【本編完結】転生したらブラック鎮守府の時雨だった話 改 作:chanhaya
ゲオルグ率いる超兵100体を迎え撃ったのはバケモノ(半分くらい中身姫級)揃いの横須賀鎮守府第1艦隊だった。
ちなみに旗艦は白露で僚艦は夕立、初月、網走時雨、加賀、金剛だ。
『白露、攻撃開始だ。ぶっ潰してやれ』
「了解!」
加賀と金剛以外の艦隊が突撃し、遊撃を開始する。
白露は一番に突撃し、日本刀や主砲、魚雷をぶっ放し、初月はなんか握力にものを言わせて日本刀で斬りまくっている。
夕立はなんかブリッツの砲身部分を振りまわしたり殴ったりして超兵をミンチに変えて回っていた。さすがにこれはグロい。
網走時雨はと言うと、主砲を撃ちながら魚雷をダーツのように投げつけ、敵に当てたり、敵の砲弾や魚雷やらを別の敵で防ぎながら肉薄し、敵の口に魚雷やら爆雷を突っ込んで爆破させながら倒している。
もはや駆逐艦のすることではない。いやまあ戦艦でもそんなことやらないだろう。
ちなみに金剛と加賀は突っ込んだらえらいことになりそうなので後方支援に徹している。
「なるほど、なかなかやるではないか。貴様らに問う、我々の同志になる気はないのか?」
「ないよ!絶対嫌!」
「よくわからん!」
「なら死ねっぽい!」
ゲオルグはシンプルに馬鹿だったみたいです。
「あ、同志リザンスキー!艦娘たちが退却していきます!おそらく弾薬が切れたと思われます!」
「よくわからん!」
「同志、チャンスです!ここは一気に行きましょう!」
「よくわかった!」
「よし、同志につづけぇええ!!」
「「Урааааааааа!」」
約60体の狂人(それもル級と同等のスペック)が横須賀に押し寄せてくる。
それを横須賀の艦娘たちは砲弾の嵐で迎える。
だがゲオルグ達は砲弾が命中してもそんなにダメージを負っていない上にほとんど避けている。
そしてついに射程内に入ると同時にAKやRPGの発砲を始める。
ちなみにこれらの武器は艦娘や深海棲艦の装甲を実質無効化するように改造されている。
つまり並大抵の艦娘はこれ食らったら普通に死ぬのだ。
ただし時雨にはほぼ効かなかったのは秘密である。あと夕立にも多分効かない。
あの2人は理不尽な程の再生能力と回避能力をもっている。
2人にとっては銃弾なんて止まって見えるのかもしれない、きっとそうだ、そういうことにしよう。
ゲオルグ達が放った弾丸が横須賀鎮守府を蹂躙するかのように降り注ぎ始めると同時に、ゲオルグ達の足元から炎が吹き上がる。
ゲオルグ達は何が起きたかわかっていなかった。ただ足下がいきなり燃え上がっただけなのだから。まあ実際は事前に設置されていた地雷原を作動させて、ゲオルグ達を焼き尽くそうとしたのだが、超兵の防御力が凄すぎてあまり効いていないようだ。
「うお~なんだ!?」
「クソッ!よくわからん!」
だがそれでもダメージはあるようで、何人かの超兵が火だるまになった。
「クソッ!突っ込め!ぶっ殺せ!皆殺しだ!」
ゲオルグが癇癪を起こすとそれに答えるように超兵たちが動き出し始めた。
「「Урааааааааа!」」
超兵たちは一斉に叫び、鎮守府の本館に向けて突っ込み始めた。
艦娘たちは扉の影に隠れ、超兵たちの進撃を防いだ。しかしゲオルグは超兵の中でもぶっちぎりに頑丈な身体を持っているため全く怯む気配がない。
そしてゲオルグが向かう方向には指令室がある。東郷がいるのだ。襲われたらひとたまりもない。
「夕立!あいつを止めて!」
「任されたっぽい!」
side夕立
私は白露の言う通り、ゲオルグの進行を妨害しようとぶん殴る。
「うおお!よくわからんけど邪魔するんじゃねぇ!!」
その言葉を無視し、ゲオルグの頭を掴み、思いっきり投げ飛ばす。ゲオルグはそれを受け身を取り、すぐに走り出す。
私もそれを追いかける。
「ちょこまかとぉ!!俺様についてこれるかぁ!!」
ゲオルグの言葉は気にせず追いつき、またぶん投げる。それを何度も繰り返すとだんだんと減速していく。
「ク、ソがぁ!なんなんだよテメェは!!」
「白露型の4番艦夕立、っぽい?」
「知るかんなこと!!もういい、ここで殺すぅ!!!!」
どうでもいいけどこの男、喋り方キモいっぽい。
「うおお!これでトドメぇ!!!」
男は持っていた拳銃を取り出し発砲してきた。
それは私に向かって真っ直ぐ向かってきて、命中した。
「やったぜぃ!それは祝福儀礼的なやつがかけられてるんだわぁ、死ねぃ!!」
確かに痛い、すごく熱い。血も出てる。体の動きが鈍くなっていくのも感じる。このままだと動けなくなるのだろう。だけど…そんなの知らない、中身のスペックがレ級改並みだから大丈夫!
「クソォ!死ねやあ!!」
男は同じ拳銃を撃ちまくってきた。
これ以上当たったらアウトだろうけど、平気っぽい! 私は拳を振りかざし、男の顔面に叩き込む! 男は吹き飛ばされ、壁を突き破っていった。
「やったっぽい!私の勝ちっぽ……」
「夕立危ない!」
「え?」
私が勝ったと思っていたその時、白露の声が聞こえた気がして振り向いてみると、さっき倒した男がいて、手にはナイフが握られていた。
(まずっ!?避けれないかも!)
「ぐっ!!」
心臓にナイフが突き刺さり、血が流れ始める。
それと同時に意識が遠くなり始めた。ヤバい、本当に死にそうっぽい……。
「あばよ」
男は一言告げ、そのままどこかへ行ってしまった。私はそこで完全に倒れてしまった。体が全然動かない。多分もうすぐ死ぬっぽい?なんか目の前が暗いや……。
…………なんで私が死ななきゃいけないっぽい?私、何も悪いことしてないのに……。
どうしてこんな目に合わなくちゃいけないっぽい?
……嫌だ、絶対に生き残ってやるっぽい!生きて時雨たちのそばにいたい。
それにまだやり残したことだってたくさんあるし!絶対諦めたくない!
……どうやったら生き残れるっぽい?あの男を殺すしかないっぽい?殺れるっぽい?……いや、殺れる……殺ってやるっぽい。
「ふざ、けんじゃ、ない、っぽい」
全身から熱が抜け、力が湧き上がるような感覚に陥ると視界がクリアになり立ち上がることができるようになった。そして自分の髪に目を向けると白くなっていることに気づく。肌は元の肌色のままだが。
これは、なんだろ、不思議と怖いとは思わない。ただ、何故か何かを壊したいという衝動に駆られる。
「ぶっ殺してやるっぽい!」
私は男に向かって駆け出した。
sideゲオルグ
なんだアイツは、なんだアイツは!?
雰囲気からしてヤバイ。なんかよくわからんがヤバイ!俺が本能的に怯えてしまうくらいにはおかしい存在だっ!
「クソッ!」
とりあえず逃げるしかねえ!殺される!! 俺は一目散に逃げ、裏口から出て海沿いまで走る。
後ろを確認すると奴はまだ来ていないようだ。良かったぜ……。だがそれも束の間、大きな衝撃を受けて吹き飛ばされる。
俺を吹き飛ばした奴を見ると、奴は俺の右腕を食ってた。
「ひぃ!食われた!」
「はむはむ……おいしい!」
美味しいだとぉ!何が美味しいんだよクソが!てかコイツ、超兵とか深海棲艦みたいに髪が白い。
「バ、バケモノめ!」
「うるさい!殺すっぽい!!」
すると奴の姿が消えたと思ったら一瞬にして背後を取られ、背中を蹴られ吹き飛ばされた。そしてその勢いで岩場に当たり身体中に激痛が走った。
「あぐぁ!」
ダメだ……殺される!勝てねぇ!
「こうなったら……」
俺は通信機で本隊に助けを求めることにした。
「同志クズネツォフ大佐!助けてください!バケモノに追われているんです!すぐに来てくれ!!このままでは死んでしまいます!!」
『……同志クズネツォフ、いかがいたしますか?』
『……あのクソ脳筋野郎は放っておけ』
『しかし……了解いたしました』
「うわあああああああ!ふざけんな!助けろぉ!ああああああああああ!来るな!こっちに来るなぁ!!」
俺を殺そうと向かってくるバケモノ。
必死に走って逃げ回るが、遂に捕まってしまう。俺は地面に転げ落ち何度も殴られる。
そして最後に手刀で心臓を潰された。俺の意識は遠退き、そのまま暗闇の中に堕ちていく。
side夕立
さっきのゲオルグ?とか言う奴をぶっ殺してやったらだいぶ落ち着いたっぽい!
…………でもまだ戦い足りないっぽい。あ、そういえばゲオなんとかが本隊がうんたらって言ってたっぽい!そいつらぶっ殺しに行くっぽい!
「行ってきま~す!」
私はそう言って艤装を展開して東京に向かった。
おまけ 各提督たちから見た艦娘
| ホワイト鎮守府 | グレー鎮守府 | ブラック鎮守府 | |
| 艦娘=人間 | 荻原、東郷、青山 | ||
| 艦娘=軍人 | 杉野 | 坂本(大本営) | |
| 艦娘=兵器、道具 | 西馬 |
杉野(時雨)は艦娘を軍人と見て、信賞必罰(飴と鞭)を徹底したことで網走鎮守府を地方鎮守府の戦果1位に押し上げた。
(ちなみに杉野は太平洋戦争などの戦史を勉強して補給を重視したドクトリンを立てていた。艦隊指揮の腕は微妙だが総合的に見れば優秀な部類の提督)
坂本は演説では兵器だと言っていたが本人は軍人だと思っている。
後日談書きたいんですが、読みます?
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読むから書け
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あったら読む
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好きにしろ
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読まない
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どうでもいい
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蛇足だから書くな
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串本の白露の話を書け