・・・。」
4月○日
今日から希望ヶ峰学園の生徒だ。そう思って心機一転学園に足を踏み入れたはずなのに何でこんなことになったのだろう。コロシアイだなんて意味が分からない。しかも出口も見当たらず完全に閉じ込められたみたいだ。もしかしたらあのモノトラとやらの話を真に受ける人がいるのではないだろうか。自衛の手段も考えておかなければならないだろう。
4月×日
今日は朝食を平和に食べていたはずなのにモノトラが「動機」と呼んで武器を配ってきた。僕にはピストルが与えられた。一体あのぬいぐるみは何を考えているのだ。ホントに行動に移す人間が現れたらどうしてくれるつもりだ。怖い。どうにかして早く解放されたい。どうしてもピストルが目の前にあることも不安を駆り立てられる。どうしても目の前に「殺し」の道具があることは、「殺し」が身近になっていることを意識せざるを得ない。
4月△日
今日もみんなで出口を探したが、見つからなかった。それにしてもあり得ない。どうしてみんなはあんなに周りと打ち解けることができるのだろう。理解に苦しむ。誰がいつどのように自分を殺そうと画策しているか分からないというのに。僕はもう限界だ。早く逃げ出したい。殺されるのは嫌だ。死ぬのは怖い。もう、やるしかない。
「これは・・・。」
「青山君、ずっと怖かったんだね・・・。」
日記にはこの「コロシアイ学園生活」に対する不安、死ぬことへの恐怖、そういったものが蕩々と綴られていた。ただ、気になったところがある。
「この“やるしかない”ってどういうことだ・・?」
殺されたのは青山のはずだ。それなのに何でまるで青山が殺人をしようとしていたような文面が書いてあるんだ?
「この日記はもしかしたら事件の真相に繋がるかも知れないね。」
「覚えておいて損はないな。」
コトダマゲット!
【青山の日記)
この学園生活が始まってからの生活について書かれている。その内容はその生活に対する不安や恐怖といったものが綴られている。
ただ、最後の一文は青山の方が殺人を決意したような内容であるのは気になる。
取りあえず手帳はこれくらいか・・・。
次は・・・、
「ねえ、水島君。これ見て?」
「何だ?」
「メモパッドだよ。」
「それは分かるが、メモパッドがどうしたんだ?元々備付けてあるやつだろ?」
「1枚目がもう使われてるの。しかもそれはもうどこかになくなってる。」
「ん?それは変じゃないか?だって青山は今見た手帳にメモしてたじゃないか。」
「だよね。わざわざ何のためにメモパッドを使ったんだろ?」
コトダマゲット!
【メモパッド)
寄宿舎の備付けのもの。1枚目だけ既に使われている。その1枚目のメモは既に破られて行方が分からなくなっている。
机の上で気になるのはこんなところか・・・。あとこの部屋で気になるところは・・・。
ん?ベッドの上に何か置いてあるな。あれはバスタオルか?
「なあ、甘寺。あのバスタオルなんだと思う?」
「え、あ、確かに。昨日使ったやつならベッドに畳んで置いておかないよね?」
「だよな。」
そう思ってそれを広げてみると・・・、
「長さが足りないな。」
「多分切られてるね。何のためだろう・・・?」
もしかしてこの切った切れ端って・・・。
コトダマゲット!
【バスタオル)
ベッドの上に畳んで置いてあった。
広げてみるとその一部が切り取られていた。
「なあ、もしかしてこのタオルを切るのに使ったのってこれか?」
ベッド脇に放置してあった裁ち鋏を指して俺は言った。
「たぶんそうじゃないかな?でも何でこれがここにあるんだろ?」
「いや、超高校級のテーラーの部屋だしあるんじゃないか?」
「あのね、これ女子の部屋に置いてある裁縫セットに入ってる裁ち鋏なの。」
「何だって?つまりこれは女子から借りたか何かしたものってことか?」
「そういうことになるね。」
「何でわざわざそんなことを・・・?」
コトダマゲット!
【裁ち鋏)
ベッドの脇に放置されていた。恐らくバスタオルを切るのに使われた。
甘寺によるとこれは女子の部屋にある裁縫セットの中にあるものと同じもので、青山自身の私物ではないと考えられる。
「ねえ、このゴミ箱の中のってさ?」
「ペットボトルのフタと底の部分か。これって・・・!」
「やっぱりそうだよね!」
恐らくあの現場にあったペットボトルのなくなっていた部分だろう。こうなってくるとやっぱり・・・?
あ、そう言えば
「もしかして裁ち鋏を自分のやつを使わなかったのってペットボトルの加工にも使ったからじゃないか?」
「あ、確かに!布以外を切ったらダメになっちゃうもんね。」
だんだん見えてきたかも知れないな・・・。
コトダマアップデート!
【裁ち鋏)
ベッドの脇に放置されていた。恐らくバスタオルを切るのに使われた。
甘寺によるとこれは女子の部屋にある裁縫セットの中にあるものと同じもので、青山自身の私物ではないと考えられる。
もしかしたらペットボトルの加工にも使われたかも知れない。
コトダマゲット!
【ペットボトルの一部)
ゴミ箱に入っていた。ペットボトルのフタと底の部分。恐らくランドリーに会ったペットボトルのなくなっていた部分。
「じゃあ、今度は色んな人に話を聞きに行こっか!」
「確かに何か新しい情報があるかも知れないな。」
「じゃあ、寄宿舎の共有スペースの方に行ってみよ!」
「そうするか。」
寄宿舎のホールに入る直前、甘寺が廊下でふと立ち止まった。
「ね、あれって血じゃない?絨毯についてるの。」
確かに絨毯が赤くて見にくいが、よく見ると乾いた血がついている。ホールに入るところで途切れているようだ。
「足跡か。」
「多分・・・。」
「あれならサイズと靴の種類を推測することもできそうだな。」
「それだけじゃないよ!近くに何かをこすった後もある!」
「ホールに入るところで気づいて足の裏の血を絨毯で拭き取ったってところか。」
そんなことを話していると、
「何をしている。」
「玉城!」
「いやぁ、このうっすら見える血の足跡が気になったんだ。」
「それか。それなら有浜がさっき調べてたぞ。」
「じゃあ話を聞いてみるね!ありがとう!」
「フン。」
玉城、根は悪い奴じゃないんだろうな・・・。
コトダマゲット!
【足跡)
血で付けられた足跡。寄宿舎のホールに入るところで途切れている。
近くに絨毯何かをこすりつけたような跡もあり、恐らく途中で足跡に気づいて拭き取ったと考えられる。
寄宿舎に入るとちょうど目の前に有浜がいた。
ちょうど良い。さっきの足跡の件を聞いてみよう。
「なあ、有浜。」
「あら、水島君に甘寺さん。捜査は順調?」
「まあ、それなりに。」
「そう、ならよかった。それで何の用?」
「ああ、そうだ。寄宿スペースの足跡について詳しく分かったことがないか聞きたくてな。」
「あなたたちも気づいたのね。一番見やすい足跡から判別しただけだけど、靴はスニーカーで足のサイズは大体26.5cmから27.5cm、一般的な男の人の靴のサイズという感じだったわ。」
「そうか。ありがとう。」
コトダマアップデート!
【足跡)
血で付けられた足跡。寄宿舎のホールに入るところで途切れている。
近くに絨毯何かをこすりつけたような跡もあり、恐らく途中で足跡に気づいて拭き取ったと考えられる。
靴の種類はスニーカーで、サイズは大体26.5~26.7cm。
「他に気になったことはあるか?」
「そうね、捜査の結果というより事件を受けて思い出したこと、という感じなのだけど。」
「構わない。」
「昨日夕食後の時間にラウンジで本を読んでいたのだけど、珍しく青山君が来たわ。」
「そうなのか。」
「しかも意外ね。彼、ラウンジの冷蔵庫からペットボトルの炭酸ジュースを持っていったの。きっと一緒に暮らしていけばこんな意外な一面がもっと見つけられたのかも知れないわね・・・。」
言い終えると有浜は悔しそうに俯く。
「ありがとう。参考になった。」
「そう、ならよかったわ。」
その場を離れようとした瞬間、有浜は俺を呼び止めた。
「水島君、犯人を見つけましょうね。」
「・・・。ああ。」
その目には決意がこもっていた。
コトダマゲット!
【有浜の証言)
昨夜の夕食の後、有浜がラウンジで本を読んでいると青山がやってきた。
その際、青山は冷蔵庫からペットボトルの飲み物を持っていった。
他に誰かいないか見回してみると、山吹と美上が協力して捜査していた。
「お、水島と甘寺じゃないか。アンタたちはどこ捜査してたんだ?」
「青山の部屋を捜査して今度は寄宿舎の共有スペースも捜査してみようと思ってな。」
「青山の部屋に行ってたのか?じゃあアタシの裁ち鋏見てないか?昨夜青山に貸したんだけどこんなことになっちまって返ってきてないんだ。」
「あれ、山吹のだったのか。青山の部屋はカギが開いてるからベッドの脇を探せばすぐ見つかるぞ。」
「そっか!ありがとな!悪い、美上。ちょっと行ってくる!」
「いいよ、行ってきな!」
コトダマアップデート!
【裁ち鋏)
ベッドの脇に放置されていた。恐らくバスタオルを切るのに使われた。
甘寺によるとこれは女子の部屋にある裁縫セットの中にあるものと同じもので、青山自身の私物ではないと考えられる。
もしかしたらペットボトルの加工にも使われたかも知れない。
どうやら持ち主は山吹で、昨日貸したまま返ってきてなかったようだ。
「美上は何か気になることってあったか?」
「うーん、共有スペースの方は特に無かったかなぁ。あ、でも昨日青山の様子が変だったんだよね。」
「それは?」
「昨日私たちの班は寄宿スペースとその奥を探索してたでしょ?その時にランドリーで青山がさ、」
『ここなら・・・!』
「って独り言を言ってたんだよね。どういうことだったんだろ?」
「なるほど、参考になった。」
「そう?じゃ、お互い頑張るわよ!」
「おう・・・。」
コトダマゲット!
【美上の証言)
昨日ランドリーを探索していた青山が『ここなら・・・!』と独り言を言っていた。
よし、次は・・・。
「よっ!」
「うわっ!何だよ、薬師!」
「びっくりしたぁ!」
「ちょっと驚かせてやろうと思ってな!」
「しょうもないことするな!で何の用だ?」
「いや、2人を見かけたから何となくだ!」
「おい。」
今朝の様子はどこ吹く風の薬師に文句を言う俺に甘寺が何かを思いついたようにささやく。
「ね、思ったんだけど、ピストルに使うものなら薬師君が詳しいんじゃない?ほら、ゴミ箱の。」
「ああ、聞いてみるか。」
「なんだなんだ、随分仲いいじゃねえか!」
「うるさい。聞きたいことがあるんだが。」
「冷てーなー。で、何だ?」
「現場のゴミ箱でこんなものを見つけたんだけどな?」
そう言ってペットボトルとタオルの切れ端の写真を見せる。
「これ、何かに使ったと思うか?」
「これかぁ。今回の殺しはピストルだろ?ならサイレンサーじゃねえか?」
「サイレンサーって何?」
「ピストルを撃つ時の音とか光とかを抑えるのに使うグッズだよ。スパイ映画とかで見たことねえか?ペットボトルとタオルを使って即席でも作れるんだ。多分銃口で抑えるのに使ったテープっぽいゴミもついてるから十中八九そうだろ。サバゲーやるときに作ったこともあるからよく知ってるぜ!」
「なるほどな。」
「あ、でも気をつけろよ?スパイ映画みたいにほとんど無音みたいにはならないからな。せいぜい『バァン!!!』が『パン!!』になる程度だ。撃ちゃあバレる。」
「つまり近くにいたら音は聞こえるのか・・・。」
コトダマゲット!
【サイレンサー)
銃撃音を抑える装置。ペットボトルとタオルで即席で作ることもできるらしい。
ただし、映画のように音が消える訳ではなく、近くにいれば音は聞こえるようだ。
音と言えば・・・
「でも銃の音が消えない割には誰も何かを聞いたって奴がいないな。」
「夜時間だったしな。」
「じゃあちょっと実験してみるか!」
「実験?」
「ああ。現場で撃ってどこなら聞こえてどこなら聞こえないか。」
「久見の検死が終わってたらな。」
「よし、じゃあ行くぞ!」
「おい待てって!!」
さっさと行ってしまった。追いかけるしかないか・・・。
「あ、そうだ!実験で思い出した!これ渡しとかないと!」
何かを思い出した甘寺に何かを渡された。
「ん?何だこれ?」
「メモ。誰がどの武器を渡されたのか、あの日食堂でまとめといたの。」
「あのとき一生懸命手帳に書いてたのはこれか?ん?でも前はレシピを書いてたって言ってたよな?」
「ごめん、嘘。何も起きてないのにだあれがどの武器を持ってるのかまとめた、なんて言ったら不安にさせると思って。」
「そうか。気遣い助かる。」
色んな意味で気遣いがなされていたみたいだ。
メモの内容を見てみると、ナイフを渡されたのが俺、甘寺、薬師、玉城、二木、涼風、山吹、有浜。ピストルを渡されたのがアンリ、畔田、久見、太宰、美上、青山、九鬼、比嘉。これは推理の助けになりそうだ。
コトダマゲット!
【甘寺のメモ)
誰がどの凶器を渡されたのかをまとめてある。
ナイフ:水島、甘寺、薬師、玉城、二木、涼風、山吹、有浜
ピストル:アンリ、畔田、久見、太宰、美上、青山、九鬼、比嘉
おーい、早く来いよー!
薬師の呼ぶ声が聞こえる。他の奴らの話も聞きたいところだが。・・・行ってやるか。
「よーし、実験やるぞー!!!」
「久見、検死は終わったのか?」
「うん、大丈夫だよー。」
「じゃあ、協力してくれ!それぞれ部屋の外の各地点で音が聞こえるか確かめて欲しい!」
「じゃあ、俺はランドリーに一番近い俺の部屋で確かめるよ。比嘉も一緒に来てくれ。」
「じゃあ、私は共有スペースに行くね。」
「オレも一緒に行ってやるよ!」
「なら僕と畔田君たちはー、すぐ外の廊下にいるねー。」
というところで実験が行われた。薬師が撃ったのは3発・・・らしい。
らしい、というのはどういうことかというと、部屋の中からは一切音が聞こえなかったからだ。後から甘寺が呼びに来て教えてくれた。
「ま、今ので分かるとおり、部屋の中からはどれだけ近くても聞こえなかった。すごく防音性能が高いみたいだ。」
「共有スペースはしっかり聞こえたよ!」
「目の前の廊下もしっかりだったよー。」
この実験結果から分かるのは誰も何も聞いていないことから事件発生当時、他のみんなは全員部屋にいた可能性が高いということだ。逆にこれは誰もアリバイがないということだ。かなり厄介かも知れない・・・。
ちなみに、この後銃声を聞いて驚いて集まってきた他の奴らに薬師が死ぬほど怒られていたのはまた別の話。
コトダマゲット!
【実験)
ランドリーでピストルを撃ってみた。結果、寄宿舎全体に音が聞こえた。ただし、個人の部屋では音が聞こえなかった。
もう時間もないな・・・。後は久見の検死結果も聞いてみよう。
「なあ、久見。検死結果聞いてもいいか?」
「うん、いいよー。一緒に気になったことも言うねー。」
「ああ。」
「モノトラファイルはアンリちゃんも言ってたとおり、かなり正確だったよー。だからあれは信じて良いと思うよー。あとー、右手の手首にアザがあったー。」
「どういうことだ?」
「多分クロともめて手首をケガしたんだと思う。でもー、ケガしてからすぐ死んじゃったみたいで、そんなに大きいアザじゃなかったー。」
「なるほどな。」
コトダマゲット!
【右手首のケガ)
死体の右手首のところにアザがあった。恐らく犯人ともめたものと思われる。
「で、他に気になることってのは?」
「えーとねー、青山君の倒れ方かなー。青山君、ランドリーの入り口から見て奥の方向に頭を向けて仰向けに倒れてたんだよねー。これってつまり青山君は撃たれたときに入り口から入ってくる人が見える向きに立ってたことになると思う。周りの血溜まりにも引きずった後はなかったからー、青山君はあの状態で倒れたってことで間違いないと思う!青山君、ただの被害者じゃないんじゃないかって思っちゃったー。」
「そうか・・・。いろいろありがとな。」
「いえいえー!」
コトダマゲット!
【死体の向き)
青山は入り口から見て奥の方向に頭を向けて死んでいた。このことから青山は撃たれたときに入り口から入ってくる人が見える向きで立っていたと考えられる。
コトダマアップデート!
【血溜まり)
誰かが踏んだ跡が残っている。
血溜まりには青山の死体を引きずった跡はなく、このことから青山の死体は動かされていないと考えられる。
キーン、コーン・・・ カーン、コーン・・・
「そろそろ十分だと思うし、オレももう我慢の限界なんで、学級裁判を始めるぜ!!!という訳で校舎の赤い扉に集合してくれ!!」
「っ!」
あの扉も出口じゃなかったのか・・・。
心がズンと重くなる。でもこんなところでヘコんでいる訳にはいかない。校舎に・・・!
「あ、水島君。」
「どうした、久見?」
「これ、渡し忘れちゃってー。」
「おいおい・・・。これは?」
「青山君の胸ポケットに入ってたんだー。中身を見てみてー。」
これは・・・!
・・・・・・・・・へ
ランドリーに出口とおぼしきものがあったのですが、僕一人ではどうにもならないのでお手伝いをお願いします。
情報を確定させてからみんなには伝えたいので他の皆さんには内密にお願いします。
今日の夜、10時50分頃、周りに誰もいないことを確認してランドリーに来てください。
お待ちしています。
青山蓬生
青山の部屋でなくなっていたメモの1枚目!手紙代わりに使っていたのか・・・!でも・・・
「宛先がちぎられちゃって分かんないんだよねー。だから裁判の中で推理してこーねー。あ、でも宛名がちぎられてることは言わないでねー!上手にぼかして宛名が分からないって伝えてねー。」
「じゃあ何で俺には言ったんだ。もし俺がクロだったらどうするんだ?カマかけるためだろ?」
「うーん、何となく?」
「何となくって・・・。」
「だいじょーぶ!僕の勘は当たる!水島君はクロじゃないよー。」
「どこの占い師だ・・・。ま、信頼されてるってことにするよ。」
コトダマゲット!
【メモ)
青山の胸ポケットに入っていた。
何者かをランドリーに呼び出す内容になっている。
宛先の部分が破られており、誰に送ったものかは分からない。
そんなことを言いつつ俺たちは2人で赤い扉に向かった。
赤い扉に入ると既に他のみんなは集まっていた。
「遅いよ、2人とも!何してたの?」
美上に怒られてしまった。
「うーん、おしゃべりー。」
「よくそんな余裕があるね・・・。」
「何言ってんだ!男女が2人で隠れておしゃべり、中身なんて決まってんだろ?」
「お前は何を・・・。」
「確かにそうだね。ごめん、野暮だったよ。」
「太宰!?」
少しみんなで談笑して気持ちは和んでいたはずだった。だが、
「お、オマエラ余裕じゃねーか!!いいねー。こんくらいじゃねーと学級裁判は盛り上がらねー!じゃあさっそく行くとするぜ!!!」
唐突に現れたモノトラに俺たちは身を強ばらせる。そして思い出してしまった。この仲間たちの中に青山を殺した犯人がいる、ということに。
奥のエレベーターにモノトラに導かれるまま乗り込み、そして俺たちは降りていった。
深く、深く。潜っていくほど俺たちは寡黙になっていった。
でも、落ち込んでいる場合じゃない。青山はもっと無念だろう。アイツの真相を明らかにしてやらなきゃ、アイツは浮かばれない。だから俺は、俺たちは決意を持って学級裁判に向かっていった。
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【生存者】
超高校級の??? 水島輝(ミズシマアキラ)
超高校級のショコラティエ 甘寺心愛(アマデラココア)
超高校級の射撃選手 薬師弾(ヤクシダン)
超高校級の棋士 玉城将(タマシロショウ)
超高校級のサッカー選手 二木駆(フタキカケル)
超高校級の長距離ランナー 涼風紫(スズカゼユカリ)
超高校級のドラマー 山吹巴(ヤマブキトモエ)
超高校級の女優 有浜鈴奈(アリハマスズナ)
超高校級の資本家 アンリ・シャークネード
超高校級の執事 畔田鋼之助(クロダコウノスケ)
超高校級の漫画家 久見晴香(ヒサミハルカ)
超高校級の図書委員 太宰直哉(ダザイナオヤ)
超高校級の画家 美上三香子(ミカミミカコ)
超高校級の海賊 九鬼海波(クキミナミ)
超高校級の空手家 比嘉拳太郎(ヒガケンタロウ)
残り15人
さあ、遂に捜査の時間が終わりました!遂に次回からダンガンロンパの醍醐味、学級裁判が始まっていきます。いったい、青山のことを殺したのは誰なんだ・・・!?そしてどうしてこうなってしまったんだ・・・!?次回波乱の学級裁判開廷です!!
さて、今回の設定裏話は二木君の話です!
二木君はスポーツ枠その2ですね!ダンガンロンパシリーズは原作も創作もかなりスポーツの超高校級たちがいっぱい出てきます。なので、二木君もそんな感じで出してみました。サッカー選手なのは特に意味は無いです笑。スポーツをいくつか挙げてってその中でシックりきたものをいくつかピックアップしたうちの1つって感じです笑。でもちょっとチャラいけど明るくフレンドリーな彼はこのコロシアイ学園生活におけるオアシスになってくれると思います!
名前の由来なのですが、まずはサッカーボールが2色なので「二」という字を使いたいなと思いました。結果思いついたのが実はこれとあるプロ野球選手の苗字というちょっとカオスなことになったという裏話です笑。下の名前ははわりかしそのまま、フィールドを駆ける天才サッカー選手、というイメージの名前です!
という感じでこれからの二木君の活躍にも期待してもらえればな、と思います!!
最終盤まできておいてなんですが、皆さんの推しを教えてください!!
-
水島輝
-
甘寺心愛
-
薬師弾
-
玉城将
-
二木駆
-
涼風紫
-
山吹巴
-
有浜鈴奈
-
アンリ・シャークネード
-
畔田鋼之助
-
久見晴香
-
太宰直哉
-
美上三香子
-
青山蓬生
-
九鬼海波
-
比嘉拳太郎