特撮好きな少年のヒーローアカデミア   作:ルオン

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お待たせいたしました!
試験で変身させる戦士に悩んで遅れてしまいました。

それでは本編をどうぞ!


STORY2:雄英試験

車に乗り、特撮我家を出た総司。

セバスチャンが運転する車の中で、総司は外を眺めながら使う力について考えていた。

そんな総司を見て、隣に座っていたグレイフィアが声をかける。

 

「まだ、決まっておりませんか?」

 

「えっ?····あぁ、うん。種類がたくさんあるの

 は助かるんだけど、どれも強いから迷ってて

 グレイフィアは何が良いと思う?」

 

「私にはお答えかねます」

 

「そっか·····じゃあセバス」

 

「私も、グレイフィアと同じ答えですよ」

 

「えぇ~·····セバスなら答えてくれると思ったん

 だけどな~」

 

「坊っちゃま、別に答える事は簡単です。です

 が、我々の意見を聞き、それで合格したとこ

 ろで、坊っちゃまは、堂々と合格したと言え

 ますか?」

 

「··················」

 

セバスチャンに言われ、瞳を閉じる総司。

数秒間瞳を閉じた総司は、瞳を開くと同時に深いため息をつく。

 

「ありがとうセバス、グレイフィア。少しあせ

 りすぎてた。2人の意見聞いて合格してたら

 多分ずっとモヤモヤしてたと思う」

 

「いえいえ、お気になさらず♪」

 

「私共は、何もしておりません♪」

 

総司は再び瞳を閉じ、使う力について考える。

数十分後、総司を乗せた車は雄英へと着き、総司は車から降りた。

 

「ついに、来たな」

 

「では坊っちゃま、我々は一度特撮我家に

 帰ります」

 

「悔いのないよう、お勤めください。影な

 がら応援しております」

 

「ありがとう2人とも。いってきます!」

 

「「行ってらっしゃいませ」」

 

総司は2人に見送られながら、受付へと向かった。

受付で指定された教室へと向かう総司。

教室へ着き、筆記試験を受けた総司は、試験を終え、試験官に案内された食堂で昼食をすませ、実技試験の説明を行う講堂へときていた。

席についた総司は、テーブルの上に置かれていた用紙に目を通す。

 

「(要項通り、実技試験の内容は、ターゲットの撃退数によるポイント制。···········だけど、それ以外にも何かある筈だよな)」

 

用紙を見ながら、試験について考える総司。

ふと、人の気配を感じた総司が出入口に視線を向けると、プロヒーローの1人である【プレゼント・マイク】が入ってきていた。

プレゼント・マイクはそのまま歩き始め、教壇へと立つ。

 

『今日は俺のライヴにようこそー‼エヴィバディセイヘイ‼』

 

          ―シーン―

 

プレゼント・マイクが大声で言うが、誰も何も反応しない。

 

『こいつあシヴィーーー‼‼受験生のリスナー‼実技試験の概要をサクッとプレゼンするぜ‼アーユーレディ!?YEAHHー‼

 

          ―シーン―

 

再び大声で言うプレゼン・マイクだが、受験生は反応しなかった。

 

『入試要項通り‼リスナーにはこの後‼10分間の「模擬市街地演習」を行ってもらうぜ‼アイテムの持ち込みは自由‼プレゼン後は各自、指定の演習会場へ向かってくれよな‼』

 

「一緒の試験会場でやるわけじゃないんだ」

 

「個人の能力を把握する為でしょうね」

 

『演習場には“仮想敵(カソウヴィラン)”を三種・多数配置してあり、それぞれの「攻略難易度」に応じてポイントを設けてある‼各々なりの“個性”で“仮想敵”を行動不能にし、ポイントを稼ぐのが君達、リスナーの目的だ‼もちろん、他人への攻撃など、アンチヒーローな行為はご法度だぜ!?』

 

「なるほど」

 

「でも、用紙には」

 

総司はプレゼント・マイクの説明を聞いて納得したが、用紙の内容を見て疑問を持つ。

プレゼント・マイクは三種と言ったが、用紙には()()の仮想敵が書かれていた。

すると、眼鏡をかけた少年が手をあげた。

 

「質問よろしいでしょうか!?」

 

『『『『『!?』』』』』

 

「プリントには“四種”の敵が記載されております‼誤栽であれば日本最高峰たる雄英において恥ずべき痴態‼我々受験者は、規範となるヒーローのご指導を求めて、この場に座しているのです‼それとそこの君!!」

 

「え?ぼ、僕?」

 

「先程からブツブツと…気が散る!!物見遊山のつもりなら、雄英(ここ)から去りたまえ!!」

 

「す、すみません」

 

質問していた眼鏡をかけた少年は、プレゼント・マイクに質問を終えると、総司の右隣に座っていた緑髪の少年を睨みながら注意した。

それを見ていた、緑髪の少年の近くにいた総司と()()()()を除いた受験生達がクスクスと笑い出す。

 

それを隣で聞いていた総司は

 

「何言ってんの君?」

 

「えっ?」

 

「なにっ!?」

 

不思議そうに眼鏡の少年に訊ねていた。

まさかの発言と行動に、眼鏡の少年は勿論、隣に座っていた緑髪の少年や、受験生が驚く。

 

「き、聞いていなかったのか!?彼は――」

 

「ブツブツ言って気が散るんでしょ?」

 

「だったら!」

 

「でもさ、それってプロになったら普通の

 事でしょ?」

 

「ふ、普通?」

 

総司の発言に眼鏡の少年は、思わず首を傾げてしまう。

一部を除いた受験生達も同様に首を傾げる。

 

「プロになれば街中での活動が主になると思う。

 そうなれば、車のエンジン音やスマホの着信音

 話声等の色んな音等が鳴り響くんだ。ブツブツ

 ぐらいにそんな反応してちゃ、プロでやって行

 くのは難しいんじゃない?」

 

「ぐっ!」

 

「それに、プレゼント・マイク、説明終えるって

 言ってないんだから、説明は最後まで聞こうよ」

 

「·····················」

 

総司の言葉に、何も言えなくなった眼鏡の少年。

そんなに眼鏡の少年をよそに、総司はプレゼント・マイクへ視線を向ける。

 

「プレゼント・マイク、勝手に発言してしまい、申し訳ありません。説明の続きをお願いしてもよろしいでしょうか?」

 

『オーケーオーケー、別に謝らなくていいぜ受験番号2000くん!受験番号7111くん、とりあえず座りな。ナイスなお便りサンキュー‼四種目の敵は0P』‼そいつは言わばお邪魔虫だ‼各会場に一体‼所狭しと大暴れしていらひ「ギミック」よ‼』

 

「……有難う御座いました」

 

眼鏡の少年は頭を下げて、席についた。

も席に着く。

 

『俺からは以上だ‼最後にリスナーへ、我が校“校訓”をプレゼントしよう‼かの英雄ナポレオン=ボナパルトは言った‼「真の英雄とは、人生の不幸を乗り越えていく者」と‼』

 

『Plus Ultra‼』

 

『それでは皆、良い受難を‼』

 

プレゼント・マイクがそう言うと、受験生たちは各々の演習場へと向かった。

数分後、会場へと着いた総司は、龍の紋章が描かれたカードデッキを取り出し、移動で使ったバスの窓ガラスに向けてデッキを翳した。

すると窓ガラスから、鋼鉄のベルト【Vバックル】出現し、総司の腰に装着される。

 

「おい、ベルトが出てきたぞ?」

 

「ベルトが個性?」

 

総司の腰に装着されたVバックルを見て、首を傾げる受験生達。

総司はそんな受験生をよそに、変身ポーズをとる。

そして

 

「変身!」

 

掛け声と同時に、カードデッキをVバックルへ装填した。

すると、総司の身体に鏡像のような物が重なり、総司は赤をベースに黒と銀の装甲を纏った戦士、【仮面ライダー龍騎】へと姿を変えた。

 

『『『へ、変身したぁあああ!?』』』

 

総司の変身した龍騎の姿を見て、周りの受験生達が驚く。

その時

 

『ハイ!!スターート!!』

 

プレゼント・マイクの開始の号令が会場に響き渡る。

その号令と同時に、総司は走り出した。

 

『どうしたぁ!?実践じゃカウントなんざねぇんだよ!!走れ走れぇ!!賽は投げられてんぞ!!?見てみろ!!もうとっくに走ってる奴はいんぞぉ!!』

 

プレゼント・マイクに言われ、次々と走り出す受験生たち。

その間に総司は、仮想敵と遭遇していた。

 

『標的捕捉!!ブッ殺ス!!』

 

「オラァ!」

 

『ガガガガ!?』

―ドガァアアアン―

 

総司は仮想敵に拳を叩き込み、破壊した。

 

「案外簡単に壊れるんだなぁ。まぁライダーの

 パンチ力tだがら仕方ないか·······ん?」

 

『『『標的確認!!熱くいくよ!!』』』

 

「新手か·····だったら!」

[ソードベント]

 

「ラァアア!」

 

『『ガガガガ!?』』

―ドガァアアアン―

 

新たに現れた赤い仮想敵に気づいた総司は、カードデッキから引き抜いたカード、【アドベントカード】の1枚【ソードベント】を、左腕に装備されたガントレッド型のカードリーダー、【ドラグバイザー】に挿入した。

すると、ドラグバイザーから音声が鳴ると同時に上空から、青龍刀型の剣【ドラグセイバー】が現れ、それを掴んだ総司は仮想敵を斬り壊す。

 

「何かあの赤い仮想敵、誰かに似てる気がする

 んだけど、まぁいいか」

【アドベント】

 

『ギャオオオオオオン!』

 

総司は再びデッキから【アドベント】のカードを引き抜き、ドラグバイザーに挿入した。

すると今度は、建物のガラスから赤龍型モンスター、【ドラグレッダー】から現れ、総司の周りを回り出す。

 

「ドラグレッダー、一緒に戦ってくれ!」

 

『ギャオオオオオオン!』

 

総司の呼びかけに答えるように鳴いたドラグレッダーは、その場から駆け出す総司の後を着いていった。

 

 

 

―数十分後―

 

 

 

「ふぅ……結構倒したよな?」

 

あれから数十分、総司は手に持つドラグセイバーと、召喚したドラグレッダー共に、大量の仮想敵を撃退していた。

辺りを見渡していた総司は、ドラグレッダーがある方向をじっと見ている事に気づき、近寄って声をかける。

 

「どうかしたのか?ドラグレッダー?」

 

『グルルルルル』

 

「ん?」

 

ドラグレッダーは総司の顔を見ると、唸りながら再び同じ方向へ顔を向け、総司はつられるように同じ方向へ顔を向ける。

そこには、建物の壁際まで仮想敵に追い詰められている栗色の髪の少女と銀髪の少女、イヤホンのような耳たぶの少女に黒髪の少年がいた。

 

「あれはまずいな······ドラグレッダーやるぞ!」

〔ファイナルベント〕

 

『ギャオオオオオオン!』

 

総司はデッキからカードの1枚、【ファイナルベント】を抜き取り、ドラグバイザーへ挿入した。

ドラグバイザーから音声認識が鳴ると、ドラグレッダーは総司の周りを旋回し、総司はドラグレッダーと共に空中へと舞い上がる。

そして総司は、背後へと回ったドラグレッダーのドラグブレスのエネルギーに乗って急降下し、仮想敵に必殺技【ドラゴンライダーキック】を叩き込む。

強烈な衝撃と熱を受けた事により、仮想敵達は粉々に粉砕された。

 

「え!?」

 

「なんだ!?」

 

「凄い衝撃っ!?」

 

「それに凄い熱だ!コレは······!?」

 

「大丈夫か?」

 

破壊された仮想敵、総司が放った衝撃と熱に驚く4人の男女。

その4人に、ドラゴンライダーキックで起こした煙から出てきた総司が声をかける。

 

「もしかして、貴方が倒したの?」

 

「ああ。ごめんね?君達のポイントになるはずだった仮想敵を勝手に倒して」

 

「いや、おかげで助かった」

 

「感謝する」

 

「ありがとう!」

 

4人の男女にお礼を言われる総司。

すると、遠くの方から物音が聞こえてきた。

物音の方へ顔を向けると、黄色い仮想敵が大量に向かってきていた。

 

『『『標的確認!!嫌いじゃないわ!』』』

 

「な、何なのあの仮想敵の数!?」

 

「·······ざっと100体ってとこだな」

 

「100体!?」

 

「5人でやれば何とかいけるか?」

 

「··········そうも言ってられないらしい」

 

銀髪の少女がそう言いながら見る方向へ顔を向けると、またも大量の仮想敵が向かってきていた。

 

『今日こそ全人類をブリーフ派に染めるの

 だぁああああ!!者ども進めぇえええ!!』

 

『『『オォオオオオ!!』』』

 

『ブリーフ派に負けるな!!我らヒモパン派が

 人類を導くのだぁああああ!!』

 

『『『オォオオオオ!!』』』

 

「な、何あれ?」

 

「随分とおかしなAIだな?」

 

「AIにも派閥があるの?」

 

「見た限り、60体といったところだな」

 

「合計で160体······どうしたものか」

 

仮想敵のあまりの数にどうするか悩む4人。

そんな中、総司は変身を解除し、4人に背を向けて100体の仮想敵の方へと歩みを進める。

 

「こっちの100体は俺がやる。そっちの60体は

 任せるよ」

 

「ちょっと!何考えて――――ッ!?」

 

「はっ?何を言っ―――ッ!?」

 

「おい、そんな無茶―――ッ!?」

 

総司の言葉に反応した栗色の髪の少女と銀髪の少女、黒髪の少年は、振り返って総司の姿を見た瞬間、目を見開き、言いかけていた言葉を発するのをやめた。

すると3人は、総司に背を向け、60体の仮想敵の方へと歩みを進めた。

 

「ち、ちょっといいの!?」

 

「············ああ、大丈夫だ」

 

「見た瞬間·····気づいちゃった」

 

「奴ならやれる······そうだろ?」

 

「ああ!」

 

力強く返事した総司は、手帳型のアイテム【マスターライセンス】を召喚し、手にする。

 

「エマージェンシー!デカマスター!

 フェイスオン!」

 

音声入力後、マスターライセンスの上部にあるスイッチを押す事により、総司の内側から【形状記憶宇宙金属デカメタル】が粒子となって転送され、総司の体の表面に定着する。

そしてその上からプロテクターが装着、左腰のホルスターに、刀身が石化した長刀を装備し、総司は【特捜戦隊デカレンジャー】に出てくる戦士、【デカマスター】へと変身した。

 

「百鬼夜行をぶった斬る!地獄の番犬!

 デカマスター!」

 

名乗りをあげた総司は左腰のホルスターに吊るしてある長刀を引き抜く。

 

「ディーソード・ベガ!」

 

総司が引き抜いた長刀【ディーソード・ベガ】は、総司の意志により、石化の封印が解かれる。

 

「師匠から教わりし銀河一刀流剣術、見せてやる!」

 

総司はそう言うとその場から駆け出し、ディーソード・ベガを振るう。

1体、また1体と、流れるように斬り壊していく総司。

対して仮想敵はアームを伸ばし、総司を捕えようとするが、総司はそれを往なしながら、仮想敵を攻撃する。

やがて黄色い仮想敵は、5分も経たない内に残り20体となっていた。

 

『『『残り20体!嫌いじゃないわ!』』』

 

「教えてくれてどうも。お礼にこれをプレ

 ゼントするよ!ベガインパルス!」

 

『『『嫌いじゃないわぁあああああ!!』』』

―ドガァアアアアアン―

 

総司はディーソード・ベガから形成されたエネルギーの刃で斬る必殺技、【ベガインパルス】を放ち、残っていた20体の黄色い仮想敵を撃退した。

それを確認した総司は、後ろを振り返る。

そこには、最後の仮想敵を倒す銀髪の少女がいた。

総司は、ディーソード・ベガをホルスターに入れ、4人に近寄る。

 

「どうやらお互い、なんとか倒せたみたいだな」

 

「ああ。其方も()()()倒したな」

 

「やはり?俺を知って―――」

―ゴゴゴゴゴゴゴゴ―

 

「ッ!?なんだ!?」

 

突然聞こえてきた音に反応し、辺りを見渡す総司たち。

するとビルの間から、巨大なロボ、0P仮想敵が姿を現した。

 

「アレが·······0Pか」

 

「に、逃げろ~!!」

 

「あんなの無茶だって!!」

 

「どうせ0Pだ!!ポイントにならねぇならほっといていい!!」

 

0P仮想敵の出現に、周りにいた受験生達が恐怖し逃げ出した。

 

「まずいよ………アレ!!」

 

「デカすぎる!?」

 

「ここは撤退すべきだ!!」

 

「だね!」

 

「··················」

 

総司に助けられた4人の男女も、逃げ出そうとする。

対して総司は0P仮想敵を見つめ、0P仮想敵の方へと歩き出す。

それに気づいた栗色の髪の少女が、総司の肩を掴んで止めた。

 

「ち、ちょっと何する気!?」

 

「あの仮想敵を倒すつもり」

 

「危険だぞ!!」

 

「倒してもポイントにならないよ!?」

 

「ここは一時撤退した方が!」

 

その場からはなれようと諭す4人の男女。

しかし

 

「悪いけど、断らせてもらよ」

 

「な、なんで!?」

 

「俺が憧れてきた人物達は、どんな敵であっても、立ち向かい戦ってきた。俺もいつか、同じようにできるヒーローになりたいと願って、今日まで頑張ってきた。でも今ここで逃げたら、俺は俺を情けないと思う。仮想の街とはいえ、本来なら市民がいる。その市民の心の支えとなるヒーローが、敵に背を向けたんじゃ、誰の支えにもなれない。救うこともできない」

 

「「「「っ!?」」」」

 

「俺は······逃げない!」

 

総司の言葉に、言葉が出ない4人。

総司は変身を解除し、右腕にブレスレット型アイテム、【アグレイター】を召喚させる。

 

「アグルゥウウウ!」

 

その言葉と共に、総司は青い光に包まれながら巨大化していき、青い巨人【ウルトラマンアグル】へと変身した。

 

「き、巨人になった!?」

 

「まさか、こんな事もできたなんて」

 

「ビックリだよ」

 

「ああ」

 

ウルトラマンアグルへと変身した総司を見て、各々の反応をする4人。

アグルへと変身した総司は、0P仮想敵に向かって駆け出す。

それを確認した0P仮想敵は、総司へ向けて数発のミサイルを放った。

総司は上空へて飛び、ミサイルを回避しようとするが、追尾機能がついていた為、総司を追っていく。

総司は空中で静止し、追ってきたミサイルを、指先から発射する光弾【アグルスラッシャー】を放ち、ミサイルを破壊する。

 

「ハァ!」

 

総司は0P仮想敵に向かって、アグルスラッシャーを放つが、0P仮想敵は体の一部を取り外し、取り外した部品を盾にしてアグルスラッシャーを防いだ。

そのまま0P仮想敵は、先程より多いミサイルを放つ。

総司は両手の間にエネルギーを集め、破壊光球【リキデイター】を放つ。

放たれたリキデイターは、ミサイルを粉々に破壊していき、盾に命中する。それにより、盾はボロボロとなって使い物にならなくなった。

 

「ヘァ!」

 

総司は好機と思い、0P仮想敵に向かって飛ぶ。

0P仮想敵は両腕のアームを伸ばし、総司を捕えようとする。

しかし総司は、右手に光の剣【アグルブレード】を発生させ、伸びてきたアームを斬り裂いた。

総司はアグルブレードを消し、0P仮想敵の目の前に着地すると、0P仮想敵を持ち上げる。

 

「ハァッ!!」

 

『℃¥♀ゑ☆◎¢ヰ§♯!?』

 

総司は持ち上げた0P仮想敵を上空へ投げ飛ばした。

投げ飛ばした総司は、上部にある【ブライトスポット】の前で腕をクロス、エネルギー集約させる。

集まったエネルギーは段々と上へ伸びていく。

そして

 

「ダァアアアアア!」

 

『@Ⅰ¢$=%★¥#!?』

―ドガァアアアアアン―

 

総司は上部から放つエネルギーの衝撃波、【フォトンクラッシャー】を放った。

0P仮想敵は直撃を喰らい、衝撃に耐えられなくなり爆発した。

それを確認した総司は、体を段々と小さくしていき、アグルの変身を解除した。

それを近くで見ていた、総司に助けられた4人は総司へと近寄る。

 

「大丈夫か?」

 

「なんとかね」

 

銀髪の少女に聞かれ、そう答える総司。

そして

 

『終了~‼』

 

プレゼント・マイクの試験終了の号令が会場に響き渡る。

総司は立ち上がり、会場を後にした。

数十分後、校門の前に来ていたセバスチャンとグレイフィアの2人と合流し、セバスチャンの運転する車に乗り、特撮我家へと帰っていった。

 

 

―数日後―

 

 

「ふぅ··········今日はこの辺にしとくか」

 

試験から数日、総司の元にはいまだに雄英からの通知が来ていなかった。

周りにいる執事やメイド達は、皆心配でそわそわしていたりするが、当の本人である総司は気にする事なく、トレーニングルームでトレーニングをしていた

すると、自動ドアが開き、咲夜が中へと入ってきた。

 

「失礼いたします。総司様、雄英から通知が来ております」

 

「来たか」

 

咲夜から通知を受けとり、中身を確認する総司。

中には小さな機械が入っていた。

 

「何だコレ?プロジェクター?」

 

総司はそう言いながら、スイッチを押す。

すると、機械から映像が映し出された。

 

『私が投影された‼』

 

「オールマイト?」

 

映像に投影されたのは、No.1ヒーロー【オールマイト】であった。

 

『私が何故投影されているのか、それは簡単‼今年から私が雄英の教師を務めることになったからだ‼』

 

「へぇ……雄英の教師に」

 

『さて、早速だが、試験の結果についてだ。筆記試験は全て満点‼実技での成績は186P‼この時点で合格ラインを突破しているが、雄英が審査していたのは、敵を倒す実技だけにあらず‼雄英はもう1つのポイント、救助活動、レスキューポイントを見ていた‼君は同じ受験生達守った!君のその行動に40P‼文句なしの首席合格だ』

 

「へぇ首席合格·········首席合格!?」

 

「おめでとうございます!総司様!」

 

『来いよ特撮我少年‼ここが、雄英が、君のヒーローアカデミアだ‼』

 

総司は無事に雄英を合格した。

数分後、特撮我家の全員が合格した事を知って喜び、その日の夜はパーティーが開かれる事となった。

 

to be next story




今回はここまでになります!

次回から、仮面ライダーだけだったり、スーパー戦隊だけだったりと、3種類の戦士全部に変身という形は少なく、というかかなりなくなると思いますので、ご了承ください。
なかなか3種類出すの難しいですね(;゚∇゚)

次回は雄英へ入学!と行きたいとこですが、総司がある人物に会いにいきます。
次回も是非読んでください!
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