努力家は転生後もモンハンを愛す   作:ユーザーです。

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 この話では日本人の漢字の名前を登場させたんですが、最初は漢字で書いて、今後はカタカナで書くって感じにします。

 元々はもっと短い予想でしたが短すぎたので雑談多めにしたらかなり多くなりました。

 内容がわかりにくくなってしまいました。なので後書きに今回の伝えたいことだけ書いときます。


24話 人の国家と伝統を守るために・・・

 

「何故お前だったんだ?」「怖がらないで。私は───」「哀れね。愛情に血なんて関係ないでしょう。」「わかってる・・・わよね。あなたは賢いから・・・」「賢さだけでは経験というものは埋まらぬものなのだよ。おっと、俺は叔父の子に対して教育をしないようにしていたんだがな。」「私は・・・味方だから・・・」「疫病神がよォ!お前が来てから俺への報酬が減ったんだよッ!!」「また来たのか?もう、うんざりだ。死ぬ前に面会か?血の遠い腹違いの兄弟と仲良くする気はないんだよ。」「ごめんよ、これが社会なんだ。一番血と遠い存在に見える中央の方が前線と同じくらい血に染まってるんだよ。」「申し訳ない・・・国家としての形をとっているため下手なことはできないんだ。道徳と言う名の法を語ってるせいで・・・」「お前、オレの輪の中に入らないか?」「なかなか面白いことをしたな。吸収された国家であるにも関わらず国としての政治を許されてる国ね。」

 

 

「我は位を降りる。」

 

「陛下ッ!?陛下ならばまだッ!!」

 

「これは人の国家さ。もうじきこの肉体に与えられた生命力が尽きる頃合いだ。」

 

 

 ・・・・・・

 

 ・・・

 

 

「何を考えているんですか?」

 

「顔に出ていたか?なに、少し昔を思い出していただけさ。それより、お前は付いて来なくてよかったんだぞ?」

 

「私には陛下の安全を守る任がありますから。」

 

「もうちょっとゆる~く行こうぜ?繋がりで言えば親戚みたいなもんだろ?」

 

「祖父の腹違いの王子が貴族の娘と結婚し分家となり5代挟んで産まれたので血は薄くなってるでしょうね。」

 

「言葉は変だが、分家の中では本家の血筋だろ?男系を守ってきた家のな。」

 

「ならば何ですか?近親相姦とでも言うんですか?」

 

「あの頃にしては離れていた方だろ。」

 

 ここまで長く話しすぎたから解説をしておこう。聖子(キヨコ)は我の妻だ。子をなした時はスターターの政策に寄り添っていなかった時期だから特に問題はない。うん。

 

「陛下ッ!!お待ちしておりました!」

 

義隆(ヨシタカ)か。現状は?」

 

 ヨシタカも奉家の一人だ。そもそも奉家はいくつかあって、キヨコの推暦宮家(すいれきのみやけ)、現在の司宮家(じぐうけ)だ。次にヨシタカの八条家、九条家、近衛家、天津家(あまつけ)、中御門家、吉野家(よしのけ)がある。

 

 今はこのくらいでいいだろ。奉家の認識としては鬼王の側近と考えといていい。

 

「ハッ!現在鬼狼と交戦中。ただ、その人物が・・・」

 

「どうせ、尊仁(タカヒト)だろ───」

 

長蘇神宮(ちょうそがみのみや)明彦(あきひこ)・・・」

 

「その名前で呼ぶなよ。そういうとこだ。スターターに吸収されたのに自治権は保持している。だからこそ、せめてもの思いで伝統は守らなきゃいけないんだ。」

 

「保守的な思考に過ぎない。そんなんじゃあ、世界の流れについて行けない!」

 

「スターターの属国だからスターターが進めば我々の国も進む。」

 

「それは今までの話だ!これからは違う!!」

 

「確かに我が王位についたのは保守にも見える。だが、確実に我々、大和皇国(おおわおうこく)も変化している。」

 

 本当に・・・本当に、こいつはダメだ。

 

 こんなにも世界が共鳴しているというのに、こんなにも力を溢れさせているのに、こいつは気づかない。

 

「そんなの妄言でしかない。お前に、その器はない!なぜお前なんだ!?世界に置き去りにされた老いぼれ共が!!」

 

 ビィリッ!ビリビリッ!!

 

 来る!・・・が、弱い。

 

「騙すどうのの話じゃなくて他国に向けて用意した言い訳なんだが・・・お前は名前の意味がわかるか?」

 

「知らんな。わざわざ知ろうともしてないからな。」

 

「長蘇は重祚と掛けて、神は神話の話からとってるんだ。まぁ、こんな言い回ししても伝わらないだろうけど・・・」

 

 重祚ってのは一度王位を降りた者が再び王位につくことだ。神は本当に神話から、神話の話くらい大昔のことなんかからとってる。

 

「1代目神皇鬼王(じんこうきおう)の重祚した存在が166代鬼王ってことだ。」

 

「何を・・・神皇鬼王は天寿を全うし崩御したはずだ。」

 

「確かに肉体は与えられた生命力が尽きて亡くなった。我の本質は悪魔に近い。」

 

 その時の身体はフェダルーツ様に生命力を与えてもらう形で命ある身体であるように演出した。ただ、死んだのは肉体だけだ。その後は魔力で形を作り龍素で補強した肉体を使っている。魔力は大量にあるし龍素も世界が滅びるようなことがない限りは無くならない。

 

「鬼王になるには条件がある。絶対に当てはまってなきゃいけない条件が『自分の正体に気づく。』だ。その時点でお前はダメなんだ。」

 

「訳のわか───」

 

 さ~っとタカヒトの姿が消える。

 

「遊びは終わり。これから忙しくなるんだからさ。」

 

 完全に無くなったとき、薄紫の炎のようなものが見え、すぐ消える。

 

「前はこんなんじゃなかったのにね。」

 

「そうですね。昔は政治や経済、生物なんかの多くの学問に手を出している中で武道も欠かさず行うという努力家という印象でした。役職を与えられたことが影響しているのでしょうか?」

 

 ヨシタカは元々タカヒトの世話係だった。ここにいるとは偶然だが、なかなか面白い運命だ。

 

「さーな。一番気に入ってた学問はなんだっけか?」

 

「哲学でしたね。次に政治、文学って感じです。」

 

「人の考え方に関するような学問を気に入っていながら、考え方が急変するようなことはなかなかないだろうな。」

 

 哲学に触れる中で自分の考え方によく触れるようになる。本気で王位につこうとしていたとはいえ博識は彼が挫折するとも思えない。

 

 付き添いの奉家は幼い頃から一緒にいる関係になるから普段見せない裏も聞くことができる。プライドが高く心が脆いなんてのは聞いたことがない。

 

 逆に謙遜の姿勢が強く、何事にも折れない心を持っていると聞いた。

 

 面倒な奴が敵になってるな。





 初代鬼王である酒呑童子は生きており、現在も再び王位についている。

 酒呑童子=神皇鬼王

 わかりにくい内容で申し訳ありません。ですが、ここで伝えたいのはこれだけです。人物名も一部ありましたがストーリーに影響を与えるほどじゃありません。

 一応キヨコは4000年前から生きています。それは肉体の老化を抑えてるからです。聖人になってるとかではなく、普通の人間です。
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