鑑定とか言って千文字くらい使ってる小説見て思い付いた作品   作:たこ焼き太郎

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鑑定

「この中から好きなスキルを1つ選んで下さい」

 

異世界転生というやつだ。

目の前にスキルが大量に並んでいる。

勇者とか聖剣の使い手とか格好いい感じのスキルが沢山ある。

その中で俺はアレを見つけた。

そう。

異世界ものでは定番のアレ…そう、鑑定である。

 

「鑑定で」

「え?か、鑑定ですか?」

「鑑定で」

「ほ、本当にいいんですか?」

「鑑定で」

 

強いからって使わせないようにしたいんだろう。

俺はそんな手には乗らんぞ。

俺は鑑定で最強になるんだ。

フゥハハハハハッ。

 

「いえ…それが良いのなら別に構いませんが…」

 

 

 

 

 

起きたら森の中にいた。

とりあえず…

 

「鑑定ッ!」

 

─────────

説明 めっちゃ弱い。

─────────

…。

い、いやこれは自分に鑑定したからこうなったのかもしれん。

そうだ。

その筈だ。

ということでそこのゴブリン的なやつに失礼して…

──────────

説明 お前よりは強い。

──────────

 

「クソスキルじゃねぇか!」

 

あ、声に反応してゴブリンが走ってきた。

ヤバい。

逃げないと。

 

 

 

 

走ってたら城門的なやつに遭遇した。

衛兵っぽい感じの人に声をかけてみる。

 

「あの…。ここって入れたりします?」

「ギルドカードの提示を」

「…無いです」

「我々の付き添いがあればギルドカードを作ることができます」

「じゃあ…それお願いします」

 

どうやら結構簡単に入れるらしい。

これで何処にも入れないとかだったらヤバかった。

ギルドっぽい所に着くと職員と衛兵が話し始めた。

自分のことを目の前で話されるとソワソワしてしまう。

 

「ではこの水晶に手を当ててください」

 

どうやら話が終わったらしい。

鑑定はクソだったけどまだ定番の水晶が割れるイベントがまだ…

 

「はい。完了です。こちらがギルドカードとなります」

 

ありませんでした。

その後ギルドの説明を受けた俺は町をぶらぶらしてみることにした。

そうして適当に鑑定してみているとあるものを見つけた。

───────────────────

説明 昔の勇者が残したとされる壺。本物。

───────────────────

本物。

本物と書いてある。

ギルドのサービスには買い取りもあった筈だ。

なんかポケットに入っていたお金を全て使って買ってみた。

フハハハ。

やはり鑑定は素晴らしいスキルである。

早速ギルドに持っていこう。

 

「偽物ですね」

 

は?

いやいや鑑定に…

─────────────────

説明 やっぱり偽物だった。てへぺろ。

─────────────────

はああぁぁぁん!?

ふッざけんなよぉお前ぇ!?

 

「これ、いくらしたんです?」

「全財産です…」

「…」

 

穴があったら入りたい。

というか鑑定で最強になるってなんだよ。

鑑定だけで最強になれるわけ無いじゃん。

俺は馬鹿か。

 

「あの…トラブルの元になるので職員個人では禁止されているんですが…お金、貸しましょうか?」

 

女神がいた。

 

「いいんですか?」

「ええまあ。返すのは返せたらで構いませんので」

「ありがとうございます…」

 

女神どころじゃなかった。

────────────────

説明 お前には釣り合わん。諦めろ。

────────────────

うるせぇ。

使ってないのに勝手に出てきおった。

こいつ死なねぇかな。

 

「あの…質問なんですが、自分のスキルの削除とかってできるんですか?」

「できませんよ?というかわざわざ消す必要も無いと思いますが」

 

──────────────

説明 うぇーい。バーカバーカ。

──────────────




多分続かない
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