努力家は転生後もモンハンを愛す   作:ユーザーです。

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 今回もストーリー進捗は少ないです。

 今回でこの章は終わりです。
 次回からシズさんの章に入ります。


10話 スターター国への帰還

 かちゃかちゃがしゃと金属同士がぶつかる音がする。

 

 人が住む所は整備してるが、フィールドはほとんど整備していない。

 

 そのため土の上を歩いており「サッサッ」と足音が聞こえるが、歩く集団の装備の音でかき消される。

 

 

 大移動する事なく、少し歩けば壁が見えてくる。

 

 城壁のような壁が街全体を包んでいる。

 

 

 設計者だからこそ言えることだが、街の奥に建つ城には壁の中に入っておらず、変わりにモンハンの旧砦をベースとした砦を建設している。旧砦と戦闘フィールドのシュレイドを混ぜ合わせたような造りをしている。

 

 また少し歩けばドンドルマへ入る門が見えてくる。

 

「・・・・・・あぁ、フェダルーツ様ですね。初めまして。今日の門番担当のシヴァークです。ランディル様がフェダルーツ様の帰りをまだかまだかと待っていましたよ。教会におられると思うので行ってあげてください。」

 

「教会なんて建てたのかよ。」

 

「はい。他国からきた教徒が教会を建てるべきだと何度も言ってきたためうるさいから建ててやろうとなったようです。

 役に立たないと思われてましたが4000年前の方々などの形として上層部の人たちが会議する場所となりました。」

 

「他国の教徒ね。まぁ、教会建てるくらい出費そんなないだろうし大丈夫か。」

 

「教会はシュレイド城への通路にあります。ま、行っていただければわかると思いますよ。」

 

 軽く礼をして教会に行ってみる。

 オレがいたときは教会もなかったし門番もいなかった。門番をつけるようにしたのはさっきの会話にもあった他国が関わってるんだろう。教徒じゃなくても国に入ってこれるはずだ。

 理由は馬鹿らしいがオレがまともに法律的なのをつくらなかったからだ。

 ただ、それが意外といい効果を発揮したらしい。民を縛らずとも悪事をさせず、支配する程の力がある、と。

 

 そんじょそこらの国より力はあると思ってるが支配なんて壮大な事はしてない。

 

 

 なんて思ってたら教会であろう場所に着いた。

 

 建物の素材は鱗石(りんせき)が使われてる。鱗石はこの辺で採れる鉱石とモンスターの鱗を混ぜ合わせたものだ。鱗石の価値は混ぜた鉱石によって変わってくる。

 

 魔素と龍気が少し染みた一般的な鉱石。魔素が多く龍気が少し染みたこの地域では珍しい鉱石。魔素が少し龍気が多く染みた珍しく魔素が多く染みてるより硬い鉱石。龍気100%の希少な鉱石。

 

 ここのは最初はどうだったであれ今は純度100%まで染み込んでいる。

 

 入り口には一つ紋章がある。

 ざっくり解説すれば咆哮するリオレウスに立ち向かうハンターだな。

 

 中に入って最初に目に入るのは日の光が差す祭壇のような場所だ。そこには地面に刺さる剣と一つの立派な角、立派な角を支える一人の青年だ。

 

 普通は青年をオレのことだと思うだろうがそんな事はない。

 あれは相当前にオレが話した事のオマージュだと思う。

 『ココットの英雄伝説』はモンハンプレイヤーなら一度は聞いたことがあるくらい有名な話だ。青年はココットの英雄、剣はココットの英雄が使っていたヒーローブレイド、青年が支える角はココットの英雄が死闘を繰り広げたモノブロスの角だろう。

 

 

 ここの神はオレ。だけど祀られてるのはモンハン。

 

 的な感じか?まぁ、オレとしてはそんな感じだな。

 

 

「おぉ、フェダルーツ!!よく戻ってきたなぁ~。」

 

「当然。そう簡単にやられるやよ。」

 

「そう言ってもな、ルドラはあれでも〝勇者〟なんだ。あの頃の俺たちにはフェダルーツの力を測る事もルドラの力を測る事も出来なかったんだ。俺たちみんなそうでもしかして消滅なんてしてるんじゃないかと・・・・・・」

 

「勇者の肩書きってのはやっぱすごいな。」

 

 今オレは「肩書き」と言ったけどルドラは肩書きだけじゃない。

 ちゃんと実力もある。技術はオレを上回るほどだ。技術をちゃんと磨いてきたけど、どの道スキルがないと生きていけない。

 

 4000年前のルドラとの決戦の時、古龍たちを他の奴らに渡していた。今まで技術を磨いてきたと思ってたけど勝てなかった。

 

 あると思ってた技術はそこまでなく、結局スキル(モンスター)に頼ってる野郎だった。

 

「他のX()四天王はいるか?」

 

「マグナだけいないな。多分西方諸国に喧嘩売りに行ってると思うぞ。」

 

「国相手に喧嘩かよ・・・・・・まぁ、いいや。アイツなら大丈夫だろ。」

 

「だな。西方はレベルが低いしな。聖騎士長様が出てきて聖人にでもなればマグナもまだ楽しめるだろうけどな。」

 

「結構レベル低いのね。可能性が一人だけなんて。」

 

「俺たちはフェダルーツが来たからな。そんじょそこらの国とは比べ物にならないさ。

 今、別の奴の手助けしてるんだよな?俺が伝えとくからモンスター回収していいぞ。」

 

 そりゃありがたい。

 

「ありがとな。そうだ、オレのスキルの利用方法を考えてたら特秘の念話回線を繋げれそだから次きたときは繋げられるようにしとくわ。」

 

 〝特秘念話〟とでも呼ぼうか。

 オレのスキル+魂の繋がりを利用して念話を行う。

 

 ただ弱点としては魂の繋がりさいあれば誰でも介入できてしまう。

 これは、まぁ、改良点だな。

 

 まだ試したわけじゃないから案外なんとかなるかもしれない。




・X・・・X Factor(エックスファクター)未知の要素、未知の人物から由来(ということに)しました。実際はX四天王からですが「主人公がモンハンオタクだから」もアリですが、自分としては名前から特徴などがわかるようにしたいのでまだよくわかってない存在ってことで未知の人物の頭文字という事にしました。

 スキルに関する後付け設定です。
 フェダルーツは物質世界である元々の世界(この世界でもいいですがフェダルーツはいないと思うのでパラレルワールドとして考えています。)で生命エネルギーを使って努力者を獲得しています。
 つまり、フェルの寿命は少ないです。今現在はもう尽きてます。しかし、牙獣竜(モンスター)や魔物之王のモンスターたちが持つ生命エネルギーによって生きています。モンスターを多く渡してしまえば生命エネルギーの供給が少なくなりフェルは弱体化し能力が減るという意味でも弱体化します。
 設定的には竜種といってもいいですが魂はモンスターたちによって常に痛みを負っており、身体は寿命によってモンスターがいないと生きていけない。ハイリスク・ハイリターンですね。
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