クソみたいな本を書いたら英霊になってた件   作:ユフたんマン

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話は進まない。短い。最後の方は何も考えてない。

マテリアルは次回か次々回。流石に戦闘シーンもないままマテリアルはどうかと思ったので。多分マテリアルも適当になるかも。


最終章 決着

地はうねるように震え、海は荒れ、大きな津波となり村を、町を、国を、星を呑み込み、火山は至る所で噴火し、火山灰が空を包み込む。

人は悲鳴を上げる間もなく消えていく。

何をするまでもなく消えていく。

抵抗することは出来ない自然の脅威。

まさにそれは天変地異であった。

 

「どうだ珍々丸よ…今、世界は生まれ変わる!!」

「星が…地球が…何故こんなことを…!!」

 

そんな地上の遥か上空、成層圏を超えた先、絶対零度の宇宙空間。

そこで二人の男が向かい合っていた。

 

「何故?愚問だな…私は新世界を創造したいだけ、しかし今の地上には新世界に相応しくない塵ばかり。

『浄化』だよ。この世界には不要なものが多すぎる。無からだ。1度、地球全てを無に返しッ!!

私が望む新世界ッ!『御珍々蘭土』を創造するッ!!」

 

男は血を吐きながら、愉悦の篭った声色で叫ぶ。

男の腹にはビームサーベル、精霊剣・天牙が突き刺さっており、既に息絶える寸前、それなのに彼は笑みを浮かべながら、自らの腹を天牙で貫く男、珍々丸に話し掛ける。

 

「私は死なないッ!!新世界が創造されれば私は神として昇格し蘇るッ!!私は選ばれし人間なのだッ!!」

 

ニヤリとより一層薄気味悪い笑みを浮かべる。

 

「私と共に来い、珍々丸。私の息子であるお前にはその資格がある…!」

 

その言葉を言い終わると男、江呂杉蘭光は絶命した。灰のように体がボロボロと崩れ去っていく。

宇宙空間に1人残された珍々丸。目の前には終わりゆく地球の姿。

珍々丸は自身の胸に手のひらを当て呟く。

 

「決して…この世界を終わらせはしない…新世界が何だ…神がなんだ…そんなもののために、今まで紡いだ掛け替えのない世界を終わらせる訳にはいかない…ッ!!」

 

決意と共に珍々丸の身体が輝き始める。

 

「世界を『復元』する…ッ!!」

 

全てを放出する。魔力、精神力、記憶、能力、ありとあらゆるものを使い世界を復元する。

すると、荒れ果てる直前だった地球はその動きを止める。そして巻き戻るように全てが動き出す。

地球は荒れた姿から時間が経つ事に、美しかった地球へと姿を激変していく。

 

「グフッ…!!」

 

しかしその代償は大きい。珍々丸の指先からドンドン崩れ去っていく。意識は朦朧とし、身体はまるで鉛が付いているように重い。あらゆる記憶や能力を使っている影響で、身体が負荷に耐えられず崩壊を始めていたのだ。

 

だがそれでも辞めない。愛すべき我が故郷を守るため、愛すべき人を守る為、全身全霊全てを使い果たす。

 

 

次の瞬間、珍々丸の身体を何かが包み込む。

 

「お前は…超運駒零式!?」

 

それは珍々丸が愛用していた機動兵器超運駒零式だった。既に珍々丸の父、江呂杉蘭光との戦いで大破し起動不可能の状態になっていたはずだった。主である珍々丸を助けるために、操者の意思ではなく、彼と共に戦場を駆け巡った超運駒零式自身の意思でここまで来たのだ。

 

「力を貸してくれるのか…?」

 

答えるかのように珍々丸の治療を始める。普段よりも回復の効きが早い。機体の全てを治療に回しているようだ。ボロボロに崩れた体も蘇っていく。

 

「こりゃいい、俺の身体は任せたぜ相棒」

 

身体の心配はもうしなくていい。珍々丸は超運駒零式を信じ、叫ぶ。吠える。

 

「うおおおおぉぉぉおおおおッ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

世界が再び廻り始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうして珍々丸はこの世界を救った。全ての能力と相棒である超運駒零式を犠牲にして。

 

 

友よ、ありがとう

 

父よ、さようなら

 

そして、再び動き始めた世界に

 

 

 

おめでとう




御珍々蘭土閉園

マテリアルにセリフ的なのいる?

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