転生したけど、どうやら魔法があるらしい   作:木林 森

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最近、何かと忙しいです。
なので、前編後編と分けました。
さて、今回はイチャラブというより、また悟君が変態になっているだけの回になってしまいました。
そんなんで良ければ、どうぞ楽しんでって下さい。


アリサとのデート 前編

どうも。アリサとのデートにかなりテンションが上がっている転生者、悟です。

今、待ち合わせ場所である駅前でアリサを待っている。

ヤッバい。かなり緊張してる。心臓バクバク鳴ってる。

大丈夫だよな?変な格好じゃないよな?一応ちゃんとオシャレしてきたんだが、似合ってるだろうか?すごく不安です。

 

実はデート事態は初めてじゃない。

まあ、小四の頃から付き合ってるわけだし、さすがにある。でも、正直数える程しかない。今までで確か六回程度かな?今日のを入れたら七回目だ。

三年で七回って少ない気がする。

いや、別にデートしたくないって訳じゃない。

ただ、お互い喋っているだけで楽しいと思えるし、中学生だからあまりお金があるわけじゃないから中々行かないだけって感じ。

だから何だって話だけど。

 

さて。今日の待ち合わせの時間は十時。

今は九時四十八分。

アリサは基本十分前に来る。

ということは、もうすぐ来るということである。

ヤバい。テンション上がってきた。

アリサはどんな格好で来るのだろうか。

前にアリサがホットパンツと外出用のキャミソール、その上にカーディガンを羽織った格好で来たときはヤバかった。

アリサは基本足を出すファッションはしないのだが、その日は俺が前日に足が綺麗だと褒めたから、そういう格好をしてきたらしい。

マジで可愛い。

しかも、その時にまた褒めたら、頬を赤らめてはにかんだ笑顔を見せてくれた。可愛い過ぎる。

いつもみたいなフッとした笑顔もいいけど、照れが入った笑顔も堪らなくイイ!と、その時思った。

 

そんな思い出に浸っていると、

 

「ごめん、待ったかしら?」

 

後ろから声を掛けられた。

振り返ると、そこには

 

 

女神

 

 

がいた。

ワンピースだった。

真っ白な純白のワンピースだった。

アリサはどんな格好でも似合うが、これは反則だ。

元々普通にしているだけでも目立つのに、更に目立っている。

しかも、女性用のオシャレなサンダルも履いてきてくれている。GJ!

とりあえず返事をしよう。

 

「全然待ってねーよ」

 

実際俺が来たのは、アリサが来る五分前。

九時四十五分くらいだからな。

 

「てかさ、そのワンピース似合ってんな」

 

まず褒める。心の底からの言葉です。お世辞でも何でもない。嘘じゃないっス。

ていうかマジで似合いすぎでしょ。

 

「あらそう?そう言ってくれると嬉しいわ。頑張って選んだかいがあったわ」

 

そう言って、アリサは嬉しそうにその場で一回転をした。

そのせいで、スカートがふわりと上がった。そこから見えるアリサの生足。すらっとした綺麗で長い足。

細過ぎず太過ぎず、健康的な足。健康的なのに、何故か色っぽく見える。

魅力的な、正に美脚と呼ぶにふさわしい。そんな足だ。

そうやってボーッとしてると、急にアリサが俺の顔を掴んで、アリサの足から顔に軌道修正された。

 

「足ばかりじゃなく、ちゃんと全部を見てちょうだい」

 

と、少し怒ったような顔をして言った。

なあ、何でそんな俺のツボを擽ってくるの?さっきからキュンキュンしぱなっしなんだけど。俺大丈夫か?まだ遊園地に行ってないんだぞ。序盤からこんなだったら、俺今日萌え死ぬんじゃない?

そんな事を思いながら、俺とアリサは電車に乗り込んだ。

 

電車では特に何事もなく、無事遊園地に到着した。

従業員にチケットを見せて、中に入っていく。

やはり休日だからか人が多い。面倒だなーと思ってると、アリサが俺の手をキュッと握ってきた。

俺の手の指と指の間に、アリサが自分の指を絡めて握る。いわゆる恋人繋ぎってやつだ。

 

「こうすれば、この人混みの中でもはぐれないでしょ?」

 

少し照れたようにアリサが言った。

これが噂のツンデレってやつか。

何だこれは。破壊力抜群じゃないか!

うっひょ!ヤッベ!もう俺死んでも構わない。一片の悔いなしとは正にこの事。

そんなアホな事を考えながら、アリサと一緒に恋人繋ぎで、恋人繋ぎで!(大事なことなので二回言いました)

遊園地を回り始めた。

 

回り始めたのはいいが、最初はどこへ行こうか迷っている。

実は、遊園地でのデートってこれが初めてだったりする。

基本喋るだけで楽しいと思える俺達は、大体が動物園か水族館なのだ。

あとは、ショッピングか温泉デートだ。温泉デートとは、海鳴市にああるスーパー銭湯で、一泊するというものだ。もちろん、二人だけで。

しかし、越えてはならない一線は越えてない。

中学生だし、責任持てないからな。今は。

ってここんな話は今は関係無い。早く決めないと。

こういう時は彼女の意見を優先すべきだと思うので、とりあえずアリサに聞いてみる。

 

「アリサはどこ行きたいとかある?」

「うーん...やっぱり最初に行くところと言えばあそこよね」

 

どこ?って聞く前にアリサが言った。

 

「ジェットコースター」

 

マジでか。初っぱなジェットコースターとは、さすがアリサ。コーヒーカップとか、もうちょい弱いところから行くと思っていた。

でも、それは個人の自由だし何でもいいか。

とにかく行き先は決まったし、さっさと行こうか。

 

ジェットコースターの所に着いたが、意外と人が混んでなかった。

ラッキーと思いつつ、列に並ぶ。

待ち時間は、約二十分。全然待てる。ヤバい時は二時間半待たされることがあるからな。

アリサと談笑しながら待っていると、もう番が回ってきた。

やっぱり二十分は早いな。

そう思いながら、ジェットコースターに乗り込む。

このジェットコースターは、回転するコースが多めなことで有名だ。

そして、そのせいで戻してしまう人が出るらしい。そういうのでも有名だ。

俺は全然余裕だが、アリサはどうなのだろうか?

彼女が吐く姿なんて見たくないぞ。いや、待て。やっぱり少し見たい気もする...って、待て待て。落ち着け。思考が完全に変態だった。どうやら俺は、自分で思っているよりもテンションが上がっているようだ。

そんなことを考えている内に、もうてっぺんまで登っていた。

そして、そのまま一気に落ちる!

ゴオオオオオオオオ!!!っとジェットコースターが走る。

他の客はキャーッとか、ウオーッとか声を上げている。

俺はさっき言った通り、全然余裕だから、声を上げる気も起きない。

そういえば、アリサも声を出してないな。

気になってチラッと見たら、笑顔のまま固まっていた。もしかしなくても気絶してる?

まさかの気絶に俺もビックリ。

そして、ジェットコースターが終わって、アリサをおぶって近くのベンチに座らせる。

俺も一緒に座る。自分の肩にアリサの頭を乗っけて座る。

何でジェットコースターを選んだんだよ。

そう思ったけど、でもまあ役得だったからいっか。

え?何がって?そりゃもちろん、背中に感じたアリサの双丘ですよ。程よい大きさと柔らかさ。しかも、柔らかいだけじゃなく、弾力もあった。ってまた思考が変態になった。

いかんな。クールに行こうぜ悟。

とりあえず、アリサが復活するまで待つか。

しかし、美少女の無防備な顔をこんなに近くで見られるなんて、ホント素晴らしいな。

ただ、道行く人達の生暖かい視線が、結構気恥ずかしかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




後編に続きます。
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