【本編完結】転生したらブラック鎮守府の時雨だった話 改   作:chanhaya

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転しぐ改 外伝 零 白露編
白露編


 

 

 

私の名前は青山一秋。なお、今は白露に憑依している。

 

……今の言葉の意味が分からなかった人に手を挙げさせたら九割方挙がりそうなので説明しようか。

 

さっきも言った通り私は、横須賀鎮守府の元提督の青山一秋大佐だ。

 

ちなみに私は東郷や杉野の同期で、三人で艦娘は人間だと言った結果『士官学校の三馬鹿』というあだ名をつけられてしまった。まあ、二人はなんか笑っていたが。

 

三馬鹿呼ばわりされてトリオ扱いされていた私たちはそれなりに仲が良かった。

 

杉野はなんか知らんが私のことを青くんと呼んでいた。

 

 

 

士官学校を卒業した後、いろいろあって横須賀鎮守府に着任した。

この横須賀鎮守府はいわゆるブラック鎮守府で、ここの前任は不正がバレて刑務所送りにされたらしい。

私はとりあえず食堂に艦娘を集めて演説的なものをやったのだが、敵意、恐怖ect…めっちゃ怖かったが言い切った。

 

その後は苦難の連続だった。夜伽だなんだと戦艦が寝室に突撃してきたり、巡洋艦がナイフ片手に襲撃してきたり、潜水艦による水遁の術(意味不)を仕掛けてくる奴らがいたりとそれはもう大変だった。まあなんとか追い払ったけど。

 

なんていうか、一番精神に来たのは駆逐艦に怖い怖いという感じの視線だった。はい。新手のいじめかと思った。

 

まあ、何か月かしたら艦娘たちとの関係はだいぶ改善し、結構話せるようになった。駆逐艦たちともかなり仲良くなった。

 

その後、鎮守府戦果ランキング1位を取ったり、杉野のところでいろいろあったらしい瑞鶴を引き取ったり、駆逐艦たちと鬼ごっこしたり……まあまあ、楽しいこともあった。だがそんな生活も終わりを告げることになる。

 

大本営から西馬と言う男が副官として着任した。彼は寡黙だったが頭がよくキレていたらしく坂本少将からも信頼が厚いとかなんとか聞いていた。まあ、そんな話はどうでもいいが。

 

ただ、ある日のこと、執務室で仕事していたとき、唐突に西馬がコーヒーを入れて渡してきた。

 

好意に甘えてそれを飲んだ瞬間、いきなり視界が揺れた。

 

「ぐっ!?がぁあああッ!!な……んだこれ……」

 

私は床に倒れたまま動けず、意識を失いかける寸前の西馬の表情をみて「こいつが仕組んだことか」と理解し、そして気を失った。

 

次に目を覚ましたとき、何故か体が白露に乗り移っていた。これが転生だか憑依だかというやつか。

 

私はそのことに少し興奮を覚えつつも現状把握に努めた。……今思うと冷静過ぎないか? いやまあ、いい。とにかくだ。

 

西馬は私を殺した後、この鎮守府の提督になって、ブラック鎮守府へと作り変えてしまっていた。

 

私は艦娘たちが傷つき苦しむ姿を見たくなくて身をなげうって彼女たちを守ると決めた。

 

戦場では無茶なことをして、何度死にかけたかわからない。でも後悔はしていない。彼女たちを守り切れたことに安堵感さえ覚えるくらいだ。

 

性的暴行を受けたり、暴言を浴びせられたり。暴力も受けたし罵倒もたくさん浴びせられた。それでも守り続けたのだ。

 

ある日、西馬が建造をやった。そして建造されたのは時雨だった。だが、私は直観的にその時雨の中身というか人格は杉野だと感じた。

 

まあ、時雨の方は私が青山だとは気づいていなかったが。

 

その後、私と時雨は今世でも親友のような関係になった。

 

ただ、どっちも強すぎたせいで艦娘の一部が私たちを深海棲艦だと勘違いして暴言とかを言ってくるようになった。

私は別にいい。

ただ時雨(とそのゆかいな仲間たち(夕立や初月))のことが心配だった。あいつの心に深い傷を負ってしまうのではないかと。

まあ大丈夫だった。()()()()()()()()()()

 

そんな日常は急に終わりを告げる。

 

ある日の出撃で時雨を庇って私は撃沈してしまった。

 

沈む寸前に時雨に後のことを託した。あいつはなんやかんやで誠実だからまあ大丈夫だろう。

 

そんなことを考えながら私は目を閉じ…………目が覚めたら深海棲艦になっていた。それも姫級だ。

 

どうするべきか考えた結果、その辺の深海棲艦を片っ端から沈めて艦娘たちを裏方から助けていくことにした。

 

そしてその1年くらい後、時雨とばったり出会った。彼女は深海棲艦になった私を白露だと気付いてオモチカエリして見た目を元の白露に戻してくれた。

 

まあ、あの時はかなりびっくりしたが、すぐに慣れた。

 

だが、時雨はかなり変わってしまっていた。誠実なところや優しい部分、割とウザい部分はそんなに変わっていなかったが、性格がかなり荒んでしまったようだった。

 

ついでに言うと表には出していないが、一部の、自分を虐めていた艦娘たちを怖がってもいるようだ。まあ無理もないが。

 

本人は隠したがっているので放っておくが。

 

さて。そんな感じで色々あって今に至る。

 

「白露、なんで明後日の方向向いてぶつぶつ言ってるんだい?」

 

んー。どうするか……。とりあえず適当にはぐらかすか。

 

「いや……なんでもないよ」

 

「ふうん?なら良いけど」

 

よく考えたら今出撃の帰りだったわ。なんかいろいろありすぎて疲れたし今日はもう休も……。

 

 

 

後日談書きたいんですが、読みます?

  • 読むから書け
  • あったら読む
  • 好きにしろ
  • 読まない
  • どうでもいい
  • 蛇足だから書くな
  • 串本の白露の話を書け
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