【本編完結】転生したらブラック鎮守府の時雨だった話 改 作:chanhaya
40話 時雨のロシア
side時雨
「え~今日はですね、ロシアのウラジオストクにやって来ました。目的はシベリア鉄道沿線にあるいくつかの特務戦略技術軍の基地に潜入or襲撃して資料を回収することらしいです」
「いやあのマスターなんで虚空に向かって話してるんですか?」
涼月はそう言いながら僕についてくる。うん、結構可愛い。
「ん?ああ、気にしないでくれ。ただの独り言だ」
「アッハイ」
そう言って僕達は歩き出す。そういえば僕達、ロシア語なんてほぼわかんないんだよな。
仕方ないんで路地裏にいたロシアンマフィアと思しき2人を早撃ちで射殺して、簒奪で言語能力(ロシア語)を2人分奪って供与で涼月に1人分渡した。これで言語問題は解決、ついでに社会の癌が2人減った。やったね!
ちなみに南部拳銃で早撃ちした時、涼月に「どうやったらそんなに銃速く抜けるんですか」と聞かれたが「手首に亜空間のポータルを展開してそこから拳銃を取り出している」と説明するとなんかドン引きされた。なぜだ……。
まあ、なんやかんやしている内に日が暮れてきたので、近くの酒場に入った。
カウンター席に座るとバーテンダーからウォッカの入ったコップを受け取る。僕は一気にそれを煽り喉越しを楽しむと「おかわり下さい」と言って注文。
すぐにお代わりがきてまた一気飲み。ふぅ……うまいぜ……。
4杯目を半分ほど飲んだ頃だろうか、よくわからんおっさんが「なんでこんな嬢ちゃんが酒飲んでんだよ」と言ってきた。
そして何故かどちらが多く酒を飲めるかという競争をする羽目になった。
おっさん曰く「嬢ちゃん、酒を舐めてんじゃねえよ。こうなったらこの、故郷では誰にも負けない大酒飲みだったこの俺が教育してやる!嬢ちゃんが勝ったら金は全部俺が払う。俺が勝ったらヤらせろ!」らしい。
僕はそれに承諾し、勝負が始まった。結果は……おっさんは意外と善戦したが僕が勝った。
「や、やるじゃねえか嬢ちゃん……名前は?」
「ナンパかな?まあ、シグレ・スギノさんだよ。一応日本人」
「シグレ……そうかい、いい名前だな……」
おっさんはそのまま倒れると寝息を立てて眠り始めた。う~ん、僕にはそういう趣味はないからパス。とりあえずその辺に転がしておきました(酷い)。
その後適当に飯食ったりしながら夜を過ごすと、朝になっていたので僕達はウラジオストク駅に向かった。そこで切符を買って列車に乗り込んだ。予算の関係で2等車に乗った。おい大本営、金くらい出せや。
そして発車してからしばらくして僕は気づいた。涼月がめっちゃ酔っていることに。顔は真っ赤で口元からは唾液がこぼれ落ちていて目は焦点が定まっておらず時々白目になっている。こりゃあ重症だな。とりあえず手刀で気絶させた。
数時間後、ようやく1つ目の目的地、ハバロフスクに到着した。
とりあえず涼月を起こすと下車準備をし出した。
どうやらまだ気分が悪いらしく少し足元がおぼつかない感じだったが無事に降りられたようだ。よかったよかった。
それから僕達は歩いて移動を開始する。ひたすら歩くこと数十分、目的の施設が見えてきたので制圧した。めぼしい資料は特になかった。まあ、超兵がいなかった時点で察したけど。
とりあえず涼月を回収してシベリア鉄道を使って次の目的地であるモゴチャとかいう人口1万人くらいの町へ行き、基地を制圧した。
モゴチャの住人に一部始終をバッチリ見られたのでとりあえず全員[削除済]しておいた。
涼月も特に何も言わず、無言で首を横に振っていたので多分問題ないだろう。
その後僕達は列車に乗り込み、次の目的地、ペトロフスク・ザバイカリスキーに向かった。
この日、人間1万人と、モゴチャと言う町が世界から消えた。
◇
いろいろ(涼月が吐いたり)あってペトロフスク・ザバイカリスキーに到着した。
ちなみに現地でニュースを見たら『モゴチャの住民が全員死体で発見された』という報道をしていた。
涼月がガタガタと震えてたが、知らないふりをしておいた。
ちなみに僕達が今いる場所は特務戦略技術軍の基地の中。
なんやかんやあったが無事に潜入成功。
今は休憩室で電子タバコを吸いながら寛いでいる。
涼月はまだ気持ち悪そうだ。あとで薬でも渡すか。
そんなことを考えていたら、休憩室のドアが開き、入ってきた兵士と目が合った。
数秒間お互い見つめ合うと、兵士はAK74を発砲した。しかし、僕はそれを全て避けた。
兵士はテンパったのかAKをトリガーハッピーで撃ちまくるが僕に掠り傷一つ負わせることはできないで弾切れになったのだろう、すぐに弾倉を取り替えようとしたので腕を掴み床に押し倒した。
「初対面の人にいきなり銃を撃っちゃダメだよ?」
僕は笑いながらそう言い兵士の頭を踏み潰した。すると突然警報音が鳴り響き、重武装の兵士がぞろぞろと出てきたので、全て殲滅した。残念なことに雑魚しかいなかった。
もちろん兵士が持っていた兵器類やお金などは全て剥ぎ取った。うんうん♪やっぱり金だよね。
僕は満足そうにしていると涼月はなんだか恐ろしいモノを見るような目で僕を見ていた。うん、まあ、慣れてくれ。
その後、資料がないか探したが、特に何も無かったのでさっさと撤退することにし、駅へと戻った。
駅で列車に乗ってしばらくすると眠気が襲ってきたので少し仮眠をとる事に。涼月に膝枕してもらうとそのまま眠りに落ちた。
そして目が覚めるともう既に次の目的地であるタイシェトに到着しており僕は慌てて下車準備をした。
ちなみに涼月は僕の寝起きの顔を見て何故か頬が紅潮していた。え?なんで……?
列車から降りた僕は駅にある売店に立ち寄り、新聞を購入した。
涼月に「なんか欲しいのあるか」と聞くと「特にないです」と言われた。まあいいや。そう思って僕は新聞を開いた。
一面記事の内容は先ほど僕達が[削除済]したモゴチャについてだった。
そこには『突如現れた謎の部隊によって、たった数時間で住民が殺害された』と書かれていた。
そのことについて、現地の警察と軍は捜査を進めているが今のところ犯人の目星がついていないらしい。
うん、大事になっていらっしゃる。ちなみに涼月は相変わらず顔が真っ青で冷や汗を流している。大丈夫かなこの人……。僕は心配になってきた。
とりあえず、涼月は置いておいて僕だけで基地に乗り込むことにした。
ペトロフスク・ザバイカリスキーのロシア兵から剝ぎ取ったAK74とRPG(ロケットランチャー)を装備して基地に突撃することにした。
まあ、なんとかなるだろ。そう思い僕は意気揚々と基地へ乗り込み、数十分で制圧した。
おかしい。マジでなんで超兵が出てこないんだ?そして資料はロクに見つからずとっとと撤退することにした。
このままではモチベが死ぬので思い切って観光しながら任務遂行することにした。
そして十数日後、各地の基地を潰しながら、シベリア鉄道の終点であるモスクワのヤロスラフスキー駅に到着した。
その後一泊して、第三次世界大戦の被害から復興しつつあるモスクワ(なお中心部から少し離れるとスラム街)を観光しながら、最後の目的地、サンクトペテルブルクへ行く列車に乗るためレニングラーツキー駅へ向かった。
途中で食ったピロシキ美味しかったです。
ちなみにモスクワでテレビ見たら『シベリア鉄道沿線の町の一部が全滅し、住民及び基地の兵員が全員死体で発見された。犠牲者の数は10万を超えた』というニュースがやっていた。
こわいな~おそろしいな~誰がやったんだろな~(小並感)
時雨inロシア(イメージ)
後日談書きたいんですが、読みます?
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読むから書け
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あったら読む
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好きにしろ
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読まない
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どうでもいい
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蛇足だから書くな
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串本の白露の話を書け