努力家は転生後もモンハンを愛す   作:ユーザーです。

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 今回はいくつかの場面でどんなことが起ころうとしてますよ。的な話です。

 そして正直に言うとこれは文字数稼ぎみたいなものです。

 オークロードを取り込むのはリムルが魔王化するのに必須事項。なのでここのストーリーは下手に動かすことができないんです。

 つまり、ほとんどストーリーを変えるところがない=主人公の出番がない=原作と同じ内容、って感じなんです。

 別の魔王種に当たる敵を出すことも考えたんですが、時間軸とかストーリー的にやりにくいので原作のままごり押すことにしました。

 そのためカットするシーンが多くなります。申し訳ないです。

 長くなりました。それでは、本編どうぞ!



22話 始まりし戦いの火蓋

 

 オレがのんびりしていた内にリムルの方針は決まったらしい。

 

 慈悲深き、魔物を統べる主は部下の悲願を聞き入れオークロードを討伐する事を決めた。かっこいいストーリーじゃないか。うんうん。

 

 パラパラと小雨ではあるが雨が降っている。雷雲っぽいのは不吉だが、リザードマンにとっては有り難い天気だろう。

 

 きっと縄張り争い日和なんだな。

 

 

 ・・・・・・

 

 ・・・

 

 

 雨の降る森の中に謎の男がいる。赤いマントを身に纏っている男は何かを見ているようだ。

 

「オレは・・・動く時じゃない。」

 

 ぽつりと一滴の雨と同じほどの音が紡がれる。

 

「世界は動き始めたというのに・・・」

 

 ただただ残念そうに深紅の瞳を閉じる。肩に届くほどの山吹色の髪から雨滴が落ちる───

 

 ドォーーーンと、彼のいたところが爆発する。

 

 爆炎が晴れたところにはもう一人、短剣を構えている男がいた。

 

「シェリー、こんな所に油を売りに来たのか?」

 

「俺はもうシェリーじゃねーぞ。」

 

「あぁ、オー()だったか。」

 

「オー()だ。時差ボケでもしたか?」

 

 旧友とはまた違ったような会話が行われる。

 

 そして再び火花のようなものが散ったことで戦いが始まる。

 

 

 ・・・・・・

 

 ・・・

 

 

 森の中を歩く鬼がいる。

 

 顔にはしわの代わりにいくつかの傷が入っている。歴戦の証にも見えるが、若き頃に父親と修行をしていたときに付けられた傷だ。

 

 手入れされたサンタのような髭は唯一の癒やしといえるだろう。が、それを良しとしない覇気を発している。

 

 当然だ。彼は鬼と言っても鬼王の血筋なのだから。

 

 鬼王には鬼の特徴的な部位である角がないが、彼にはある。鬼王が鬼と称される所以は強さもあるが、覚醒したときに角が現れるからである。

 

 覚醒とは鬼王の力を使うこと。普段は表に現れない力だから覚醒なんて呼ばれている。

 

 これが何を表すのか。それは戦闘態勢ということだ。

 

 鬼王の力として主に上げられるのは炎と雷を操る力、空間操作がある。

 

 彼が今纏っている紫の雷と別に淡い金の雷が静電気のように発生している。

 

 彼らが接触したとき、雷鳴の咆哮と共に戦いが始まる。

 

 

 ・・・・・・

 

 ・・・

 

 

「・・・・・・聞いてたよな?キヨコ。」

 

「はい。とうとうこのときが来ましたね。」

 

「あぁ、新たな鬼王は最悪また紡げば良いと思っていた。だが、(みかど)はどうにもならんからな。」

 

「ジュラの森にて別勢力の拡大を計っている。今までになかった行動ですね。」

 

「・・・考えている通りであろうよ。次のステップへと移っている。」

 

 世界が震えている。

 

 世界が彼の感情に共鳴しているのであろうか?であるならば、これは武者震いあるいは祝福であろう。

 

 トントンッ!と、入り口からノック音が聞こえる。

 

「ん?よいぞ、入れ。」

 

「ハッ!失礼します!砦より連絡です!!」

 

「あぁ、アトラル・カのことか?討伐できたのだな。恩賞であれば同行させた奉家の者の評価と上官の評価を見て払う。」

 

「いえ!討伐には成功したのですが、その報告ではございません!!」

 

「・・・わざわざ報告する程度じゃないとは思っていたが他に何かあったのか?」

 

「砦に・・・鬼狼(きろう)と名乗る者が現れたとのことです!」

 

「エマンヤか・・・面倒だ。我が殺しに行く。」

 

「し、しかし・・・」

 

「ロイド・クラリスト。」

 

「ッ!」

 

 部屋が覇気によって悲鳴を上げている。その音は世界が上げていると思うほどに大きい。

 

 その圧は殺気ではなく、王の威厳ともいうべきものだ。

 

「世界は、時は・・・再び動こうとしている。なのになぜ、我だけが時を止め続けることを赦されるものか。そんなわけ、あるはずがないだろう!!」

 

「・・・・・・」

 

「我は往くぞ。」

 

 部屋ては足音だけが聞こえる。

 

 まるで、世界の時計が再び動き始めたかのように・・・・・・

 

 

 ・・・・・・

 

 ・・・

 

 

 オークとリザードマンの戦いが始まっている。

 

 戦いの規模ならば小さいが、いとも容易く生命(いのち)が散る光景は、常人には見るに堪えないだろう。

 

 肌身離さず持っている水晶のような鉱石のような物に触れる。

 

 これはヴェルダナーヴァの生命力の塊だ。

 

 せめてもの思いで回収したものだ。

 

 ・・・戦国時代の頃、ザビエルは日本に布教しに来たときこんな質問をされたらしい。「神が全能なら、なぜ悪い存在が生まれたのか?」と。

 

 答えは簡単だ。『好奇心』だろう。

 

 ヴェルダナーヴァも元は全能な存在のはずだ。ならば、この結果は予想できたはずだ。

 

 だからこそ、オレをそばに置いていたのに・・・・・・

 

 

 はぁ、今回はやることがほとんどないからな。オレにはなんにもできないのに・・・なんでオレに・・・・・・

 

 この雨は感傷に浸っているオレの感情でも表してるんだようか?

 

 だとしたら接続が強すぎるな。

 

 荷が重いぜ。なんでオレを管理者にしたんだよ・・・





 一応時間軸的には最初のフェルのセリフ、キヨコとロイドの名前が出たやつ、オーグと鬼のが同じくらい、最後のフェルのセリフって流れです。

 ついでに、キヨコとロイドので出てきてたのは今の鬼王です。

 んー、今話したいことは前書きで書いちゃったのでこんなもんですかね。

 読んで下さりありがとうございました。
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