【本編完結】転生したらブラック鎮守府の時雨だった話 改   作:chanhaya

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39話 時雨、ロシア出張。

 

 

 

 

なんやかんやあって横須賀に帰ってきた。

 

報告は他の娘たちに任せて、僕は誘拐(オモチカエリ)してきた時雨零式を拘束し、手足を動けないようにして工廠に連れて行った。……まあ正確に言えば工廠にある『ジンカクイレカエール』の椅子だが。

 

「ほら時雨、さっさと目を覚ませよ」

 

僕はまだ気を失っているであろう彼女を軽く叩く。すると彼女の目はゆっくりと開かれた。彼女は自分の状況を確認するように首を動かし、僕の方を向くと睨み付けてきた。おおこわいこわい。

 

「……僕に何をするつもりなんだい?言っとけど変なことをした暁には……」

 

僕はポケットの中からスタンガンを取り出し、スイッチを入れると放電音を響かせる。それを見た時雨は怯えるような目で、

 

「ごめんなさい」

 

……意外とチョロいな。あと普通に可愛いと思うのだが。さすがは時雨と言ったところか。

 

そんな事を考えながら僕も『ジンカクイレカエール』の反対側の椅子に座る。

 

「明石さん、やってくれ」

 

「はーい」

 

「……へ?え?え?何するの?」

 

困惑している彼女に微笑むと、

 

「お前は僕の嫁の入れ物だ」

 

というわけで『ジンカクイレカエール』使って僕の二重人格の嫁時雨と時雨零式の人格を入れ替えてやった。

 

その後、精神世界で防空棲姫と共に時雨零式をフルボッコにして消滅させてやった。

 

目を覚ますと、嫁時雨(ここからは網走時雨と呼称)の方が先に目を覚ましていたようで、僕の前に突っ立っていた。とりあえず変成魔法で時雨零式の『時雨っぽいけど時雨じゃない姿』から網走の時雨の『寒冷地仕様の時雨の姿』にしておいた。

 

「提督!」

 

網走時雨はそう言って僕に抱きついてきた。見た目がほぼ同じの艦娘同士が抱き合っているのはなんかシュールだなとは思いつつも、彼女と現実で再会できたのはとても嬉しかった。だから僕は優しく彼女を受け入れ頭を撫でた。

 

その後、僕は提督に彼女を紹介すべく執務室へ向かった。途中、彼女が腕を絡めてくるから胸の感触が直に伝わるわ柔らかいわ幸せすぎるわもうどうしようかと思った。

 

そんなこんなで着いた執務室の扉を開けると提督が執務を終えて本を読んでいた。

 

とりあえず網走時雨の紹介をしておいた。

 

僕達が話し終わる頃に電話が鳴ったので提督が出る。しばらく話すと彼は僕に視線を向ける。僕は嫌な予感がしたのでその場を離れようとしたが遅かったようだ。

 

「時雨、ロシア行ってこい」

 

「はい!?」

 

「いやな、元帥が特務戦略技術軍のロシア本土の拠点を諜報ついでに襲撃してこいって言っててな」

 

「いや、やなんだけど。突っぱねてくれない?」

 

「すまん、行ってくれないとないと私の首が飛ぶ」

 

僕は彼の頼みを断ることもできず、ロシアへと行くことになった。ちなみに網走時雨は「仕事なら仕方ないよね」と納得していた。……あぁ、行きたくない。

 

とりあえず、旅のお供が欲しかったので防空棲姫を取り出して見た目を涼月にして涼月と呼ぶことにした。

 

数日後、僕は涼月と共にウラジオストクへと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

第三章 (一応)完

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

網走時雨

 

【挿絵表示】

 

 

涼月

 

【挿絵表示】

 

 

後日談書きたいんですが、読みます?

  • 読むから書け
  • あったら読む
  • 好きにしろ
  • 読まない
  • どうでもいい
  • 蛇足だから書くな
  • 串本の白露の話を書け
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