【本編完結】転生したらブラック鎮守府の時雨だった話 改   作:chanhaya

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41話 圧倒的思い込み

 

 

 

 

side提督

 

時雨がロシアに行っている頃、横須賀にいる私は、執務を終えてのんびりしていた。

 

最近はいろいろとあり、元帥の秘密を知った他の提督たちと〇OOM使って会議をしたり、時雨がいない間、代わりに秘書艦を務める夕立&網走時雨が暴走しないよう監視したりなど、忙しかったのが、ここ最近落ち着いているおかげでこうしてのんびりと出来るのだ。

 

ああ、平和(かどうかは神のみぞ知る)って素晴らしいな。しみじみと感じていたその時、電話が来た。

 

私が出た途端、相手は大声で怒鳴ってきた。

 

一体誰だこんな失礼な奴。私が誰か分からないとは礼儀を知らないな、と呆れていた時ふとあることに気づいた。そういえば最近一度も電話に出ていなかった。とりあえず誰だこいつ。

 

「え~っと誰ですかあなた?」

 

そう言うとまたもやブチ切れられてしまった。

 

なぜそんなに切れる。こっちは知らないのにそっちだけキレるのはおかしいだろ。

 

「ペチャクチャペチャクチャ……はあ、はあ、銚子鎮守府の植村綾子少佐です」

 

どうやら怒りすぎて息切れしているらしい。

 

そんな怒らなくてもいいじゃないか……。

 

「お、おう、そうなのか。で、なんでそんな怒ってんだよお前……」

 

恐る恐る聞いてみた。

 

「あなたが部下の艦娘たちに酷いことをしていると聞いたので大本営に査察を申請させてもらいました!それで明日、査察をすると言いに来たんですよ!!なぜ電話に出なかったんですか!?まさか、自分がしていることに気づいてないとでもいうんじゃないでしょうね!!!」

 

どうやら私の所業(時雨+αの頭をナデナデする、抱きつく、抱く、飼う)について査察が入ったようだ。確かに抱くとか飼うとかはそれなりに問題かもしれないが今ここで言ってもしょうがないと思う。なのでここは穏便にいこう。

 

「おい、待てよ、別に悪い事は何もしていないはずですよ?」

 

一応反論はしておく。しかし……

 

「うるさい!!!」

 

なぜか逆効果だった。さらに興奮して話し続ける。…………これは面倒臭くなりそうだぞ。

 

「あなたの横須賀鎮守府はブラック鎮守府と聞きました」

 

いや、この鎮守府がブラックだったの前任の頃なんだが。

 

「あの、この鎮守府、ブラックだったの前任だから今は普通なんですけど」

 

そう言うと電話越しから鼻で笑う声が聞こえた。

 

なんかむかつくわコイツ。殴っちゃだめかな?ここにいないから殴れないけど。それになんかイラついてきたしもう切ろうか。

 

そう思った私は受話器を置きかけた。その時、向こうから

 

「ふざけるなぁ!!」

 

という叫び声とともにドンッという音の後ツーっツーっと言う音が響いた。

 

なんか知らんけど切られたわ。なに?情緒不安定か?

 

あんな勘違い女が明日査察に来るのか。絶対元帥に上手くコントロールされてるだろ……。

 

まあいい、夕立を抱くことで明日に備えて英気を養っておこう。

 

あ~癒されるんじゃあ……。時雨に内緒で夕立を抱いて癒された。これ、時雨と植村少佐にバレたらヤバいな。

 

せっかくだし、植村少佐について調べてみようか。

 

というわけでパソコンでデータベースにアクセス。

 

そして出てきた情報によると、彼女は現在19歳で、半年前に銚子鎮守府に着任した提督らしい。

 

提督としての経歴を見ると特に目立ったことはせず、普通に艦隊指揮してるらしい。

 

ちなみに士官候補生時代のあだ名は暴走列車だったらしい。一度思い込むと、周りの話を聞かずにとりあえず突っ走るという意味らしい。やっぱ面倒くさそう。

 

ちょっと待て、なんでこいつのスリーサイズが流出してんだよ!?B98・W56・H88とか書いてあるんだけど……。

 

何この個人情報の塊みたいなデータ。怖い、怖すぎる……。

 

てかこいつボンキュッボンじゃねえの。すげえな。

 

あと趣味が男そのものなんだけど、一体どうなってんだ?まあ、それは置いておいて彼女の性格は典型的な正義バカらしい。

 

そのことについて詳しく検索してみる。

 

まず最初に出て来たのは中学生時代の話。

 

成績優秀でスポーツ万能。さらに生徒会副会長を務めるなどの完璧ぶり。しかも美人でスタイルも良いため、ファンクラブが存在したほどらしい。……うん、すごいキャラだ。

 

そして、次に彼女が所属していた高校。

 

なんでも、文武両道で全国一の偏差値を持つ超名門の進学校であるらしい。

 

そこで生徒会長を務めただけでなく、陸上部ではインターハイに出場したとのこと。……ホントにスペック高いなコイツ。

 

その後、海軍の士官学校を……飛び級しまくって1年で卒業。海軍に入隊。いろいろあって銚子鎮守府に着任したらしい。

 

最後に、彼女の父親。元海自の海将であり、自衛隊時代に海上幕僚長を務めたこともある実力者らしい。ちなみに、現総理と防衛庁長官と仲が良いとのことだ。

 

……コイツスペック高すぎだろ。なんなの?人生のチーターなの?

 

まあいいや、寝よう。とりあえず時雨が二体いると説明がいろいろ面倒なので網走時雨には隠れておいてもらおう。

 

 

 

 

後日談書きたいんですが、読みます?

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  • 好きにしろ
  • 読まない
  • どうでもいい
  • 蛇足だから書くな
  • 串本の白露の話を書け
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