【本編完結】転生したらブラック鎮守府の時雨だった話 改 作:chanhaya
その後、荻原の放送によって一週間の哨戒も任務もない完全な休みが知らされ、続けて着任の挨拶も含めた着任式(という名の前任追放記念パーティー)が行われることになった。
ちなみに会場は無駄にだだっ広い食堂である。
「(…予想以上にたくさん来たな…□□さんの鎮守府が終わってたのかこの鎮守府が変なのか…)」
荻原の先輩が着任した元ブラック鎮守府では着任の挨拶に顔を出した艦娘は半分以下だったと聞いていたが、まさかの勢ぞろいだった。
艦娘たちの視線は新任の提督に向いている。
その新たな提督を見る目には僅かながら憎悪や敵意が混じっていたがほとんどは疑心にあふれていた。
荻原は不思議に思った。彼女たちが受けた仕打ちを考えれば憎まれても仕方がないと言えるのに、敵意を見せる者がごく一部しかいないことに疑問を覚えた。
「…今夜は私のために集まってくれてありがとう。別に強制ではなかったんだが…これほど集まるとは思ってもいなかった。」
ひそひそと「これって強制じゃなかったの!?」とか「しー!聞こえたら狂犬に殺されるわよ!」とか聞こえた気がしたが多分気のせいだろう。時雨と初月がそっとほくそ笑んだ気がしたが、うん。きっと気のせいだ。悪い夢だ。忘れてしまえ。
「…私の名は荻原大輔。階級は少佐だ。これからお前たちを指揮することになった。今は疑心に満ちているかもしれないし、中には恨んでいる者もいるかもしれない。だが、私は前任がやったようにお前たちに不当な扱いをするつもりなど毛頭ない。私はこの鎮守府を日本一強くて笑顔のあふれる鎮守府するつもりだ。だが、私はまだ若輩だから目標を達成するにはお前たちの力が必要不可欠だ。どうか、お前たちの力を私に貸してほしい」
そう言って荻原は頭を下げ…数秒で上げた。さすがにシーンとしてジロジロ見られてるなか一人だけ頭を下げているのに羞恥心が耐えられなかったらしい。
「………………(やべえどうやって話題変えよう)」
そう悩んで荻原がとった行動は…
「(助けてシグレエル!)」
と目で時雨に訴えかけることだった。
side時雨
「(…………は?この後輩ふざけてんだろ、僕も前世から演説は苦手なんだよ)」
『ああ、だから初対面の時「今日からここの提督になったからよろしく~」としか言わなかったんだね』
「(ギクッ)」
『は~~~~~~~(クソデカため息)仕方ない、あの提督がかわいそうだから代わりに僕がやってあげるよ。ほら、体の主導権ちょうだい』
「(アッハイ)」
◇
「(助けてやるから頭を下げろ)」
そんな意志を時雨の目から感じた荻原はすごい勢いで頭を下げた。艦娘たちは怪訝な顔をしていたという。
「提督。頭を上げてください。貴方が頭を下げる理由がありますか?」
「提督。一言、こう言えばいいんです『私についてこい。そうすれば、素晴らしい景色を見せてやる』ってね。それだけで、僕たちはついていきますよ」
その声色には慈しみがこもっていたが、目は全く笑っていなかったという。
「「「(なんだこの三文芝居…)」」」
だいたいの艦娘たちはそう思ったが何も言わない。なぜなら時雨は鎮守府の絶対的強者なうえ、彼女のやることなすことは大体最適解なのだ。故に誰も何も言わない。
「(重圧から救ってくれて)ありがとな、時雨」
「うん。さあ、着任の挨拶の挨拶も終わったしご飯食べようか」
「ん?ああ、お前ら食っていいぞ~じゃんじゃん食え~」
二人の言葉に艦娘たちは次々と料理を取りはじめる。
『…パーフェクトだ。時雨』
「(ふふ、これくらい造作もないよ)」
『そろそろ主導権返してくれ。飯食いたい』
「(…断る)」
『冗談は史実の幸運エピソードだけにしろ』
「(だって提督いつもご飯食べてるじゃないか)」
『それとは話が別だろ!?』
そんな話をしながら時雨も料理を取った矢先…
ドカーン
ガラガラガッシャ-ン
「僕の唐揚げー!!!!」
時雨は爆発の衝撃で皿を落としてしまった!
「敵襲!敵襲です!!」
おまけ 第六駆逐隊を
「暁たちは行かないわよ!」
「怪しいのです!」
「今度の司令官はまともかもしれないよ」
「…どうしましょ」
「明日の太陽を拝みたかったら…」
チャッ
「い、行くわよ行けばいいんでしょ!」
大天使シグレエルこと嫁時雨ちゃんは超有能です。
転生時雨(駄天使時雨)にはもったいないくらいには。
後日談書きたいんですが、読みます?
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読むから書け
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あったら読む
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好きにしろ
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読まない
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どうでもいい
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蛇足だから書くな
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串本の白露の話を書け