転生したけど、どうやら魔法があるらしい   作:木林 森

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一応転生したけど、こんな感じで良いのだろうか?


プロローグ2

「では、本題に入りましょうか天宮さん」

 

 

と、神様はそう言った。ていうか本題ってなんだ?そういえばなんで俺ここにいんの?

 

 

「う~んとですね。天宮さんは二次創作の小説を知ってますか?」

 

 

まあ、一応。軽く見たことがあるくらいかな?あまり詳しくは知らねーけど。

 

 

「じゃあ、その時転生物の小説とか読みませんでしたか?」

 

 

あー、見たことあるな。って言っても一個くらいしか読んだことないけど。ってもしかして本題ってまさか...

 

 

「はい!天宮さんが考えている通り、転生先やら転生特典なんかを決めちゃいまーす!」

 

 

わーお。なんていうか、マジか。とりあえず、マジか。まさか転生するとは。なんだか実感がわかねーな。

 

 

「まあ、そういうものですよ。なんでも最初は実感なんてわかないものです」

 

 

そうなのか?

 

「そうなんです。てか、こんなのどうでもいいいんですよ。早く本題に入りましょう」

 

 

ああ、そうだな。ちゃちゃっと済ませるか。

 

 

「まあ、ぶっちゃけ転生先ってもう決定してるんですけどね」

 

 

えっ?そうなの?

 

 

「はい。元々天宮さんはこっちのミスで死んだとか、そういうのではないのです」

 

 

じゃあ、なんなんだよ。

 

 

「私の気まぐれですね。同情と言っても言いかもしれません」

 

 

はっ?なんで?

 

 

「あなたの死があまりにも不憫だと思ったからです」

 

 

そ、そんなに?そんなに俺が死んだ時ってひどかったの?

 

 

「あなたは幸せに寿命で死ぬ未来が幾つもあったんですよ。というか、今のあなたの死以外は全部寿命で死ぬ未来でした。たった一つだけ、辛い死があった。あなたはそれに行き着いてしまった。だからです」

 

 

何?平行世界ってやつか?それ?てか、俺運ねーな。

 

 

「結構さっくりしてますね。もっとこう、悲しんだりはしないんですか?」

 

 

いや、記憶ないから。だから、辛い思いをしながら死んだって感じが全く無いんだよな。

 

「まあ、そうですけど...。というか、また脱線しちゃいましたよ!早く本題に戻らないと!話が一向に進まないですよ!」

 

 

そういえば忘れてた。えっと、転生先はもう決定してるんだっけ?

 

 

「はい。と言っても教えることは出来ないんですよね」

 

 

そりゃまたなんで?

 

「さっき言いましたけど、天宮さんはの死はこっちのミスじゃないので、一応正規の死なんですよ。だから、教えれるのはかなり大雑把になるんですよね」

 

 

?つまり?

 

「地味に制限が掛けられちゃうってことです」

 

 

なるほど。じゃあ、大雑把になるってのは?

 

「転生先の情報をざっくりと教えるってことです」

 

 

へぇ。一応情報は貰えるんだ。

 

 

「情報とも言えないものですけどね。因みにこの転生先の情報は、『戦闘することがある』ってことだけです」

 

 

マジでざっくりしてんな。

 

 

「これを踏まえて、転生特典を選んでくださいね」

 

 

マジかー。たったこれだけなのかー。キッツいなー。でも、待てよ。う~ん、ちょっと聞いてみよう。

 

 

「なあ、転生特典はなんでもいいのか?」

「はい。基本なんでもいいですよー。ただし、一つだけですけどね」

 

 

こんなところにも制限があるのか?

 

 

「そうですよ。なので、よく考えてくださいね」

 

 

戦闘あり。特典はなんでもあり。ただし一つのみ。これらを踏まえて考えると、あれしかないな。

 

 

「決めたぜ、特典」

「あら、かなり早いですね。もっと時間がかかるかと思ってましたよ。まあ、いいですか。それでは言ってください。あなたが決めた特典を」

「俺が決めた特典、それはーーー

 

 

 

 

ーーードラゴンボールの孫悟空の力だ!!!!」

 

 

 

 

 

「マジですか?」

 

 

えっ?ダメなのか?

 

 

「ダメっていうか、なんか思ってたのと違いますね。無限の剣製とか、王の財宝とか、直死の魔眼とか。そんなのかと思ってたんですよ」

 

 

いや、そんなこと言われても。てか、そんな能力しらねーよ俺。

 

 

「ま、別になんでもいいですけどね。この特典でいいんですね?」

 

 

ああ、それでいい。

 

 

「分かりました。あ、でもちゃんと体鍛えないとダメですよ。じゃないと、孫悟空の力は手に入りませんので」

 

 

それってつまり、体の構造も悟空と同じにしてくれるのか?

 

 

「あー、そうですね。いいですよ、そうしましょう」

 

 

やったね。ていうか同じ体の構造じゃないと、悟空みたいに死の縁から復活すると強くなるってのが出来ないからな。

 

 

「さて、あとは見た目ですね。どうします?見た目変えます?髪の色とか目の色とか」

 

 

いや、いい。前世で生んでくれた親に申し訳ないしな。

 

 

「そうですか。なら、このままでよろしいですか?」

 

 

ああ、オーケーだ。

 

 

「それではあちらの扉から行けますので」

 

 

そう言って神様が指差した方には、小綺麗な扉があった。あそこに入ればいいんだな。

 

 

「んじゃ、行ってくるわ」

「はい。今度は良い人生を歩めるように祈っておきます」

「サンキュー」

 

 

そう言って俺は扉の中に入った。そして、白い光が目の前を覆ってそのまま意識を失った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うん?なんだ?ここ?真っ暗だ。でもなんだか暖かい。ずっとここにいたい。ってあれ?なんか光が見える。なんだ?あれ?って、ちょっ!?すげぇ勢いで引っ張られてる!?痛い痛い痛い!!待って!マジで待って!ちょっ、ちょっと本気で、むrーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーオギャア、オギャア!!

 

 

 

 

 

 

 

「生まれました!!!元気な男の子です!!!」

 

 

 

 

 

 

えっ?これってマジで転生してる?

 

 

 




gdgd過ぎるなー
ホントにこんな調子で大丈夫なのだろうか。
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