【本編完結】転生したらブラック鎮守府の時雨だった話 改   作:chanhaya

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土曜日に運動会(中止)あったから今日は休みだぜひゃっほーい



56話 坂本、調子に乗りすぎる

 

 

 

 

特務戦略技術軍の侵攻を受けた東京は阿鼻叫喚の地獄となっていた。

 

そこに、坂本の乗ったヘリが飛来した。

 

そのヘリには日の丸が描かれており(海軍所有なので当たり前だが)都民たちは藁にでも縋るような気持ちで、坂本を乗せたヘリコプターに視線を送った。

 

「助けてください!」

 

「おい!軍は何やってんだよ!」

 

「俺たちどうなるんだ!?」

 

坂本はヘリに吊り下げられたガラスの箱の中にいた。その顔は、満面の笑みを浮かべていた。

 

『これより生存権に対する裁判の判決を行う!』

 

マイクを通したエコーがかった声が流れ始める。

 

『被告、日本人!被告、バケモノ!判決は死刑だ!死刑!絶対!異議のある奴いるか?』

 

『お前たちは哀れだ。だが、許さぬ!脱兎のように逃げ回り、野良犬のように死ねぇ!!』

 

「「ぎゃああぁあ!!」」

「「いやだああー!!」」

「「うわああん!!」」

「「死にたくない!!」」

「「助けてくれ!!」」

 

都民は逃げ惑う。脱兎のように。

 

東京の江戸川や荒川、隅田川など、海につながっているあらゆる場所から深海棲艦の大群が列をなして上陸する。

 

『そこを見張れ(適当)、あそこを見張れ(適当)』

 

「(どこ?)」by 深海棲艦's

 

『我々の敵を根絶やしにせよ!目標、前方(適当)!死刑!執行!!』

 

深海棲艦たちが、次々と地上にいる人々に襲い掛かる。それはまさしく、殺戮の現場であり、血の惨劇であった。

 

その姿を見た人々は発狂したり失神したりする者が続出し、ある者、ただ黙々と歩き出す。立ったまま呆然とする。

 

「逃げろ!」

「死にたくない!」

「どけ!早く行け!」

「やめろ!押すな!」

「「うわあああああああ!!!」」

「なんだ!?」

「群衆雪崩だ!!」

「逃げろぉ!!!」

「く、くるじぃ……」

 

逃げ惑う無数の都民の中で倒れ込んだ者は群衆雪崩を引き起こし、周りを巻き込んで圧死する。

そして砲撃で死者生者関係なく吹き飛ばされる。

 

その地獄という言葉ですら表しきれないような惨状の中に、深海棲艦と祖国超兵がダメ押しと言わんばかりに突撃する。

 

もう、東京は完全に崩壊していた。この世の終わりのような風景だった。

 

そしてその地獄の中心にいるの人間たちは、逃げ続けた。死という絶対の運命から逃れるように。

 

「うおおお!」

「逃げろ!ジグザグだ!ジグザグ!」

「何やってんだ馬鹿野郎ぉ!!!」

「うわあああああ!!」

「もうこんなところに!!」

「クソがぁ!!」

 

そして死んでいった。道端で野垂れ死ぬ野良犬のように。

 

『フハハハハ、死ね!死ね!死ね!死ねぇ!!動いてる奴は皆殺しだぁ!』

 

坂本が狂気を帯びた声でそう言い放つ。

 

『いいぞ!これが俺の力だ!これが深海の力だ!死んだ人間だけがいい人間だ!ハハハ!』

 

そしてまた死んでいく。死体が増えていくだけだ。何も生まれず、何も進まない。ただ死体が積み上がってゆく。

 

とある姫級によると『地獄と言うのもおこがましい光景だ。これはまさに無間地獄、人間の終焉の地のようだった』とのことだ。

 

まさに終末。この世に生きるもの全てが消え失せてゆく地獄の如き光景。それが目の前にある現実なのだから……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だが、哀れな男(坂本)は知らなかった。この世には、()()()()()()()()()()()()()()()があることに。

 

 

 

 

 

 

 

 

後日談書きたいんですが、読みます?

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  • あったら読む
  • 好きにしろ
  • 読まない
  • どうでもいい
  • 蛇足だから書くな
  • 串本の白露の話を書け
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