努力家は転生後もモンハンを愛す   作:ユーザーです。

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序章 リムル転生前プロローグ
0話 プロローグ


 死という物は突然やってくるもんだ

 

 〝現実は小説より奇なり〟

 

 その言葉が当てはまる。

 

 

 死因は狂った社畜による会社へのテロ行為・・・にビビった市民が逃げるのに巻き込まれ踏まれ死亡

 

 身体は20代後半で多少老いてきているが、まだスポーツ選手並みに動ける。

 

 

 が、動けなかった。

 

 ぶつかられて転びそのまま踏まれ手足は骨折し立ち上がる事が出来なかった。

 

 

 走馬灯がよぎった

 

 昔、まだ小学二年生だったオレは〝モンスターハンター〟というゲームに惚れた。

 

 そこから小四までゲームに、理科で生物について習ったとき、歴史について習ったときに、次は世界観に惚れた。

 

 小六まではハンターの様に動けるように、ランニングなどの軽い運動と少し野球を。

 

 中学で今までのに加え武術や理科の生物学、地理学、地理、プログラム、音楽などの勉強を軽く4:3くらいの割合で、残りの3割をゲームへと。

 

 高校では音楽を中心に個人的に理科の学習と武術等の運動を4:4の割合で。残り2割をゲームへと。ゲームの時間は確実に短くなっていたが、それでも1日2~3時間出来ていた。

 

 大学で個人的に勉強していた生物や地力の自然について学べる大学へ推薦抜きで合格を勝ち取った。高校の先生は「無茶だ!!」と言ってたが両親がオレの努力を見ていてくれるお陰で志望校へ受験出来た。この頃は勉強5割残り5割をゲームへと費やせた。

 

 卒業してからまた今までの勉強の復習を親には悪いが巣立ちせずに一年やった。また、もう一年でいろんな資格や免許を取った。音楽関連の物や生物関連の物、日常的にやってた料理の物も取った。

 ちなみに料理をやりだしたのは、アイルーキッチンを知ったからだ。料理をやりたいと言ったときは、断られ家事の手伝い程度だったが、家庭科をやってから料理の手伝いもした。中学からはオレ一人で家事をやっていたりした。

 

 この二年は惜しくもモンハンを出来なかった。次の年から就職して、仕事5割ゲーム4割残り1割が親しいレストランでの料理の手伝いだった。レストランと言っても小さい物で基本常連客ばかりだったためオレの試作料理の提供も許されていた。

 

 いっぱい努力をして来た。『ハンターのように強く。拠点の人々みたいなことを一人でやれるように。』

 

 

 ハンターみたく強くなるなんて無理だった。

 オレは拠点で働いてるキャラクター止まりだった。

 

 虚しかった。

 今まで勉強して来たのは何の役にもまだ立っていない。

 

「せめて、何かの役に立ちたかった...」

 

 自然と言葉が漏れてた。

 

「モンスターみたく自然の中で自由に生きたかった。)

 

 次の言葉は最後まで喋る事が出来ず途中で心の声になった。

 

 (誰かが聞いてくれてたらな…)

 

 こんな思想も出てきた。

 

「じゃあさ、ボクの世界を作る手伝いをしてくれないかな?」

 

 ッ!

 

「誰ッ!?」

 

 言葉が・・・!?話せる?

 

「ごめんよ驚かせちゃって。ボクはヴェルダナーヴァ。この世界の言葉で言うなら創造神って所かな?」

 

「神・・・なら、オレのことなんか聞かずに自分の好きなように世界を創造すればいいんじゃないか?いや、ですか?」

 

「敬語はいらないよ。ん~、確かに出来るけどボクは君に惹かれたんだ。あんな結末、見るに耐えない。」

 

「神様に同情してもらえるなんてありがたい限りけど惹かれたなんて一体何に惹かれたんですか?」

 

 微かにヴェルダナーヴァが笑ったように見えるとても感動してるのか興奮してるのか。

 

「ボクはね、初めて見たよ。」

 

「?一体何を見たと...?」

 

「この世界で、能力(スキル)を手に入れる人間をだよ!」

 

「能力...どんな能力を──」

 

努力者(ツトメルモノ)。君の今までの努力結晶だよ。」

 

「あっ」

 

 自分が震えてるのに気づく。悲しんでるはずがない。感動だ。喜び。嬉しさの余り発散場所がなく震える結果になったのだろう。

 

「今のボクは全知全能なんだけど、何かを創ったらそれは失われてしまうんだ。だから、今まで学んできたことを使ってボクを手伝ってくれないかな?」

 

「・・・・・・」

 

「今まで君が学んできた事をボクの役に立ててくれないかな?一緒に世界を創ってくれないかな?」

 

役に...

 

役...

 

「役に立ててくれないかなんて、オレの遺言を叶えてくれる最高の言葉じゃないかっ」

 

 今身体がどうなってるかわからないがきっと泣いてると思う。

 

「ありがたく、あなたの、ヴェルダナーヴァ様の役に立たせていただきたいと思います。」

 

「敬語はいらないって。ボク達は同士として友として対等な関係でありたいな。」

 

「わかった。同じ同士、友としてっか。」

 

「ずっと『君』って呼ぶ訳にはいかないから新しい名前をあげようと思う。」

 

「名前なら日本での名前を...」

 

「こっちの世界ではね、名付けには大きな意味があるんだよ。そうだな、『フェダルーツ』なんてどうかな?」

 

「フェダルーツ...いい。なありがとうヴェルダナーヴァ。構想はもう出来てるから広さとかの制限を教えてくれ。」

 

「制限か、わかった。頼もしい限りだ。」

 




簡単な転生時のステータス

名前、フェダルーツ

種族、竜人族

ユニークスキル

 『努力者』
 努力する事で必ずステータスアップが望める。試行錯誤の回数が多ければ多いほど成功確率もアップする。ただし100%にはならない。
 才能という才能が全て無くなる。今まで開花した才能も含める。

 『牙獣竜』(モンスター)
 フェダルーツが転生時に手に入れた能力。
 古龍を除く全ての鳥竜種、両生種、牙竜種、牙獣種、海竜種、海獣種、飛竜種など小型モンスターにも変身、能力を使用する事が出来る。何体か同時に変身また能力の使用は器に収まるもののみ使用可能。


 名前の由来

 モンハンに登場するミラボレアスの英語表記fatalis(フェタレス)からフェタを、創造と言うことでモンハンの祖龍ミラボレアスのプレイヤーがつけた名前からルーツ、禁忌の要素を入れたかったからタブーからタと濁点でダーこれを組み合わせて『フェダールーツ』。ダの後のーはない方が呼びやすいから『フェダルーツ』と言った感じです。
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