【本編完結】転生したらブラック鎮守府の時雨だった話 改   作:chanhaya

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ちなみに杉野提督の名前の由来は駆逐艦時雨の艤装員長で初代艦長だった杉野修一です。
(杉野修一は長門の最後の艦長でもあったりする)


プロローグ的な何か
杉野時雨


私は元網走鎮守府提督の杉野時雨であり、横須賀鎮守府所属の駆逐艦、時雨だ。

 

うん、私がなんて言っているのか分からない人がほとんどだろう。私自身まだ分かってないしすぐに理解できるという人は逆に異常だろう。

 

私はさっき言った通り元々網走鎮守府という場所の提督だった。私は小さい頃から妖精さんが見えたし、なんだったら会話もできたが、提督になろうとは1ミリも思わなかった。

なぜ提督になろうと思ったのかって?

そうだね、たしか一応高校を卒業したけど「提督にでもなって家に金入れろ」って言われて追い出されたから士官学校に入ったんだったかな?

 

私が提督になった頃はまだ艦娘兵器思想というのが蔓延していて、私のような艦娘人間主義者は意味不明な異端者として扱われ、網走とかいうクソ寒い場所に配属された。

私があんまり体強くないの知ってて配属しただろあいつら。

 

そこはその時代の標準でも相当やべえ前任が荒らしまくった鎮守府だった。その前任は資材の横領などの不正が発覚して逮捕されたらしい。

 

その鎮守府で出会ったのが時雨だった。

 

彼女は前任の秘書艦だった。初対面はかなり怖がられたのをよく覚えている。

 

ほかの艦娘たちにも怖がられたが何か月も一緒にいるうちに(といってもすごい自堕落な生活をしてただけだが)だいぶ打ち解けた。

 

そういえば着任から半年くらいたった頃にうちの水雷戦隊と別の鎮守府の艦隊で演習したことがあったんだが、敵艦隊さんみんな死んだような目をしていたのを覚えている。そしてなんか普通に勝って敵艦隊の艦娘たちがデブに鞭打ちされてるのを見たことも覚えている。

 

その後十数年クソド田舎で戦ってたらいつの間にか戦果が海軍の地方鎮守府で1位、全鎮守府中でも5位とかいうすごい鎮守府になってた。

 

ちなみにいうとさっきの時雨には秘書艦を続投してもらったのだが十数年も一緒にいたらいつのまにやら本当の夫婦みたいになっていた。

 

ところでなぜ私が時雨になっているかって?

 

ある日から記憶がぼやけていてよく覚えていないのだ。

 

唯一はっきり覚えているのは廃墟で大破状態の時雨が悲しそうな顔でこちらを見つめていたことくらいだ。マジで何があったのか。

 

だが、こんなやり取りは覚えてる。

 

 

 

 

 

 

 

 

~真っ暗な空間にて~

 

「お前すごい哀れな男じゃの~」

 

テンプレ小説で良く見る爺さんがそう言った。

 

「誰ですあんた」

 

「わしは創造主じゃ」

 

「なんの用です」

 

「いや~部下をほとんど沈めて嫁さんと一緒に仲良く砲撃で爆散な上記憶を失ってるとは、いや~実に哀れで滑稽な男じゃ~」

 

「…余計なお世話だクソジジイ、てかマジで何があったの」

 

「おお、それがお主の素か。そうじゃ、せっかくだし少し未来に転生させてやろう。面白そうだし」

 

「…あの、時雨と一緒に転生とかできませんかね」

 

「なんじゃお主、神に注文とかなめとるのか?まあそれは転生してからのお楽しみということで」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みたいなやり取りだった。いや、時雨に転生したいとは一言も言ってないんだけどね。

 

ついでにこの横須賀鎮守府、バリバリのブラック鎮守府だった。なに?時雨の人生?艦生?を追体験しろと?

 

まあ、生き残るために頑張ろうか。

読者さん達はこの小説のラスボスは誰だと思いますか?(アンケート結果はストーリーに特に影響しません)

  • レ級改
  • 中枢棲姫
  • 西馬(前任・深海提督)
  • 防空棲姫
  • 深海棲艦化した白露
  • 瑞鶴
  • 神風
  • 18話の最後に出てきたロシア人
  • 主人公
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