1話に収めようとおもってたんですが、多くなっちゃいました。ストーリーを考える上でキャラを濃くしちゃうから・・・
一応、認識に誤差が生じないように元の世界、我々の世界を基準にしようとしてたんですが、今回のキャラで崩しちゃいました。まぁ、異世界が基本の世界だからあんまり関係ないでしょうけどファンタジーってことで・・・
あ、長いっすね~
本編どぞ~
俺が子供の頃のことは覚えていたとしても4歳辺りの記憶だ。特異的な人物じゃない限り人間もエルフもドワーフ、ゴブリン、オーガ、巨人族や悪魔であったとしても生まれた頃の記憶は朦朧としてるだろう。
そんな記憶の中で一度だけ見た景色。それは、モンスターが縄張り争いをしていたところだ。
俺が覚えている一番昔の景色はマガイマガドとジンオウガ(ゲームにはありません)が戦っているところだった。
そして、俺が敵対してるのは・・・
「ゥ''オォーーーーーンッ!!(咆哮)」
その時見たのとは色々違うところはあるが、ジンオウガだ。
金色の雷鳴と紫色の雷鳴が鳴り響く景色は絶望的だが、飛び散る火花のコントラストによって美しさも感じられる。
「火力勝負で・・・負けるかよぉ!八卦ッ!!」
鬼・・・ヲホドから発せられる雷は即座にジンオウガを包む。が、ジンオウガを包む雷に相殺される。
ジンオウガからは物理による攻撃が行われる。ヲホドは覚醒時で250cm程度(筋肉の膨張で大きくなる)。15m程のジンオウガと比べれば大きいことはないが、力は互角以上。ヲホドが少しずつ押してる状況だ。
「天命らッ!?すばしっこい奴!!」
ヲホドの雷の流れを感じ、ジンオウガは即座に尻尾で凪払い中断させた。
このまま力で押すことが出来ればヲホドが勝であろう。
だが、そうなっていないのが現状である。ヲホドは生態について詳しく知らないためジンオウガが帯電毛を持っていることを知らない。
モンスターの攻撃にはそれぞれの固有能力の効果を受けているため基本的に耐性は貫通する。
「そのため長期戦になれば負けるのはヲホドの方になる。」
「ッ!?誰だ!」
「はじめましてですね。スターター唯一の政治家でありジャーナリストの近衛
七三分けの髪型で、彼から見て右が七だ。そして、七の方はオールバックで三の方は髪がなく、火傷のような痕とぶつけた痕に縫ったような痕がある。
恐らく60代後半だが、生まれた時から持っている整った顔立ちは健在であり老いを一瞬忘れさせる。
「ウウォオーーーーンッ!!」
「ちょ、雷鳴八卦ッ!」
「うーん、流れがよくないですねぇ。生まれ持った血でおおざっぱな使い方はわかってるようですね。」
「何言ってんだよ、お前!」
カネザネが佇んでいる隣でヲホドとジンオウガは戦闘を続けている。
「紫炎と唱えて下さい。大丈夫、八卦と同じく使い方は身体がわかっています。」
さっきいった通りジンオウガには雷は効かない。氷ほどではないが、火も弱点と言える。鬼王の能力では炎が一番適任だ。
「紫炎・・・」
ボッと音がしてからジンオウガが炎に包まれる。驚き、慌てているジンオウガによって木々に炎が移っている。
「とりあえずば大丈夫でしょう。自己紹介は・・・しましたね。ヲホドさん、まず率直にお願いを申し上げます。私に付いて来てカムラの王になっていただけませんか?」
「───断る!」
アニメや漫画ならばピンチを助けられて物語の始まりとなる時点だろう。だが、状況が違う。そもそも、誘った方が助けられた側であり、彼にその場の発言力などないからだ。
「そうか、少し話しをしましょう。ここは景色が最悪ですからね。」
と、言ってカネザネは歩いて行く。ヲホドが付いて行く必要はないが付いて行く。本能といった野性的なことや気掛かりなことがあるわけでもない。カリスマというのだろう。ヲホドは付いて行った方がいいと感じたのだ。
「さっきの戦いは凄かったよ。」
「どうも、あんたの言葉がなかったら負けてたんだろうけどな。」
「あれの扱う雷は半端なかった。マスターはくだらないだろう。」
「マスター?」
「魔王はわかるかい?それを超えるくらいがマスターだ。観察させてもらっていたが、傷痕も多く見られた。修羅場も何度か通ってきたことでしょう。」
「なんとなく想像はついたが、それとさっきの勧誘は関係してるのか?」
「結論を先に言ったせいでせっかちになってるのかな?関係はないね。君は、自分の血について知ってるかい?」
「親父が『この血はいつか求められる時がくる。きっとカネザネさ───』ぁ?」
『きっとカネザネさま辺りが来るだろう。諸外国へのこちら側からの対応や国内の政治的行為になり得ることはあのお方がやられてたからな。』これが続きである。
カネザネ、近衛 兼真は同一人物ということなのだろう。
「私の頼みが聞き入れられていてよかったです。それも、こんなに才能ある子孫を残してくれるとは思ってませんでした。」
雨は去り、解散しつつある雲から光が降り注ぐ。その光は寝ようとしてるのか、起きようとしているのか、緊張状態にあった彼らにはわからない。
大まかな経歴
近衛 兼真(このえ かねざね)
年齢、不明(計算が面倒くさい)
近衛篤麿の子として五男に生まれた。政治を勉強し政治家として育てられるが軍人になることを希望。帝国大学に進学し一年留年(研究に没頭して単位がたりなかったため)するが、無事卒業。軍に入り親の意向あってか東久邇宮 稔彦王の下に入る。太平洋戦争が始まると東條内閣と対立し前線へ左遷。前線にて石油採取可能地域を占領する事に成功。親の意向もあり隊を入れ替えることで帰国。東條内閣と再び対立するが左遷はなく意見を潰されるだけで終わった。その後は兄の文麿らと和平に動くが、敗北に終わる。東久邇宮内閣にて初入閣。その後総理大臣に~~~。
44代45代47代54代目内閣総理大臣に就任。
下のはこの世界の総理大臣。()は在職期間。
43、東久邇宮 稔彦王(62)
44、近衛 兼真(341)
45、近衛 兼真(83)
46、吉田 茂(529)
47、近衛 兼真(833)
48、吉田 茂(763)
49、吉田 茂(1187)
50、幣原 喜重郎(311)
51、吉田 茂(203)
52、鳩山 一郎(427)
53、近衛 兼真(1036)
54、近衛 兼真(146)
55、鳩山 一郎(111)
56、石橋 湛山(72)
57、岸 信介(528)