【本編完結】転生したらブラック鎮守府の時雨だった話 改 作:chanhaya
side提督
現在執務室にいるのだが、なんか館山鎮守府近海に送り込んだ艦隊が、館山の東郷少佐改め大佐と館山の朝潮を連れて帰ってきた。
「東郷さん何しに来たんですか?」
「いや、艦娘が一人しかいない鎮守府で決戦を迎えるのは危ないからな。まあ俺の鎮守府なんだけど」
「それで?」
「いや〜、朝潮が提案してきたんだよ。お前のところに艦娘が大勢いるみたいだし、しばらくここに厄介になることにするよ。よろしくな」
私はそれを聞くなりため息を吐いて執務室から出て行った。まあ戦力が増えるのは非常にありがたいことだから良しとする。それにしても…… 東郷のやろう……面倒事を持って来やがったな……。
そんなことを思いつつコーヒーを飲もうとしたら舞浜鎮守府の齋藤少将から電話がかかってきた。私はすぐに受話器を取って応答した。
「はいこちら横須賀鎮守府」
『俺だ、舞浜の齋藤だ。君たちに朗報だ。今、大本営襲撃してる』
「はい?」
『だから今、艦隊を率いて大本営を襲撃している』
「いやなんで!?」
私は思わず声を上げて叫んでしまった。
『ちなみに第零艦隊の連中はいないけど第1艦隊から第4艦隊までの連中が抵抗を続けてるんだがそろそろ陥落しそうだな』
「いや、理由聞いてるんですが……」
『元帥と第零艦隊が所在不明の間にクーデター起こして深海棲艦と大本営のつながりを断つことにしたんだよ。後で大本営に来てくれ』
「アッハイ」
そして私は通話を終えた。そしてまた大きな溜息を吐き、東郷にこのことを説明した。
東郷は大層驚いていたが納得しているようだった。
そして数時間後、明石が開発し鎮守府に設置された大型レーダーが6機の超大型航空機を確認したという連絡が入った。
おそらく特務戦略技術軍の奴らだろう。どうしてあんなに巨大なトンデモ兵器を持ってたのか疑問に思うことは多々あるがそれは一旦置いておこう。それよりどう対応するかの方が問題だ。
とりあえず時雨に電話をかけることにした。
side時雨
プルルルルプルルルル
「?」
僕は突然鳴り響いたスマホに首を傾げながら、その音の発生源であるスマホを取り出す。
まあとにかく僕はその着信に出た。
「はいはい、何の用かな?」
『おい時雨!』
「ん?提督?なんか慌ててるみたいだけど何かあったのかい?』
『ああ実はな、今晩、特務戦略技術軍の連中が東京と横須賀を攻めに来るらしいんだ。早く戻ってきてくれ』
「う~ん今晩はちょっと無理かな」
『は?お前今どこにいんだよ!』
「え?南樺太のユジノサハリンスクだけど」
僕のその言葉を聞いた瞬間、提督がフリーズする気配を感じた。僕が何をしたと言うのだろうか。
『…………なんでウラジオストクからロシアに行って二週間後ユジノサハリンスクにいるんだよ』
提督が呆れ半分怒り半分で言ってきた。
『ところでお前今何してんだよ』
「え?酒飲みながら涼月と飛行場見てるけど」
『……』
あれ?もしかしてこれダメなことした?
『…………お前……こっちは結構ヤバイ状況なんだぞ……頼むから真面目にしてくれ……今夜には帰ってきてくれ……マジで』
「やだ」
『おいコラテメエ』
「帰りたいのはやまやまだけどさ、さっき大量の酒買ってまだそんなに飲んでないんだよ?アル中から酒を取り上げることは残酷なことだとは思わないのかい?」
『…………アル中でいいからとっとと帰ってこい馬鹿野郎!』
ツーツー……
電話を切られてしまった。僕はそれを見て肩を落としつつもスマホをバックにしまい込み、代わりに酒瓶を取り出し一気に煽った。
「ッ…………僕が何も考え無しに飛行場の近くにいるとでも思ったのかな?涼月、行くよ」
「何しに行くんですか?まあろくでもないことだとは察してますけど」
「まあまあ、大したことじゃないよ。ちょっと軍と共有されてる飛行場に戦闘機を盗みに行くだけだから」
side提督
時雨は戻ってくるだろうとして、齋藤少将が早く来いとメールを送ってきた。仕方ない、齋藤少将の指示通り、大本営へと行こうか。
とりあえず、東郷に全指揮権を渡しておいた。あと、石川中佐改め准将からもメールが来て元帥に騙された柱島鎮守府に石川の串本鎮守府が攻撃されているらしい。数は向こうの方が多いが善戦しているとのことだ。
まあそんな感じのことをやって執務室から出て、単身大本営へと向かった。
◇
side東郷
一時間後、横須賀鎮守府にて。
「明石、迎撃準備はできてるか?」
「はい、全ての兵装及び試作兵器の配備と防空陣地の設営が完了しました」
「よし、わかった。白露、艦隊の編成と配置は終わったか?」
「うん!ばっちり!」
「ところで明石、敵のバカでか飛行機との距離はどのくらいだ?」
「はい、およそ1万メートルです」
「なるほど」
「あ、そのレールガンを撃つ夕立が飛行機を視認したらしいです」
「おっけ、そんじゃあそろそろ迎撃始めるか……」
俺はそう言いつつ椅子に深く腰掛ける。そして目を閉じてこれからの戦闘に備えた。
side夕立
今私が装備しているのは『40ミリ大型電磁砲 ブリッツ』だ。
明石さんには「敵に照準を合わせてぶっ放せばとりあえずあたりますよ」としか言われていないのだが本当にそれで良いのか疑問に思う今日この頃。
でもなんか雲の向こうから巨大な飛行機みたいなのが見えてきたっぽい。
たぶん敵だ。
とりあえず通信で報告しておいたら東郷さんから指示がきた。
『……射撃開始だ。わけわからんロシア人共に目に物見せてやれ』
「了解っぽい!」
私はブリッツの銃身を構え照準を合わせ、引き金を引いた。
ブリッツは凄まじい発射音をたてながらレールガン特有の轟雷を響かせ、砲弾を発射した。
マッハ7で飛び出した砲弾は1秒たったか否かの内に空中戦艦ミンスクの左翼を貫き、二射三射も命中した。
────決戦の火蓋は切られた。
第四章 完
ちなみに齋藤は坂本がいない間に大本営を制圧して元帥になっちまおうという汚い思考によるものです。
なんかこの小説、敵も味方もクズやどうしようもない奴が多いですね。
後日談書きたいんですが、読みます?
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読むから書け
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あったら読む
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好きにしろ
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読まない
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どうでもいい
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蛇足だから書くな
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串本の白露の話を書け