怪人開発部臨時研究員のジャグラスさん   作:八ツ橋ムシャムシャくん

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戦闘シーンがありますが、初めて書いたので下手かもしれませんが、
温かい目で見てください。

補足ですが、
「」が喋っている
『』()が心の声となっています


初戦闘~ファーストコンタクト~

 ジャグラーと剣神ブレイダーの戦いが始まる数分前、

 とある場所でもう一つジャグラーのエネルギーを感知した者達がいた。

 

「メギストス様! エリアZ-G-14にて未確認の闇のエネルギーが感知されました!」

「何? 本当か?」

 

 彼の名はメギストス。秘密結社アガスティアの最高幹部にして「絶対零度参謀」という異名を持ち、多くのカリスマ性を兼ね備え事実上組織の運営決定権を持つ存在だ。

 そんな彼が見回りでオペレータールームに来たところ、偶然ジャグラーの闇のエネルギー反応が感知されたのだ。

「その闇エネルギーから所属組織などの詳細を割り出せ」

 

「はい! 、!? 判別不能! 所属組織不明のアンノウンです!」

「何?」

『ソロで闘う怪人か? なんにしろ野放しには出来んな』

「諜報員を派遣してその怪人を観察せよ!」

 

「ダメです! 諜報部隊でこの距離ですとおそらく間に合いません!」

「ならば周辺にいる組織の一員を探し出せ!」

「了解です!」

 

「いました! 距離670mにアガスティア怪人開発部開発助手の黒井津澄香さんがいます!」

『なるほど。黒井津君なら任せられるな、』

「よし、黒井津君と繋いでくれ。私直々に交渉する」

「分かりました!」

 ─────────────────────────────────

 黒井津side

「はぁ、今日も疲れたぁ、」

(まだ時間はあるけどあと四日で新作怪人のコンペがなぁ、)

「まぁ、今日は休んで明日も頑張りますかぁ!」

 そう黒井津は考えていると社用のスマートフォンが鳴った

「ん? 社用のスマホから電話? しかもオペレータールームから?」

 不思議に思いながら黒井津は電話に出る。

「もしもし? 黒井津です」

『あぁ、勤務時間外にすまない。メギストスだ』

(!? な、なんでメギストス様がオペレータールームから電話が!?)

『突然急にすまない。だが君に命令したい』

「な、何でございましょうか?」

『実はその場所から約600m地点の場所に所属組織不明のアンノウンの怪人が出現した』

「はぁ、それでそのアンノウンと私に何の関係が?」

『我々としてもこの存在を見過ごす訳に行かない。そこで君にアンノウンについて偵察してほしい』

「、、それでしたら私ではなくうちの諜報部隊に任せたらいいのでは?」

『無論、私も考えたがそこからだと間に合わないのだ』

『勿論、時間外労働手当も出そう』

「、、分かりました。方角は?」

『東の空き地だ。では今から開始とする。終了はこちらに映像を送るまでだ。健闘を祈る』

「了解でーす」

(はぁ、流石にメギストス様の命令に背いたら幹部への道も遠のくからなぁ、)

「さて、確か東に600mだったかな」

 上司の命令には逆らえない黒井津さんはアンノウン(ジャグラー)の元へ向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 ──────────────────────────────────

 さて場面は打って変わって前回の終わり部分へ

「お前か! 闇のエネルギーを放っていたのは!」

「あぁ、ちょっとした暇つぶしでねぇ、ちと手合わせ願おうか!」

 ブレイダーとジャグラーは数秒睨み合い、先に動き始めたのはブレイダーだった。

「はああああああああ!」

 ガキィン!!! 

 ブレイダーが大きく振りかぶったバスターブレイドをジャグラーは蛇心剣で受け止めた

「何!?」

「ふっ、舐めてかかったら痛い目見るぜぇ!」

 ジャグラーはブレイダーが剣ではじき返されてよろめく瞬間を逃さず、

蛇心剣で追い打ちを掛ける

「ふっ!」

「!? はぁっ!」

 だがそこは剣神ブレイダー、ジャグラーの剣捌きを紙一重で躱した

「ふぅ! やるねぇ!」

「まだまだぁ!」

 ブレイダーはジャグラーの反撃の隙を与えずに攻撃をすることを試みるが、

 どれも決定打にならず、ましてや自分の想定の上を行く行動で躱し、反撃してくる

「クッ! 何て手強い怪人だ! これまでのアガスティアの怪人達とは一味も二味も違う!」

「ん? アガスティア? アガスティア、アガスティア、」

「あぁ!! あのアガスティアか!」

 ジャグラーは身に覚えのない単語を言われ、一瞬何のことかさっぱりだったが、

 先程ネカフェで調べたブレイダーの敵対組織の名前だと思い出した。

「どういうことだ?お前はアガスティアの怪人じゃないのか!?」

「あぁ、俺はお前さんと遊びたかっただけだ。言っただろ、暇つぶしだって」

「チッ! お前が誰であろうと平和の邪魔をするなら誰であっても許さない!」

「ヒューッ! 正義の味方らしいお言葉頂きました!」

「、、、だったらその言葉が戯れ言じゃねぇことを本気で示せ」

「!?」

『雰囲気が変わった! さっきまでなかったプレッシャーがこんなに強く!』

『さて、お遊びはここまでだ。こっから分析といくか』

 そう、ジャグラーの目的は剣神ブレイダーの戦力分析である

 戦闘スタイルなどは分かったが、必殺技や未だ見せない遠距離武装の存在が不確かだ。

「クッ!」

「ん? 今ので怖気づいたのかぁ? なら今度はこっちから行くぞぉ!」

「!? 俺は負けない!」

 ジャグラーは縮地でブレイダーに近づいて蛇心剣を振りかざす

「ハァ!」

 一瞬ジャグラーの速さに遅れたブレイダーだったが、なんとかバスターブレイドで防ぐ

『さっきまでとは違う! 本気だ!』

 蛇心剣とバスターブレイドの鍔迫り合いが続いたが、

「クッ、ウリャァ!」

 ブレイダーは鍔迫り合いを押し勝ち、そのまま押し切ろうとする

 だが、

「フッ!」

「なっ!?」

 ジャグラーは押し負けた瞬間、バックステップを踏み、さらにブレイダーの力を利用して

 距離を大幅に取ることに成功した。

「どうした、今度はそっちから来いよ」

「言われなくとも!」

ブレイダーはジャグラーめがけて突撃してくる

『、、なるほどねぇ』

今ので疑問から確証に変わった。

おそらくブレイダーは銃などの武器は所持しておらず、バスターソード一本で闘っているのだ。

『てことはブレイダーは近距離パワー型、、ハルキのベータスマッシュに太刀を持たせた感じか、』

「戦いの途中で考え事とは随分余裕だ、なァ!」

「!、ハァ!ッと、これも強者の余裕ってやつだ。」

ジャグラーはブレイダーの攻撃を受け流しつつ、バックステップで距離を取りつつ、

腕から放つ光弾で牽制する

「この程度の攻撃で!」

ブレイダーは光弾をバスターブレイドで叩き切ったりして攻撃を防ぐ。

「今度はこっちの番だ!これで決める!」

「!ほぉう」

そう言ったブレイダーはエネルギーをチャージして明らかに大技を決めるモーションに入った

そして

「ブレイダーーーーークラーーーーッシュッッ!!!」

剣神ブレイダーの必殺技「ブレイダーークラッシュ」。

全身からエネルギーを溜め、そのエネルギーをバスターブレイドに全てを注ぎ、相手に喰らわせる。

これを受けて敗北していった怪人は数知れず、、

「はああああああああ!」

「ニヤリ」

 ジャグラーはブレイダークラッシュを蛇心剣で受け、そのまま大爆発を起こした。

『手強い相手だったが手応えはあった!』

そして爆風が止み、そこにあったのは

 

 

 

 

 

 

無傷のジャグラス・ジャグラーが立っていた。

「なっ!?」

今までブレイダークラッシュを受けて耐えてきた怪人達は覚えているが、

それでも大破やボロボロになっていたりしたが、さすがに無傷は記憶になかった。

「嘘、、だろ!」

「ほぅ、これがお前の必殺技か、いいサンプルが取れたよ」

「クッ、お前は一体何者なんだ!」

「、、ただの風来坊さ。ただ名前ぐらいは教えてやる。

       後でトゲトゲ星人なんて呼ばれたら堪ったもんじゃねえからな

「俺の名前はジャグラス・ジャグラー。いつかお前の首を取るかもしれない男だ。」

「それじゃあまたどこかで会おうぜ、じゃあなぁ」

「!?待て!」

そう言い残し、ジャグラーは黒いオーラのようなものに包まれて一瞬でその場から消えた

「結局、何が目的だったんだ?」

疑問点を考えながらブレイダーは付近のパトロールを行い、

特になかったのでブレイダーは変身解除し、佐田巻 健司となり、帰路へ向かった。

『今日戦ったアイツ、ジャグラス・ジャグラーと言ってたな、正直言って完全に劣勢だったし、相手はおそらく100%の力を出してない。』

『、、、もしアイツが本気を出して負けたら、、、』

「ッ!弱気になるな!俺!相手が強かったからどうした!相手が強かったらこっちも強くなればいいだけだ!」

 

そうして剣神ブレイダー、またの名を「佐田巻 健司」は新たな強大な敵に立ち向かうべく、

強くなることを心に刻み、成長することを誓ったのである!

 

 

 

 

 

 

 

 

 ──────────────────────────────────

「はい、以上が剣神ブレイダーとアンノウンとの戦闘映像となります。」

『、、、ふむ、確かに映っているな、よくやってくれたね黒井津君。助かったよ。』

「いえいえ、あくまで任務に従っただけですよ。」

『、さて、このアンノウンを黒井津君はどう見る。』

「、、、はっきり言って今まで作ってきた怪人達とはレベルが違うと感じました。」

『やはり君も同じ考えか。だが「あの」なんだい、黒井津君』

「あぁ、すみません、話しを区切ってしまって、これは私の感想なので一意見として聞いてください。」

「いいだろう、ぜひ聞かせてくれ。」

「ありがとうございます。まず、今回剣神ブレイダーと戦ったアンノウンですが、おそらく総合的に見てアガスティアの大幹部と同様、またはそれ以上の戦闘能力を持っていると思われます。」

『、、なるほど、前線での戦闘経験や大幹部と渡り合う君が言うとなると相当な評価だな』

「はい、しかも彼はまだなにか底知れぬ力を隠し持ってるとも感じられました。」

「つまり、本気の力を出していないと」

「はい、その通りです。」

「だが、それでも不自然だ。」

「何がでしょうか?」

「まず我らの宿敵である剣神ブレイダーを圧倒する力を持っているのにも関わらず、

なぜ彼はアンノウンだったのだろうか?」

「!?確かに、それほどの力があれば、どこかに所属しなくても噂にはなるはず!」

「とりあえず、彼を手放しにする訳にはいかない。何としてでも彼を我らの支柱に納める、もしくは協力してもらうか、最悪の場合はお互いに干渉し合わない方向で考えている。」

「そ、そこまでですか!?」

「一歩間違えれば我々が危ない、

そして君も感じたように彼は完全な力を見せていない上に彼の考えていることが分からない。」

「なるほど、確かにそうですね。」

「一先ずはここで終わりだ、後日行う予定だった新作怪人会議はとりあえず、中止だ。

今回のアンノウンに関して大幹部と話し合う予定だ。黒井津君には実際に立ち会った感想等を話してもらう。新作怪人案は次回に持ち越してくれると幸いだ。それでは。」

そう言い、メギストス様側から電話が切られ、黒井津さんは茫然としていた。

その理由は

 

 

「いいいいいいいいいよしゃあああああああああああ!」

そう、新作怪人コンペが延期となったことだ。

正直、今回も予算に悩まされ、全然進んでいなかったので九死に一生を得たのだ。

まぁ、大幹部達の前に立つことは免れないが、今回は自分の主観で話せばいいので会議より楽なのだ。

 

 

だが、黒井津さんは知らない。

 

後にこのアンノウンが事実上の上司になることを、、、




はい、剣神ブレイダーとジャグラス・ジャグラーの初戦闘でした。

ジャグラーはブレイダーの攻撃をわざと押し負けて距離を取ったシーンは
ゲーム「プリンセスコネクト!Re:Dive」第01章 謎の少女と記憶の鍵より
シズルお姉ちゃんがマコトの攻撃を利用して距離を取ったシーンを参考としました。
分かった方はいましたか?

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それでは次回をお楽しみに!
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