転生したけど、どうやら魔法があるらしい   作:木林 森

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前の後書きに戦闘回とか書いときながら、戦闘回にはならなかったです。
本当にスイマセン!
ほとんどの人が期待なんてしていたかったでしょうが、それでもスイマセン!
戦闘無しですが楽しんでって下さい。




もしかして、戦闘無い方が面白いんじゃないのか?この小説。


相手が人間だと思ったら化物になった件について

どうも。またメンドくそうな事が始まりそうで、テンションがかなり下がっている転生者、悟です。

てーか誰だよこいつ。せっかくアリサとのデートがいい感じに終わったっていうのに、空気読めねーやつだな。

髪が、後ろは肩ぐらいまで伸びていて、前が目が隠れるくらいに長い。格好は薄長袖の服と、下にジーパンという至って普通の格好だ。

ただ、全体的に暗い印象を与える雰囲気を出している。

そして、やはり気になるのが、こいつの持っているあの宝石だ。この前は、金になると浮かれていて気づかなかったが、あの宝石から嫌な気が出ている。しかもこの感じ、この前戦った金髪少女達や、なのはちゃんと睦海君、そして翠屋の常連の金髪君と銀髪君達と同じような気だ。

でも、目の前のやつからはそれが感じられない。

あの宝石となのはちゃん達は多分関連性があるはずだ。

じゃあ、こいつは?

この男は何の関係があるんだ?

あーもう!全然分からん!

そうやって、色々考えていると、目の前の男がいきなり話しかけてきた。

 

「お前、天宮悟だろ?」

 

問いかけるように聞いてきたが、多分確信を持っているだろう。

素直に肯定するのもあれだし、もしかしたら否定する事で案外この面倒事は避けられるんじゃなかろうか。という、希望的観測を持ってみたり。

とりあえず、否定しておこう。

 

「いや、人違いだけど?」

さあ、どうでる?

 

「嘘を吐くな。お前が天宮悟だというのは分かっているんだ」

 

分かってんなら聞いてくんなよ!なんてツッコミは野暮だろうか。

 

「あら、分かっちゃてるんだ。ま、いいか」

 

いや、ホントは良くないんだけど、誤魔化してもダメらしいから、開き直っておこう。

 

「んで?一体何のご用で?」

 

そう聞くと、男の口がニタァっと三日月みたいにつり上がった。

そして、宝石を持って掲げると、その宝石が光った。

男が光に包まれていく。やがて光が収まると、男の姿が変わっていた。

というか人間の姿じゃない。

 

頭には角が生えており、歯は牙だらけ。

 

目は充血するよりも真っ赤になっていて、肌赤黒く変色している。

 

さっきまでひょろっとしていたのに、今はガッチリとした体型になっている。

 

尻尾も生えている。上半身は裸で、下半身はまるで獣のような毛で覆われている。

 

はっきり言おう。化物以外の何物でもない。

凄い威圧感だが、しかし俺は冷静なままだ。

父さんから教わった中の一つ、“どんな敵が相手でも常に冷静さを保つ事”というのがあった。

例え相手が弱くても油断してはいけないし、どれ程強くてもビビってはいけない。

ずっと冷静でいることが、自分の力を最大限に引き出せる。

それを実践しているのだ。

多分、相手実力は自分よりもやや上だろう。

が、その程度怯んでたまるか。

 

「おい、もう一回聞くぞ。俺に何の用だ?」

 

化物は狂気的な笑みを浮かべ

 

「なに、悪いとは思わんが、諸事情によりお前には死んでもらわないといかんのだ」

「だから死ね」

 

思いっきり突撃してきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ジュエルシードの発動を確認!」

「異常なまでの魔力を観測しました!」

「状況は!?」

「結界の反応は無し!このままだと、かなり甚大な被害が及びます!」

「何だと!くそっ!マズイぞ!艦長!」

「ええ、分かっています。出動出来るわね?クロノ」

「もちろんです!」

「では、なのはさんと睦海君も出動してもらっていいかしら?」

「はい!」

「分かりました!」

 

「それでは出動して下さい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「......!ねえ、アルフ」

「ああ、感じたよ。ジュエルシードが発動したみたいだね」

「でも、反応が凄い。こんなの感じたことないよ」

「じゃあどうする?諦めるかい?」

「まさか。速攻で回収しに行くよ、アルフ」

「さっすがあたしのご主人様。そう言うと思ったよ」

「じゃあ、行こうか」

「イエス、マイロード」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おっ!この反応はジュエルシードだな!いよいよこのオリ主様の晴れ舞台だ。きっと、なのはやフェイトもくるだろう。くひひ、俺のカッコイイとこを見せたら、きっとあいつらも堕ちるだろう。この俺、榊原王幻のハーレムが増えるぜ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん?魔力反応か。これはジュエルシードか?行きたいところではあるが、今は翠屋のシュークリーム再現に忙しいしな。いやしかし、やはり回収しに行くべきだな。下々の平穏のために動くのも、王である我の務めだ。民は王のために動き、王は民のために動く。これが出来てこそ、本当の王だな」

「さて、では行くか」

 

 

 




相手が化物になる下りは、いくらなんでも唐突すぎましたかね?
それに所々マンガの台詞パクったりしちゃったり、聖涙が(出番無さすぎてもう名前を覚えてないかもですが)踏み台ぽくなかったり。
今回はこんな感じでしたが、どうでしたでしょうか?
できれば、次回も見てくると嬉しいです。
次回は戦闘します。今度はウソじゃ無いッス。
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