そんなことは関係なく、今日も今日とて駄文です。
初めての戦闘シーン。多分かなりの確率でがっかりすると思います。
どうも。金髪少女と犬耳オレンジお姉さんの攻撃を避けている転生者、悟です。
さて、いきなり戦闘しちゃってますが、まあ、当然といえば当然の結果だと思う。だって二人とも敵意バリバリの目で見てたし。ジュエルシードだっけ?なんかそれ寄越せってうるさいし。多分それって俺が拾った青い宝石みたいなやつのことだよね?てか、それしか思い当たらない。
何でこれがいるの?と聞いたら、犬耳オレンジお姉さん(長いので犬耳と呼ぼう)が、あんたには関係ない!って言って殴りかかって来たし。それを避けたら、金髪少女も攻撃してくるし、カルシウム足りてないんじゃないの?小魚食おーぜ。そして、そのまま戦うことになった。
正直思ったより強い。いや、確かに相手の攻撃は見えるし、避けるのも出来る。だけど、中々隙がない。相手に反撃されないように攻撃してくる。しかも、息ぴったりだし。思った以上に面倒なやつらだ。犬耳の近接格闘の対応をしてると、金髪少女から黄色いエネルギー弾みたいなやつをイヤらしいタイミングで放ってくる。こればかりだけど、実際このワンパターンで苦しめられている。しかも、金髪少女の攻撃のタイミングがホントにバラバラで、犬耳も金髪少女を信じてるからか、攻撃を止めないし。相手を信頼しきってるコンビの相手って、本気で厄介だと思う。だからここは、もうさっさと倒そう。
まず、犬耳の繰り出すパンチを掴んで、金髪少女の攻撃に合わせて引っ張り、盾にする。金髪少女の攻撃を背中で受け、一瞬動きを止める犬耳。その隙を突いて、顔面に裏拳を当てる。そして、そのまま一気に金髪少女の方まで行く。金髪少女は宙に浮いている。俺の舞空術のように気を使ってる感じはしない。原理は分からんが、そんなこと気にしている場合じゃない。こっちも空を飛ぶ。そして、金髪少女へ一気に突っ込んで行く。金髪少女があの黄色いエネルギー弾を放ってくるが、それを片手で弾く。しかし、その弾いた手が痺れている。この体は並大抵の攻撃じゃダメージを受けない。ましてや痺れるなんて、もっての他だ。そんなに重い攻撃でも無かったし、一体何故だ?疑問が湧くが、今は置いておこう。金髪少女が目の前まで接近してきて、あの鎌を振り落とそうとしている。俺はそれを見て、慌てずに、対処する。鎌の刃(?)の側面に痺れていない方の手を当て、受け流す。そして、体制を崩した所を狙って、がら空きの脇腹に蹴りをかました。
ドスッ!っと、まともに受けて、苦しそうな顔で、咳き込んでる。しかし、俺は気絶させるつもりで蹴ったのに、気絶していない金髪少女に驚いている。百歩譲って気絶しないにしても、普通は立てない(この場合飛べない?)ハズなのに。何で耐えてるんだよ。そう思ってたら、後ろから何かの気配がした。直ぐにその場を離れると、犬耳が復活して、俺に殴りかかっていた。そのまま犬耳は金髪少女の横に並び、再び向かい合う形になった。マジで思ったより面倒だぞ、こいつら。
悟は金髪少女ことフェイトと、犬耳ことアルフを厄介だと思っているが、二人はそれ以上に悟を厄介だと思っていた。まず、アルフと闘り合える時点で、既に普通じゃない。神様がしたこととはいえ、悟は超人と超人の間に生まれた超人のサラブレッドなのである。故にチート級の強さを持っている。二人には知りようも無いことだが。
しかし、二人が悟の力を知らなかった様に、悟の方もまた、魔導士や魔法といった存在を知らなかった。それらを知らなかったから、悟は普通の人なら気絶する蹴りをフェイトに喰らわした。しかし、先程も言った通り、悟は魔導士などの存在を知らない。だから、フェイトの衣装が普通の服等ではなく、バリアジャケットという、魔法で出来た防護服だとは分からなかった。フェイトはスピード重視のため、普通のものに比べたら、バリアジャケットは薄い。それでも、それなりの防御力はある。
そして、アルフも人の様に見えるが、本来人ではなく、使い魔である。だから、悟の裏拳が当たっても、ダメージは受けたものの、気絶しないでいる。
このようにお互い相手の情報を知らない。が、最初から本気で戦っていたフェイト達とは違い、悟の方はまだ本気ではない。つまり、コンビネーションがよくても、魔法を使っても、最初から二人には勝ち目は無いのである。
お互いに向かい合って、どっちも動けない状況になっている。さて、どうしようか。何でか分からないけど、あの金髪少女は俺の蹴りを耐えることが出来るみたいだし、あの犬耳もダメージは受けてるみたいだけど、戦闘不能になるほどでもないみたいだし、どうするかなー。でも、これ以上長引かせるのもしんどいし。あんまし女の子には出したくないんだけど、ちょーーーーーーーーーっっっっとだけ本気出すか。というわけで、気を開放!ハアッ!!
フェイトは空気が変わったのを感じた。見れば、今戦っている相手の周りから炎のようなものが出ているではないか。何とも言えないプレッシャーを感じる。今までもそれなりに実戦をしてきたが、こんなに冷や汗を掻くほどの相手とは戦ったことなど無かった。
最初は魔法の力も無く、偶然ジュエルシードを拾っただけの一般人だと思った。しかし、アルフの攻撃を避けたのを見て、油断出来ないと判断し、アルフに念話をして、あのコンビネーションを使った攻撃をした。しかし、それも避けられる。それどころか突破してきた。あれは、アルフの近接格闘に対応できる人用の戦い方だ。アルフの近接格闘に対応している所を死角から自分が相手を痺れさせる魔法を当てる。そして、痺れた所をアルフが倒す。そういう単純な戦法だ。でも、実際これは結構上手くいってたし、難しい事もしなくていいので、かなり役に立っていた。
しかし、目の前の相手にそれは通用しなかった。しかもどうやら相手は本気を出していなかったらしい。どうする?どうすればいい?また、あの魔法放つか?いや、避けられるに決まってる。じゃあ、接近戦に持ち込むか?さっきそれで反撃をくらっただろうが!!どうしよう。考えが纏まらない。って相手から目を放してどうする。相手の動きを見ようと顔を向けると、既に目の前にいた。あ、ヤバい。これは終わったかもしれない。ごめんなさい、母さん。私、母さんのお願い叶えてあげられなかった。現実逃避していると、アルフが前に出た。アルフも恐怖心があるのか、体が少し震えている。そしてアルフはこう言った。
「み、見逃しちゃくれないかい?」
怯えている少女を見下ろすとか、マジで鬼畜じゃなかろうか?そんな風に思いながらも、プレッシャーを与え続ける。気を開放して、早く終わらせようと、金髪少女の目の前に来たのだが、こうも怯えられると、凄い罪悪感がある。なので、ちょっと躊躇ってしまう。それを感じたのか、犬耳が前に出てきてこう言った。
「み、見逃しちゃくれないかい?」
俺は都合のいいことをと思ったが、正直、なんだか弱い者いじめみたいでやる気が削がれた。
「あ、あんたにとっちゃ、いきなり攻撃されてこんなこと言われても納得出来ないかもしれないけど、それでも出来たら見逃してほしい」
「出来ることなら、せめてフェイトだけでも見逃してほしい。責任をとれと言うなら、あたしを代わりに、煮るなり焼くなり好きにしていいから、どうかフェイトだけでも」
やめろやめろ!そんな風に懇願されると何も出来なくなっちゃうだろ!あーもう!
俺はあの青い宝石を犬耳に投げ渡した。
「分かったよ。見逃してやるし、これもやるからさっさとどっか行けよ」
犬耳と金髪少女は、驚いてこちらを凝視している。何か疑ってる?
「な、何で?」
何で?じゃねーよ!見逃すって言ってるんだから、さっさと逃げろよ!
「見逃せと言ったのはそっちだろうが」
「でも、何でジュエルシードまで...」
「うっせえ、気分だ。いいからさっさと行けよ。それとも二人仲良く地面とキスしたいか?」
そう言って軽く脅すと、慌ててどっかへ飛んでいった。
なんだかどっと疲れた。早く家帰ろ。家に帰ると、帰るのが遅いと怒られ、母さんにぶっ飛ばされた。畜生、厄日だ。
そして、次の日。放課後今日もアリサは用事があるらしく、一人で翠屋に行くと、なのはちゃんの友達の睦海君にちょっと来てくれと言われて、店の外の裏手に連れていかれた。睦海君とは、そこまで仲良くないのだが、一体何の用だろうと思ってると
「あんた、転生者だろ」
と言われた。面倒な予感が凄いする。
いかがだったでしょうか?
バリアジャケットらへんの下りは完全に独自解釈です。こういうのってタグに加えたほうがいいんでしょうか?出来たら誰か教えて下さい。
因みにアルフがあんなこと言ったのは、獣の勘みたいなので、悟が罪悪感を持っていることに気づいたからです。
こんな感じの戦闘シーンでしたが、こんなので良ければ、次回も次回以降もよろしくお願いします。