んー、特に書くことないっすわ。
一応酒呑童子は登場します。エマンヤ教の役職をそこそこ書くのでそれに比例してフェル陣営も多くなってます。
本編の世界線(リムル転生時)から約4300年ほど前の頃、スターター神王国と現在の東の帝国の間にあった小国がスターター神王国に吸収された。
現在のトーホー砦、カムラだ。
この頃から約200年経った頃、小国の王家の血筋。
正確には二世代離れた子孫が産まれた。
彼はショウと名付けられた。
彼がまだ5歳の頃、カムラの領主的存在である叔父が病にかかった。
叔父には後を継げる子がおらず、ショウの祖父が後を継ぐこととなった。
これによりショウもいずれ後を継ぐ事が予想され厳しい教育期間が始まった。
ショウが10歳となる頃、ある噂がたっていた。
それはショウは祖父の子であるという噂だ。
ショウは酷く父と似ていなかった。代わりに祖父の若い頃と同じような男らしい少年だったようだ。
ショウの父は母親似であり、中性的な顔立ちにそんなに高くない身長で美少年と言われていたそうだ。
これによりショウは叔父子と呼ばれ、酷く敬遠されたそうだ。
祖父の次の領主にはショウが 挙げられた。
理由は、国ではなくなったものの血筋を大切にしていた国柄であった。
故に、母親似であったショウの父は一族の血が薄いとして候補に挙がらなかったのだ。
ショウが16歳となる頃、祖父が亡くなった。
領主となるのはショウのはずだが、家としてはショウの父がトップであった。
祖父という枷を無くした家にて強権を握っていた。
まず父は万が一皇后として祖母が権力を持たないように彼女を暗殺させた。そしてショウとショウの母を家から追放し自らの子と確信のある子を領主として、その子を産んだ側室を正室とした。
領主となった子はまだ2歳であった。
そのため、父が実質的に権力を握る形となっていた。
これに納得するはずがなく彼は謀反を企てた。
一部の領民は現状を理解し、謀反に協力した。
・・・しかし、領主認定は国家としてフェダルーツも承認していたものだった。
フェダルーツはもちろん何があったのか理解していた。
しかし、権力を振りかざす者とはならないとしていたフェダルーツはこの事を黙認するしかなかった。
そしてこの領主もフェダルーツが任せているという形のため国家への謀反として諸外国への威厳の為にも父の方に味方するしかなかった。
国家への謀反ということになっており、贔屓する事はできず国外追放となった。
ショウは領主としての教育には文学も武道もあった。
そのため、ショウと母は帝国へと流れて、軍職に付いた。
ショウは指揮官としても、兵士としても戦果を上げ昇格していった。
しかし、それを妬んだ者たちによってスターターの者であることを理由にスパイだとして軍から追放、処刑される事となった。
23歳の出来事である。
「───ごめんなさい、ごめんなさぃ・・・アナタをこんな家に産んで・・・」
四日後、彼らの処刑の日である。
元スターターの国民の為、スターターに承認を貰うために少し時間がかかった。
上の言葉は母が最後に残した言葉である。
不倫したからの謝罪なのか、哲学的な考えによる謝罪なのか、そんな事はどうでもよかった。
彼女は唯一信用できる肉親なのだから・・・
彼らを処刑する者は父と手を組んでいた。
ショウの処刑の許可が出たのはスターターではなく元小国へと承認申請が行っていたからだ。
そしてショウは小国にて処刑されることとなっていた。
全員が自分の欲望に貪欲で、それ故に全てを挫かれた。
スターターでは父を領主とすべきだと言われていたのに祖父はショウを推薦した。
父に対抗すべく挙兵したときは恩賞目的の者もおり、負けが見えれば直ぐに裏切る。裏切らない者もいたが2割にも満たなかった。
自分の職が不安定になれば正当な嘘を示し、蹴落とす。
「────この世界を滅ぼす大魔王となり、王位をとって神へと返上し、職権を民となそう!」
ショウはこの言葉を残して亡くなった。
10年も経たぬ頃、酒呑童子と名乗る鬼が現れ元小国の王族を殺し、帝国の将軍位にいたものを何名か殺害した。
一説によると、酒呑童子こそが悪魔と契約を結び、大魔王となったショウの生まれ変わりの鬼ではないかと言われている。
酒呑童子は領地での権力を神たるフェダルーツに返上し、帝国と戦争を行い、帝国で一部の者が戦犯として軍から追放されたと言われている。
この戦争を宣言なしで仕掛けたらしく国家関係をややこしくしたとかしてないとかお茶目な話も残っている。
今も鬼王として自らが使える神の土地を見守ってるとかいないとか・・・
これがカムラの里長のルーツに関する伝説である。
わかる人にはわかるかもだけど、これは日本三大怨霊を混ぜ合わせた感じに書いてみました。
権力争いって凄いですよね。権力の為に道徳を捨てるほどなんですから。