【本編完結】転生したらブラック鎮守府の時雨だった話 改   作:chanhaya

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32話 時雨、ショタコンに目覚める。

 

 

side時雨

 

翌朝、僕はいつも通りに目を覚ました。だが昨日は色々とあったせいか身体が重い気がする。気怠げな状態で服を着る。そして身支度を済ませた後、部屋を出る前に鏡の前で髪を整える。

 

(……よしっ!今日も可愛い時雨が見れたね)

 

鏡を見ながらそう思うと気分が良くなり笑みがこぼれてくる。

 

それから僕は朝食を取るために食堂へ足を運んだ。

 

今日の朝食は鮭定食と味噌汁である。

 

朝食を食べ終わった僕は執務室へ向かい、提督と書類を片付ていた。しばらくして昼食の時間になり提督と昼飯を食べることになった。

 

ちなみにうどんと唐揚げを食った。

 

昼食後は特に用事が無かったので、僕は部屋に戻って本を呼んで過ごした。

 

(ん〜、暇だ……)

 

僕は本を読んでいたのだが次第に飽きてしまい、ベットの上に寝転ぶと天井をボーッと見上げながら考え事をしていた。

 

とりあえず、暇つぶしに散歩する事にした。

 

外を歩くが特にあてもなくただぶらつくだけである。

 

ふと通りかかった鎮守府の近くの公園で、僕はこの前助けた男の子を見つけた。その子は僕の方を見ると嬉しそうに駆け寄ってきた。

 

「こんにちはお姉ちゃん!久しぶりだね」

 

「うん、久しぶり。元気だった?」

 

僕が尋ねると、その子は元気良くうなずいて返事した。

 

「ねえ、良かったら一緒に遊ぼうよ」

 

「そうだね。何して遊ぶ?」

 

そう言って僕が笑いかけると男の子もつられて笑顔になった。その表情に心が安らいできた。

 

「えっとね〜……」

 

2人でしばらく遊び続けた。最初はボールを投げ合って楽しんだ後に追いかけっこ、次は砂場で泥団子を作り、今はブランコに乗っている。その間も僕はずっと楽しくて幸せな気持ちに包まれていた。

 

しかし突然雨雲が立ち込めてきて、ポツリポツリと小粒の雫が落ちてきたかと思うとザーザー降りに変わった。天気予報でも晴れって言っていたのに…… 仕方なく僕は男の手を握りながら、鎮守府へと戻ることにした。

 

鎮守府に民間人を入れるのは御法度なのだが、バレなきゃ犯罪じゃない理論のもと自室に連れて行くことにした。

 

部屋に戻ってくる頃にはお互いにすっかり濡れてしまっていたので着替える事にした。

 

僕は着替えのために服を脱いだ、そこで男の子の視線が一点に集中していることに気付いた。

 

(あ……胸見られてるな……まあ気にしなくていいや。男同士だし)

 

そんなことを思いながらスカートを脱ぐと、やはりというべきか釘付けになっている。そして何故か息遣いが荒くなっている。ちょっと引くくらい興奮していた。……流石に見過ぎなので注意することにする。

 

「ねぇ君。あんまりこっちばっかり見ないで欲しいな」

 

「あ……ごめん」

 

そう言って顔を赤くしながら目を逸らす。それを見て微笑む。

 

なんだかんだいって可愛い子だから怒るのは少し可哀想かな?とか思って優しく声をかける。

 

「次やったら駄目だよ」

 

それを聞いた彼は慌てて弁明してきた。

 

「だ、大丈夫!ちゃんと気を付けるから。本当にゴメンなさい!もうしないから許してください!」必死になって謝るので今回は許すことにしようと決めた。

 

(別に減るもんじゃないし、見たかったら見せてあげるけど)

 

僕は男の子に背を向けるとブラジャーを外す。それをじっと見られている気がするがスルーしておくことにする。

 

(……そういえば女の子になってから提督と艦娘以外に見られるのは初めてかも)

 

下着姿の自分を客観的に見ると結構ドキドキしてしまう自分が居た。

 

そして、男の子のほうを見る。すると案の定ガン見している。

 

その視線を感じつつ僕は新しい服を手に取り、手早く着替えを済ませる。

 

そして振り返ると相変わらず目が血走っていた。僕は苦笑しつつ話しかけた。

 

「あのさ、僕の身体見て楽しいの?なんなら脱ごうか?」

 

冗談交じりで聞いてみると顔を真っ赤にして答えた。どうやら恥ずかしかったみたいだ。

 

それから、少し雑談をした。ちなみに彼は妖精さんが見えるらしい。

 

「ねえ渉くん。妖精さん見えるなら提督でも目指したら?」

 

と言ってみたら意外にも興味を示してくれたらしく食いついて来た。

 

僕は、彼に提督を目指すための方法をいくつか教えた。例えば士官学校の入り方などだ。(渉くん、現在小3)

 

そうこう話をしている内に雨も上がってきたため、別れを告げることに。

 

僕は渉くんをバレないように担いで近くの公園に戻したのだが、その時にある事実を知らされた。

 

それは、彼が鎮守府の近所に引っ越してきたということである。なんでも親の仕事の都合らしいが……まあ細かいことはいいだろう。

 

僕はこれからも仲良くして欲しいと伝えると嬉しそうにはしゃいでいた。

 

僕もまた、彼と一緒に遊ぶのがとても楽しみになっていたのだった。

 

後日談書きたいんですが、読みます?

  • 読むから書け
  • あったら読む
  • 好きにしろ
  • 読まない
  • どうでもいい
  • 蛇足だから書くな
  • 串本の白露の話を書け
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